山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2019年11月

下今市で「特急けごん44号」に乗り換え、北千住には19時2分に到着。会津若松の七日町にある「田事」でランチしてからもうたっぷり6時間、列車旅では酒とつまみがあったとは云え、さすがに腹が減った。ということで、北千住で寄り道することにした。
いつものように西口の呑み屋街へ。メインの小路よりももう一本西へ入ったところで、「あさり食堂」という店に入る。店の外観は古民家風で、中はちょっと素朴な西洋風居酒屋的。といっても純然たる居酒屋とはちょっと趣が異なる感じで、どちらかと云えば中身で勝負、だけではなく、雰囲気も重視するような店だと感じる。
ここは以前入ったことのある「萌蔵」(一軒置いた奥の店)の姉妹店で、そう云われれば良く似たところがある。何れにせよ、どちらもオヤジ独りとかオヤジ同士で入る店ではない。かなり女性を意識した隠れ家カフェ的雰囲気である。その証拠に、客は女性同士や若いカップルが多い。
席に着いたらやはり生ビール(キリン一番搾り600円税別、以下同様)で喉を潤す。メニューを見ると品数はそれほど多くはないが、やはり和洋折衷な品揃えのようだ。先ず最初に頼んだ料理は、この店の人気No.1と書いてある、牛すじと大根の赤ワイン煮込み(580円)。
牛すじはしっかり煮込んであって、ソースが良く浸み込んでいる。値段もリーズナブルなので、自慢しているだけのことはあると思う。さらには、あさりとアスパラのアヒージョ(680円)と、あさり食堂のボンゴレビアンコ(980円)も注文。どちらもなかなかイケる。もしここが締めでは無く一軒目であったならば、ワインをボトルで頼みたいところだった。

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七日町を観光し、「田事」で郷土料理の昼食を摂り、地酒等土産物を物色しているうちに、そろそろ会津をオサラバする時間だ。でも実は、個人的にはこれからがメイン・イベント。郡山廻りで新幹線利用すれば3時間も掛からずに東京へ帰れるが、そこを5時間以上掛けてゆったり列車旅を楽しもうと、先ずは会津田島まで「会津浪漫星号」というお座敷&トロッコ列車に乗ることにしたのだった。
この列車は、トロッコ車両とお座敷展望車両との2両編成。本来ならばトロッコ車両に乗るべきところだが、今日は暑くて暑くてとてもじゃないが無理、エアコンが効いたお座敷展望車両じゃないと耐えられない。しかし何故か、我々以外にお座敷展望車両に乗った客はゼロだった(トロッコ車両にはその後、団体が乗ってきてかなり賑わっていた)。皆さん、暑さに我慢強い。
お座敷展望車両は、風を感じられないものの、窓は大きくて眺めは申し分ない。昨日の残り酒と乾きものを取り出し。ちびちびやる。会津鉄道はほぼ全て阿賀野川の源流に沿っているので、基本的に渓谷の眺めが続く。芦ノ牧温泉駅には少々停車。ここには「ネコ駅長」がいるが、なおちゃんが見に行ったらお昼寝中で出てこなかった由(ネコはだいたい、そんなものである)。
湯野上温泉駅は、5年前に民宿「にしきや」に泊まった際利用した、藁葺き屋根の駅舎があり、懐かしい。養鱒公園駅辺りから見える山が、そのときに登った三倉山だろうか。
やがて終点の会津田島駅に到着、ここから東武線直通のの各駅停車に乗り換え、次は下今市まで向かう。乗り換え時間に駅構内をぶらぶらしていたら、地酒(カップ酒ではない)の自動販売機があった。さすがは酒どころ会津だと、いたく感心した。

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前回、東吾妻山&一切経山に登った(山の報告はこちら)帰りに会津若松に寄った際には、時間が無くて、末廣酒造に入っただけで七日町通りは殆ど歩けなかったので、今回は「田事」でのランチ前後はこの通りをぶらり散歩。
「田事」の開店時間前に七日町通りを歩いていたとき、交差点の横断歩道を渡ってこちらにやって来る、にんじんのゆるキャラ着ぐるみを発見。こんな暑い日にご苦労なことだ。こちらから問い掛けるより先に、その着ぐるみがしゃべりだした。聞くところによると、会津地方の名産「会津おたね人参(朝鮮人参)」非公認キャラ「おたねくん」だという(聞いたことはすっかり忘れたので、後でネット検索。こんなサイトがあった)。
朝鮮人参(薬用人参)のことを、「おたねにんじん」と呼ぶのは初めて知った。しかしそもそも何故、あえて「おたねにんじん」をキャラにしたのかは訊きそびれた。ちなみに「ゆるキャラグランプリ2017」では第407位だったそうである(ってか、そんなにたくさん「ゆるキャラ」がいるとは、それはそれで驚いた)。ゆるキャラとしては、ちょっと背が高過ぎて(たぶん2メートルぐらい)可愛げが無いのが災いしていると思われる。
次に、絵ろうそく屋を発見。「ほしばん」という店で、創業はなんと1772年(安永元年)。この街には100年超え企業はいっぱいありそうだ。花の絵を描いた絵ろうそく以外に、和菓子や寿司、うな重の形をしたろうそくもあって、笑える。あんな形でも、ちゃんと全部燃えるのだろうかと心配になる。
その後、ガラス工芸や漆器の店「鈴蘭」や、炭の店「ながい炭成館」などをウィンドーショッピングしてから、鶴乃江酒造に寄ってみる。ここは、かの「会津中将」を醸す蔵元。さっき「田事」で呑んだ「ゆり」もそう。ちょっといくつか試飲させてもらった後、やっぱり会津中将純米原酒(四合瓶1,728円税込)をゲットした。七日町商店街はなかなか楽しい。
(鶴乃江酒造で写真を撮り忘れました、悪しからず!)

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飯盛山の参道の土産物屋でビールを呑んだあと、再び3人揃ったところで今度はタクシーに乗車。ビールは呑んだし、暑くてもう歩く気にはならない。目的地は七日町界隈で、そのあたりでランチをしようとの考え。特段のアイデアが無いので、いつものように蕎麦屋に入ることになりそうだったが、試しにタクシーの運転手に、どこか郷土料理を食べられる店はないかと訊けば、「田事」はどうか、と勧められる。
ならばとそのまま店に直行してみれば、何やら敷居が高そうな奥ゆかしい建物。料亭かと思ったが、料理旅館とのこと。店の従業員が準備をしているところで、開店は11時半からと告げられる。あと30分ほどあるので、七日町通りをうろうろ。
やがて11時半になったところで「田事」に戻り、上がらせてもらう。畳敷の大広間のような食事処にテーブル席が設えられてる。メニューを眺めて初めて分かったのだが、この店は「めっぱ飯」が名物のようである。でもご飯は後回しにして、さっそくプレミアムモルツ生(700円税別、以下同様)をいただく。
つまみには、会津天ぷら(800円)と子持ち鮎塩焼き(600円)を頼んだ。養殖らしいが、ここで鮎に出会えるとは思わなかった。それと会津名物こづゆ(350円)も頼み、最後に白魚めっぱセット(2,500円)を一人前頼んでシェアすることにした。
ビールの後は、やはり会津の日本酒にしよう。注文したのはゆり・純米吟醸(850円)と会津中将・特別日本酒(1,000円)。どちらもこの近所にある鶴乃江酒造が醸す酒。「ゆり」は女性杜氏が造った酒とのこと。確かに優しい口当たりだ。
小鉢で、にしんの山椒漬けが出てきたが、これも会津料理。日本酒に良く合う。締めにめっぱ飯を食べてみる。会津で白魚は意外かもしれないが、大葉と胡麻に良く合っていると思う。蕎麦も良いが、偶には飯も良いかなと思う。女将が、是非一度、泊まって料理を存分に味わってほしいと仰る。その通り機会があれば、何とか泊まってみたい。

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磐梯山を登った翌日は、もう山には登らず観光100%。バスでJR猪苗代駅まで出た後、会津若松まで電車移動する。猪苗代駅では接続が悪く、電車の待ち時間が50分。しかし駅前には喫茶店やカフェなんかは無く(食堂はあったが、朝は開いていない)、しかも土産物屋もコンビニも無く、駅構内にKIOSKも無いので、缶ビールを買うことすらできない。なので大人しくベンチで読書。
今日もいい天気で朝から暑い。会津若松駅に着いてリュックサックをコインロッカーに放り込んだら、先ず目指すのは飯盛山。丁度都合がいいバスが無い。Google Mapを見る限り、駅前から真っ直ぐの道を辿るだけだし、わざわざタクシーに乗るまでもない距離だと思い、歩くことにした。
しかし、陽気のことを考えればこれは間違い。街路樹は日差しを遮れるほど背が高くないので、やけに暑い。直射日光を浴びつつ、汗だくになりながら坂を登る。辿り着いた飯盛山参道は結構、老若男女の観光客で賑わっている(ちなみに、鹿児島県(薩摩)や山口県(長州)から来た輩はここにいるだろうか?)。我々の様に、歩いてきた輩はいそうにない。
白虎隊で有名な飯盛山と、「さざえ堂」(正式には「円通三匝堂」)との関係はよく判らない。でもたいていの観光客は、両方セットで巡る。小生はもう「飯盛山」も「さざえ堂」も観光済みなので、なおちゃん、ひろちゃんコンビが戻ってくるまで、何処かで時間を潰すことにする。
時間を潰すには、ビールが欲しい。しかし、カフェとか飲食店が見当たらない。あるのは土産物屋だけ。でもよく見ると、中でビールを呑めるようだと気が付き、目の前の「大久保商店」に入ることにした。店の奥に座卓が4つほど並んだ小上がりがあって、一番奥の座卓を確保。さっそくビール(レギュラー缶500円)を頼み、グビっとやる。
殆ど客は入ってこないが、一人でやってきたおじさんが、なにやら様々な土産物を大人買い(店の女将が合計ン万円ン千円になります、と)。まとめて長崎まで送ってくれとそのお客(長崎から来たらしい!)。ずいぶん豪気な客だと、暇なので買い物行動の一部始終を観察した。

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五色沼売店でビールを呑んで、すっかり身体が弛緩してしまったが、今宵の宿「ペンション蛍」まではさして上り坂では無かったので、何とか辿り着くことが出来た。
途中の数百メートルの間だけでも、バス通りに面して小洒落たリゾートホテルがいくつもあり、更には別のペンション村へ続く道があったりと、この界隈には実に多くの宿泊施設があると気付く。裏磐梯全体ではいったい、いくつの宿泊施設があるのか想像もつかないが、宿泊客の獲得競争が激しいことだけは確かだ。この中で差別化するのはさぞかし大変なことだろう。
バス通りを左に入ると、我々が目指すペンション村。ここだけで5軒あるが、1軒は明らかに廃業している様子。「ペンション蛍」はその向かい側で、隣が温泉供給施設となっていた。立地は申し分ないと思う。建物はなかなか立派な洋館、なんとなく名前が地味過ぎる。
ゲストルームは9つある。小生の部屋は2階のツインルームで、女子部屋は10.5畳和室。荷物を置いたら早速、風呂。先客なし。ここは天然温泉100%掛け流しとのことで、ペンションとしてはかなり恵まれている。ちょっと贅沢気分を味わったら、缶ビールで部屋呑み。窓の外には丁度、磐梯山。これも贅沢な眺めだ。
和室で暫し部屋呑みをして寛いだら、やがてディナータイム。1階のダイニングルームへ行くと、結局今宵の宿泊客は我々3人のみと知る。今がシーズンオフだとは思わないのに、それでもこの客の入り。まったくペンション経営は大変だ。
またビールで乾杯したら、ディナーの始まり。せっかくなので、コート・デゥ・ローヌの赤ワイン "La Ferme du Mont Cotes du Rhone Premiere Cote 2015"を頼む。意外に濃厚でリッチな気分。手入れされた庭を眺めつつ、スープ、サラダ、魚料理、肉料理、デザートまで、ゆっくりと楽しむことができた。
これで1泊2食付8,500円(消費税別、呑み物別)+入湯税150円というからコスパも全く申し分ない(北アルプスの小屋の宿泊代10,300円より高いか安いかが個人的な判定基準)。なのに客が我々だけというのが、どうにも理解できない。

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磐梯山の登りは僅かな距離だったせいで余り感じなかったのか、長い下りになると今日はやけに暑い。それでも景色がとても豊かなので気は紛れる。初めての裏磐梯。地図を見ても、実際に磐梯山から見下ろしても、実に多くの池が点在していることが分かる。これらは全て明治20年の磐梯山の爆発的噴火(山体崩壊)が生み出したものだと、案内板に書かれているし「ぶらタモリ」でもやっていた。それにしても見事な景観だ。
下り続けていくうちに、その景色もだんだん森の中に隠れるようになると、下りに飽きてくる。パッと眺望が開けたところがスキー場のゲレンデ。日陰が無いので暑くて堪らない。やっと林道に出て我慢して更に下ればバス停がある「裏磐梯レイクリゾート」に到着。ここは立ち寄り湯もやっていて、和尚は汗を流して帰るとのこと、ここでお疲れさんと別れた。
残りの我々3人はこれから、全長およそ4kmある五色沼自然探勝路を辿る。この辺りだけでも大小合わせて30ぐらいの沼があるらしいが、名前が付いている主な沼は8つ。全体としては平坦なのだが、細かなアップダウンがあって、結構歩き甲斐がある。
普通の靴でやってきている観光客(主に若いカップル、偶におばさん集団)もかなり多い。しかし、辿るにつれて次第に減っていった。車を置いてあるので、途中で引き返す観光客もそれなりにいるということか。途中、茶店などは一切無いので、沼を眺める以外は黙々と歩くだけだ。
毘沙門沼まで来ると、だいぶ遠くなった磐梯山の眺めが良い。ここには貸ボート場もある。沼から少し上がったところに五色沼売店。なおちゃんが、目敏くビールの看板を見つける。まだ宿まで1kmぐらいはありそうなので、ビールを呑んでからそこを歩くのは難儀だと思ったが、誘惑に抗し切れず、やっぱり呑むことにした。さすがに美味かった。

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今回は会津磐梯山に登る山旅。この頃、日帰りが基本の和尚も、久しぶりの参加。裏磐梯の立ち寄り湯に入ったら、その足で帰るとのこと。忙しいことだ。小生を含めた残り3人は、山から下りたら裏磐梯のペンションに宿泊して、翌日のんびり帰る予定である。小生は、磐梯山に登るのは初めてだし、裏磐梯に行くこと自体も初めてで、とても楽しみ。
磐梯山に登るのであれば、グランドサンピア猪苗代リゾートスキー場のロープウェイ(スカイシャトル)を利用して登るのが最も手っ取り早い。猪苗代駅からロープウェイ駅へ向かうタクシーの運転手が、「明日は山開きです」という。図らずも、山開きの前日に登ることになり、今日じゃなくて良かったと胸を撫で下ろす。
下から見上げても鋭く天を刺す磐梯山は、登っている最中でもそのかなりの傾斜を実感する。富士山などと較べると、やや粘性が高めの溶岩流だったのだろうか。ロープウェイ山頂駅から登るほどに、振り返ると猪苗代湖の眺めが印象的。周りの水田の水との境が良く判らないほど、田圃が発達している。「宝の山」と云われる所以はよく判らないが、この豊かな水田の眺めこそが「宝」なのではなかろうか。
山頂には多くのハイカーが屯していて、この山の人気の高さが窺える。これで山開き当日だったら、腰を下ろす場も無さそうだ。皆さん、ロープウェイ経由ではなく、車利用で八方台登山口からのピストン登頂らしい。
山頂からちょっと裏磐梯側へ下りたところにある弘法清水という水場には、茶屋が2つあった。そのひとつ、「弘法清水小屋」に入ってみる。ここは女将が切り盛りしている。日差しを遮られる中は思いの外涼しいので、ちょっとひと休みして、なめこ汁(400円)をいただくことにした。ほっこり、いい味だった。

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三郷界隈で、ちょっと気取って入る店といえば「トラットリア・イル・カミーノ」だろう。綿のテーブルクロスを使っているのも多分、ここだけ。イタリアで「トラットリア」と云えばちょっとカジュアルな食堂、フランスで云う「ビストロ」と同じか。本来「リストランテ」となると、「グラン・メゾン」と同様、ドレスコードが求められるので、日本ではそんじょそこらには無いし行くことも無い。三郷に「リストランテ」があっても、多分直ぐ潰れるだろう。イタリアの「リストランテ」>「トラットリア」>「オステリア」>「バール」の序列は、日本でいう「料亭」>「割烹」>「小料理屋」>「酒場」と似たようなものか(違うか)。
ということで今宵は「トラットリア・イル・カミーノ」という「割烹」へ行ってみることにした。一年ぶり。いつものように予約を入れたが、やっぱり今日も先客は老夫婦一組だけだった。いったい、ランチで儲けているのかしらん。
生ビール(1,000円税込、以下同様)をもらう。この1年でビールの値段はずいぶん上がったようだ。ワインはちょっと気張って、ラ・スピネッタ・カディ・ピアン・バルベーラ・ダスティ2014(6,700円)をチョイス。それでも多分、市販価格の2倍ぐらいで良心的なのだと想像する。かなりしっかりした香りと味。これで本当に市販価格が半分だったら(調べたら本当だった)、逆に買って家呑みしても良さそうだとも感じる。
料理は、モルタデッラソーセージと生ハムの盛り合わせ(980円)、庄内豚と松の実のテリーヌ(850円)、ペスカトーレ(1,480円)、牛ほほ肉のやわらか赤ワイン煮込み(1,780円)の4品を2人でシェア。玉ねぎのフォカッチャも頼みたいところだったが(この店はかなり美味い)、食べられそうにないので自重した(でもカミさんは、ティラミス(380円)をペロリと平らげた)。

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小生のメインバンクは銀座にあるので、ちょっと用事があってもなかなか行く機会がない。会社をサボっていくには、ちょっと遠いので些か憚る。そこで今日は思い切って年休を取って行くことにし、そのついでに昼飯をカミさんと外で摂ることにした。場所は北千住、「まじ満」といううなぎ屋。
場所は駅からみて、芸大千住キャンパスよりも更に先、ここまで来ると駅前辺りとは違って、かなり閑静である。この店はうなぎ屋であることは間違いないが、いわゆる専門店ではなく、他にも色々な料理を置いてある。うなぎ屋が、割烹も兼ねている感じだ。暖簾には、「うなぎ」という文字と共に「焼鳥」とある。小生にとってはむしろ好都合。正直、うな重だけ喰ってハイ終わり、じゃぁちょっとつまらない。どうせ我々は一人で一人前を喰うのが大変なので、箸休めというか、メインの前の前菜というか、とにかく酒の肴がちょっとだけ欲しいのだ。
入ると、4人掛けと2人掛けのテーブルが3つずつ、他にカウンター席。階段があるので2階にも座敷とかあるらしい。念のため予約をいれてあったが先客は一組だけ、その後パラパラと客がやってきたものの、テーブルが全て埋まることはなかった。ランチタイムだからこんなものなのか。
メニューを開くと様々な一品料理が並んでいる。大方の店は、夜メニューにはあるけれど、ランチタイムはランチセットだけというパターンだが、ここは昼夜関係なく同じメニューのようであり、とてもエライ。先ずはキリンのクラシックラガー(大瓶、660円税込、以下同様)で喉を湿らせたら、シャケの照り焼き(700円)と、きぬかつぎ(360円)、うなぎ白焼き(2,500円)を注文。
きぬかつぎを置いている店は珍しい。白焼きはちょっとあっさり目。冷酒ももらう(大関生酒300ml、830円)。そして締めはうな重(特上3,500円)をひとつ。たれはそれほど塩辛くない。白焼きを喰い終わるまではゆっくりだが、うな重となると、あっという間になくなってしまうのはいつものことだ。

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「増富の湯」でさっぱりした後は、また山梨峡北交通バスに乗り、韮崎まで1時間強のバス旅。風呂上りで少々アルコールも入っているので、程良いバスの揺れに抗し切れず爆睡。それでも気が付いたら未だ道半ば。このバス路線は何度も乗っているが、長い。15時40分韮崎駅到着。電車を待つ間、健啖家のWoodyさんは腹が減ったらしく、立ち食いそば屋に入っていった。
韮崎からは16時18分発の特急あずさ24号に乗車し、立川到着は17時40分。ここで下車したのは小生を含め3人。ようやく腹が減ってきたので、呑み屋よりも喰い物屋が良かろうと、「五十番」へ入ることにした。1年前の前回は、蓼科山の帰りだった。遠くから帰ってきて腹が空くと、思い付くのは「五十番」のようである。
中を覗いてみると、いつものサックス店主がお出迎え。相変わらずの人気ぶりでほぼ満席だったが、丁度客が帰ったばかりのテーブルがひとつ空いていて、上手い具合に座ることができた。やっぱり喉が渇いたので先ず生ビール(429円税込、以下同様)で乾杯。
料理は、焼き餃子(617円)、うどサラダ(411円)、蒸し鶏のゴマソースかけ(566円)、野菜の五目炒め(926円)、カニ玉(535円)、五目焼きそば(823円)を注文する。一品料理は基本、小皿料理シリーズをチョイスするが、3人だとこれくらいが限界である。
「うど料理」はこの店の名物になっているようで、メニューにもいくつか載っているし、だんだん増えているような気がする。ここの焼き餃子は程よいサイズで、毎度のことながら味も申し分ない。餃子激戦区といわれる立川でも間違いなく上位に入ると思う。もっと食べたいところだが、他が喰えなくなるので我慢するしかない。この次はもっと大人数で来たい。

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瑞牆山荘で、生ビールを呑んでひと息ついたら、山梨峡北交通バスに乗って「増富の湯」へ向かう。普通のバスよりも一回り小さいサイズだが、これでも以前に較べると大きくなった(30年ぐらい前迄はたしかマイクロバスだった)。このバスに乗るのは、3年前の金峰山以来だ。
瑞牆山荘BSを12時55分に出発し、「増富の湯」到着は13時17分なので、ビールの余韻でうとうとする暇も無い。バスの運転手に「増富の湯」と告げると、最終目的地は韮崎ですか?と訊ねられる。そうだと答えると、それならば韮崎駅までの片道乗車券(2,050円)を買えば、途中下車が1回出来るし、分けて買うよりもお得です、とのこと。確かに、瑞牆山荘から増富の湯までが820円で、増富の湯から韮崎駅までが1,340円なので合計2,160円、つまり無条件に110円お得だ。「それにします」と人数分購入。
バスはほぼ満席に近い状態にもかかわらず、「増富の湯」で降りたのは我々以外にひとりだけ。立ち寄り湯があるのを知らないのか、ひと足早く「特急あずさ」に乗りたいのか、風呂上りのビールの味を知らないのか、判らない。
バス停脇にある荷物置き場にリュックサックをデポし(脱衣所のロッカーが小さいし、リュックサックを置く場所も無いのが理由らしいが)、着替えだけを持っていく。フロントで820円を支払ったら、風呂場へ。脱衣所はガラガラなので、これならばリュックサックの置き場に困らないだろう。
ここの風呂場は湯船が4つあり、それぞれ温度が25℃、30℃、35℃、37℃に設定されている。どれも低温の湯だが、それなりに浸かっていると不思議と温まるらしい(たとえ温くても小生は長湯しないので、効能はよく判らない)。小生は最高温の37℃の湯に5分ほど寝そべってから出た(施設の説明書きには、30分入るべしとある)。
風呂から上がったら、お食事処「花豆食堂」へ行ってみると、つまみなし、ビールなし。仕方が無いので、自販機で缶ビールを買って休憩処でグビっとやる。ところで、何故か囲炉裏の中やストーブの上に自然石が載っている。いったいなんだろう。

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「金峰山荘」を夜明け前に出て、小川山目指して登り始める。暫くすると岩峰を登ったり巻いたりと、岩の弱点を縫うように登ることになるので、ちょっとしたフィールドアスレチック的気分が味わえる。やはりこの辺りは、奥秩父でも特異な場所である。
しかしそれも1時間ぐらいで、あとは鬱蒼とした如何にも奥秩父らしい登りが山頂まで続く。山頂付近は雪が残っていて、チェーンスパイクが役立つ。八丁平辺りまでは眺望も殆ど利かないが、それは勿論、織り込み済みなので誰も不満は口にしない。逆に、小川山山頂をちょっと越えた後の「シオサブ」という名前の岩峰では、期待以上に眺めがあって得した気分になれる。
「金峰山荘」の朝食は摂らず、代わりに弁当にしてもらった。開けてみると2段重ねの弁当だ。こんな豪勢な弁当も珍しい。やっぱり1泊2食付き6,800円はちょっと安過ぎると思う。もうちょっと値上げして川上村の財政に貢献すべきだ。
小川山山頂から瑞牆山への径と合流するところまでは、「山と高原地図」では点線となっているが、それは道標が乏しいだけで、踏み跡はちゃんとしている。しかし倒木が多いので、その度に進路を見誤る可能性はある。
瑞牆山への径と合流すると、途端に幅広でしっかり踏まれた径となり、頻繁にハイカーと行き交う。さすが、深田百名山は違う。裏路地から大通りに出た気分。富士見平小屋で大休止し、そのついでに小屋に寄って鹿肉三種ソーセージを買ってみた。いくら鹿肉でも(鹿駆除に貢献するとしても)、1,200円はちょっと高い感じがした。
富士見平から先は径は広いし木々も疎らなので、もはや夏の如く暑い。もうビールのことしか考えられず、走り下る。バス停には一橋大の山岳部(もしかして同好会?)がいて上級生女子が下級生男子を窘めていた。それを横目に我々は瑞牆山荘に滑り込み、テラス席で生ビールを一気に呷った。

098 金峰山荘の2段重ね弁当。

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今回は、1泊で奥秩父の小川山に登る計画。個人的に、小川山は久恋の山だった。でもそれを登るだけで1泊はちょっと勿体無いので、1日目は西上州(というか南佐久というか東信というか)、御陵(おみはか)山と天狗山に登ることにした。天狗山に登るのはおよそ30年ぶり2回目だが、御陵山は今回初めてである。
登る途中でもそれぞれの山頂でも、否が応でも目を惹くのは八ヶ岳の姿とレタス畑。川上村のレタス畑の広大さにも驚くが、その担い手が若い東南アジア人(川上観光タクシーの運転手曰く、四百人以上いるとのこと)になっていることに吃驚。彼ら無しには、レタス栽培が成り立たないらしい。
偶々、川上村のメイン通り(洒落た店なんて皆無)を、当ても無く?ぶらぶら歩いている数人の集団を見掛けた。彼らの休日の過ごし方があれなのか。川上村に、彼らが楽しめるようなところは全く無さそうである。
当初予定通り、(天狗山山頂で、某氏の足が動かなくなる原因不明のハプニングはあったものの)首尾よく御陵山と天狗山を登った後は、朝と同じ川上観光タクシーに乗って川端下(かわはげ)にある今宵の宿、金峰(きんぽう)山荘へ。スイスアルプス的な洒落た建物だが、中は純和風で畳敷きの部屋になっている。
我々女5人と男2人は、それぞれ2階にある10畳の和室。Woodyさんと男2人だけで10畳は広過ぎる。荷物を置いたらさっそく風呂へ。清潔でそれなりに広いが、宿泊客だけでなく、廻り目平キャンプ場でキャンプ中の客も来るので、風呂場は結構、混み合っている。風呂から上がったら自動販売機で缶ビールをゲットし、部屋でグビっとやってまったり。窓から外を見回すと、この辺りは奇岩だらけだ。
夕食は1階の食堂で。ここは山小屋だと思っていたがどうしてどうして、ちゃんとした夕食が出てくる。これで1泊2食付で、6,800円はかなりお値打ちって云うか、安過ぎないか? この宿の周辺で、小川山以外に登るべき山がないか、じっくり調べてみたい。

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「ガンゲット・ラ・シェーブル」から「アウルの森」をハシゴした後も、浅草をぶらぶら。でも仲見世通はもの凄い人混みなので近づかず。おそらく半分以上は外国人観光客だろう。昨今のインバウンド需要は凄まじい。
途中、鳴門鯛焼本舗の「天然鯛焼」なんていう店があった。この頃浅草にも、新手の商売が目立つ。吸い寄せられる様に、カミさんがひとつ買った(勿論、小生の食指は動かない)。それにしても何が「天然」なのだろう。鯛焼きに「天然」も「養殖」もないだろうに。まあどうでもいいけど。
うろうろ歩き回ったので、(さっき「アウルの森」でソフトドリンクを飲んだにもかかわらず)またちょっとビールが呑みたい気分になった。どこでも良いが、帰り道に近い方が宜しかろうと、伝法院通りから浅草六区通りへ入ったところにある「浅草カフェ ラグランドカリス」に入ってみることにした。
「ホテル ビーコンテ浅草」の1階。先客は若い女性二人組のみ。赤い椅子が特徴的なカフェ。この時間(午後3時過ぎ)でも、普通にビールだけじゃなく、ウィスキーだってワイン(ボトルの種類がかなり豊富に揃っている)だって呑めるのが凄い。さすがは大観光地、浅草だ。
メニューを見る限り、料理もかなり多い。ガレット(もちろんそば粉を使ったやつ)だって5種類もある。見掛けはチャラい感じの店なのだが、実は料理もドリンクも本格的なのだ。調べてみると、ここは「酒の大桝」が仕掛けた店、そうと聞けば納得。
なのに今日は涙をのんで、一杯だけ呑むことにした。ビールにするつもりだったが、メニューを見て気が変わり、ボウモアをハイボールにしてと頼む(780円税別、以下同様)。つまみを何も頼まないのも勿体無いと、オリーブ盛り(400円)を注文。3種類ぐらいのオリーブがトマトと一緒に出てきた。たかがオリーブだけでも、ひと手間かけて洒落ていると感じた(400円はちょっと高いけど)。きっといつか、腹を空かせて来なくてはならない。

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「ガンゲット・ラ・シェーブル」でコルドンブルーを堪能したあと、国際通りを渡って新仲見世通りをそぞろ歩き。ふと、目の前にフクロウがいるのに気が付く。しかもどうやらホンモノ。殆ど動かないが、じっと見ていると偶に首を回す。
こんな人通りが多い場所で、フクロウが留まり木で大人しくしているのにちょっと吃驚。このフクロウ、フクロウ・カフェ「アウルの森」の客寄せなのだ。おかげでまんまとその営業戦略に嵌り、入ってみることにする。
ワンドリンク(但しアルコールは無し)付き時間無制限で1,000円とのこと。店の中はさして広くないが、十数羽の様々な種類のフクロウが留まり木で皆、大人しくしている。目を瞑っているフクロウも多い。他に何故か、カピバラとかハリネズミも居た。要するに皆、癒し系ということだ。
結構客が入っている。子供連れも多いが、一人で来ている大人も多い。男の方が多い感じ。引きこもり男子も、ここだったら癒されるかも知れない。たいていのフクロウは、頭を撫でても嫌がらない(撫でるのは手の甲で、と注意書き有り)。ワライカワセミも初めて見たが、そこには"Don't touch!"と書いてある。意外に強面顔だ。
受け付けの女の子店員曰く、そもそもフクロウは居場所を定めてじっと獲物を待つ習性があるので、店の中を飛び回ることなく、皆、行儀良く留まり木に並んでいるのだそうな。そのせいか、カミさんは基本的に鳥は嫌いなのに、ふくろうだけは別なのだそうだ。
ワシミミズクは何となく判るが、他は良く判らず(名前を書いておいて欲しい)。ちなみに小生は、マレーシアのペナン野鳥園でマレーワシミミズク(の幼鳥)を間近で見たことがあるので(こちら)、マレーワシミミズクだけは見分けがつくと自負しているが、ここには居なかったようだ。それにしても結構、癒された感じがした。

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ゴールデンウィーク最終日、今宵は浅草に繰り出してみた。狙った店は「ガンゲット・ラ・シェーブル」というフランス料理の店。「ガンゲット」ってなんだ?とググってみれば、フランスには「グラン・メゾン」でも「ビストロ」でも「ブラッスリー」でもない、「ガンゲット」というジャンルの飲食店があるのだという。初めて知った。
カジュアルに食事をし、しかも歌って踊って時間を過ごす「大衆酒場」のような位置付けとのこと。かのルノワールの名画「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」に描かれている情景がまさに、ガンゲットでダンスや会話を楽しむ様子なのだそうな。
浅草のこの店は、さすがに歌ったり踊ったりは無さそうだ(日本のたいていの店はそうだ)。しかし、外観と内装がなんとも小粋で洒脱。それこそパリだったら、オペラ座近くやモンマルトルの丘あたりの、細い路地裏にありそうな店である。
場所は西浅草、国際通りから一本入った裏通り。念のため予約してから行ってみたのだが、先客はゼロ、後から4人のグループと2人連れがやってきた。さっそく生ビール(600円税別、以下同様)で渇きを癒す。その後はボルドーの赤(ボトル3,600円)にしてみる。コスパは良いと思う。
前菜には、カニのテリーヌ(900円)と、鴨と玉ねぎのキッシュ(650円)にしてみた。キッシュが、お代わりをしたいくらいやけに美味いが、他が食べられなくなるので自重する。メインで頼んだコルドンブルー(チーズを挟んだカツレツ、1,550円)がまた激うま。パリの何処かで(たぶん)喰ったコルドンブルーを思い出した。
二人でこれだけ食ったらもう腹が十分になった(フランス人だったらせいぜい一人分だろう)。値段はお手頃だが、料理はかなり本格的と感じた。浅草には色々美味い店があって悩むが、フレンチが喰いたくなったら是非またここに来たい。

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ガンゲット・ラ・シェーブル 浅草 オフィシャルWEBサイト


蕎麦屋「寿庵忠左衛門」で、酒と魚と蕎麦を堪能したあとのこと、もうすっかり大満足だったのだが、何となく勢いがついてしまったのか、はたまたちょっとだけ呑み足りなかったのか定かではないが(たぶん両方)、またしても立川で途中下車。
何も考えずにふらふらと南口に出てみたものの、余り食べられないのは間違いないので、ガッツリ系の店はスルー。そこで目に留まったのは「波平」。もう4年ぶりか。そう云えば、あの時も確か2軒目だったっけ。入ってみると、4年前の(前回)に較べて今夜は客がだいぶ増えた感じ。
いつもなのかどうかは判らないが、若者が多いような気がするし、山帰りの客が来るような店ではない。この店は1階と地下階があって、我々は前回同様、地下のカウンター席に通される。
「波平」と聞けば直ちに「サザエさん」を連想するが、その名の通り、メニューを開いてみると飲み放題付コース料理は、ワカメコース4,000円、カツオコース5,000円、サザエコース6,000円となっていて笑える。そしてやっぱり、魚介系がウリのようだ。
ビールはヤメにして、白州ハイボール(500円税別、以下同様)にする。ちなみにここのハイボールには、「バランタイン」と「フォアローゼス」と「白州」の3種類から選べるようになっていて、しかも全部500円。だったら常識的には、「白州」を選ぶしかないだろう。
付き出しは前菜三点盛りになっていて、これだけでもういいか、という感じでもあったが、この店は料理がいろいろある、折角なので他に白魚刺身(???円)と、波平流だしまき(780円)を注文。どちらもイケるが、もうこれ以上は喰えない。
前回に引き続き今回も結局、長居をせずさっと出た。次回は是非、腹を空かせてやってこようと思う。

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「瀬音の湯」でうだうだしていたのにはちょっと訳があった。今回、御坂尾根+大岳鍾乳洞は当然ながら一つの目的だったが、実はもう一つの目的があり、それは武蔵五日市にある蕎麦屋「寿庵忠左衛門」に入って蕎麦を賞味すること。ここは5年前にも入ったことがあったが(前回はこちら)、その時はちょっと軽くつまんで呑んだだけで、蕎麦は手繰らずに出てしまったのだった。
その後、今まで何度かこの辺りの山へやってきたが、たいてい開店時間(いつしか午後4時半まで中休みとなっていた)よりも前に武蔵五日市へ来ることばかり。時間まで待てず、別の店へ入ることが続いていた。今回は何としても「寿庵忠左衛門」へ入ろうと、時間を調整していた次第。
ともあれ、首尾良く開店時間直後に入店、漸く願いが叶った。前回と同じテーブル席に陣取り、先ずビール(中瓶700円税込、以下同様)を注文。ここは単品料理がとても豊富で悩むが、やはり旬のものを頂こうと、こごみの天ぷら(680円)、そら豆の塩茹で(380円)、アスパラの味噌焼き(950円)、竹の子の味噌焼き(1,300円)を注文。天ぷらは岩塩でいただく。アスパラと竹の子の味噌焼きは、堪らない美味さである。
もちろん、これだけあればビールだけじゃ物足りない、日本酒にしようと久々、喜正生酒(2合1,240円)を頼む。つまみが美味いのか、酒が美味いのか分からないが(たぶん両方)スカスカ呑んでしまい、忽ち空となる。次は喜正純米旨辛口(1合700円×3)を頼めば、洒落たチロリに入って出てきた。これも、堪らんねー。
まだまだいこうと、蕗味噌などの小鉢三点盛り(1,200円)と桜海老と三つ葉のかき揚げ(800円)を頼むと、木の板や笊に載って、木の葉、花の小枝でデコレーションされ、やけにインスタ映えする盛り付け。板長が張り切っていました、と花番さん。こりゃ凄いと、暫し目で味わう。締めは漬物(420円)とせいろ(880円)。蕎麦は腰の強さ、喉越しとも全く期待通り、やっぱり美味かった。ともかく全ての点で大満足、また是非、来たい。

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大岳鍾乳洞でちょっとだけアドベンチャー体験をしたあとのこと、上養沢発のバスに乗って「瀬音の湯」へ向かう。「瀬音の湯」に浸かるのはいつの間にか、もう3年半ぶり(前回はこちら)。いつ行っても混む状態が続いていたので、何となく敬遠していたせいだ。
入ってみると、やっぱりと云うか男湯だけ入場制限中となっていた。女子連はさっさと女湯へ。しかし、10分も経たないうちに入場可となったのでホッとする。まだ川遊びのシーズンじゃあないのに、子供達も多い。10分足らずで入れたのはラッキーだったのかも知れない。
風呂から上がってさっぱりしたら、湯上りビールを目指していつものように「カフェせせらぎ」へ向かうと、テーブル席や座敷には客は殆ど居らず、店は閉まっていた。つまり、ビールだけでなく何も売っていない状態、ここは単に休憩スペースになってしまったようだ。
隣の「和食だいにんぐ川霧」も休憩時間なので閉まっている。仕方なく一旦外へ出て「物産販売所・朝露」で缶ビール(310円)と枝豆(140円)を買って、また「カフェせせらぎ」前のテーブル席に戻る。これでなんとか風呂上りビールを呑むことができた。
そもそもここに限らず、日帰り温泉は車で来る客が圧倒的に多いので、元からビールの需要が少ないのは仕方が無い。とは云え、ここで生ビールが呑めなくなったのは正直云って痛い。今後は、この数馬街道で、湯上りビールを呑める、他の入浴施設に寄るプランを考える機会が増えるかも知れない。「瀬音の湯」の魅力が、少し色褪せた気がした。

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