真鶴駅でそのまま帰る組と、何処かの温泉に浸かってから帰りたい組とに分かれ、さして汗を掻いていない小生も後者に加わってとりあえず駅を出る。この界隈で最寄りの湯といえば、先ず箱根湯本が頭に浮かぶが、そう云えばもっと近くに温泉があったっけと思い出す。
くまちゃんは「小田原温泉八里」は初めてだと云うので、久しぶりに覗いてみようかとなった。もうかれこれ5年半ぶり(前回は2015年4月4日)。その時の印象がかなり強かったので、その後二の足を踏んでしまったのか、いつの間にかずいぶん経ってしまった。
真鶴駅前からタクシー(客待ちのタクシーが居らず電話で呼んだ)に乗り、「小田原温泉八里」に乗り付ける。辺りは鈴廣かまぼこ関連の建物が並んだ観光地なのに、ここだけ別の空気が漂っている。佇まいは全く変わっていない。寒村の公民館のような風情がそのままなのは何やらうれしい。
中も全くそのまま、事務員のような女将さんも(たぶん)そのままだったが、何だか爽やかであっさりとした応対。口喧しい姑らしさ(我々の勝手な妄想だったか?)の片鱗も見せない。「(ここに)入ったことありますか?」との問いに「ええ」と答えたせいかも知れないが。
「待ち合わせ場所は『箱根ビール』で」と申し合わせた後、男湯へ。風呂場も全くそのまま。温泉の質はやっぱり極上。さっぱりしたあと休憩室を覗くと、女将さん曰く「(コロナ禍のせいで)今は使えないんです」と。お上のお達しでそうなっているらしく、おかげで売り上げが下がってしまって「こまっているんです」ということだ。
それはそれとして女将さん、饒舌だし物腰も柔らか。やはり5年半前とは大違いで、同じ人なのか疑わしいくらいだ(たぶん、同じ人だと思うけど)。お世話になりました、と靴箱へ向かうと呼び止められ、これあげるね、と鉄+コラーゲン入りのココア味ウェハースをくれた。小生の健康を気にしてくれたのかも知れない。
くまちゃんは「小田原温泉八里」は初めてだと云うので、久しぶりに覗いてみようかとなった。もうかれこれ5年半ぶり(前回は2015年4月4日)。その時の印象がかなり強かったので、その後二の足を踏んでしまったのか、いつの間にかずいぶん経ってしまった。
真鶴駅前からタクシー(客待ちのタクシーが居らず電話で呼んだ)に乗り、「小田原温泉八里」に乗り付ける。辺りは鈴廣かまぼこ関連の建物が並んだ観光地なのに、ここだけ別の空気が漂っている。佇まいは全く変わっていない。寒村の公民館のような風情がそのままなのは何やらうれしい。
中も全くそのまま、事務員のような女将さんも(たぶん)そのままだったが、何だか爽やかであっさりとした応対。口喧しい姑らしさ(我々の勝手な妄想だったか?)の片鱗も見せない。「(ここに)入ったことありますか?」との問いに「ええ」と答えたせいかも知れないが。
「待ち合わせ場所は『箱根ビール』で」と申し合わせた後、男湯へ。風呂場も全くそのまま。温泉の質はやっぱり極上。さっぱりしたあと休憩室を覗くと、女将さん曰く「(コロナ禍のせいで)今は使えないんです」と。お上のお達しでそうなっているらしく、おかげで売り上げが下がってしまって「こまっているんです」ということだ。
それはそれとして女将さん、饒舌だし物腰も柔らか。やはり5年半前とは大違いで、同じ人なのか疑わしいくらいだ(たぶん、同じ人だと思うけど)。お世話になりました、と靴箱へ向かうと呼び止められ、これあげるね、と鉄+コラーゲン入りのココア味ウェハースをくれた。小生の健康を気にしてくれたのかも知れない。