山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2020年07月

今回は忘年山行第1弾。西伊豆の民宿に泊まって海鮮料理で一杯のついでに、伊豆の山旅とプチ観光をしようという狙い。1日目は達磨山から金冠山まで縦走する計画だったが、折角富士山の大展望が期待できるコースなのに肝心の天気がいまいち、そこで2日目の計画と入れ替え、3年前の沼津アルプス(香貫山から大平山まで)縦走で歩き残した、大平山から東の奥沼津アルプスを辿る山旅にした(山行記録はこちら)。アップダウンの激しさは大平山以西と似ているが、ワイルド観と、突然、大嵐山(日守山)で開ける眺望という点では、大平山以西に勝るとも劣らない充実感を味わえた。天気はいまいちだったのに、丁度天気が少し回復し、遮るものが無い富士山が目の前に見えたのはラッキーだった。
大嵐山から下ったあとは、原木駅から伊豆箱根鉄道駿豆線で北上し、三島広小路駅から路線バスで移動、柿田川湧水群を観光した。湧水を眺めると、夏だったら暑さを癒してくれるが、この時期は神秘性、普遍性を感じさせてくれるし、冬でも豊富な湧水量に驚かされる。第1展望台には売店があって、そこにいらしゃった、この湧水群を再生させたナショナルトラスト運動の立役者たる方(下川原 里見氏)が、懇切丁寧にガイドしてくれた。さっきカワセミが来ましたよと、写真を見せてくれた。
そのあと再び駿豆線を南下して、次は韮山反射炉を観光するが、最寄駅から路線バスが無いのでテクテク歩く。山から下りた後はすっかり小学校の移動教室的にあちこち移動となり、山から下りたことを忘れてしまう。途中に延々とビニルハウスが並んでいるが、その中身はどうやらイチゴ栽培らしい。
実は韮山反射炉を生で見るのは生れて初めて。初めて見る人にとって、果たして立派かショボイかは、見る前の心構えによって異なるだろう。小生は、所詮江戸時代に造ったものだからチンケ(って元々は博打用語らしい)なもんだと想像していたせいで、随分立派なものに見えた。
入場料を払うと、炉内を見られるらしいが、我々は外観だけで十分満足。ここまで来た理由のひとつは、隣にクラフトビールレストランがあること。いちおう反射炉を眺めたらさっさと店に入る。4種類のクラフトビールがあったので、全てをテイスティング。個人的には苦みが利いたアメリカンペールエール(早雲)が気に入った。

DSC03338

DSC03340

DSC03342

DSC03348

DSC03356

DSC03358

DSC03359

DSC03362

DSC03364

DSC03371

DSC03381

DSC03382

DSC03383

DSC_0291

DSC03386

DSC03387

DSC03388

DSC03389

DSC03390

DSC03391

DSC03392

DSC03393

DSC03394

DSC03395

今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、もう忘年会。月いちの呑み会となると当然ながら年に12回、そう考えると結構な回数だが、(体内時計の遅れによって)毎回次の呑み会がやってくるのがどんどん早くなっているので、あれっ、もう忘年会だっけ?となる。
でも昨年は12月までインドネシアに出張していたので、この「オヤジツアー」としては2年ぶりのはずだ。今回は秋葉原と浅草橋の間にある「酒菜家」で、2度目の入店。ついこの間かと思っていて、調べてみればこれまたかれこれ2年ぶり。まったく光陰矢のごとしで溜息しか出ない。今回は4人なので小じんまりした忘年会となった。
この店に来たからには、呑み放題(料理別1,390円税込、以下同様)を頼むのが極めてリーズナブル。これでじょっぱり(純米)、天ノ戸(純米)、南部美人(本醸造・生)、くどき上手ばくれん(超辛口)、乾坤一(純米)、一ノ蔵(無鑑査辛口)、大七(生酛純米)、八海山(本醸造)、久保田(千寿)、黒龍いっちょらい、駿(純米)と、11種類の地酒が呑めることになる。
だいたい2合呑めばもう元が取れる勘定なので、呑み放題と云え、安心して呑めるのがうれしい。だからという訳ではないが、やっぱり最初はビールだろうと呑み放題と別料金で生ビール(480円)でスタート。安く呑める理由は人件費が安い(≒従業員の給料が安い)せい?と感じるのは、店員の大部分が中国系又は東南アジア系外国人であること。彼らにとって日本酒の種類を覚えるのは難儀だろうなあと思う。
つまみは結構いろいろ頼んだので、しめてなんだかんだひとりあたま4,300円(つまり料理は2,910円/人)になった。でも酒も料理も美味かったので満足、またそのうちやって来たい。

DSC_0282

DSC_0283

DSC_0284

DSC_0285

DSC_0286

DSC_0287

DSC_1502

今宵は久しぶりの大学プチ同窓会。幹事のアユラシが予約を入れた場所は、丸の内サピアタワーにある「パパミラノ」というイタリアンレストラン。住所は丸の内だけれど、場所は八重洲側で、東京駅日本橋口を出たところのすぐ左側にある高層ビルの3階にある。
このビルの上層階にはホテルメトロポリタンがあって、東京駅を発着する新幹線を眺められるその名も「トレインビュー」の部屋があるのが(一部の鉄ヲタの間で)有名である。しかし個人的には、目当てが新幹線じゃあちょっと食指は動かない。やっぱりブルートレインなどの夜行列車(もっと云えば機関車が客車を牽引するスタイル)ぐらいじゃないと。でももう定期列車は電車スタイルの「サンライズ出雲・瀬戸」ぐらいしかなく、それも東京駅から西へ向かうため、「トレインビュー」ルームからは見えない(はず)。而して、この部屋に泊まる可能性は今のところゼロである。閑話休題。
チェーン店である「パパミラノ」は割と店の規模が大きいことから、会社の呑み会に使われることが多いような気がする。実際のところ、ここ「サピアタワー店」には何年か前に入ったことがあるし、他にも「東京国際フォーラム店」にも入ったことがある。
予約は19時だったのだが、早めに行っても大丈夫だろうと(和尚を除く皆が)行ってみると、店員に未だ先客がいるので待ってほしいと云われ、結局7時まで店の入口で待たされた。広い店なのに、時間的隙間が無いほど予約が入っているようでちょっと吃驚した。
やがて19時になったので窓際のテーブルへ案内される。3階に過ぎない割に眺めは良い。予約してあったのは、4,200円3時間飲み放題セット。料理は十分な量が出て来るし3時間もあるので、ゆったりと呑んで喰った。店を出た後、日本橋の中心街を歩いて抜けると、煌びやかにデコレーションされていた。もう12月なんだ、と気が付いた。

DSC_0274

DSC_0275

DSC_0276

DSC_0278

DSC_0279

↑このページのトップヘ