山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2019年07月

上諏訪駅まで普通電車で移動し、「特急あずさ」に乗車。上りの(つまり、酒が呑める)E353系に乗るのは今回、初めて。何故かE353系は、E351系の970mmピッチから960mmピッチに、10mm狭くなっているらしいが、実感するほどではない。
今後は「あずさ」や「かいじ」だけでなく、かつてホリデー快速だった「富士山」が、「富士回遊」として特急に格上げされ、やはりE353系が使われるらしい(つまり今まで快速電車で運賃だけだったのが、これから特急料金もふんだくろうという魂胆)。すなわち中央線を走る特急車両は、全てE353系になる。猫も杓子もE353系になるのは、何だか味気ない気がしないでもない。
E351系では「振り子式」だったが、E353系は「空気ばね式」車体傾斜装置になった。そのせいか、カーブの曲がり始めがスムーズでなく、なんだかぎこちない感じがする。左右の揺れ具合は、改善されたようには思わないが気のせいか。
一方、車内照明にLEDを採用したのはJR東日本の特急車両では初めてらしい。交換の手間を考えれば、LEDにするのが妥当とは思うが、LEDは白熱灯や蛍光灯とは違い、ここが寿命、というところが判りにくいところが難点か。
白熱灯は切れたらおしまいだし、蛍光灯もチカチカしたら寿命なので単純明快だが、LEDは使用時間に伴い、徐々に暗くなっていく。一般的に寿命は40,000時間と言われているが、それは当初の70%の明るさになることが目安だという。車内の明るさが何%まで我慢できるかは、人によって違いがありそうだ。JRはどう決めているのか気になる。話がだいぶ逸れた。
E353系には荷物置き場が出来た。インバウンドのスーツケース利用を考慮した結果だとは思うが、我々にとってもだいぶ使い勝手が良い。特に今回のように、リュックサックだけでなくスノーシューを持ち歩いている身にとっては有難い。
今日は天気が良いので、甲斐駒ヶ岳が輝いて見えた。かたや反対側の車窓からは、中央線からは意外に見られる場所が限られている金峰山と瑞牆山を視認することが出来た。スノーシューが役に立たなかったことを除けば、今回は上々吉の山旅だったように思う。

E353系「特急スーパーあずさ」車内にて

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禊(≒下諏訪温泉入湯)を済ませた後は、諏訪大社下社秋宮を参拝。昨年訪れた上社本宮は荘厳な雰囲気を漂わせていたが、ここは下諏訪町の鎮守様という趣きで、うって変わって庶民的な佇まいである。参拝者も、遠来の観光客は少ないような気がする。上社本宮のご神体は山(守屋山)だったが、ここ秋宮はご神木(イチイの木)だそうだ。
女子連は例によって社務所へ、御朱印集めに精を出す。最近、流行りらしい。本人が実際に行って貰わないと価値が無さそうだ(ネットオークションで売買する様なシロモノじゃ無いだろう)から、子供の頃にやったことがある「スタンプラリー」となんだか共通点がありそう。まあ、「スタンプラリー」では参拝はしないし、金も取られないけど。御朱印は、「これでひと儲けできる!」と考えた寺社関係の賢い輩が流行らせたのかも知れない(勝手な推測です)。
小生はぶらぶらと境内をひと巡りした後、門前に出てみる。ここはちょっとした広場となっており、かつ高台で町を見下ろす位置にあるので、明るくて空が近い。
なかなか女子連が戻ってこないので、商店街をふらふらしてみる。観光案内所にも冷やかしで入ってみる(巨大オルゴール有り)。その後、スマホで近所の蕎麦屋をチェック。最寄はまさに門前にある「山猫軒」。他にもいくつかあるようだが、さっき通ってきた道にあった「山猫軒はなれ」が気になったので、覗いて見ることにした。
開店をちょっと待ってから一番客で入店。テーブルに着いたらさっそくメニューを見ると、つまみが全然見当たらず。こりゃ、あてが外れたかー。でもダメ元で頼んでみたら、他に客が少ないので、お任せでよければ何か作りましょうとのこと。そうこなくちゃ。他に、天ざるも頼んで、天ぷらだけ先に出して貰うように頼む。
先ずはビール(大瓶540円税込、以下同様)で乾杯。すると、天ぷら(単品821円)以外に3品(付き出しも含め4品)出てきた。その中にあったねぎま焼き鳥(1,000円)はなかなか美味。こうなればやはり日本酒。岡谷の「高天」(540円)と下諏訪の「真澄」(540円)を呑み比べ。やっぱり「高天」は辛口。締めはもちろん、もりそば(648円)だが、女子連は気になったそばちち(378円)も頼んだ。どうやら、そば粉を使ったプディングらしい(勿論、甘そうなので味見せず)。

諏訪大社下社秋宮にて
「山猫亭はなれ」にて

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高ボッチ山に登った2日目は、せっかく塩尻まで来たので、そのついでに霧訪山に登るつもりだったが、結局いつものように観光100%。常に計画は易き方向に流れる。分水嶺でもある善知鳥峠で、謡曲「善知鳥峠」の世界に思いを馳せてみたあとは、下諏訪へ移動し諏訪大社下社秋宮に参拝することになった。
でもその前に、禊を兼ねて(?)下諏訪温泉に浸かることにした。町内には立ち寄り湯ができる施設はいくつかあるが、何処も湯温が高いのが下諏訪温泉の特徴のようである。ここ菅野温泉も、源泉の温度は58.5℃もあるらしいが、水でうめることなく適温に調整しているらしい。源泉は2つあるとのことで、なんと贅沢な共同浴場だろうか。
入口が判り難くく、間違って反対側から入った。アーケード街のようになっているが、この共同浴場だけのための設えのようだ。入口の扉が男女別になっていたが、番台の手前で一緒になっていたのはご愛嬌。券売機に230円を入れ、番台には誰もいなかったので、とりあえずそのまま男風呂へ。
さっそく入ってみると、ここが「下諏訪温泉の中では入り易い方」との事前情報が、俄かに信じられない。たぶん、44~45℃ぐらいはあったはず。こんなに熱い湯に浸かったのは、那須湯本の「鹿の湯」以来だろうか。明らかに小生の限界を超えているので、なんとか凡そ30秒浸かっただけで出た。
番台にいたおばちゃんに券を渡して外に出る。あとでアヒルちゃんに聞いた話では、小生があまりに早く上がったので、なにか気分を害したのではないかとおばちゃんが気を揉んだそうな。まったくそのような訳ではないが、もしかすると様々な風呂でそのような疑念を感じさせてきたのかも知れぬ。湯当たりしない範囲で、もうちょっとゆっくり入ることも覚えなくてはならないか、と思い始めてみたところである。

「菅野温泉」にて

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今シーズンは、徹底的にスノーシューハイクを楽しもうと画策し今回が第3弾。目指すは信州、高ボッチ山。随分昔に一度、高ボッチ山に登ったことがあった。その時はカミさんを連れて塩尻峠から登り、崖の湯温泉へ下ったはずだ。北アルプスの眺めを求めて登ったつもりが、全く見えず仕舞いだった。
今回はスノーシューハイクが目的で、あわよくば北アルプスの眺望も得られれば、と思っていた。ところが折角スノーシューを担いでいったのに、結局ほぼ雪は無く、結果的にはボッカ訓練をしただけに終わった。それでも山頂から諏訪湖を見下ろすことも出来たし、その奥に微かな富士山が視認できたので、まあまあの成果だろう。
山頂付近は木が全く無いので、空がとても近くて広い。こんな時期だし、雪も無いせいか、見渡す限り誰もいない。人口密度は4人/数平方キロメートル。それにしても、高ボッチ山が鹿のフンだらけで驚いた。牧草は鹿のえさになってしまっているようだ。
今宵の宿は「ブリーズベイリゾート塩尻かたおか」というホテル。かつてはJAが保有していた「アスティかたおか」という、JA共済連長野が運営していた、天然温泉(天徳温泉)を備えた宿泊保養施設だったそうだ。10畳の部屋を独り占め。風呂場も、他に誰も居らずに貸切状態。
食事は夕食、朝食ともビュッフェ形式。品数は決して多くは無いが、我々の基礎代謝にはまったく十分。建物全体としてはやや古びてはいるが、1泊2食呑み放題付で10,630円(税別)はそれなりにお得感はある。
早朝、窓の外を覗いてみれば、モルゲンロートの北アルプス連峰が見えた。これだけでも来た甲斐があったというものだ。

高ボッチ山の中腹にて
高ボッチ牧場にて
高ボッチ山頂にて
ひょうたん池にて
「ブリーズベイリゾート塩尻かたおか」にて

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最終のホリデー快速である「6号」に乗って立川へ移動。当初は、との~と共に拝島で一杯やろうというつもりだったが、との~が拝島からそのまま帰ることになったので、それならばこのままホリデー快速で立川まで行こうということになった。
この頃は、今まで入った店ばかりが続いていたので、偶には新規開拓してみたい。そこで、ちょっと検索してみて見つけたのが「喰わせ屋みつてる」だった。聞いたことが無かったの最近出来た店と思われるが、この頃はあまり足を向けていなかった柴崎町2丁目。「高砂湯」にすっかりご無沙汰だったせいかも知れない。
行ってみると、白壁の外観、どこぞのバーのような雰囲気だが、あいだみつおが書いたような「喰わせ屋みつてる」の表札がある。中に入れば照明抑え目で、貼紙など一切無い壁に囲まれたシックな空間。場末の居酒屋とは一線を画した店。オヤジ達が管を巻くには不向きだが、落ち着いて酒が呑めそうな、「大人の隠れ家」である。
我々は予約を入れていたせいか、一番奥の小上がり席。注文取りは女の子ではなく厳つい男性だが、物腰は意外に柔らかい。やっぱり生ビール(プレミアムモルツ中580円税別、以下同様)で乾杯。ビールを空けたら日本酒にしよう。ここには「羽根屋」があった。この時期に相応しい、純米吟醸かすみざけ(一合600円)にしてみる。いわゆる薄にごりバージョン。きりりと冷えていてフレッシュだ。
つまみは色々と気になるものがある。純和風ではない、いわゆる創作料理というところか。ポテトサラダ(580円)にはベーコンと玉子が入っていた。てーる大根(680円)は、その名の通り、牛テールと大根の炊き合わせ。これが実にいい味出している。メニューには、他にもまだまだ試してみたい料理がいっぱいある。是非また来よう。

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「喰わせ屋みつてる」にて



奥多摩で登っていない山はもうだいぶ少なくなってきたが、数少ない残りの中に、大寺山と鹿倉山があった。往路にしろ復路にしろ、丹波行きのバスを利用しなくてはならず、やや行き難い場所にあるため、プランが二の次になってきたのも影響しているだろう。我々の山の会としては、2004年5月15日に登っているが、その時はなにか都合が悪かったのか、風邪でも引いたのか判らないが不参加。結局、これまで大寺山にも鹿倉山にも登ったことが無かった。
今回は男組4人で、深山橋BSから登り、「のめこい湯」へ下りるというプラン。鴨沢西行きバスは増便も出る混み具合だったが、深山橋BSで降りた登山客は我々4人のみ。かくの如く大寺山は人気の無い山。しかし、山頂に仏舎利塔があるため、遠くの山から見ても直ちに視認できる。実際に登ってみれば、想像通りに巨大だし、植林帯の奥に忽然と現れるのがかなり印象的(山行記録はこちら)。こんなサイトがあって、仏舎利塔のことが詳しく記述されている。落慶が1974年だというから、もう45年も経っている訳だが、その割には白がくすんでいない感じで、日差しがあるとやけに眩しい。
ここから鹿倉山までは山道と林道が平行しているので、あえて山道を通らなくてもいいような状況。林道からは、雲取山や飛龍山が良く見える。大丹波峠からマリコ橋までの下りは、偶々、3ヶ月前にトレースしたあひるちゃん、菊丸コンビの報告によれば、沢を渡る幾つかの木橋が荒れていて、しかも沢が増水していて甚だ怖い思いをしたとのこと。実際に下ってみたところ水量は少なく、1つ目の橋を渡る際は、確かに今にも落ちそうなほど古びていたが(小生以外は橋を使わず沢を渡渉)、高巻きするルートを選んだせいか、2つ目以降は渡らずに済んだ。
山から下りたらそのまま「のめこい湯」へ入れるのは、この山行プランのメリットだろう。冷えた身体が温まったところで、食事処でビールを呑んでまったりした。相変わらず、ランチタイムを外すと客はおらず、我々の貸切状態となった。

深山橋にて
鹿倉山山頂にて
のめこい湯の食事処にて

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上高地スノーシューツアーの帰り道。この頃、新幹線で途中下車といえば、毎度、毎度、大宮ばかりなので、今回は大宮で下車した後、在来線に乗り換えわざわざ赤羽までやって来た。以前、アユラシに連れて行ってもらった「まるます家」か「丸健水産」に入ってみようという魂胆である。
ところがところが勇んで行ってみたら、「まるます家」も「丸健水産」も入口に長蛇の列(「丸健水産」は完全オープンなので入口も出口も無いが)。全然お呼びじゃないし、とても並ぶ気が起きない(OLだったら、行列を見たら訳もわからず本能的に並ぶらしいが、その気が知れない)。まさか、休日が平日以上に混むとは知らなかった。ここは既に観光地なのだと知った。
ともかく、尻尾を丸めて退散。どこか代わりの店が無いかなと一番街を進むと、透明ビニルシートで囲われた店を発見。満席ではないが、ガラガラでもない程良い混み具合の様子。事前知識も無く、まさに飛び込みで入ってみたのが「赤羽 鳥一家」だった。
客は概ね、若者が主体で、女性の割合が高い。我々が入っても男女比率は変わらない感じだが、年齢構成は大きく変化したものと推測される。若者比率、女性比率が高い割にはそれほど煩くは無く、意外に静かに呑める感じだ。
今日はもうビールをかなり呑んだ感じなので、気分を変えてホッピー黒セット(450円税込、以下同様)で乾杯。この店はやっぱり鳥がウリなのだろう、ちょっと迷ってからセセリの柚子胡椒焼き(490円)を注文。他に料理は、漬けアボカド(490円)、ポテトサラダ(390円)、塩キャベツ(250円)を頼んでみた。
セセリは、串焼き状態ではなく、皿に盛られた姿で出てきた。アボカドの漬物というのもありそうで無いシロモノ、かなり変わっているが普通に美味い。
「まるます家」や「丸健水産」ほどのディープ感は無いものの、赤羽らしさを感じさせてくれる、なかなか居心地の良い店だった。

赤羽一番街
赤羽鳥一家の店内

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2日目の観光も終えて、長野から「かがやき540号」に乗車して帰路に付く。6人なので、3人掛けのシートを回してちょうど収まる。
長野から大宮までノンストップ、1時間掛からないのだから、信濃の国も随分、近くなったものだと改めて実感する。こんなにも短いとゆっくり呑んでいる場合じゃない。そこで、買うんだったらやっぱりビールが良いかと売店で物色。
目に留まったのは信州浪漫ビールのアルクマデザイン缶、ウィートエールだ。またまた上諏訪・麗人酒造のビール。この頃、麗人酒造のビールは、地元の「諏訪浪漫」だけでなく、「善光寺浪漫」、「安曇野浪漫」、「信州浪漫」とバリエーションが豊富なせいか、長野県に来ると呑む機会が多いような気がする。麗人酒造が、本来は日本酒の蔵元であることを忘れそうである。
しかし、それぞれ味がどう異なるのかどうかは良く判らない(まさかラベルが違うだけじゃ無いと思うけど)。その点で、この「信州浪漫」ウィートエールは他の「浪漫」シリーズには無いような気がする。「ウィート」と名がついている通り、これは大麦ではなく小麦で作ったシロモノ。呑んでみると、喉越しは柔らかい感じだ。
アルクマはいわゆる長野県のマスコットキャラクター。クマモンほどの知名度は無いだろうが、長野県内ではそれなりに目に付くことがあるので、そこそこ人気があるように見える。デザインされているのは、アルクマの登山バージョンだ。我々に相応しい絵柄と云えるだろう。今後も贔屓にしてみたい。

長野駅13番線ホーム
かがやき540号車内

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「ぼっち」で酒と肴と蕎麦に堪能したあとは、目論見通り善光寺に参詣。昨夜に降ったと思われる雪を仄かに纏っていて良い風情。その後、長野県信濃美術館・東山魁夷館へ行こうとしたら、なんと改築工事中で閉館していた。
指定券を取った16:09発の「かがやき540号」まで、時間は有り余るほどある。ならばと、山門に初めて登ってみた。酔っ払いじゃ登ることも下ることも無理な急勾配階段。でもそれを登れば、かの京都・知恩院の三門で石川五右衛門が「絶景哉」と云ったのもかくやと思われるような眺めだ。
たっぷり時間をかけて山門を巡っても、まだまだ時間がある。そこで、参道にある「藤屋御本陳」(本「陣」ではなく本「陳」と表記しているところにこだわりを感じる)に入ってみることにした。ここは江戸時代は本陣で、その後最近までホテルだったところ。現在はイタリアンレストランとなっている。
我々は、ラウンジでお茶をすることにした。小生だけ生ビールで、他は皆、ソフトドリンク。注文をとりにきた女性店員は、6人分の注文(うち4人は飲物だけでなくスイーツも注文したので都合10品の注文)を、メモも取らずにちゃんと理解した様子で、間違えずに皆出てきた。
凄過ぎる。大宮の「いづみや」だったら、(3つ以上は覚えられない)おかあさんに5回来てもらわないと注文が完了しない勘定だ。「いづみや」のおかあさんのレベルに慣れた我々には(って云うか我々も似たようなレベルなので)、信じられない記憶力である。
それにしても、出てきたスイーツはかなりのボリューム。しかし皆さん、見事にペロリと平らげた。いくらスイーツは別腹とは云え、さっき「ぼっち」でしっかり喰ったとは思えない食欲である。さっきの女性店員にはほとほと感心したが、皆さんの「スイーツ腹」にも大いに感心した。

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長野に着いたらもう昼食時、観光(善光寺参詣)の前に腹ごしらえをすることになる。昨年の秋、志賀高原の帰りに寄った「油や」をリベンジしてみようかとも思ったが(何しろ蕎麦を手繰ったかどうか覚えていないので)、まあせっかくだから未だ入ったことが無い店を優先した方がよろしかろうと、「ぼっち」という蕎麦屋に入ってみることにした。長野は、何かと気になる蕎麦屋が多い。
Google Mapを見て、店はホテルメトロポリタンの中かと誤解したが、よく見ればそのすぐ裏の小さなホテルの地下階だった。ランチタイムは予約が出来ないようなので、11時30分開店の17分前にやってきたら先客はおらず、一番乗りだった。店の開店を待つのも珍しいが、一番乗りはもっと珍しいことだ。
店の名前になっている「ぼっち」は、どういう意図で命名したのだろうか。「一人ぼっち」などに使われる「ぼっち」と「ダイダラボッチ」の「ボッチ」は、共に「法師」が語源らしい。一方、「高ボッチ」の「ボッチ」は「凹地」が由来のようだ。この蕎麦屋の「ぼっち」は、前者の意味のような感じはするが、定かではない。
我々の後から段々列が延びてきた頃、店主が「お待たせしました」と階段を上がってくる。案内されたのは小上がり。腰を下ろしたら、生ビール(470円税込、以下同様)で乾杯。メニューを開くと、蕎麦の種類も豊富だが、一品料理もかなりある。もうそれだけで嬉しくなってくる。
それでも結局頼んだのは、だし巻き玉子(600円)、大根と揚げそばサラダ(680円)、馬刺し(赤身、1,100円)、天ぷら盛り合わせ 大(海老2本付き、1,500円)と定番メニュー。それぞれたっぷりサイズだが、6人居るのであっという間にペロリ平らげた。
そして勿論、締めは十割そば(大盛1,550円)。ここは地元戸隠産のそば粉を使用。そのせいか、こし、喉越し、香りとも申し分ない。一番乗りして並んだ価値は十分にあった。

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坂巻温泉に投宿した翌日は、基本的に俗世間へ戻るだけだが、のんちゃんが善光寺に行ったことが無いとのことなので、ならばと長野へ行くこととなった。先ずはタクシーに乗って新島々駅まで移動。この運転手はコニカをリストラしてアルピコタクシーに就職したとのことで、日野にあった小西六工場が懐かしく思い出された。それにしても饒舌な運転手であった。
新島々駅で電車を待つ間、旧駅舎を眺めにいった。なかなか味がある建物。そのまま飾っておくだけでは勿体無い、カフェでもやらないものか。道路沿いに酒屋があって、店主(?)が店を開けて掃除をしていた。ビールを買おうかと思ったが、やっぱりちょっと早すぎるかと思い留まった。
アルピコ交通上高地線の電車は、かつて井の頭線で走っていた旧京王3000系。たとえアルピコ交通のカラーリングがされ、マスコットキャラの「渕東なぎさ」が描かれていても、何となく親しみが沸いてくる。
松本駅でJRに乗り換え、10時7分発の「特急ワイドビューしなの3号」に乗車。でもその前に、キオスクでしっかり缶ビールをゲット。今回は「安曇野浪漫・くろゆり」。これも「諏訪浪漫」と同じ麗人酒造のビール。いわゆる黒ビールの「くろゆり」も「諏訪浪漫」にある。
篠ノ井線に乗るのは、いつ以来か思い出せないほど久しぶりである。もしかすると前回は、冠着山(姥捨山)に登った時かも知れない。「特急ワイドビューしなの」で篠ノ井線を走るのはたぶん初めて。千曲川の河岸段丘の上を走る篠ノ井線からの眺めはなかなか良い。
姥捨駅からの眺め(特に夜景)が「日本三大車窓」のひとつになっているのは、昔から知っていた。たぶん国鉄時代からの話。ググッてみると確かにそのとおりだったが、そのうち狩勝峠越えの根室本線は既に廃線になっているので、現在は「日本二大車窓」になっているようである。もうひとつは肥薩線の矢岳越えだが、SLが無くなってからはきっといまいちのはず。その点で、篠ノ井線の眺めは、失われつつあるどころか、むしろ眼下の街並みは増えているはずなので、夜景は一層、輝きを増しているはずだ。

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海外出張が予定されていたのが、急転直下、出張が不要となり中止となった。急に出張するのは良くあるが、キャンセルになるのはそうは多くない感じ。ともあれグッドニュース、土日が潰れずに済んだので、急遽、すでになおちゃんがプランしていた上高地スノーシューツアーに便乗させてもらう。
当日は天気としてはいまいちと云うか、普通の冬らしい空模様。釜トンネルに入る頃から雪がちらつきだし、河童橋まで往復した間は降ったり止んだりの状態。でも流石は上高地、たとえ穂高連峰が見えなくても、冬の上高地らしい雰囲気は十分に味わえる。有象無象の老若男女異人邦人がやってくる、夏の喧騒とは異なる別世界。釜トンネルは、仙境と俗界をつなぐタイムトンネルとも云えるだろう。
思ったより、スノーシューを履いてうろうろしているハイカーが結構いた。しかしかなりトレースは踏まれているので、つぼ足でもそれなりに何とかなった感じ。
上高地の雪を堪能し釜トンネルの入口まで戻ったら、宿の送迎車がお出迎え。個人的には、26年ぶりの宿泊である。確かその頃はまだトンネル出口に建て替えて間もない頃だった。更にその数年前の正月に、まだトンネルの手前にあった頃の坂巻温泉にも泊ったことがある。かなり鄙びた宿だった。風呂がやけに熱かったので、偶々窓の外にあったツララをもぎ取って入れ、丁度良い湯加減になって悦に入った覚えがある。
宿に着いたら先ずは温泉。それもせっかくなので露天風呂にしましょうとWoodyさんと共に向かう。降り頻る雪の中で服を脱ぐのは勇気がいるし身体を洗っている時間は凍えるが、湯船に浸かってしまえばもう極楽である。
ほどほどに温まった後、風呂上りは部屋に戻ってやっぱりビール。あとは夕食に時間になるまで、炬燵に入りながら持参した酒をちびちびやる。この時間がもう最高だ。

上高地トンネル出口にて
田代池近くにて
梓川畔にて
河童橋にて
上高地バスターミナルにて
大正池ホテル前にて
坂巻温泉旅館の露天風呂にて

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050 一足先に湯上り乾杯。

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この時期の高尾山薬王院の護摩祈祷には、来訪者は少なく(数人の時もある)本堂内は閑散としているのが常だが、今日は偶々だろうが、随分(と云っても数十人程度)多かった。護摩祈祷する僧侶達にとっても、多少は張り合いが違うだろう。真冬でも暖房が無い本堂だが、心なしか今日はそれほど冷えない。
11時の護摩が終了すれば、次は昼飯タイムだ。今日はちょっと気張って「うかい鳥山」に予約を入れてみた。何年ぶりになるのか思い出せないが、たぶん20年ぐらいは来ていなかったと思う。そのくらい久しぶりに「うかい鳥山」にやってきたにしては、店の佇まいは以前と殆ど変わっていないように感じる。
全ての客室が離れ形式になっているのがここのウリ。その離れは、自然の小川に迫り出すような場所に設えてあるが、木々に遮られていて部屋同士は見通せない配置。なかなか心憎い。しかしそれはそれとして、仲居さんは料理の上げ下げ毎の移動が(厨房が何処にあるのかよく判らない)さぞかし大変だろうと思う。若くなくちゃ出来ない仕事だ。
たしかこの店は昔、スズメやツグミ(あるいはムクドリ?)の丸焼きを出していたようで、実際に食べた記憶がある。スズメは見掛け通り、殆ど食べるところが無く、やけに骨ばっていた印象。小鳥なんざ、喰うもんじゃないと子供心にがっかりした。もちろん今はすっかり洗練されて、そんな野趣あふれる料理は提供されない。
部屋に通されたら先ず生ビール。今回は平日限定の5,270円ランチコース。恐らくは月替わりでメニューが違うはず。もちろん、メインは焼き鳥なのだが、それまでに色々嗜好を凝らした一品が出てくる。これに合わせるのはスパークリングも宜しかろうと思い、プロセッコを注文。狙い通りにすべて美味しくいただいた(但し、麦とろろ御飯のうち、とろろは除く)。

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高尾山薬王院で護摩札を貰うついでに、いつものように高尾山に登る。今日は6号路を登ってみることにした。2月だし、しかも今日は平日なので、流石にハイカーは少ない。高尾山を気ままに登れるのは、もうこんなタイミングしか無いような気がする。
それでも女ひとりハイカーを時々見掛ける。単に山好きでウィークデーに休みがある勤務シフトの会社に勤めているのか、日頃の鬱憤晴らしに思い切って休暇を取ってやってきたのか、引き篭もりなのでなるべくひと目を避けたい場所を考えたら高尾山だったのか、仕事に疲れ人生に疲れ(はたまた恋に破れ)無断欠勤してやってきたのか、などと次々に妄想が膨らむ。
そんな穿った見方をすれば、閑散期の高尾山にやってくる独り者は、なにかしら鬱屈を抱えたままのような気がしてくる。東京で、独り者の居場所としては、2月で平日の高尾山が上手く嵌るような気がする。
山頂までは普通に登っても1時間半、程よい距離感だと思う。北に目をやれば大岳山が見えるし、東はスカイツリーが、南は江ノ島が、西は丹沢と富士山が見えている。混んでいるときの山頂はそんな心の余裕は生まれず、淡々とタッチアンドゴーで帰るだけ。独りじゃなくても、高尾山に登るのだったらこんなときに限ると思う。
我々が山頂に着いたとき、ちょうど一番高い場所にある茶屋「曙亭」の従業員が車に乗ってやってきた。これから開店準備が始まるのだろう、もうちょっと早く始めたら入ってあげられたのに残念。「早起きは三文の徳」はまだ生きている。
結局、昨年に引き続き、「やまびこ茶屋」へ入った。店の中はほんのり暖かい。今日は先客も無く、我々の後から誰も入ってこなかった。我々にビールやおでんを提供した後は、従業員4人がストーブを囲んで身の上話をしていた。せっかく話に花が咲いたところで、水を差すように日本酒のカップ酒を追加で頼んだ。

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年に一度の高尾山詣で。こんな時期でもなるべく静かな高尾山に登りたいと金曜日に休みをとっていくことにした。その代わり、平日なのでまともに行くと通勤ラッシュに巻き込まれるのはやっぱり恐怖というか、オフの時には出来るだけ通勤電車に乗りたくない。
なのでカミさんと共に朝食も摂らずに早く家を出て(と云っても普段と大して時間は変わらない)、まだ閑散とした武蔵野線に乗り込み、終点の府中本町駅まで移動。まだ7時前なのだが、ここにあるベックス(BECK'S)は6時30分から開いている。昨年と同様、今年もここでブレックファスト。
この店は53席のうち、過半数の28席が喫煙席。まだまだ世の中それだけ喫煙者がいるという証だろう。我々はもちろん禁煙席。小生はこれも昨年と同じく「コールスローサンド」(500円税込、以下同様)を注文。「コールスローサンド」はもちろん、コールスローだけではなく、ハムも挟まったホットサンドウィッチと飲物のセットである(普通にホットコーヒーを頼む)。
この「コールスローサンド」、ちょっとイタリアンホットサンドの「パニーニ」を彷彿させる感じでなかなか美味いと思う。朝食を外食することは滅多に無いので、巷の相場観がいまいち判らないが、これで500円は悪くは無いのではなかろうか。
しかし辺りを見回すと、コールスローサンドを喰っている輩は見掛けない。たぶん「スクランブルエッグプレート」(トースト+スクランブルエッグ+ベーコン、390円)か「サラダプレート」(トースト+サラダ、390円)が主流派のようである。その方たちは、察するに毎日か、あるいは頻繁にここで朝食を摂っている様子。もしかすると、ちょっと奢った気分にならないと「コールスローサンド」を頼まないのかも知れない。年1回の輩にはそのあたりがちょっと疎い。

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「ニュー新橋ビル」は、多くの居酒屋が渦巻く地下階にはよく行くが、1階は雨の日に東西南北に通過するための通路としてしか利用することが無いし(衣料品やパチンコ店、喫茶店、薬局等に用事がある人はその限りではない筈)、2階や3階となると殆ど近づかない。つまり、「ニュー新橋ビル」は良く行くが、実際にはごく一部しか知らないのだ。
今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、ニュー新橋ビル3階にある「博多蕎麦酒場・蕎麦屋にぷらっと・新橋本店」という店。酒やつまみが豊富な蕎麦屋というか、蕎麦も出す居酒屋と呼ぶべきか、少々悩む店である。
地下階や1階の喧騒さとは異なり、3階は客の通行も疎らな落ち着いた雰囲気で、ここも「ニュー新橋ビル」かとは俄かに信じがたい別世界。「博多蕎麦酒場・蕎麦屋にぷらっと」は、地下階だったら2軒か3軒の居酒屋分に相当する間口を持った大店である。
小生以外のメンバーはいつものように、既に一杯やっていて、メニューを吟味した結果、3,800円(税別)のコースを頼んだ方がリーズナブルとのことで、もう注文済み。更にはコースとは別注文で、鯖の生ハムと柿(518円税込)を頼んでいた。
こちらも急いでビールを頼んで追いかけねばならない、東京クラフト(大626円税込)で追撃開始。このビールはサントリーの武蔵野ブルワリー特製のクラフトビールだと。でも一気に呑んでしまったので、プレモルとの味の違いは良く判らず。
そうこうしているうちに、料理が続々と出てくる。献立リストを見ると、蕪と豆乳のすり流し、蕎麦粒とろろ、刺身3種盛り合わせ、天皇の蕎麦がき べっこう飴、鈴かぼちゃ海苔和え、おからとキノコの五目煮、必食!ぷらっとポテサラ、博多前天ぷら3種、茶美豚西京焼き、そして締めがせいろ。あわせて10品もあるが皆、ひと口サイズなので量的には食べきれないことは無い。料理は博多風なのかやや塩味控えめだが、そばつゆは関東風の感じがした。
ビールのあとはワインを注文。エラスリス白(4,104円)、エラスリス赤(4,104円)、イルボッジョ(4,104円)と、5人で3本を呑み干す。精算したらひとり7,000円(!)もいってしまったが、久しぶりなのでまあ宜しかったのではなかろうか。

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「川上庵」で酒と肴と蕎麦を堪能したあと、後ろ髪を引かれる思いとインバウンド喧騒から早く離れたい気持ちが交差しつつ、軽井沢駅14時59分発のあさま620号に乗車。軽井沢から大宮は、ちょっとうとうとしたぐらいで、それこそあっという間に着いてしまう。碓氷峠を越える新幹線が出来たのは1997年だそうだから、もう20年以上経つので慣れても良さそうなものだが、なかなか感覚が付いていかない(これも「三つ子の魂百まで」のせいか?)。
かつて、碓氷峠を越えるのに電気機関車2両(つまり重連)の手助けを借りていた特急「あさま」は、上野~長野間は3時間掛かっていた。東海道新幹線でいえば開通当時の東京~新大阪間にほぼ等しい(今は「のぞみ」で2時間22分。昭和は遠くになりにけり)。
つまり長野はそれほど遠い場所だったのだが、北陸新幹線が開通してからはほぼ半分の1時間半。東京~名古屋間並みになってしまった訳だ。しかし、頭で判っても実感が付いていけてない。未だに「そんなに近いんだ!」という感覚が抜けない。同様に、軽井沢~大宮間が48分(最速の「はくたか」で40分)しか掛からないのも未だ慣れない。
ともかくも、大宮駅15時46分到着。さっき「川上庵」で呑んで喰ったばかりの気がするが(気のせいではない)、やっぱり時間が早いので東口へ出てみる。相変わらず大宮は賑やかだ。一日当たりのJR乗降客数は約26万人で、流石に新宿駅(78万人)や池袋駅(57万人)には敵わないものの、埼玉県ではぶっちぎりの第1位(第2位の浦和駅は9万人)、駅を出ようとするとそのことを実感できる。
店は考えていなかったので、手っ取り早い「すずらん通り」へ入り込み、うろうろしてみると「銀座ライオン」の看板が目に入る。もう「和」は十分な感じなので「洋」が良さそうと入ってみる。時間が時間だけに、さすがに空いている。
先ずスタウト(中生745円)をグビっといってみた。やっぱりビアホールの生は美味い、と感じるのは気のせいか。その後はバーボン・ハイ(594円)。つまみは、生ハム半熟玉子のシーザースサラダ(972円)とニシンのマリネ(788円)にしてみた。ニシンのマリネを喰うと「サッポロライオンの味だ」と感じる。これは、小生だけだろうか。

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小諸駅からしなの鉄道に乗り、終点の軽井沢駅で下りたら、もうランチタイム。人ごみの南口(プリンス・アウトレット側)へ行く気はしないので、北口の店に行こうと「フレスガッセ」を覗いてみたが、やっていなかった。軽井沢では有りがちなように、やっぱり冬は閉めているのだろうか。ならばと今度はタクシーに乗って旧軽井沢へ行ってみる。
ロータリーの目の前にある「川上庵」を先ず覗くと、すんなり入れた。しかし、我々が席に着いた直後からわさわさと客がやって来て、広い店内も忽ち満席、店の中だけでは収まらず、外にも席待ちの行列が出来上がる。この寒空に気の毒なことだし、待つ人の無言の目線に多少、プレッシャーを感じるものの、我々だって高峰温泉くんだりからわざわざやって来たこともあり、せっかくの機会なのでのんびりやらせていただくことにする。
気が付けばもう5年ぶり(前回はこちら)。それにしてもシーズンオフでもこの人出なのだから、避暑シーズンはどれほどの混みようなのか、想像するだけでゾッとする。少なくともランチ時は避けたほうが良さそうだ。
やっぱり始めは生ビール(中750円税別、以下同様)。そのあとはいつものように日本酒になるが、メニューをみると聞いたことが無い銘柄があったので頼んでみる。先ずは斬九郎・特別純米芳醇辛口(2合1960円)。酸が立っているが旨みも感じられ、深みがある。次は辛口五郎兵衛(グラス730円)にしてみると、こちらはスッキリタイプで口当たりがとても軽い。毎度そうだが、この店の酒の選び方にはセンスを感じる。
一方、料理は牡蠣オイル漬け(980円)、鴨焼き(1,440円)、出汁巻き玉子(900円)、下仁田ネギ辛子味噌(820円)、自家製ぬか漬け盛り合わせ(800円)を注文してみた。期待通りどれもこれも美味いし、日本酒に良く合う。特に牡蠣オイル漬けは絶品。素人が気紛れに作るのとは全然違う。腕が違うのか、素材が違うのか(たぶん、両方だろう)。そして締めは勿論、せいろ(880円)。これも全く文句の付けようがない。とても幸せな時間を過ごせた。

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「高峰温泉」でまったりした翌朝は、ちょっと早く起きて高峰山で日の出を見る。昨日以上に天気が良く、白銀の北アルプスがモルゲンロートに染まる姿も久しぶりに視認できた。宿に戻って朝食を摂ったあとは、雪上車で路線バスの発着所へ移動。
9時50分発の佐久平行きバスに乗車する。小諸駅前で途中下車し、佐久平から新幹線で直帰する3人を見送る。ここで降りたのは軽井沢でランチをしたいがため。この頃小諸駅を利用することは、ほんとに少なくなった。小海線に乗り換えるのも、湯の丸峠や高峰高原へ行くバスも佐久平駅から利用できるので、東京からやってくる場合には、小諸駅を利用することは無い。駅前の「丁字庵」に入る機会はもうやってこないのだろうか。
程なくやってきた電車は、しなの鉄道独自のカラーリングをした115系。115系は旧国鉄時代、高尾駅以西の中央線ではかなりお世話になった車両なので、正直、見飽きた感が強いが、カラーリングが異なるとそれなりに新鮮に見える。
いまどき、JR東日本区間で旧国鉄時代に製造された115系を見ることは殆ど無いが、しなの鉄道の車両は現在全て115系なのだそうである。そう云えば、あの「ろくもん」だって内装はまったく様変わりしているが、115系を改造した車両だ。東日本で115系に乗りたければ、しなの鉄道がお手軽だと思う。
一方、JR西日本にはまだ115系は結構残っているらしい。JRに限らず、総じて関西は関東に較べて電車の寿命が長いようである。使えるものは擦り切れるまで使おうとする、関西人気質が今も生きているようだ。
車窓からの風景を眺めながら、小諸駅の売店で買った缶ビールをグビっとやる。今回、手に入れたのはThe軽井沢ビールのクリア。ピルスナータイプで、クラフトビールにしてはすっきりキレが良い、呑み飽きない味わいである。

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以前から、標高2千メートルにあるランプの温泉宿として有名な「高峰温泉旅館」。といっても、昔は今のように山の上ではなく、谷沿いあったので(昔の五万分の一地形図では、位置がだいぶ違っていた記憶がある)、場所を移して建て替えたのは30数年前のこと。
今回、その「高峰温泉旅館」へやってきたのは実に11年ぶり(記録はこちら)となった。そのときは、篭ノ登山と水ノ塔山に登った(隊長と小生とタマちゃんはマイスノーシュー)。高峰高原は、標高が高いので、厳冬期でなくても雪質が良いという評判で、スキー場もある。
小生にとっては高山植物が咲く季節よりも、雪の方が魅力を感じるせいか、いまだに無積雪期にやってきたことはない。雪山に登れなくなったら来るのを楽しみにとっておこう、という感じである。
黒斑山から下りて、スキー場で生ビールを呷った後は、迎えの雪上車に乗ってスキー場を横切り「高峰温泉旅館」へ向かい、ほんの数分で到着。宿の佇まいは、基本的に11年前と変わっていない感じ。ともかくも、先ずは風呂だ。露天風呂はちょっと離れているので、手っ取り早い内湯でさっぱりする。
風呂場の脇にあった自動販売機で、変わったビールを買う。雷電カンヌキIPAなんて初めてだが、よく見れば地元東御市の、オラホビールのブランドらしい。缶のデザインも斬新的。呑んでみると、苦味もさることながら香りも悪くない。IBUは63とのことだが、それほどではなくかなり呑み易い。
皆が風呂から戻ってからも暫し、部屋呑み。窓から丁度、夕暮れが望め、いい感じだ。さすが、標高2,000mの宿だけのことはある。谷沿いからここへ移転したのは大正解だろう。また次にここへ来るときも、雪見酒がいいと思う。

客室からの眺め
ダイニングルーム

024 高峰温泉の雪上車が迎えに来た。

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