「鹿の子」を出た後、中禅寺湖畔を時計回りに散歩。塀に囲まれたフランス大使館別荘を通り過ぎ、同じく塀が続くベルギー大使館別荘の脇を通ろうとすると、塀の扉が開いていて、そこに立っていた男性が「ご覧になりませんか?」と仰る。「エ?入れるんですか?」と思わず聞き返す。
そもそもここは、英国大使館別荘やイタリア大使館別荘と違って、現役の別荘である。当然、入れる訳が無いと思っていたら、今日は偶然にも「栃木県民の日」(実際は6月15日)の記念イベントとして、「別荘建築90周年記念・ベルギー王国大使館別荘特別公開」の日だった。しかも無料。なんか得した気分である。イタリア大使館別荘と較べると、こじんまりした感じだが、生活観が感じられて良かった。
次はイギリス大使館別荘。こちらも無料だった。外装は真っ黒いが、内装は一転、真っ白である。ちょっと盛土してあるせいで、中禅寺湖の眺めはここが一番良い感じ。元々はアーネスト・サトウ個人の別荘だったとの由。息子の武田久吉も、ここで遊んだことがあったのだろうか、と思いを馳せてみる。最後にイタリア大使館別荘も見学した。ここはほんとに建物も調度品もシックであり、イタリア人の粋さを感じさせてくれる。
ひととおり鑑賞した後、また喉が渇いた。たしか何処かでイタリア国旗の看板が見えたはず、と思いながら引き返すと、果たして歌ヶ浜駐車場の奥の高台に「ボスコ(BOSCO)」という名のカフェがあった。いってみると、庭にはクリンソウが咲いていた。湿地じゃなくても咲くのか。
普通の一軒家のような玄関を入り、応接間のような部屋のテーブルにつく。熟年夫婦がやっている。ここはパスタの店のようであるが、生憎間に合っている。また恐る恐る「ビールありますか?」と訊けば、「あります」との回答。ふう、ひと安心。
BOSCOのHP: こちら
そもそもここは、英国大使館別荘やイタリア大使館別荘と違って、現役の別荘である。当然、入れる訳が無いと思っていたら、今日は偶然にも「栃木県民の日」(実際は6月15日)の記念イベントとして、「別荘建築90周年記念・ベルギー王国大使館別荘特別公開」の日だった。しかも無料。なんか得した気分である。イタリア大使館別荘と較べると、こじんまりした感じだが、生活観が感じられて良かった。
次はイギリス大使館別荘。こちらも無料だった。外装は真っ黒いが、内装は一転、真っ白である。ちょっと盛土してあるせいで、中禅寺湖の眺めはここが一番良い感じ。元々はアーネスト・サトウ個人の別荘だったとの由。息子の武田久吉も、ここで遊んだことがあったのだろうか、と思いを馳せてみる。最後にイタリア大使館別荘も見学した。ここはほんとに建物も調度品もシックであり、イタリア人の粋さを感じさせてくれる。
ひととおり鑑賞した後、また喉が渇いた。たしか何処かでイタリア国旗の看板が見えたはず、と思いながら引き返すと、果たして歌ヶ浜駐車場の奥の高台に「ボスコ(BOSCO)」という名のカフェがあった。いってみると、庭にはクリンソウが咲いていた。湿地じゃなくても咲くのか。
普通の一軒家のような玄関を入り、応接間のような部屋のテーブルにつく。熟年夫婦がやっている。ここはパスタの店のようであるが、生憎間に合っている。また恐る恐る「ビールありますか?」と訊けば、「あります」との回答。ふう、ひと安心。
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