「横手館」に泊まった翌日はピーカンで、暑いほどのいい天気。まっすぐ家に帰るのも勿体ないので、群馬県内をちょっとだけ観光して、どこかでランチしていくことにした。とりあえず車を走らせながら、手近なところで観光できるとこがあるか暫しネット検索。
宿に最寄りの観光場所となると榛名山だが、運転が面倒なのであっさり却下。候補に挙がったのは、「伊香保グリーン牧場」というところ。伊香保温泉に至近なのでとりあえず行ってみることにした。午前9時から開園なので丁度いい。入園料は1,300円。こんなものかなと入ってみる。
園内マップを見ると、以前入ったことがあった品川にある現代アートの「原美術館」の、別館「ハラ・ミュージアム・アーク」があった。「伊香保グリーン牧場」とセット料金で1,800円だった。こっちでも良かったかも知れないと一瞬後悔したが、考えてみれば「原美術館」は建物(とカフェ)こそ洒落ていて良かったものの、肝心の展示作品(現代アート)はやっぱりちょっとついていけないなあ、って感じだったのできっと正解だ。
駐車場には、時間が早いせいもあるかも知れないが、殆ど車が停まっていない。これも新型コロナのせいかな。ここにいる動物は、ポニー、やぎ、うさぎ、ひつじとシープドッグと、かなり庶民的な取り揃え。じゃあシープドッグショウでも見るか、と思ったが11時30分からということでちょっと時間があり過ぎるので断念した。
代わりに、ひつじを眺める。眺めていると平和な気分になるが、いざカミさんがエサやりをしようとすると、他のひつじを押し退けたり、圧し掛かったりしながらエサに殺到する。君たちの世界も大変だね、と同情した。
「伊香保グリーン牧場」を出て、そろそろランチは何処にしようかと考えているうちに、偶々「榛東ワイナリー」なる看板が目に入った。こんなところにワイナリーがあるとは知らなかった、と入ってみる。工場は入れなかったが、売店があった。他に客は誰もおらず、店員(もしかして女将さん?)がいたので試飲させてもらう。マスカットベリーAの赤やデラウェアの白などはどれも比較的フルーティーな香りで、甘めな口当たり。小生の口にはやや合わない感じだったが、折角なのでマスカットベリーAの赤を1本買った。

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