「都留アルプス」から下りて「バーミヤン都留店」でひと心地ついた後は風呂。最寄りならば、2006年の時に入った「湯ノ沢 渓山荘」があるが、今は日帰り温泉をやっていないらしい。なので、次善となると歩いて行けない距離に銭湯の「泰安温泉」、その先は都留市駅傍の「より道の湯」だ。
前者(入浴料430円)は、2015年にリニューアルされてからは入ったことが無かったので、どう変わったかちょっと関心があったが、後者(入浴料1,000円)は小生以外入ったことが無く「行ってみたい」と皆が口を揃えるので「より道の湯」で決まり、早速タクシーを呼ぶことにした。
小生はほぼ1年ぶり。その時は併設されているホテルに泊まったので、自分にしてはのんびりと入った。2度目でも、この建物はちょっと風変わりに感じる。まるで元々、倉庫にしようと思っていたのに、突然気が変わって、日帰り温泉に変更したように見える。出入口は、倉庫の通用口そのものである。
でも中に入るとそんな違和感は特に感じない。受付で1,000円を支払って、バーコードが付いたリストバンドを受け取り、2階の風呂場へ。混み合うほどではないものの、そこそこ客は入っている。地元の人なのか、県外からわざわざやって来たのか分からない。ちょっと寒いが気合を入れて露天風呂にも行ってみた。
風呂から上がったら、1階の食事処へ。こちらには客は殆どいない。時間も時間だし、ビールを呑む輩が全く見当たらないのは、駅前にあるとは云ってもやはり自家用車族ばかりということだろう。せっかく駅前に建てたのに、当てが外れたかも知れない。一方、我々は公共交通機関利用族なので遠慮なくビールを呑もう。お品書きを見れば一品料理は結構豊富だが、後のことも考えてフライドポテトだけにしてみた。呑んで喰って支払いを済ませて外に出ると、また何となく倉庫かガレージから出たような気がした。

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