山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2020年07月

今年の初登山は簡単な山にしてみようと、富士急行線沿線の「都留アルプス」をチョイス。これまで各地のご当地アルプスを登ってきたが、比較的駅から近いところにあるケースが多い。この「都留アルプス」も、都留市駅からそのまま歩いて登れる。都留市街の裏山のような位置付けにあるので、都留市民だったらうっかり寝坊した休日、起きてみたら、しまった、いい天気だ!と思ったとしても、まだ余裕をもって縦走できる筈である。
駅から1時間ほど歩けばもう稜線に出られる手軽さだけど、その先は、〇〇アルプスと名前が付いたところの共通事項通り、やはりアップダウンが結構激しいので呑気に歩く感じではない。径はしっかりしている。所々、富士山の頭が見えたり、三ツ峠山や鶴ヶ鳥屋山、本社ヶ丸などの周囲の山々を望めるところもあり、市街地を見下ろしたりと、アクセントも利いている。
本来の「都留アルプス」は尾根の途中から十日市場駅方面へ下ってしまうので、それではやや物足りないと尾崎山に向かって逸れることにした。すると途端にワイルドな踏み跡になる。こちらを「都留アルプス」に組み入れなかったのは何故だろうと考えていたが、些か一般向けには相応しくない感じか。
尾崎山へやってきたのは2006年以来だ(その時の記録はこちら)。証拠写真を撮ったら、あとは最短コースを下るだけ。2006年の時はうだるような暑さで、フラフラになりながら「すかいらーく」へ倒れ込みビールを呷ったものだが、その「すかいらーく」も今は「ガスト」に変わり、それよりも手前に「バーミヤン」が出来ていたので、今日はこちらへ入店。
季節柄、汗は大して掻かなかったけれど、それでもやっぱりビールは呑みたい。それにせっかくの「バーミヤン」なので焼き餃子なども注文。汗が引かないうちのビールは、今年も止められそうにない。

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「兜家」の元旦の朝食は午前8時からだが、普段と変わらず5時ぐらいには目が覚めてしまったので、布団の中で暫し読書(電子書籍)。寝る前だと2、3ページ読むともう眠くなってしまうので、個人的には朝のこの時間が一番捗る。今年もそんな一年になりそうだ。
朝風呂に入ってから徐に朝食、でもその前に餅つきを実演するので見ませんか、と宿の人に誘われたので行ってみる。場所は茅葺屋根の母屋。餅つきなんて見ることはこのご時世、確かに無い。ついた餅は朝食にお出ししますよ、と。夕食は部屋食だったが、朝食は大広間。そこで初めて他の客を目にした。我々以外に数組、皆、家族連れのようである。餅は雑煮ではなく、からみ餅となって出てきた。つきたての餅を喰うのは随分久しぶりだった。
宿をのんびり出て、数馬10時7分発のバスに乗車。客は我々2人だけ。武蔵五日市駅に着いたら、そのまま五日市線に乗り立川に出る。そうこうしているうちにもう昼時。朝飯が遅かったので、それほど腹は減っていないが、このまま家に帰るのはちょっと間が持たない感じ。さて元旦に、立川で開いている店が何処にあるだろうか。
とりあえず西口に出てみると、目の前の店が開いているようだ。ここでもいいかな、とカミさんに確認し入店。「ステーション・カフェ・バーゼル」という名の洒落た店、山の帰りに西口に出ることは無いので、今まで気が付かなかった。結構広い店で、壁が皆、ガラスなので明るく開放的だ。
メニューを見ると、ランチタイムでもディナータイムと同じ料理がいくつか供されているらしい。それだけでこの店、なかなかポイント高い。呑み物も色々揃っていて、クラフトビールも何種類かある。折角なので、最寄りの石川酒造のクラフトビール「多摩の恵」(グラス大950円)をいただくことにした。今年の元旦もやっぱり昼酒で始まった。

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今年の年越しの宿と決めたのは、檜原村のどん詰まり、数馬にある「兜家」。武蔵五日市から乗ったバスは、我々を含めて4人。他の2人は一見、若者カップルのようだが、女性はどうも日本人ではなさそうだし、男子はなんとなく連れてきただけのような態度。こんな大晦日の山の中で、不思議な組み合わせに見える(勝手な妄想です)。彼らは途中で降りていった。何処へ行くのだろう。どうでもいいけど。
終点の数馬バス停から宿までは暫し上り坂があって、歩いて15分ぐらいかかる。途中には22品膳で有名な「三頭山荘」があるが、人影は全くないので果たして営業しているのかどうかと訝しい感じ。やがて目印の茅葺が見えてくる。
茅葺屋根の宿という触れ込みの兜家旅館、しかし泊まった部屋は新館なので、和モダン。茅葺屋根の建物に泊まれるのかと期待していたのでちょっと残念。でも部屋に囲炉裏が切ってあるのでまあ良い感じ。部屋にテレビが無いのは、先の「星のや」もそうだったし、同じく大晦日の晩でいえば箱根の「俵石閣」に泊まって以来だ。
訊けば大部屋に大スクリーンのテレビがあるというので、夕食の後、生ビールを持って行ってみると、誰も居なかった。他の泊り客の皆さん、紅白歌合戦を見たいとは思わない様子だ。それともここに来る輩は抑々テレビが無いことを求めているのか。分かっちゃいないのは我々だけかも知れない。カミさんはおしまいまで見たようだが、小生は10時前に就寝。
夕食は(朝食も)可もなく不可もないが、宿の雰囲気は佳し。何となく、ハードウェア(設備、料理)はちゃんと揃っているのに、ソフトウェア(ホスピタリティ)がそれに追いついていないという感じがする。ということでやや残念。ついでに云えば、トイレにビール瓶の装飾(というか、オブジェ?)はいらないと思う。

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今年も早、大晦日。この頃、大晦日の晩は家にいないことがパターン化してきていて、今回も雪見酒にしようかと思っていたが、カミさんが「近くが良い」と云うので新幹線や特急電車も使わなくて済む、奥多摩に出かけることにしてみた。奥多摩へ来たのに山に登らないケースは極めて稀、もしかすると生れて初めてかも知れない。
下りた駅は武蔵五日市。週末、この駅前にうろついている人の殆どは山姿だが、着いたのが昼下がりのせいかそんな姿は見掛けないし、そもそも人影も疎ら。大晦日にこんなところをブラブラする人なんているはずもないか。
これから乗るバスの時間まで随分あるので(ピッタリのタイミングで来るつもりが、やっぱり早め早めの行動が身に染み付いているので、大抵こういうことになる)、何処かで時間潰しが必要。しかし、こんな日に開いている店なんて、それこそ蕎麦屋ぐらいではなかろうか。
こんな時間に蕎麦を喰うと夕食に差し支えるから困るな、などと考えながら駅前をぐるっと見渡しているうちに、そういえば、あそこに喫茶店があったはず、開いているかどうか見てみようと思い、五日市街道を渡ってみる。
果たしてそこにあったのは「山猫亭」、しかもどうやら開いている。早速店に入ると、やはり先客はなし。開いている方が珍しいだろう。店内はちょっとメルヘンチックな山小屋風。現れた店主は、もの凄く腰が低い。こんな日にやって来た客だから、という訳でもなさそう。メニューを見ると、ビールがあったので有難く注文する。山から下りてきて、チョットだけ電車の時間まで間があれば、サッとこの店に寄ってビールを呷るのも良いかも知れない。

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光陰矢のごとし、もう今年の山もこれで終わり。年越し蕎麦という風習は鎌倉時代から始まったらしいが、地域によってはだいぶ様変わりしているようで、年始に蕎麦を食べるとか、蕎麦の代わりにうどんを手繰るなどという地方もあると聞く。しかし様式は変わっても、一年の節目のひとつであるということは同じようである。我々も四季を通じて山に登るせいか、何かと季節的なイベントにひっかけて一杯やるネタにしようと画策することが多い。そのひとつが年越し蕎麦だ。
仕事による海外出張に引っ掛からなければ、このところ何年かは西所沢の「久呂無木」がその会場だった(直近はこちら)が、横浜在住のWoodyさんが「西所沢から帰るのが大変」と仰るし、蕎麦を手繰る前に登る山(云わば蕎麦前の前)が秩父界隈ではだいぶ少なくなってきたということもあって、それならば丹沢の山で締めようかということになった。
本厚木界隈にも目ぼしい蕎麦屋はいくつか見つかったが、駅の周辺でかつ大人数で予約ができるとなると限られてきて、それに適う店が「十日えびす」だった。馴染みのないネーミングだが、関西では一般的な行事らしい。この店の主が関西育ちなのでこんな名前になったのだろう。煮物料理の名前に「○○焚き」などと使うところも関西風。
駅から数分の距離、雑居ビルの2階に「十日えびす」はある。夜の部のみ参加のこのちゃんを含め、総勢11名で大宴会を開始。他にももうひとグループの予約が入っていたので、今日は貸切状態。普通の蕎麦屋にないメニューが豊富で、皆で大いに舌鼓を打ったし、日本酒も地元厚木の「盛升」を堪能した。もちろん、締めはもりそば。また来年もよろしく。

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2019年の登り納めはとなったのは相州アルプス。2年半ほど前に荻野高取山から仏果山まで歩ている(その時の記録はこちら)ので、今回は半原高取山から仏果山まで歩いてみることにした。本厚木駅から終点の半原BSまでバスに乗り、ここからスタート。でもそのまま歩いて登るだけでは詰まらないので、宮ヶ瀬ダムのインクラインに乗ってみることにした。こうなると大人の遠足。今日は抜群にいい天気だ。
インクラインは10時30分から運行開始なので、それまで山麓駅前(ダムの底)でぶらぶら。ぽつりぽつりと観光客が現れるが、皆、インクラインを待たずにエレベータでダムに上がっていく。結局、始発のインクラインに乗った客は我々だけ。実際に乗ってみた限り、ここまで来てこれに乗らない手は無いと感じるほど楽しい。
山頂駅(ダム上)からが本格的に山登り。見る見るうちに、眼下に宮ヶ瀬湖の全貌が広がる。青緑色がかって濁っているのは、先の台風19号の影響が未だ残っているせいかと思われる。半原高取山の山頂には仏果山と同様、とても立派な櫓式展望台がある。丹沢には割とこのような櫓が多い気がする。おかげで確かに眺望は申し分ない(今日は甲斐駒ヶ岳まで見えた)が、わざわざ金を掛けてここまでの設備が必要なのかと、一寸考えさせる。少なくとも、奥多摩にはこの手の設備は、三頭山の東峰ぐらいか。そう云えば、奥武蔵の丸山にはもっと立派な展望台があったっけ。神奈川県と埼玉県はこういうことに熱心だ。
革籠石山を経て土山峠まで下ったら、バスで厚木方面へ戻る。今日は殆ど汗を掻かなかったが、やはり風呂に寄ることにする。本厚木駅まで戻る途中にあるのは、市街地にあるスーパー銭湯「湯花楽」。バス停からちょっと離れている。ここは1時間利用の場合で、タオル付で980円(土日一般客向け料金)とちょっとお高い。小生にとって1時間は全く問題ないが、ゆったり入りたい人間にはやや短いかも知れない。

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この頃、少しだけハシビロコウの動画に嵌っている。動かない鳥の代名詞のようなハシビロコウだが、投稿されている動画は思いのほか、動きがあってその意外性が面白い。それに普通の野鳥には無い、その頭(含、くちばし)の大きさが面白い。
そもそも大きな鳥であることは間違いないが、その身体に不釣り合いなほど更に大きい頭とのバランスに、リアリティがあまりないというか、アニメキャラクター的な面白さを感じてしまう。日本に居たら想像できないけれど、こんな鳥が普通にいるアフリカはやっぱり遠い世界だ。
日本では掛川花鳥園の"ふたば"が動画サイトで人気もののようだが、調べてみれば上野動物園にも何羽かいるらしい。いつもの定期検診のついでに、出かけてみることにした。その前に、その近所でランチしようと、カミさんが予約を入れたのが「コーダリー」というフレンチ。
帽子が飛ばされそうなほど風が強い日で、しかも北風なので歩いていると凍えて来る。「コーダリー」は不忍通りから一本西へ入ったところで、周りは住宅ばかり。看板がやけに控えめなので、店の目の前まで来ないと見つからない。店は階段を一寸上がった中二階のようなところにある。コーダリー(Caudalie)とはフランス語で「余韻」という意味らしい。
2,800円のランチを予約してあった。ここはシェフではなく、ソムリエ(近藤啓介氏)がオーナーという、ちょっと珍しい店。ソムリエがキビキビとしていて、店内のゆったりしている雰囲気にちょっとアクセントになっている。グラスワインを2種頼んでみたが、ブドウの品種や畑、造り手の特徴などを、掻い摘んで解説してくれるところが小気味いい。料理は勿論美味いが(味付けは極めて控えめ)、ソムリエのホスピタリティが印象に残る店である。

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「キリンシティ高崎店」を出た後、案の定というか酒で気が大きくなったせいで、在来線で帰るか一瞬も悩まず、新幹線乗り場へ移動する。在来線(上野東京ライン)だと88分かかる(高崎15時36分発、大宮17時04分着)のに対して、新幹線だと24分しかかからない。この64分差を金で解決すべきかが、しらふだったら判断が変わるところなのだろうが、我々には最早、そんな損得勘定は無理なのである。
切符を買った後はNewDaysで、この頃恒例になった500ccペットボトル入り「上越線ビール」をゲット、今日はD51にしてみた。15時38分発の上越新幹線「とき326号」に乗車する。今日は日曜日なのだが、乗車率は半分程度。所要時間24分は流石に短く、つい話に興じていて、気が付けばまだ半分しか呑んでいなかったので、慌てて残り半分を一気呑み。大宮16時02分着。
時間を金で買ったので、大宮でちょっと寄っていく時間が出来た、と自分自身に言い訳をしてみる。大方の居酒屋はまだ開店時間ではないので、限られた店になってしまうものの、未だ入ったことが無い店で餃子を喰える店があったので覗いてみることにした。
そこが「順順餃子酒場」。「酒場」とあるが、基本的には中華料理屋と変わらない。階段を降りて入ると、結構広い。個室もあるようである。ビール(キリンラガー中びん480円税込、以下同様)と順順特製焼餃子(5個280円)、順順特製水餃子(280円)、ピータン豆腐(300円)、豚耳の醤油漬け(300円)をまとめて注文。
餃子はやや大きめでスタンダードな美味さ。餡に味が付いているようなので醤油はいらないかも知れない。これで280円は安いと思う。次回は是非、腹を空かせてやって来たい。

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「アプト道」の散策を終えたあと、打ち上げのため再び信越本線盲腸線に乗って高崎へ出る。目当ては、昨年、西上州の烏帽子岳(山の記録はこちら)に登った帰りに寄った、駅構内にある「群馬の台所」。ここもさっき横川駅前で入った「おぎのや」の支店である。
店に入ると、先客は半分程度。ところが入店時間が前回よりも早かったせいか、ランチメニューしかないとのこと。我々(少なくとも小生)は炭水化物を摂りたいがために店へ入ったわけではないので、それじゃあ困るとせっかく店に入ってテーブルに着いておしぼりまで出して貰ったものの、すみませんがまた来ますと言葉を残しつつ店を出る。あえて苦言を呈するならば、駅構内にある店たるもの、少なくとも土日は昼のメニューと夜のメニューの区別なく料理を出すように願いたい。
さて、どうするか。折角なのでいっそ高崎の「絶メシリスト」の店でも覗いてみるかと一瞬思ったが、ちょっと緊急避難的にはリスキーか。やはりそうなると駅ビル内にある店を探すしかない。丸亀製麺、吉野家、モスバーガー、リンガーハットは何れも炭水化物系なのでNG、そこで目に留まったのはキリンシティだった。
店に入ると、やはり客は少ない。高崎には昼呑みする輩は少ないとみえる。何処でも座れそうだったが、一番奥のテーブル席を確保。早速、皆さんそれぞれ好きなビール(小生はブラウマイスター(600円税別、以下同様))を注文。キリンシティはどの生ビールを頼んでも、3回注ぎして泡を作るので、出て来るまでだいぶ時間が掛かる。キメ細かい泡の存在よりも、この待ち遠しさが、ひと味違うビールにしているのかも知れない。
つまみには、ほうれん草のシーザーサラダ(Small680円)、うす焼きピザ 四種チーズ(850円)、ソーセージ盛り合わせ“全部のせ6種”(2,980円)、じゃがいも麺のガレット(630円)、いいだこと小海老のソテー(880円)を注文。ここはビールに合う料理(但し、餃子以外)が充実している。
キリンシティな全国に40店舗ほどあるが、高崎にもあるとは知らなかった。中途半端な時間帯に高崎へ来た時には、頼りになる存在だと思う。

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1日目の夜から参加したこのちゃんが、まだ手首の骨折から完全に癒えていないにも拘らず、山のいで立ちで現れたので、折角だからと2日目はひとひねりして(っていうか普通の山道だとリスク有り過ぎるので)、足元確かな道乍ら非日常的なアプト道(遊歩道)を、「めがね橋」まで散策してみることにした。ちなみにアプト道は、国土地理院地形図には「めがね橋」以外にそれらしきものは見当たらない。そもそも、長野新幹線開業まで使われていた横川・軽井沢間の信越本線も、現在の地形図上は完全に抹消されている。
宿を出る際、我らが女子軍団が宿のご主人に、昨日のすき焼きで喰った白滝と下仁田ねぎはいったい何処から仕入れたのか、出来れば買って帰りたいと詰め寄った(否、強請った)ので、早速ひと肌脱いでくれたご主人が馴染みの八百屋に無理を云って、まだ午前8時前なのに店を開けて貰うことになり願ったり叶ったり。早速、皆が嬉々として白滝と下仁田ねぎに群がったのは云うまでもない。それにしても下仁田ねぎがひと把(十二、三本)で500円は安過ぎないか(家の近所のスーパーでは、1本300円は下らないはずだ)。
上信電鉄で高崎まで一旦戻り、今はほぼ盲腸になり果てた信越本線(の切れ端のような路線)に乗り換え、終点の横川駅で下車。「めがね橋」までは緩やかな登りで、途中にいくつかのトンネルを潜るものの、ごく普通の観光客でも歩行に問題は無い道程である。
行き着いた「めがね橋」は高さ31m、レンガ造りの立派なアーチ橋。文明開化の香りがぷんぷんする。新緑か紅葉の頃だったらさぞや見映え良かったことだろう。明治浪漫に触れた後は、旧宿場町の坂本宿を抜けてまた横川駅まで戻った。電車の時間を確認すれば、ちょっと間があるので何処かで時間調整したい。
都合よく在るのは「おぎのや」。釜飯で超有名なこの店は、ここ駅前店が本家本元。弁当屋だけど、店内でもちゃんと釜飯を喰うことが出来る。我々は喉が渇いただけなので、ビールを所望。店内に居る客で、釜飯を喰わないのは明らかに我々だけだ。
個人的に、昔から駅弁は寿司に限ると認識していた小生としては、釜飯弁当を喰った記憶はあまり無い。それでも、食べた後の素焼きの釜を、家でどう処分すべきか考えたことがあったような気がする。誰でも一度は考えることだろうと思う。

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忘年山行第2弾。予てより(多分、下仁田ねぎの美味さに気が付いた10数年前)、いっぺんでいいから下仁田ねぎを使ったすき焼きを、本場の下仁田で喰ってみたい、と思っていて、ついでに泊りの忘年会にしちゃえ、とプランしたのが今回だった。ついでに目指す山は唯一無二の山容を誇る荒船山。前回は2014年夏以来なので、いつの間にか5年半ぶり。すき焼き宴会場は、下仁田駅前の「常磐館」。こちらに泊まるのは実に2007年以来、12年ぶりということになる。
ネットを覗くと、荒船山は専ら内山峠か荒船不動尊から登った記録ばかりだが、それはマイカー利用だからで、公共交通機関利用派はそんな制約は無い。そこで、個人的にも初めてな威怒牟畿不動からアプローチし、相沢橋へ下ることにした。
山頂までは基本的に雑木に覆われているが、時々遠くを見渡せる処もあり、なかなかいい気分。少なくとも、内山峠又は荒船不動尊からよりも楽しい。眺望の無い山頂(経塚山)は、オジサン、オバサンの集団に占拠されていた。南側から現れた我々を見て、「そっちにも道があるの?」とオバサンが吃驚していた。
ここから先は荒船山の真骨頂、ほぼ平坦な道が約1km続く。いわゆる溶岩台地の周りが浸食されて残った、独特な地形を満喫する。台地の末端、艫岩からの眺めは気宇壮大。目の前に浅間山、その左手には白き北アルプスの峰々がズラリと並んでいた。相沢分岐からは急降下し、林道に出たところでタクシーを呼んで「常磐館」へ。ひと風呂浴びてさっぱりしたら湯上りビール。気怠い気分に浸った後、待ちに待った夕食だ。すき焼きは上州牛と下仁田ねぎの黄金セット。これで美味くないはずが無い。メインのすき焼き以外に、下仁田こんにゃくの刺身、下仁田ねぎのかき揚も付くので、徹底的に下仁田づくし。こんな忘年会も偶にはいい。っていうか、毎年やりたい。

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「藍屋大月店」で生ビールをグビグビやりながら、今日の打ち上げの店を考えていた時のこと。なおちゃんが八王子に日本酒が美味しい店があるとのこと、ではそこへ行ってみようということになった。店の名は「おいしい酒倶楽部」という。八王子で「まかど」以外の店に入るのは久しぶりだ。
八王子の店はそれなりにリサーチしていたつもりだが、この店は聞いたことが無かった。最近できた店かなとググってみると、まだ「食べログ」にも「ぐるなび」にも載っていない。まるでジモピーのように情報を持っているなおちゃんに感心する。女性の井戸端ネットワークは侮れない。
場所はJR八王子駅から歩いて5分、中町にあるとのこと。中町と云えば、かつて花街もあったという八王子きって(というか多分、その頃は三多摩で唯一)の歓楽街。今も置屋が何軒かあるはず。そんな街の雑居ビルの3階に「おいしい酒倶楽部」はあった。
エレベータを降りると、ちょっと変わったエントランス。店の内装はやや照明を落とし気味で極めてシンプル、放射線通り側はガラス張りで眺めが良い。パッと見、居酒屋という雰囲気ではない。いわゆる日本酒バーか。ここの店主は、日本酒好きが高じて自ら店を持つようになったという酒ヲタな方である。
先客はおらず、何処でも好きな席と仰るので、奥の大きなテーブル席に陣取る。さっそくメニューを見ると、確かに珍しい酒がズラリと並んでいる。どれでも200mlで1,000円というので、先ず「而今」と「花陽浴」をいってみる。何方も久しぶりの味わい。つまみも充実。店主は9種類の肴を楽しめる「ナインプレート」というワンプレートを勧める。一人ではやや多過ぎるし他にも味見したいので、5人で3プレート注文。他に、塩辛クリームチーズ(???円)、サーディンポテト(800円)、豚の???焼き(1,200円)をいただく。
他に、「雁木」の純米無濾過生原酒と純米吟醸無濾過の違いも味わったし、「いづみ橋」のにごりや「篠峯」純米生原酒も味わった。他にもまだまだ聞いたこともない酒が沢山あったので、当分は通い続ける必要がありそうだ。

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湯上りビールが呑めない「大月総合福祉センター」に入る前に、集合場所は斜向かいの「藍屋」だと申し合わせた。5階に上がってから浴室へ入る前に、まさか缶ビールの自動販売機が新たに設置されていないだろうとは思いつつ、念のため周囲を確認。役所の施設なので、やっぱりそこは堅い。
風呂から上がったら、とっとと「藍屋大月店」へ向かう。前回、ここに来たのは勿論、「大月総合福祉センター」からだった。個人的にこういう機会でないと、「藍屋」に入ることはほぼ無い。っていうか、そもそもファミレスに入るのもなかなか無い。そう云えば、前回も冬だった。寒い季節でないと「大月総合福祉センター」に来ないのは、この界隈の山が冬向きだということだろう。
でも、今回も入ってから改めて気が付くが、「藍屋」には昼呑みする条件が概ね整っている。ファミレスなので中休みは無いし、ビール以外にも日本酒、ワイン、ウィスキー、焼酎、女性向けに梅酒、サワー系、ノンアルビールまで揃っているので、選り好みさえしなければ、たとえ湯上り時だけでなくても、それなりに楽しめる。
つまみ(一品料理)も思いの外、置いてあるので、飲み物に合わせた選択も可能だ。ちょい呑みセット(990円税別、以下同様)があるのも泣かせてくれる。でも、駅から離れている店なので果たしてわざわざバスかタクシーを利用してやってきて、ちょい呑みセットを頼む輩がどれほどいるのか、甚だ疑問だ。
先陣を切って店に入ると、レジ付近はオバサン集団に店員がかかりっきりになっていて、案内される気配がないので勝手に入って勝手に席を陣取る。そのうち目の前を小走りで横切ろうとする女性店員を捉まえ、生ビール(プレミアムモルツ中ジョッキ500円)を注文、漸くグビッとできた。やがて三々五々、皆が集まってきたので、大月駅行きのバスの時間を確認し、さて打ち上げはどうしようかと考え始めた。

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今回はグッチー師匠にも参加いただいて、久しぶりに男女同数の山旅となった(通常は男子が圧倒的マイノリティ)。目指したのは大月の北、雁ヶ腹摺山から南へ延びる吹切尾根。そのほぼ中間にある鳥屋ノ丸(標高1,205m)へ登り、尾根をお伊勢山まで南下しようというプラン(記録はこちら)。
基本的に踏み跡がある程度のルートなので、この時期にはうってつけ。鳥屋ノ丸に限らず、眺めは殆ど期待出来ないものの、今日は恨みがましいほどのいい天気。最後のピーク、お伊勢山では富士山が眺められるらしいのでそれまではお預けか。バリエーションも久しぶり。
桑西から鳥屋ノ丸まで、標高差500m弱を一気に登ったあとは、多少のアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていく。途中、御前ノ頭南峰からは、北斎の富嶽三十六景に入れても良さそうなほどの白き富士の峰が見えて、何となく得した気分になれる。
その先は、再び眺望の無い尾根のアップダウンが続く。大月市選定「秀麗富嶽十二景」のお伊勢山に着くとまた富士山が姿を現すが、墓場越しの眺めなので、いま一つ気持ちが良い眺めとは云い難い。ここを「十二景」に入れるくらいならば、さっきの御前ノ頭南峰の方が上かな。墓地の隣には大月市出身の白旗史朗の顕彰碑がある。
下真木BSへ下るまで、結局、山の中では誰にも遭わなかった。路線バスの都合が悪かったので、タクシーを呼んで「大月総合福祉センター」へ向かう。やってきたのはほぼ4年ぶり(前回のレポはこちら)。消費税10%になっても、入浴料+石鹸&シャンプー代は600円据置だった。
5階の風呂場に上がると、今日も先客は殆どおらず、ゆったりと風呂に浸かることが出来た。いま一つ眺めが良くない露天風呂には入らなかった。

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伊豆の山旅&海の幸忘年ツアーは、三島駅前の食堂「源氏」で締めくくり。「源氏」に入る前、「極楽湯」で湯上りビールをやりながら帰りの足を調べてみた。帰りは往路と同様、新幹線「こだま」に乗ってさっと移動するのが普通だろう。
この時間であれば、三島14時54分発の「こだま724号」がちょうど良いか。東京駅着は15時48分で所要時間は54分。帰るには早過ぎるきらいもあるが、まあこれで行こうか、と思った一方、在来線の特急「踊り子」だったらどうだろうと調べてみると、14時46分発の「踊り子110号」があり、東京には16時32分に着く。こちらは所要時間1時間46分とほぼ2倍かかる。
でもこれだったらWoodyさんは横浜駅で降りればいいし、のりちゃんも川崎駅が都合が良いはず。料金は320円しか違わない(「こだま」利用で4,800円、「踊り子号」が4,480円)が、急ぐ旅でもないし、在来線をトコトコ帰るのも乙かも知れない。皆に諮れば全員一致でOKとなった。
念のため、「源氏」で呑んでいる最中に目の前の三島駅みどりの窓口へ行き、切符を購入。自由席にする手もあったが、「踊り子号」は修善寺始発なのでそれなりに客が乗っている可能性も考えられたので、指定席を購入した。
「源氏」で腹一杯になったあと、時間になったので三島駅へ。ホームで待っていると、伊豆箱根鉄道駿豆線から乗り入れ線を辿ってJR185系がやってきた。もうこの型式は定期運行していないと思っていたが、まだ現役だった。いまどき希少価値がある、「窓が開く特急車両」である(今は冬なので開ける気はしないが)。ホームにはそれなりに乗客がいたが、乗ろうとしている輩はほぼいない。乗ってみると、我々の指定席車両には誰もおらず、途中の駅からも誰一人乗ってこなかった。修善寺発の「踊り子号」って、これが普通の状態?

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金冠山から下りて「極楽湯」でさっぱりしたらもう午後1時過ぎ。Woodyさんならずとも、腹が減った。寄り道せずに手近な店と云えば、やっぱり三島駅前にある「源氏」ぐらいしか思い当たらない。個人的に半年ぶり(前回はこちら)、っていうかもう、「三島で一杯」と云えばこの店しかない。タクシーで直接乗り付ける。
入ると、ランチタイムを過ぎたせいか客は疎ら。小上がりは全部空いている。有難く、我々は靴を脱ぎ小上がりの一番奥に収まることにした。
ビール(中瓶630円税込、以下同様)で、2日間の成果を祝って乾杯。奥沼津アルプスを踏破できた(ので沼津アルプス全山トレースできた)し、韮山反射炉を初めて訪れたし(反射炉ビールも呑めたし)、達磨山と金冠山に登頂できたし、戸田の民宿で海の幸を堪能できたし、快晴で富士山も南アルプスの眺望も楽しめた。だるまやま高原でビールを呑めなかったこと以外はほぼ完璧だったといえるので(戸田温泉から民宿「峯松」まで歩かされたのはご愛敬)、呑むビールもひと際美味い。
しかしこれで三島、沼津を起点とした、海が見える山はひと通り登ってしまった。海の幸と山登りをセットにしたプランはこれで節目となったので、新たなにんじんが必要だ。次は、伊豆半島をもうちょっと南へ進出するか。などと考えつつグビグビやった。
つまみは、生桜えび(720円)、桜えびかき揚げ(720円)、ポテトサラダ(510円)、うなぎコロッケ(1個250円)、うなぎ蒲焼(3,240円)を注文。昨今は、生桜えびを年中喰えるようになった。またひとつ、旬を感じる喰いものが減ったといえる。うなぎコロッケは、うなぎの存在感は今一つだが、うなぎのタレ+マヨネーズのソースで喰うのは悪くない。そして最後はうなぎ。この店もそうだが、三島のうなぎは蒸さずに焼きだけなので、歯応えが江戸前とはだいぶ違う。うな重(3,980円)を2つ(1個はWoodyさん、残りの1個は3人でシェア)平らげて締めた。

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だるま山高原BSで、やってきたバスで無事、皆と合流したあとは、終点の修善寺駅で下車。もう汗はすっかり引いてしまったので、何処かで店を探してビールを呑みたいという感じでもなく、乗り継ぎの電車が約20分後なので、そのまま駿豆線に乗り換える。
そうなれば、ビールはひと先ずお預けして、汗を流してさっぱりしたい。勿論、修善寺も伊豆長岡にも温泉はあるのだが、手っ取り早く入れる日帰り温泉は意外と見当たらない。余り寄り道にならずに入れるのは、三島市街にある「極楽湯」ぐらいだった。
「極楽湯」は、いつも高尾山温泉で馴染みの日帰り温泉チェーン店。調べてみると、日本全国に39店舗もあり、海外にも8店舗ある。いつの間にか、日本の温泉文化が輸出されていたのだと知る。しかし海外は何れも中国国内。赤道直下のマレーシアとかインドネシア辺りでも流行るような気もするけど。しかし湯上りビールの美味さは分かってもらえないだろうな。
790円を支払い、バーコード付きキーを受け取って風呂場へ。露天風呂がいっぱいあって、流石に目の前なので富士山の眺めも良い。ぼーっと眺めていると、小生でもついつい長湯になりそうになる。といっても5分ぐらい浸かったら風呂から上がった。
さっぱりしたら次は食事処へ向かい、ここでようやくビールにありつく。ちょうど昼時なので食事処はそれなりに客がいる。Woodyさんも直ぐに現れ、お疲れさまでしたと乾杯。つまみは、ひと口サイズ餃子ともつ煮込み。餃子はパリッとしていて美味い。女子陣も合流し、暫しまったり。ここには無料送迎バスのサービスがあるのだが、だいたい2時間置き位なのでタイミングが合わず(せめて1時間置きぐらいにして欲しい)、またまたタクシーを呼ぶことにした。

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忘年山行2日目は昨日から持ち越した、達磨山から金冠山を巡って富士山を眺めようというプラン(山の記録はこちら)。戸田BSを7時5分発のバスに乗るため、朝食は6時でお願いすると、「峯松」のオヤジは快く了解してくれ、さらに、何だったら戸田峠まで送るけど、とまで云ってくれたので、有難く言葉に甘えることにした。
峠までの道中、「峯松」のオヤジからは、戸田には一時期、民宿が300軒もあったのに今はたった13軒だとか、幕末に戸田沖でロシアの船が難破したことがあり、戸田の船大工が洋式の船を造ってあげて(洋式の造船は、日本で初めてか二番目ぐらいらしい)送り出したという美談まで披露してくれた。
「峯松」のオヤジに礼を云って戸田峠から先ず南下。狙い通り今日は快晴。昨日とプランを入れ替えて大正解だ。登り出してみると、日が当たらないところは霜が降りていて滑り易い。少し登ればもう富士山が姿を現し、海が見え、南アルプスが見えてくる。こんな景色は伊豆ならでは。昨日泊まった戸田の街も眼下に見える。たった一晩だけだったが、戸田がちょっとだけ愛おしい。
達磨山は360度の大展望。目を凝らすと、南アルプスは白根三山まで見えている。愛鷹山が邪魔しなければたぶん、甲斐駒ヶ岳だって見えそうだ。富士のすぐ左には八ヶ岳も。今日は八ヶ岳から海が見えるのか~と、ちょっと吃驚。
戸田峠まで戻ったら(ここには自動販売機ひとつ無い)、バスの時間まで余りないので、急いで金冠山を往復し、そのままビールが置いてあると期待している「だるま山高原レストハウス」まで歩いて下ることにした(小生以外は無理せず戸田峠でバス待ち)。途中、結構、若者のグループが金冠山を目指してぞろぞろ登ってくる。ほぼ我々の世界だった達磨山とは随分違う。
「だるま山高原レストハウス」に着くと、直ちに外に掲示されているメニューに注目。何度も見返したが、ビールの文字が見当たらず。マジか。諦めきれず店に入って直接確認するも、やっぱり無いと。偶々今日はトレランの大会があるみたいで、駐車場には若者たちが屯していて楽しそう。ツーリング族もかなりいる。そんな光景を横目で見つつ、虚しくバスを待った。

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093 南アルプスが見えてきた。

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「くるら戸田」で湯上りビールを呑んだあと、迎えの車を頼むために「峯松」のオヤジの携帯に電話すると、何故か繋がらず。何度も掛けても同じ。えー?電波の届かないところに行っちゃった?どゆこと?しかしこのままじゃ現状を打開できない。Google Mapによれば宿まで1kmぐらいか、サンダル履きで歩けない距離じゃないなと、田舎の夜道だけどひとりじゃないので覚悟してトボトボと戻る。
宿まで戻ってオヤジに問い詰めると、何故だか携帯が機内モードになっていたと。頼みますよ、ホント。でも憎めないキャラなので、笑って許した。すぐに夕食タイム。刺身盛り合わせがとにかく豪快。マダイとクロダイ、イシダイがそれぞれ一尾ずつ、これにマグロの刺身が付いていて、これだけで腹が一杯になりそうな予感。更にアンコウ鍋、キンメダイ煮付けが付いてくる。
見ただけで満腹になりそうだったが、箸をつけてみると美味いのでバクバク喰ってしまい、意外と食べ切れそうな感じ。しかし、このあとに宿の名物、トンカツが出て来る。とても一人で一枚(合計四枚)は無理そうなので、二枚だけ揚げてもらう。ここで登場したのが「峯松ソース」。この店のオリジナルとんかつソース。オヤジの自慢の逸品だけのことはあり、(やや甘めだが)美味い。これを掛けてトンカツにパクつくとあら不思議、トンカツ二枚はキレイに食べ切った。途中で、こっちはどう?と試作中のソースも味見させてもらった。ちょっと酸味とコクが利いているのは、丹那熟成トマトを使っているせいか。これもそのうち商品になるかも知れない。このオヤジ、見掛けによらず向上心、探求心が半端ない。
宣伝をしてくれれば、「峯松ソース」か(キンメ煮付けにも使っている)「煮汁」の何れかをプレゼントするというので、小生は「煮汁」をいただいた(家で試してみると、やっぱりちょっと甘めか)。腹一杯になったら忽ち瞼が重くなり、間もなく爆睡した。
翌朝、部屋の窓から海を眺めると、その向こうに神々しいほど白い南アルプスが見えた。上河内岳や聖岳、赤石岳あたりが見えているようだ。当然ながらまさにこの時間、聖岳の頂きに居る者は、駿河湾が見えていることだろう。なんとも羨ましい。

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奥沼津アルプスを踏破し、柿田川湧水群と韮山反射炉を見学して「ビヤレストランほむら」でクラフトビールを味わったら今日のノルマは達成、あとは宿に向かうだけとなる。既にビールで良い気持になってしまったので、もはや最寄りの伊豆長岡駅まで歩いて戻る気にもならず、タクシーで修善寺駅へ向かうことにした。
修善寺駅からは15時45分発の路線バスに乗る。途中、標高730mの戸田峠を越えると、眼下に戸田の集落が見えてくる。以前、戸田へは沼津から高速船で行った覚えがあるが、今は廃止。沼津方面には路線バスも無いので、この戸田峠越えだけが唯一の足だ。
終点の戸田で下車した乗客は、我々以外にお二人だけ。シーズンオフだけど、我々のように海の幸を突きながら一杯やるという客は他にいないのか。港の界隈にも人影は無く、開いている店も少ない。戸田って、こんなに田舎だったっけ?
それはともかく、今宵の宿「峯松」を探そうと、港界隈をウロウロするのだが見つからない。漸くここがそうかなと辿り着いた建物の足元に、申し訳程度の看板が立て掛けてあった。これじゃあ見つけられる人は少ない。やれやれと思って入ると、誰もいない。呼べど叫べど状況は変わらず。どうなっているの?と途方に暮れて港を眺めていると、そのうち宿の主と思しきオヤジが軽自動車で陽気に現れた。買い物に行っていたようだ。鍵も掛けずに不用心だが、ここは犯罪とは無縁の世界かも知れない。
眺めの良い部屋に案内された後は、さっそく風呂へ行きませんかとオヤジ。宿に風呂は無く、近くの日帰り温泉へ連れて行ってくれるらしい。降ろされたところは「くるら戸田」という道の駅。その一角に「戸田温泉・壱の湯」がある。立派な風呂場だが、客は疎ら。我々以外はほぼ地元客のようだった。風呂から上がってウロウロしたら、ビールを呑める店を発見。グビッとやってひと心地ついた。

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