明けましておめでとうございます。本年こそより良い年でありますように。

-------------------------------------------------------------------------------
盛岡2日目は朝3時に起きるつもりだったが、ふと気が付いたら3時20分。危ない、危ない。山に行く日は普通、早くても3時半が起床時間のせいか、昨日はよく呑んでよく喰ったにせよ、なかなか身体が対応できないのかも知れない。ともあれ急いで支度をしたら、フロントでチェックアウトし、タクシーに乗車。菊丸は頭痛なのでホテルで寝ているという。
天気予報で知っていたとはいえ、今日もやはり愚図ついた空模様。馬返し登山口からはレインウェアを着て出発(山行記録はこちら)。寒冷前線がそのうちに通過する筈と思っていたら、2.5合目を過ぎることから案の定、本降りの雨。この先進んでも良いことが無さそうなので、思い切って引き返すことにした。
途中、あまりの雨で立ち尽くした儘の相合傘カップルや、合羽も着ていない軽装若者グループなどもいて、「それじゃ無理なんじゃない?」と思わず声を掛けようと思ったがやめにした。云わなくても、森林限界を越えたら気が付くだろう。
帰りは早い。あっという間に登山口のキャンプ場に戻り、東屋でタクシーを待つ。その間、これから鞍掛山に登るつもりだが雨で逡巡していた地元男性としばし雑談。訊けば、網張温泉のロープウェイで働いているとのこと。我々は岩手山を敗退し、そのロープウェイに乗り損なったんです、と返す。
タクシーに乗ったら、「喜盛の湯」に行こうと思っているけど他にいい所ありませんか?と運転手に訊くと、「開運の湯」の方が近いし、お勧めだというので、じゃあそこでお願いしますと「開運の湯」へ向かう。ここは朝6時半から開いているという。ちなみに「喜盛の湯」は朝5時からだった。何故か盛岡の人たちは随分早起きだ。
「東横イン」で菊丸(幸い、頭痛は回復したとのこと)をピックアップしたら、「開運の湯」は雫石川を渡ってすぐのところ。入浴料は早朝割引が利いて530円とお得(通常は660円)。まだ9時過ぎだが、結構客がいる。ここの温泉にはラドンが含まれているらしい。湯船に浸かると丁度いい湯加減、身体がジワリと融けるようで気持ちいい。真夏でも雨中の岩手山は、それなりに身体が強張っていたようだ。温まったおかげで、岩手山を敗退したにもかかわらず、湯上り後の朝ビールは美味かった。

079 【第2日目】岩手山馬返し登山口。

080 ここにはキャンプ場がある。

081 今日も岩手山はガスの中。

082 こんなところがあった。

083 ちょっとだけ眺めが良いところ。

084 明るくなってきた。

085 まだ0.5合目。

086 1時間歩いてようやく1合目。

087 階段。

088 こんな岩にだって名前を付けている。

089 振り返るとこんな眺め。

090 ホツツジ。

091 この先はこの花が目立った。

092 火山弾が積もった径。

093 雨が降っているが下界が見えた。

094 湿度は高い。

095 2.5合目からは新道をチョイス。

096 ここで引き返すことにした。

097 径はたちまち川となる。

102 身体が冷えたのでここで温まることに。

DSC_0580

DSC_0581

DSC04890