山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2019年02月

ジャカルタ到着後、いつものようにターミナル2の外へ出ると、むあ~っと暑く気だるいインドネシアの大気に包まれる。辺りはまだターミナル3の整備工事が続いている。こんな暑さの中、ご苦労なことだと思うが、実際、だらしなく座り込んだりしている作業員もいる。彼らに較べれば、こっちはまだマシかなと、スーツケースを転がしてスカイトレインの駅に行き、ターミナル3へ移動。
標識が少ないせいか、単に見逃したせいか、チェックインカウンターは上だと判っているのに、なんとなくエスカレータで1階まで降りてしまい、何処かにエレベータでも無いかと探したが見つからず、結局またさっきのエスカレータまで戻ってガルーダ・インドネシア航空のカウンターへ。
チェックインと手荷物検査を済ませて漸く、出発ゲートがあるフロアへ到着する。さて、このあとどうするか。いつものことながら、ジャカルタ着が15時55分で、次のスマラン行きGA246便が19時35分発なので、この時間に夕食を喰うべきところなのだが、GA246でも例のランチボックス(ディナーボックス)が出てくるので、(大して楽しみではないが)丸ごと食べなくても多少腹を空けておかないと勿体無い。そうなると、ここで喰うのは麺類ぐらいが望ましいか、などと考える。
そんな頭でうろうろしていると、ちょうどうってつけの店があった。"Happy Chappy Chinese"と、ちょっとダサい名前の中国カフェ。お子様御用達じゃああるまいし、こんな名前でも客が入るのだから(自分も入ったことはさておき)、不思議と云うかインドネシア人の感覚はちょっと理解できない。
頼んだのはやきそば(Chick Chow Mein Egg Noodle、IDR65,000≒520円)とアイスウーロン茶(IDR35,000≒280円)で、きっちりIDR100,000(≒800円)だった。やきそばは、上海風でまあまあの味。アイスウーロン茶はプラスチック容器に入って出てくるのだが、何故か蓋がシールされていて、ストローを突き刺さないと飲めない。このシールは何処で封じたの? なにしろ、中に氷が入っているのだから、ついさっき、そこでやったとしか思えないが、わざわざシーラーを使ってここまでやる必要性がいまいち判らないのだが・・・。次回は、そのシーラー器具を拝見したい。

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前回はボーイング767だったが、今回は787ドリームライナーになっていた。しかも機材は、スターアライアンスの特別塗装機である。この塗装機に乗るのは初めて。機内の一部の照明が安っぽいスナック風に見えて、なんだか面白い。787には、プレミアムエコノミー席が14席ある。予めそう知っていたら、試しにアップグレードしておくんだったと後悔(搭乗時には流石に一杯だった)。
扉が閉まる前から映画を観始め、ジャカルタ空港のゲートに到着するまで観続けたので、長編も含め3本観ることができた。
1本目は、「The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society」という、第2次世界大戦中の、とある島で起きた出来事を描いた映画。日本未公開のイギリス映画である。ガーンジー島なんて聞いたことも無かったので、あとでGoogle Mapで調べたらイギリス領土ながら、フランスと目と鼻の先にある。だから大戦中、ドイツ軍に占領されていたのだと納得がいった。原作はベストセラー小説だそうである(日本では「ガーンジー島の読書会」という名前で本になっている)。なかなかしっとりくる映画。主人公は、リリー・ジェームス(Lily James)というイギリス女優、チャラチャラしていなくて好印象。「ダウントン・アビー」や「ウィンストン・チャーチル」、「シンデレラ」にも出ているらしいが、何れも見たことが無いので知らなかった。他の俳優達もいい味出している。
その次は、見逃したままになっていた「インターステラー」。マシュー・マコノヒーが相変わらずカッコいいな。それはともかく、ストーリーがかなり複雑難解な印象。皆さん、これ1回見ただけで理解しきれたのかね。移民プランAに必要な重力方程式を解く上で、足りなかったデータを、クーパー(マシュー・マコノヒー)がブラックホールに飛び込んでゲットできたってところが全く良く判らないし、そのデータを娘のマーフへ、モールス信号で伝えられた?ってところが激しく消化不良。でもまあ、作り込みはかなり深遠、これはSF映画としては名作になるかもね。見たことがある端役(ヒール役)が出てきたな、誰だっけと思ったらマット・デイモンだった。
最後に見たのは「Hotel Gagarin」(ホテル・ガガーリン)。これも日本未公開。イタリア映画って、たとえ映画の舞台がアルメニアだろうが、やっぱりイタリアのテイストがする。不思議。ドタバタコメディになりそうでならず、ちょっとジーンとくる展開が洒落ている。いい映画だと思うけど、日本じゃたぶん公開しそうにない。ヒロイン(?)のバルボーラ・ボブロヴァ(Barbora Bobulova)が存在感を示していた。イタリア女かと思ったら、スロバキアの俳優だった。何処かで見たような気がしたが、「ココ・シャネル」で若き日のシャネルを演じていた(年をとってからはシャーリー・マクレーン)、と云えばお分かり?

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家を午前5時半過ぎに出て、つくばエクスプレスで北千住へ。この時間ならば、座れはしないものの、車内はスカスカ。北千住駅からは、羽田空港行きのリムジンバスに乗る。これが一番乗り換えの面倒が無いので楽だ。大きなスーツケースを持った移動の場合は、やはり乗り換えの手間と電車内の混み具合がとても気になる。
羽田空港国際線ターミナルに着いたら、さっそくANAのチェックインカウンターへ。少しだけ行列が出来ていたので暫し並ぶ。手荷物検査場も意外に行列が出来ている。プライオリティ・ゲートがこんなに混んでいるんじゃ、プライオリティの意味が無い、とイライラしながら呟いている客もいた。イミグレーションにも行列が出来ていたが、小生は自動化ゲートから、しゅっと出国完了。
ちょっと土産物などを物色した(自分用に、スコッチウィスキーのボトルも1本買うことにした)ら、もうやるべきことは終了。時計を見ればまだ8時前。ゲートが開くまで2時間もある。ひと寝入りしても良さそうだが、とりあえずANAのラウンジにいく。
受付カウンターのおねえさん方に「ごゆっくりどうぞ」と云われて中へ。この時間だったら前回はガラ空きだったが、豈図らんや、今日は思ったより混んでいる。小生の後からも続々とやってきて、シートはすぐ半分以上埋まった状態にまでなった。今はそういう時期なのだろうか。
今回も移動だけなので、朝からアルコールをいただく。インドネシアに着いたらしばらくご無沙汰になるかと思うと、意地汚く余計その気になる。そう思うだけでたぶん、グラス1杯分ぐらい増える感じ。そう考えているのは小生だけでなく、皆さん結構やっている。焼酎ロックを呑んでいる輩だっている。
先ずは、ここでは食べたことが無かったヌードルコーナーで、とんこつラーメンを注文。その間に、生ビールをゲット。たちまち生ビールは儚く無くなってしまうので、そのあとは白ワインをいただく。出張は基本的に憂鬱だし、ましてや出張先はアルコール愛好者に無慈悲な国である。取り敢えずは今を楽しもう。

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海外出張前の最後の晩、三郷中央駅の目の前にある「パスタの家 CIELO」にカミさんと入る。いつのまにか、もう一年ぶり(前回はこちら)。まったく月日の経つのが早い。その間に、ずいぶん客の入りが増えてきたようだ。我々が入った時点で先客は二組だけだったが、後からも続々と家族連れの客がやってきて、気が付いてみると客は七組で、ほぼ全てのテーブルが埋まった状態。こんなことは、一年前までには無かった。
一方、厨房は一人だけで、あとはフロア係の若者(たぶん学生)だけ。これだけの規模の店がいっぱいになると、さすがに一人では無理だろう。実際、なかなか料理がやってこない状況が続く。我々はワインを呑んでいるのでまだマシだけれど、そうでない客はみんなでスマホに集中。
やがて、ようやくぽつりぽつりと料理が出て来だしたが、間延び感は否めない。みんな、意外に我慢強く待っているのは、スマホで気が紛れているせいだろう。
そういえば、今はもう閉まってしまった居酒屋だが、銀座ナインの一角にあった。店のサイズは、この店並みながら、客席数はこの二倍くらいあって(つまり、都心の店らしく密度が高い)、それを老夫婦だけでこなしていて感心したものだが、あの店は居酒屋なのでそんな手の込んだ料理は出さない。だからやっていけていたのだろう。一番料理らしい料理は、「とんかつのおろしぽんず掛け」だった。あれは、とても美味かった。
その銀座の居酒屋と比較すれば、イタリア料理だからどうしても手がかかる。ファミレス的に温めるだけを基本にすると能率は上がるだろうが、客は「サイゼリア」にとられてしまうだろう。そうなると、要は厨房1名ではもうこなせない状況なのだから、人を増やすしかなさそうだ。この店もそろそろ、そういう分岐点に来ていることを認識すべきなようだ。

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甲斐大和駅からの帰り、道々、今日はWOODYさんもいるので立川の何処かにしようと、あれこれ相談。とりあえず、「テンプラニージョ」にも「しぇ・もと」にも入ったことが無いひとがいるので、そのあたりにいってみようと立川で下車し、北口へ出る。
いつものように、立川は大した人出だ。そしていつものように階段を下り、線路沿いに国立方面へ進む。WOODYさんが「もう飽きた」と切って捨てた「弁慶」は素通り。先ずは手近な「しぇ・もと」へ行ってみると、やっぱりというか相変わらずの臨時休業。わざわざ貼紙がしてあるので、ずーっと臨時休業している訳ではなさそうだが、我々はなかなか縁が無い。
次に向かうのは「テンプラニージョ」。謎めいたレンガ造りのカプセルホテルの地下へ降りると、「テンプラニージョ」は思いも寄らない貸切だった。ホセが出てきて、「来ルトキニハ電話シテネ」と云う。そうだった、前回、そう云われたのを思い出した。残念、また来るよと、エレベータで地上階へ。さてどうしたもんか、こうなりゃ、南口だな、と地下道を潜る。
南側へ出るとすぐ「狸穴」だが、健啖家のWOODYさんでは物足りなかろうと、やっぱりスルー。もう少し先で目に入ったのが「十番」だったが、覗いてみるとここもなんと満杯。マスター(ちょっと見ないうちに、更に貫禄が出てきた)が外に出てきて「申し訳ないです」と。時間が時間だけに、こんなときもある。
ならばと次に覗いてみたのは「ずくなし」。ここは意外にも先客ゼロ、我々が一番客。やれやれ、と上がらせて貰い、板の間の座卓を囲む。今年の1月以来だが、数えてみればもう通算5回目の入店になる。また喉が渇いたので、生ビールでお疲れ様と乾杯。そのあとは日本酒。
あれこれ頼んで、結構お腹も膨れ、酔いも回ったところでおひらき。立ち上がろうとすると、すっかり足が痺れてすぐには動けない。板の間は、身体が硬い者には少々堪える。次回は、足が伸ばせるLの字カウンターに座るとしようか。

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日川尾根を登った帰り道、すずらん昆虫館前BSからふたたび栄和交通バスに乗り込み、甲斐大和駅に定刻通り15時45分に到着。次の上り電車は16時15分発なので、丁度30分の待ち時間となる。今日は終始曇りでちょっと肌寒い陽気、せっかく「ペンションすずらん」で温まったのが、このままではまた冷えてしまう。
甲斐大和駅前には「雅」という、一回だけ入ったことがある飲食店があるのだが、さすがに30分だけでは少々短過ぎるので、入るのは見合わせた(開いているかどうかの確認もしていない)。これが立ち呑み屋だったら、きっと躊躇せずに入ったと思う。いっそ、土日限定で甲斐大和駅の待合スペースに、「立ち呑みコーナー」を作ってくれたら、きっと寄ってあげるのに、といつも思う。
店員は、地元のシルバー人材にお願いすればなんとかなるはず。それでも人件費が気になるならば、自動販売機だけでいいから置いて欲しい。なんだったら、ホームに作ってもらってもいい。ただし、一つ注文をつけたいのは、たとえ「立ち呑みコーナー」と云えども雰囲気は大事。インスタ映えはしなくてもいいから、居心地の良さは追求してもらいたい。
でも小生の場合、やってくるのはせいぜい年に2回ぐらいが関の山だから、個人的にあまり売り上げには貢献できない。それを踏まえたうえで、なんとか考えてくれませんかね、JR東日本さん。
ということをちょっとだけ妄想したが、今はとりあえず身体が冷えないうちに一杯やろうと、ホームのベンチを確保し、リュックサックから酒のボトルを取り出す。つまみは、つぶ貝の燻製が現れた(なおちゃん提供)。これだけあれば、電車が30分後だろうが、他の登山客に白い目で見られようが問題ない。備えあれば憂いなし。有り難く、ちびちびやった。

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ロッヂ長兵衛でうだうだしたあと、そろそろバスの時間。栄和交通の運転手たちが、何処まで乗るのかとひとりひとり乗客に聞いている。たいていの客は、終点の甲斐大和駅か「やまと天目山温泉」までと云うが、我々はちょっと違う。
元々、日川尾根を歩いた今回は、久しぶりに「やまと天目山温泉」に寄ってみようかと思っていたのだが、なんとあひるちゃんが「ペンションすずらん」にまだ寄ったことが無い、という。それならば行かずばならぬ。ということで、我々は「すずらん昆虫館前BSで下車します」と運転手に告げる。
そんな我々を、そのままバスの奥の方に座らせたりすると面倒なことになるので、前の方の席を確保させるか、それとも別のバス(≒すずらん昆虫館前で降りる客だけのバス)を走らせるかで、運転手たちのあいだで暫し討議がなされる。結局、すずらん御用達専用バスを出すことに落ち着き、我々は嬉々として乗車した。
しかし今日は意外にも、「すずらん昆虫館前」BSで下りると宣言したのは、我々以外に4人もいた。とうとう拙ブログを読んで(勝手な思い込みです)、「ペンションすずらん」の魅力に気が付いたハイカーが現れたのか、そんな客が増えて風呂場がごった返すのは嫌だなと身構えたが、彼らはバスを降りるなり昆虫館へ直行したようで、元々昆虫好きだったようである(でも、我々と入れ替わりで風呂場にやってきたので、立ち寄り湯の存在はちゃんとご存知だった)。
バスから降りて建物に向かうと、広場には送迎マイクロバスがいて、オヤジたちがドヤドヤ乗り込んでいた。宴会でもあったのだろうか。何れにしても、彼らと風呂場でかち合わなくて幸いだ。今日も女将さんにお金を払って、風呂場に直行。すれ違いで風呂から出てきた若者たちは山姿でもないし、まさか昆虫マニアじゃないだろうから、釣り人かライダーかも知れない。風呂場は丁度誰も居なかった。我々だけの独占。でも、なんだかんだ、今日はけっこうニアミスがある。
風呂上りはいつものようにレストランへ直行。皆が上がってくるのを待ちきれず、独りでグビっとやる。揃ったところで乾杯、今日のつまみは、きのこの炒めもの。素朴だけど、とても美味い。

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天気もいまいちだし、先週の志賀山に登った際、右膝の脇の筋をちょっと伸ばしたので(古傷の再発のようなもの)、今週はちょっと軽めの山ということで、大菩薩連嶺に平行して連なる日川尾根に行ってみることにした(山の記録はこちら)。
この尾根は、いったん上がってしまえば殆どアップダウンが無く(なにしろピークらしいピークが無い)、しかもバス停がある上日川峠が終点なので、最後に麓へ下るようなことにもならない。まこと、膝の具合が悪い者にとっては好都合なところで、しかも人気が無いので静かなのが更に良い。
嵯峨塩館前からの登りも、ほんの一時間我慢すればもう尾根の上。あとはゆったり稜線漫歩。行き掛けの駄賃に、尾根上からほんの少々外れた「梅子婆」(仮称、標高1,540mぐらい)に寄り道。あとは忠実に尾根を北上する。途中、下日川峠の先で、相次いで二人の中高年男子単独行とすれ違った。こちらもそうだが、むこうも「こんな尾根を歩くなんて、酔狂な連中だなあ」と思ったに違いない。
今回の最高点は1,637m峰、地形図上の破線はその三角点を通るようになっているものの、実際の踏み跡は巻いてしまっている。こちらも、あえて三角点を踏むようなことはせず、淡々と先へ進む。
午後1時過ぎに、上日川峠に到着。4月に大菩薩嶺北尾根を登って以来、ほぼ半年振りにまた「ロッヂ長兵衛」にやってきた(前回はこちら)。こんな天気の割には、ハイカーでかなり賑わっている。やはり目当ては大菩薩嶺か。若者が多いようだ。やや肌寒いが、やっぱりビールを呑みたい。缶ビールにしようか、生ビールにしようかちょっと迷ったが、折角なので生ビール(600円)で、お疲れさんの乾杯。
建物の煙突から煙が出ている。あの薪ストーブの煙だろう。寒いのでストーブの前で呑みたい感じ。どうせならこのまままた、「ロッヂ長兵衛」に泊りたいところだ。......おっとあぶない、あぶない、そんな訳にはいかない、明日は海外出張の準備をしなくてはならない。しまった、ついうっかり現実に戻ってしまった。

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開店時間にはほんの少し早かったが、営業中の札が出ていたので入店。個室ではないが、細かく仕切られた小上がりに通される。当然かも知れないが先客はいない。
今回は、5,000円のコースをチョイス。もっと上があるみたいだが、きっとそんなに食べられないだろう。コースの内容は、以下の通り。鍋は、塩味か醤油味を選べるとのこと。スタンダードは醤油味と仰るので、素直に仰せに従う。
  ・食前酒
  ・名物!たたききゅうり
  ・自家製 イカ塩辛
  ・アジの胡麻醤油和え
  ・鴨なべ(醤油味)
  ・〆(うどん又はおじや)
  ・香の物
  ・水物
何となく、取り合わせが個性的だよね。鴨ときゅうりの取り合わせは聞いたことがない。鴨にはネギだろ。しかし、一緒に出てきた肉みそがかなり美味い。使われている肉はやっぱり鴨だ。イカ塩辛もなんだか不思議。でも、酒には具合が良い。そうこうするうちに鍋が来た。見てびっくり。
まさしくインスタ映えがする盛り付け。これで二人前か!と思うほどたっぷりある。よく見るとこれは梅の花がモチーフ。これをそのまま火にかける。鍋は出来上がるまで、店の人がやってくれるので、我々は見ているだけ。ある程度煮えてきたところで、何をするのかと思っていたら、鍋の中身を丸ごとくるりと180度反転させた。確かに素人には無理そうな芸当である。而して、鴨肉は鍋底へ移動。鴨の香りが段々強くなる。
結局出来上がるまでに30分くらい待っただろうか。鴨肉は、火が通ったらさっさと食べないと硬くなると聞いていたが、この店では真逆。ようやく「出来上がりました」と云われて、箸をつける。文句なく美味い。こんなに美味い鴨鍋も久しぶり。しかし、それにしても量が多い。頑張って何とか食べ切る。
〆のうどん又はおじやはとても食べられそうに無かったので、泣く泣く諦めた。たたききゅうりは、止めとけば良かった。結局、鴨鍋の季節にはやや早かったのか、我々以外に客はもう一組だけ。次回、ここへ来たら、たたききゅうりは無視して、是非、おじやに辿り着けるようにしたい。

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今日もまた3か月おきの定期検査の日が巡っていたので、ついでに、いつものように食事へ出かけることに。而して何処で何を喰うか、暫し思案。そういえばもうすぐ鍋の季節だが、流石にまだちょっと早いか。しかし、来週からまた2か月、和食はお預けとなると考えれば、今のうちに行っておくかと思い直す。
このちょっと早い時期、鍋を喰えるとなると、鍋の専門店しかないだろう。鴨にするか、猪にするか、馬にするかと考えれば、やっぱり先ずは鴨。鴨鍋ならば、近所で云えば越谷だが、専門店となると難しい。それで思い出したのは湯島の「梅園」。前回は喰い損なって、「鳥つね」で親子丼を喰ったのだった。ということで、一応、念には念を入れて、予約を入れてからカミさんと出かける。
出かける時間がやや早かったせいで、予約時間までちょっと間があったので、御徒町界隈をぶらり散歩。アートスポーツにも立ち寄って、目に付いたフリースジャケットを衝動買い。時間があると、ついこのようなことになる。
それでもまだ、「梅園」の開店時間には早い。春日通り沿いに、小洒落たカフェが目に入る。店内が良く見え、ビールを呑んでいる女性客がいた。いいねー、じゃあ入ろうと、扉を開ける。なかは白基調で明るい。
メニューを見ると、やはりここはコーヒーがウリ。だいたい500円からという、本格派的の値段。一方、我々が頼んだのは、生ビール中ジョッキ(550円)とグラス(450円)。殆どコーヒーと値段に差がないんだ、と軽く驚き。つまみもある。そのなかから、オリーブ2種盛り400円を頼む。ちょっとまったり時間。
そろそろいい時間になってきたと、店を出て湯島天神の坂を登る。境内に入れば、絵馬がいっぱい。年明けの入試シーズンには未だ早いが、さすがは天神様、様々な合格祈願が書かれている。ここは年中、絵馬が絶えないようだ。

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志賀高原の山を巡った帰り道。今回は1日目、2日目はそれなりに、ストイックに山登りに専念したが、3日目は「猿座カフェ」を皮切りに、だらだらとだらしなく呑み続けている。もうだいぶいい感じになっているのだが、時計を見ればまだ午後4時にもなっていない。
それならば、ちょっとだけ寄っていこうと、やっぱりいつものように大宮で途中下車し、「いづみや本店」は1年半ぶりの入店(前回はこちら)。相変わらず賑わっている。目当ての一番奥の4人掛けテーブルが空いていたが、我々が3人だったせいか、店のおかあさんにその手前のテーブルを指定される。
ここはリュックサックを置く場所がない。そうなると、テーブルの下に置こうとしても、多少通路側にはみ出してしまう。するとおかあさんが「あたしが、テーブルの上で伝票に書くのに、リュックサックが邪魔」だとのたまう。仕方なく、足の下に無理矢理押し込む。だから一番奥にしてくれれば、リュックサックをビールケースの上に積めるのに、と云っても始まらない。このおかあさんは、そこまで気働きがないようだ。そういえば、ちょっと来なかっただけだけど、だいぶ、おかあさん方の面子が変わったような気がする。
ひと心地ついたら、呑みものを注文。小生は喉が渇いたので、ホッピー(400円税込、以下同様)にした。続いて、つまみも注文をしようとするが、これがなかなか捉まらない。じっと、おかあさんたちが我々に注意を向けてくれるまで待つ。藪が深いバリエーションを進むには、鹿の気持ちになって歩かないと踏跡が見えてこないが、それと同じく「いづみや」に入ったら、おかあさんの気持ちにならないと、上手く注文ができない(個人的な見解です)。いっぺんに2つまでしか注文を受けたくないし、そもそもなるべくなら注文を受けたくないのだから(これも個人的な見解です)、気長に待つしかない。
漸く、おかあさんの気を惹くことができて注文したのは、ハムカツ(300円)と支那竹(280円、支那なんて言葉は死語だろうな)と肉豆腐(250円)。これぞ、いづみやの味だ。

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「油や」で酒と料理を堪能し、不覚にも前後不覚になったあと、そろそろ新幹線の時間なので駅に移動。Woodyさんは、我々と同じ列車には席が確保できなかったので(つまり我々の乗る列車は満席だったということだ)、一本前の「はくたか」に乗車。我々はホームからお見送り。
我々が乗る列車は、長野駅14時27分始発の「あさま620号」。指定券は全て売り切れた割には、車内はがらがら。いったい何処から乗ってくるのかと思っていたら、客の半数以上は軽井沢からの乗車だった。今頃に軽井沢に行くのは、やはり紅葉狩りなのか。それとも単にグルメか、アウトレットでショッピングだろうか。
座席に着いたら、ホームのキオスクでしっかり買った地ビール「善光寺浪漫」をグビっとやる。呑んだのは、「しらかば」という名前のケルシュタイプ。苦味が印象的。この頃は、たいていの観光地にはご当地ビールがあるので、店で物色するとどうしても、キリンやサッポロなんかじゃなくて、そちらの方が目に入る。
なんて思って缶のラベルをよく見ればこの「善光寺浪漫」、諏訪の麗人酒造が作ったビールだと気が付く。蓼科山の帰りに寄った、あの酒蔵だ。そこの麗人酒造が作った地ビール「諏訪浪漫」を、片倉館の2階でも呑んだ。そう云えば、その「諏訪浪漫」も同じく「しらかば」だった。ってことは、ラベルが違うだけで、中身は同じ? まあ、あまり詮索してもしょうがない。同じ長野県だし、いいか。
「善光寺浪漫」一本を呑んだだけでは、まだまだ着かない。さっきの「油や」で呑み残したのでテイクアウトした「西之門」の小瓶を開け、ひとりでちびちび呑むことにした。

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今回の最後の午餐は、東京へ帰る前に長野駅前で。なおちゃんがリサーチし予約を入れてくれたのは、「油や」という蕎麦屋。駅前ロータリーに面しているので、利便性は抜群である。今回は運良く、我々が志賀高原でふらふらのんびりしている間に、黒部峡谷・下ノ廊下を踏破してきたWoodyさんと、「油や」で合流することができた。
我々の席は、奥の個室のような小上がり。店は大層賑わっていて、すでに席が空くのを待つ客もいる。予約を入れてくれたのは大正解である。乾杯は、Woodyさんも含めたいていの者はビールだが、小生はもう、「特急ゆけむり」でしっかり呑んできたので、ここは日本酒でいこう。ぱらぱらとメニューを捲って、これにするかと選んだのは地酒、「松尾」白ラベル純米(1,100円/300ml税込、以下同様)。日本酒らしい口当たり。そのあとは、「西之門」生酒(1,100円/300ml)を呑んでみた。これも、長野の地酒。やはり昔風な味わいである。
この店は、一品料理が極めて充実していて、居酒屋も顔負けである。酒の肴には、若鶏から揚げ(470円)、揚げ出し豆腐(390円)、肉じゃが(480円)、エリンギ天ぷら(360円)、しめじと舞茸チーズ焼(400円)、馬もつ煮込み(540円)をそれぞれ2つずつ注文した。全般的にコスパはかなり高いと感じた。
ところがこの先、すっかり記憶が飛んでいる。最後に蕎麦を喰ったような気がするが全然覚えていない(日本酒を呑み過ぎたか)。証拠写真もないので、確かめようもない。折角、蕎麦屋に入って蕎麦を覚えていないのでは洒落にならないので、また長野に寄ることがあれば(無理矢理、プランするか)、何が何でも「油や」に入って確かめねばならない。ところで今更ですが、ちゃんと勘定、払いましたよね?

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渋温泉街の観光のあとは、長野電鉄で長野駅へ移動。実は只の移動ではない。今回乗るのは湯田中駅 11時25発の「特急ゆけむり~のんびり号~」。かつて小田急ロマンスカーとして走っていた10000系HSEを、4両編成に改造したもの。ちなみに小田急10000系と違い、トイレは設置されていないので(つまり車両基地に汚水処理施設を持っていないので)、ビールの呑み過ぎには注意が必要である。
「特急」というからには、各駅停車に較べて停まる駅の数はたしかに少ないものの、同じくらいの所要時間でゆっくり走る観光列車。なので、「特急料金」もたった100円である。
湯田中駅に着いたら、さっそく車内用に生ビールを買出し。駅構内にある"GOEN DELI"という店でいただく。そのあと、すぐに乗車。先頭車の展望席はさすがに埋まっていたが、それ以外は好きなところに座れる状態だ。
動き始めると、すぐに車内放送で沿線案内が始まり、それは長野駅に近づくまで延々と続く。慣れない若い兄ちゃんが一生懸命やっている感じがあって、微笑ましい。
桜沢駅では、ちょうど北信五岳全部見えるとのことで説明があるが、残念ながら全部は見えていない。車内販売も2回来た。最初は、エリンギにぎり寿司(3個入り、350円)をいただく。エリンギはこの地方の特産なのか。意外に酢飯と合う。ぺろっと食べる。2回目の車内販売では、信州桔梗ヶ原井筒ワイン・メルロー2015(500円)を買うことにした。呑みきりサイズでカップ付き、まさしく車内で一杯やれるようになっている。
途中、千曲川の鉄橋の上でも含め、アカペラで2曲(しかもフルコーラス)、この地方にまつわる歌を披露して呉れたのだが、聴いている方がやや恥ずかしくなる。さすがは観光案内列車と云えど、地方鉄道社員もいろいろ大変だと思う。でもそのおかげで、この列車、特急料金100円はかなりお値打ちだと思う。

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観光の第2章は渋温泉街の散策。ここは昔ながらの温泉街の雰囲気を残していて、その雰囲気そのものが観光資源である。タクシーで温泉街の入口に乗り付け、ちょうど目の前にあった観光案内所で、荷物を無料で預かってくれるというので、ありがたく身軽になって、石畳のそぞろ歩き開始。
ここの温泉街には、9つもの共同浴場があり、宿泊客は無料なので存分に湯巡りをすることができる(外来者は、9番湯「大湯」のみ500円で利用可能とのこと)。湯当たりが怖い小生は何処かに投宿したとしても、全ての湯を巡ることは未来永劫不可能。どれもこじんまりとしていて、鉄道模型のジオラマにもってこいの風情である。
木造四階建てで有名な、旅館「金具屋」の前に出た。さすが人気の宿、我々のように泊りではない客が、この辺りには多く彷徨いていて、ちょっとした撮影スポットになっている。宿代はちょっと値が張るが、一度泊ってみたい。もちろん四階建ての建物に、だが、足腰が弱くなったら四階まで上がり下がりするのは難儀するかも知れない。どうせ泊るのだったら、やはり今のうちか。
ひと通り歩いたところで、まだ時間はある。何処かでまたビールでも呑みたいところだが、その手の見せは無さそう。そう思っているところに、喫茶店を見つけた。しかも営業中のようだ。
外から見ても中に入っても超レトロな店で、なんとなく嬉しい。見掛けは純粋に喫茶店だが、そこはやっぱり温泉街の喫茶店。嬉しいことにビールも置いてあった。大瓶で1,000円と、まさしく観光地価格だったが、背に腹は代えられぬと注文。実はここのビール、くまちゃんに奢ってもらったのだった。くまちゃんが、ご事情により帰りの列車の時間を繰り上げることになったせいで、小生が予め買っていた指定席券のキャンセル料を払うことになった。そのお返しでビールを奢ると云われ、あまり押し問答しても仕方ないと、有難く承知したのだったが、ビール代の方が余程高く付いてしまって、まことに申し訳ない次第である。

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志賀高原3日目は、完全観光モード。プロデューサーなおちゃんによる最初の訪問地は、「地獄谷野猿公苑」。露天風呂に入る猿はもはや世界ブランド、ここの正式英語名はその名も"Snow Monkey Park"である。女子連は、嬉々として公苑へ向かっていく。
小生は一昨日、膝の筋を少々伸ばしたので、なるべくなら余り歩き回りたくないし、特に階段は登り降りしたくない。「地獄谷野猿公苑」はパスして、とりあえず間欠泉の前までやってきた道を、一人でそのまま戻ることにした。「公苑」に入らなくても、そこらに猿はぞろぞろいた。すっかり慣れていて、人間を怖がらない。
小生の近くにいた猿が、何を思ったのか急に小生のすぐ脇を摺り抜けて歩き出す。次第にスピードを増してスルスルと、30メートルほど離れたところにいた中高年夫婦と思しき二人連れに向かっていく。見ると、ご婦人がレジ袋をぶら下げていて、中から何かを取り出そうとしている。『レジ袋を持ち歩かないこと』という注意書きを見なかったらしい。
あ、やられるな、と思ったその瞬間、くだんの猿が僅かに跳躍したと思ったら、ご婦人のレジ袋を叩く。そのご婦人の「きゃっ」という叫びと共に、レジ袋が手を離れ宙に舞った直後、その猿が上手にキャッチし、一目散に逃げ去る。ほんの2、3秒間の出来事。
小生がそのご婦人に注意を喚起する間もなく、ましてやその中高年夫婦にとっては突然、袋が宙に舞い、落ちたところに何故か猿がいた、ぐらいだったろう。一部始終を観察した小生は、まこと不謹慎ながら、的確で無駄の無い猿の動きに、ほとほと感服した。人ずれしているとは云え、さすがは野生動物。逃げ去った猿の後を、他の猿たちがお零れを頂戴しようと、キーキー云いながら追いかけて行った。
上林温泉の外れ、地獄谷野猿公苑へ通じる遊歩道の入口に「猿座(えんざ)カフェ」という洒落た店がある。開店は午前10時だが、着いて時計を見るとまだ9時45分。でも、ちょうど店から出てきた女の子に聞いてみると、「入れますよ」とニッコリ。ありがたく入店し、外のテラス席を確保する。頼んだのは地ビール、その名も「志賀高原ペールエール」(700円)。グビっとやって、観光地気分を味わった。

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2日目は岩菅山に登るため、蓮池BSから一ノ瀬BSまでバス移動。一番バスは思ったとおり、我々の貸切状態。空は、今にも泣き出しそうな雲行きだ。どこまで降られずに登れるか。昨日、右膝脇の筋をちょっと伸ばして痛みは残っているが、まあなんとかなるだろう。
歩き始めから、アライタ沢を渡るまでの用水路沿いの道はほぼ平坦で、丁度紅葉が見頃。那須の、峠の茶屋を越えて三斗小屋温泉までの水平歩道を彷彿させる。途中でちょっと腹ごしらえ。今日は宿の朝食は食べられなかったが、弁当は用意してくれた。それをいただく。
沢から離れ2つ目の急登に掛かった辺りで、とうとう雨が落ち始め、視界もゼロ状態。気温もどんどん下がる感じだ。こうなるとさすがの女子連も黙って登るだけとなる。必ずしも、天候が悪くて残念なことばかりではない。途中、30人余りの学生の集団が下りて来て、我々とすれ違う。彼らは雨でも賑やかだ。
やがて山頂に到着。眺望なし。寒いので山頂直下の避難小屋に這い込んで小休止。先客は1パーティーのみ。証拠写真を撮ったら、長居してもいいことは何も無い、さっさと下山。雨の中、下りも黙々と歩くだけと思ったら、登頂して気分は晴れたと見えて、女子連は忽ち姦しくなる。
あとの楽しみは、一ノ瀬で一杯やれるかどうか、だったが、下りてみるとホテルは数多く立ち並んでいるものの、ひっそり、ひと気が無い。バス停待合所で、各ホテル宛の新聞が並んでいるのを見れば、ホテルには誰かが居るようだとわかるが、営業しているところは見当たらず。バスがやってくるまで、悶々と時を過ごすだけとなった。
ホテルに戻ったら、今日も先ず風呂。今日もやはり貸切。風呂から上ればビールが待っている。ちょっと小腹が空いているので、昼の弁当の残りを摘まむ。しばらくまどろんでいると、もう夕飯の時間なので、食堂へ移動。今日の献立一覧をみると、昨晩と違うメニューになっている。これはありがたい。メインは虹鱒のホイル焼き。こういうので一杯やるのは最高だ。

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木戸池BSにやってきた湯田中行きバスは、小生を含め数人しか乗っていなかったが、下車した蓮池BSからは、入れ替わりに随分多くの中高年(主に女性)が乗り込んできた。何処かで紅葉狩り(というか紅葉を見ながらのおしゃべり)を楽しんで、もうお帰りということかも知れない。
スキーシーズンでないとこんなものかも知れないが、皆、車でやってきて、ちゃちゃっと紅葉を見たらおしまいじゃあ、ちょっと勿体ない。或る瞬間を眺めるだけでなく、夜明けから夕暮れまで移ろい行く光に照らされた紅葉の変化を堪能することこそが、ここへやってくる価値ではなかろうか。
そんな中高年集団を見送った後、宿に戻る。女子達はもう風呂から上がっている頃だろう。こちらも3階の部屋に荷物を置いて、さっそく1階の風呂場に直行。帰りに2階にある自動販売機でビールを買うために、500円硬貨1枚を懐に忍ばせる。思ったとおり、風呂場には誰もいなかった。
窓の外はさして眺めは無いが、視界を遮るのは色付いた葉っぱなので、それなりに風情は良い。ここの源泉は単純硫黄泉(源泉 61.0℃)というが、硫化水素臭は微かに感じられる程度。山の下りでちょっと脛に傷を負ったので(まあ、生傷は絶えないもの)、片足だけ湯船から出してゆったり浸かる。
部屋に戻ったら、さっそくビールをグビっとやる。は~~、いつものことだが堪えられない。窓の外を見ると、目の前に東舘山から赤石山までの稜線を彩る紅葉の或る部分が夕日に照らされて、申し分ない眺めである。そのうち女子達も集まり、ワインやら日本酒やらをいただく。
ここ「ホテル白樺荘」は、大きからず小さからずの、程よい規模である。シーズンオフなので、館内は閑散としている。夕食時になったので食堂へ向かうと、宿泊客は、我々以外に3組ぐらいのようだ。この時期の志賀高原は、紅葉の絶景が見られるのにも拘らず、ホテルは至って静かという、とても贅沢な時間を過ごせる場所である。

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志賀高原の山歩きは初めてじゃないが、まだ志賀山には登ったことが無かった。今回は、四十八池湿原まで辿りついた後、女子連は「今日はもう山は十分、早いとこ温泉に浸かりたい」というご様子なので、独りで登ることになった。ここから先は、ヒトの気配はぐっと少なくなり、静寂に包まれる。
裏志賀山から見下ろすと、四十八池湿原はまさに箱庭のよう。志賀高原は地形が複雑、山の形も千差万別で様々な火山があり、そのおかげか大小の池がそこかしこに点在している。それが山歩きのいいアクセントになっていて、他では味わえない面白さがある。
めでたく志賀山にも登頂した後は、女子連に遅れること約1時間で、硯川へ下る。次のバスまで、まだ小1時間ある。当てにしていた「横手山レストハウス」は、残念ながら改修工事で休業中だ。「硯川ホテル」を覗いてみても、外来者にビールを呑ませてくれる雰囲気がなかったので、左様ならばと木戸池まで歩いてみることにする。途中、「平床」辺りで雲が切れて日が差すと、黄色く色付いた白樺林が浮かび上がって思わず足を止める。
およそ30分後、木戸池温泉ホテルに到着。フロントに居たオヤジ(もしかして支配人か、それとも宿の主か?)に、缶ビールの所在を聞くと、「あちらにあります」と指を刺す。汚れた靴で絨毯に上がるのは憚れたが、「構いませんよ」と心優しく了解を得たので、首尾よく缶ビール(300円)をゲット。外に出て木戸池を眺めながらグビっとやる。ちょいと肌寒いが、気分は最高。
木戸池温泉ホテルは源泉かけ流しの温泉宿。宿代も極めてリーズナブル。今回、志賀高原での宿を探している際、かなり迷ったのだが、バスの利便性を最優先したため、「ホテル白樺荘」にしたのだった。もし、奥志賀高原行きのバスが木戸池BS始発だったら、迷わずここに決めたと思う。それくらい、ここはいい感じである。

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"Coffee&Canzume Bar YuBel"でいっぱいやったあと、精算して立ち上がると、意外にコーヒー・ハイボールで酔ったような気がした。でも、もう一軒行こうと既に二人は歩き始めているので、後を付いて行く。駅から続く道を、更に離れる方向へそぞろ歩き。
でも大して歩かないうちに、「季節料理 すず半」と書かれた灯篭型の看板が目に入った。店は何処だと目をやると、こんなところに珍しく飛び石が並んでいて、その先にちょっと奥まった暖簾が見えた。どうやら、ここは割烹のようだ。高いかも知れないと一瞬思ったが、もうあんまり歩きたくないし、三人ともすっかり気が大きくなっているので怖いもの無し、「入ってみよう」ということで、すんなり意見が纏まった。
暖簾を潜ってみると、中は意外と広い。この時間にも拘らず、先客は誰もいない。たしかにここは、小料理屋というよりも割烹である。少なくと料亭ではなさそうだ、と安心してずんずん入る。カウンター席と小上がりがあったが、もう大して呑むわけでもなし、カウンター席に三人並んで座る。
カウンターの中には女将さんと思しき女性と、もうひとり女性店員。どちらも我々と似たり寄ったりの世代のようだ。喉が渇いたのでまたビールをもらう。他の二人は日本酒の熱燗。付き出しは、ほうれん草の胡麻よごし。こういう普通の料理が美味い。
もう三軒目だが、また前の二軒と同様、話は自然と仕事の話になる。一人はまだ現役バリバリだが、小生を含め残りの二人はもうシニアなので、どうしても聞き役に回る。ひとしきりまた愚痴を聞いた後で、もう酒も入らないし、そろそろ帰ろうかと云うことになる。しかし大きな顔をして入ってきた割には、何も料理を注文せずに帰るのは些か気が引けた。次回は、何とかしてここまで来て、ちゃんと料理を喰ってみたい。

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