山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2018年08月

「鹿の子」を出た後、中禅寺湖畔を時計回りに散歩。塀に囲まれたフランス大使館別荘を通り過ぎ、同じく塀が続くベルギー大使館別荘の脇を通ろうとすると、塀の扉が開いていて、そこに立っていた男性が「ご覧になりませんか?」と仰る。「エ?入れるんですか?」と思わず聞き返す。
そもそもここは、英国大使館別荘やイタリア大使館別荘と違って、現役の別荘である。当然、入れる訳が無いと思っていたら、今日は偶然にも「栃木県民の日」(実際は6月15日)の記念イベントとして、「別荘建築90周年記念・ベルギー王国大使館別荘特別公開」の日だった。しかも無料。なんか得した気分である。イタリア大使館別荘と較べると、こじんまりした感じだが、生活観が感じられて良かった。
次はイギリス大使館別荘。こちらも無料だった。外装は真っ黒いが、内装は一転、真っ白である。ちょっと盛土してあるせいで、中禅寺湖の眺めはここが一番良い感じ。元々はアーネスト・サトウ個人の別荘だったとの由。息子の武田久吉も、ここで遊んだことがあったのだろうか、と思いを馳せてみる。最後にイタリア大使館別荘も見学した。ここはほんとに建物も調度品もシックであり、イタリア人の粋さを感じさせてくれる。
ひととおり鑑賞した後、また喉が渇いた。たしか何処かでイタリア国旗の看板が見えたはず、と思いながら引き返すと、果たして歌ヶ浜駐車場の奥の高台に「ボスコ(BOSCO)」という名のカフェがあった。いってみると、庭にはクリンソウが咲いていた。湿地じゃなくても咲くのか。
普通の一軒家のような玄関を入り、応接間のような部屋のテーブルにつく。熟年夫婦がやっている。ここはパスタの店のようであるが、生憎間に合っている。また恐る恐る「ビールありますか?」と訊けば、「あります」との回答。ふう、ひと安心。

DSC08786

20180610_133015

DSC08792

20180610_133215

DSC08793

DSC08787

DSC08788

DSC08789

20180610_133301

DSC08790

20180610_133311

20180610_133327

DSC08791

20180610_133648

DSC08794

DSC08795

DSC08796

DSC08797

DSC08800

DSC08798

DSC08801

DSC08803

20180610_140327

DSC08799

20180610_140409

DSC08802

DSC08804

20180610_140438

DSC08805

DSC08806

DSC08807

DSC08808

DSC08809

DSC08810

DSC08811

20180610_141137

DSC08812

20180610_141152

DSC08813

DSC08814

DSC08815

DSC08816

DSC08817

DSC08818

DSC08819

DSC08820

DSC08823

DSC08822

DSC08821

BOSCOのHP: こちら

赤沼茶屋からバスに乗って、中宮祠まで移動する。まだ時間が早く、宿のチェックインまで間があるので、雨は多少降っているものの散歩に出掛けることにした。とりあえず余計な荷物は置かせてもらい、身軽になって出掛ける。
さしあたっての目当ては旧イギリス大使館別荘の見学だが、そのまえにちょっとお茶しようということになり、中宮祠の街なかをふらふら探し歩く。中禅寺湖は霞んでいて対岸は見えない。この中禅寺湖畔にもインバウンド需要があると見えて、この雨の中でも中国系の家族連れが、遊歩道を闊歩している。かたや、日本人の観光客はたいていがカップルである。
道を隔てて宿の目の前にあったとんかつ屋「浅井」。もちろんこちとら、とんかつなんかお呼びじゃないが、もうとっくに1時は過ぎたというのに、長い行列が出来ているのでびっくりする。人気の店ということのようだが、ここでとんかつを喰う機会が我々にも訪れるだろうか。
一方、カミさんの目に留まったのは、「鹿の子」という名前のカフェ。「鹿の子」というと和菓子を連想するが、ここは工房兼カフェの店。何の工房かと云えば、トンボ玉や消しゴム版画、ほかにアクセサリー類等々、何れも女性趣味的世界なので、小生の琴線には触れない。建物はややメルヘンチック、スイスアルプス的な山小屋風かペンション風である。
店の扉を開けると、途端にスパイシーなカレーの匂いに包まれる。ここはカレーもウリのようである。この匂いに刺激を受けやや腹が空いたが、宿の夕食が待っているので我慢する。店内はほぼカップルか女性連れ。女性店員に、恐る恐るビールが無いかと聞いてみたが、申し訳無さそうに否定される。ならば仕方が無いとカフェ・オ・レ(450円)を注文した。

DSC08781

DSC08782

DSC08783

DSC08784

DSC08785

鹿の子のHP: こちら

6月になったらカミさんと日光に出掛け、先ず高山に登ってシロヤシオやシャクナゲを愛でるつもりでいたのだが、生憎の雨だったので山は省略して、有名なクリンソウだけでも鑑賞しようと千手ヶ浜に行ってみた。赤沼車庫から、日光自然博物館が所轄するハイブリッドバスで向かうが、かなりの人出である。我々が乗る時間には増発バスが出て、都合3台となった。
目当ては千手ヶ浜BSから歩いて10分ぐらいのところ。このあたりは私有地で、仙人庵という建物が建っている。ちゃんと人も住んでいるようである。肝心のクリンソウはちょうど見頃だったようだ。なかなか見事である。この群生地は云わば仙人庵の庭、ここの住人が護っている(?)らしい。
無料で鑑賞させるとは、ずいぶん太っ腹な気がする(しかも、コーヒーまで只で飲ませてくれる)。有料にしたら、お役所からお咎めでもあるのだろうか。日光国立公園内に私有地はそれなりにあるのだろうが、中禅寺湖の西側は車の乗り入れが出来ないこともあって、そもそも人気(ひとけ)が少ないエリア。そこを我が庭として住んでいるのはなんとも羨ましい限りである。
再びハイブリッドバスに乗り、赤沼車庫に戻る。ちょっと小腹も空いたので赤沼茶屋に入ることにした。この茶屋の存在は昔から知っていて、この前は数え切れないほど通過したが、入るのは初めて。ここも私有地を持っているようで、裏には畑のような一角がある。なかへ入ると、結構先客がいて、3分の2ぐらいのテーブルが埋まっていた。店内はちょっと暗い感じで、昔乍らの茶屋という雰囲気。一部は土産物売り場になっている。
メニューをざっと眺めると、基本はうどんかそば。酒の肴はほとんど無い。今日は少々冷えるので、小生は燗した日本酒(???円)とモツ煮(450円)を注文。かみさんは肉うどん(980円?)。モツ煮はなかなか美味い。他の客もたいていうどんかそば。酒なんか呑んでいる輩はひとりも居ない。なんでだろう。
小ざっぱりした建物にすればもっと客も入るだろうが、場所柄、建て替えはなかなかハードルが高いだろうし、あまりに洒落た店になって、客の行列が出来るようでは困る。やはり今のままが良いのかも知れない。この次に来るときまでに、出来たら酒の肴をもう2、3品増やしてくれると助かる。

DSC08757

DSC08758

DSC08759

DSC08760

DSC08765

DSC08766

DSC08767

DSC08769

DSC08771

DSC08761

DSC08772

DSC08762

DSC08763

DSC08779

DSC08778

DSC08777

DSC08776

DSC08773

DSC08775

DSC08774

奥多摩駅16時54分発の「ホリデー快速おくたま6号」を逃すと、もう立川駅まで直通で行ける電車は無い。いつからこんなに不便になったのか。そのため18時16分発の青梅行きに乗り、青梅で乗り換えて立川に着いたのは19時25分。乗換えがあっても所要時間は以前と変わらないから、まっいいか。今日は、昭和酒場「弁慶」大好きWoodyさんがいるので、あれこれ悩むことも無く「弁慶」直行。
こんな時間なので、果たして入れるのかどうか危ぶんだが、まったく問題なく入れた。ほぼ1年ぶりの入店である(前回はこちら)。ちょうど入れ替わりの客が居たのかもしれない。相変わらずの佇まいで、賑やかである。リュックサック姿が4人も入ると、入口付近の客はたいてい、おやっと目を上げる。時々、何処を登ってきたの?と聞かれることがあるが、説明に窮することが多い。
いつもの小上がりには、予約席の札が立っていた。何はともあれ、先ず生ビール(550円税込、以下同様)で、無事、天祖山からタワ尾根までトレース出来たことを祝して乾杯。今日は密度が濃い一日だった。
やはり山が充実すると、満足度も高くなる。この次は、また酉谷山狙いかな。そういえば、小川谷林道の開通はいつのことになるのだろうか。シェルターの設置工事は手こずっているようだが、またいつか、三又でテント泊したいものである。閑話休題。
ビールの後は角ハイボール(400円)にした。喉の渇きを覚えると炭酸系が欲しくなる。料理は、冷奴(200円)、ジャンボコロッケ(540円)、肉じゃが(???円)、たこ刺身(490円)、ホッケ開き(530円)、川海老唐揚げ(520円)、さつま揚げ(310円)などを注文。
健啖家Woodyさんは、「カレーライス(450円)、頼んでイイですか?」を仰る。もちろん、どうぞどうぞ。注文を聞きにきた女性店員によれば、ひとつも注文が無い日もあるとのこと。やっぱりWoodyさんの食欲は普通ではなかった。
さんざん呑んで喰って、4人で9,000円ぴったり。今日も仕舞いまできりが良かった。

DSC08746

DSC08747

DSC08748

DSC08749

DSC08750

DSC08751

DSC08752

DSC08753

DSC08754

DSC08755

DSC08756

予想よりも早く山から下りることができたので、「日原鍾乳洞売店」でのんびりしても、予定のバスまでまだ随分間がある。東日原BSにビールさえあれば時間はいくらでも潰せるが、何も無しにはとても我慢できない(バス停脇にビールの自動販売機を置けば、もっと云えば呑み屋の屋台でも置けば、売れるのは間違いないと思うのだが、西東京バスは商売っ気が無くていけない)。そこで、往路に八丁橋まで頼んだタクシー(リーガルキャブ)を、東日原からまた呼ぶことにした。朝は何故か無口だったドライバーは、帰りはいつもの饒舌さが戻っていた。
タクシーでそのまま「玉翠荘」に乗り付ける。いつもは駅から歩いてくるので、ちょっとリッチな気分。いつもの通り、フロントでご主人に750円を支払ったらリュックサックは通路に置いて、着替えだけ持って地下1階へ。
今日は良く歩いたが、それほど膝に負荷は掛かっていない感じ。大雑把に云えば天祖山まで登り3時間、細かなアップダウンが2時間半、善知鳥ノ頭から下り1時間半というところだったので、下りが短かった分、割と楽だったのかも知れない。タワ尾根は天祖山と同様、尾根の末端は急峻だが、それ以外は穏やかな尾根である。今回はすっかり夏の緑に覆われていたが、これもまた一興だった。
このところ続けざまに「玉翠荘」に来ているのは結局、ここが一番使い勝手が良いからだ。他の風呂は、駅から遠かったり、日帰り入浴時間が15時で終わりだったり、芋を洗う如く混んでいたり、高かったりするので、最大公約数的には「玉翠荘」に落ち着くことになる。
さっぱりしたら1階のロビーまで戻る。ビールあります、の貼紙が目に入る。そうしようかと、今日は久しぶりに、「玉翠荘」でビールを呑むことにした。ご主人が、たいしたものではありませんが、と云いつつつまみを持って来てくれた。偶にはここでゆっくりするのも悪くない。プラス300円を支払えば、川を見下ろせる座敷でゆっくり出来るのだ。そう云えば、昔はその座敷へタダで入れたなと思い出した。

DSC08741

DSC08742

DSC08743

DSC08744

今回は、天祖山から長沢背稜を経て、タワ尾根を下るロングコースにトライ(山の記録はこちら)。このコースでは天祖山が標高1,723mで一番高いが、かたや日原川を隔てて隣の鷹ノ巣山(1,737m)が似たような標高で常にハイカーで賑わっているのに較べると、寂しいくらいに人影が薄い。やはり山頂の眺望が無いせいか。でもそのお蔭で、今でも静かなる山である。
天祖山に登るのは、我々の山の会では初めてだと思うし、個人的にも恐らく高校時代以来のはず。その頃は、天祖山から長沢背稜までの間は、篠竹に覆われていて踏み跡らしい踏み跡は無く、奇特な者だけの世界。まともにテントを張る場所も無く、無理やり篠竹を押し倒して張った記憶がある。そんなところでも寝ることが出来たのは、高校生の逞しさか。篠竹が密生したタワ尾根に至ってはまったく人跡未到の世界で、そもそも近寄ることもしなかった。そんな世界が都内にもあった。
今回行ってみると、あれほど篠竹が生い茂っていた梯子坂ノクビレは、きれいさっぱり。極めて見通しが良い。篠竹の痕跡すら見当たらない。天祖山の登山口から長沢背稜までシームレス、まったく違和感が無い。
長沢背稜からの善知鳥ノ頭の登りは、意外に鋸状で手応えが感じられた。単独行だとルートファインディングが難しいかも知れない。その後のタワ尾根の下りは、左の枝尾根に迷い込みそうなところが2ヶ所あるが、其々トラロープが張られていて、大衆化が進んでいるように感じた。
八丁橋から一石山神社まで、休憩を入れてほぼ7時間でトレース完了。我々にとって上々吉と云えそうだ。すぐ目の前の日原鍾乳洞売店に雪崩れ込む。ここは2年半ぶり(前回はこちら)。辿り着いた時点では身体が火照っていて、汗が止まらない状態だったが、顔を洗ってキンキンに冷えたビールを呷ればさっぱりすっきり。今日もビールがたまらなく美味かった。

DSC08699

DSC08708

DSC08719

DSC08724

DSC08738

DSC08739

DSC08740


今月の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、また新橋(と云うのは、小生以外の人の職場が主に新橋なので自然とそうなりがち)。「海斗」という名の居酒屋に予約を入れた。この店のウリは、魚介系の種類もさることながら、馬肉のようである。
新橋駅日比谷口を出れば、2~3分で到着する便利なところにある。勿論この界隈は、ほぼ呑み屋だらけ。呑兵衛だったらよだれを垂らしながらでないと歩けない場所である。店は1階と地下階に分かれていて、我々のテーブルは地下。
板場の料理人がキビキビと動き、何となく割烹的雰囲気も漂っていて、典型的な場末系新橋大衆居酒屋とは異なり、ちょっとだけリッチな感じはある。しかしメニューを見れば価格設定は極めて大衆的。それにバリエーションが豊富。「呑み気」よりも「喰い気」の方に力点を置いている雰囲気である。従って、オヤジだけでなく(と云うかオヤジよりも)、女性にウケる店と云えるかも知れない。
馬肉は部位だけでも、赤身、ヒレ、ハツ、ふたえご、タテガミ、下ガリなどがあって、目移りすると云うか目を白黒させる品揃え。生ビール(500円税込、以下同様)と共にとりあえず、ふたえご、下ガリ、ヒレの馬刺し盛り合わせ 3点盛り(1,280円)を頼んでみる。ふたえごとはバラ肉らしい。多少歯応えはあるが食べやすい。下ガリはいわゆるハラミのこと。これも刺しが入っていてとろけてしまう。
その後は日本酒に移行する。呑んだことが無い金龍山・樽酒(800円)を注文。他の料理は、うに入りいか塩辛(550円)、ずわい蟹と大根のサラダ(710円)、あじフライ(600円)、魚刺五点盛り(2,390円)、マグロとアボカドサラダ(???円)、馬すじ煮込み(680円)、お新香盛り合わせ(550円)まで頼んで、締めてひとりあたま約2,500円。この店のコスパはかなり高いと見た。

20180606_183809

20180606_183929

20180606_184058

20180606_184448

20180606_184708

20180606_185341

20180606_185318

20180606_190420

20180606_191141

20180606_192603

20180606_200451

20180606_204407

海斗のHP: こちら

16時45分に東武浅草駅着。まだ明るい。5人で浅草の街に繰り出す。行く当ては、スペーシアの中で呑んでいる最中に、Woodyさんのご要望を伺い、「おいしいシチューが食べたい」ということで、ちょっと考えて「ぱいち」に行ってみようか、ということになっていた。開店は16時30分とのことだが、なんとかなるだろうと店に向かう。
建物の風情は相変わらず。どちらかと云えば、洋食屋よりも居酒屋が似合う感じ。暖簾を潜ると、左手前の8人ぐらいは座れそうな大きいテーブル席に通される。カウンター席はまだ空いていたが、我々の後からどんどん客がやってきて、忽ちほぼ埋まってしまった。いいタイミングだったようだ。ここには2階もあるようで、印半纏を羽織った旦那衆が雪駄を脱いで上がっていった。もう三社祭は終わったはずだが、世話役の慰労会だろうか。
この店は個人的には何度か入ったことがあり、やってきたのは随分暫くぶりだ。食の街、浅草には洋食屋も数多いが、浅草で初めて入った洋食屋がここだった。名前の由来は、お酒を「いっぱい」を業界風にひっくり返した「ぱいいち」が元とのこと。
やっぱりビール(中瓶650円税込、以下同様)でちょっと喉を潤した後、ポテトサラダ(750円)に続き、名物のビーフシチュー(2,200円)を注文。ここのシチューはとろみが少ないタイプ、味わいは優しくまずまずだと思う。あとはカニコロッケ(1,050円)、メンチカツ(1,100円)、ヒレカツ(1,600円)と、洋食の王道を頼む。
いつものように女子連が「水くださーい」と頼むと、まるごと凍らせたような、キンキンに冷えた水ボトルが出てきた。陽気がいい季節には有難いサービスである。今日は徹頭徹尾いい具合だった。

DSC08669

DSC08670

DSC08673

DSC08682

DSC08680

DSC08672

DSC08676

DSC08671

DSC08674

DSC08675

DSC08677

DSC08678

DSC08679

DSC08681

DSC08683

東武日光駅14:56発の特急「けごん34号」に乗車。今日は水色のスペーシアだった。席に着いて間もなく動き出す。JRのように発車時のチャイムや音楽が鳴らないので、いつの間にか動き出す感じ。これは欧州の列車と同じく「大人の扱い」。欧州では、車内放送もめったに聞かない。
考えてみれば、指定席券の検札も東武に限らずJRでももう見られなくなったが、欧州では、乗車券の確認すら無い(但し、偶にある抜き打ち検査で不正が見つかると、多額の罰金が課される)。日本も漸く「大人」になったものの、成熟したとはまだ云えないかも知れない。
一応、車輪が1回転以上したのを見計らったら(呑み鉄としての身嗜み)、風呂上りのビールをプシュっとやる。今日は、山は極めて充実していたし、山から下りて予期せぬビールにもありつけたし、首尾良く風呂に入れてスペーシアにも間に合った。ここまで無駄なく良いこと尽くめ、山行プランを計画した身としてはとても気持ち良い。あとは、スペーシアの中で1時間49分呑んだくれ、あわよくば浅草で気の利いた店に入れれば最高である。
下今市機関区の機関庫を横目に眺める。まだ、「大樹」と名付けられたC11207号機にはお目にかかれて居ない。下今市を通過することにはたいてい、鬼怒川方面に出掛けている様子だ。下今市駅から鬼怒川温泉駅までたった36分だけのSL旅。ちょっと短すぎて、遊園地のおサル列車と余り違いが無い感じ。でも、1回ぐらいは乗ってみるか。
Woodyさんが東武日光駅で鱒寿司を仕入れてきてくれたので、ご相伴に預かる。ちゃんと竹の皮に包まれていて、旅気分が盛り上げる。鱒の切り身は結構、分厚くって満足感がある。これを日光の酒、清開で呑めば、もう気分はすっかり日光帰りの観光客である。  

DSC08661

DSC08662

DSC08663

DSC08664

DSC08665

DSC08666

DSC08667

DSC08668

赤倉BSで望外のビールにありつけた後は、ほぼ定刻通りにやって来た13時29分発JR日光駅行の日光市営バスに乗り込む。赤倉BSからJR日光駅までは40分のバス旅(運賃1,180円)。既に10人程度の客が乗っていた。地元の方々だろうか。
このバスは、始発が通洞駅近くの双愛病院。足尾町が日光市に編入されたのでこんなバスが走るようになったのだろうが、山を隔てているので何となく随分長距離を走るような気がしてしまうが、始発から終点までは1時間足らず。足尾から日光は意外に近いのだ。
このバスは、東照宮など日光の観光名所の前を通るが、バス停に停まる毎に、乗ろうとする客に対して、これは市営バスなので東武バスに乗ってくれ、とよく判らない説明をして発車してしまう。おかげで混み合うことも無く、定時よりおよそ10分遅れでJR日光駅前に到着。
今回、汗を流すところは「日光ステーションホテルクラシック」内の立ち寄り湯。赤倉BSから日光駅までの間で、バス停近くの立ち寄り湯となると、ここ以外に見当たらなかった。馴染みの「やしおの湯」は、清滝一丁目BSから10分ぐらい歩かなくてはならないので、今回のように列車の時間が気になるときには難しい。
バスを降りたらとっとと「日光ステーションホテルクラシック」に入り、フロントで700円を支払って地下階へ。既に指定券をとってある特急「けごん34号」の発車時刻まで40分弱しかないが、常日頃訓練しているので何とかなるだろう。
男湯の先客は外国人一人のみ。ホテルだけあって設えはそれなりに良い。これで700円は値打ちものかも知れないが、さっと入るだけの小生には(今回は他の者にとっても)やや勿体無い。ここの露天風呂は天然温泉だそうであるが、内湯との違いはよく判らなかった。また確認しに来るしかない。風呂から上がったら、とっとと東武日光駅に向かい、湯上りビールを仕入れなくてはならない。忙しい、忙しい。

DSC08660

DSC08657

DSC08658

DSC08659

二日目は日の出直後に庚申山荘を出発し、先ずは庚申山に登る。シャクナゲに覆われた山頂は眺望が利かないが、ちょっと西へ進むと、すっきりした山容の皇海山が望める。元々の山名だった笄(こうがい)山が皇開(こうかい)山となり、皇海山になったとのこと、たしかに笄の感じは伝わってくる。
ここからオロ山を経て沢入山までは、かなりワイルドで面白い。樹林帯は木を掴みながらの登下降があり、一方、笹原が所々現れると、複数のけものみちが入り乱れて我々を惑わせる。ヒトよりも四足動物の方が多い世界。
沢入山を過ぎると、尾根を東側からやってくるハイカーが急に増えてくる。やはり結構、人気なのだ。そのうちに昭文社の地図にも載りそうだ。尾根はすっきりしていて眺望も抜群、思いがけずアルペン的雰囲気も味わえるが、考えてみればこれは足尾銅山の鉱毒が為した結果。山火事の跡地で眺望を有難がるのと同じく皮肉な話、自然回復までの道のりはまだ遠そうである。
「孤高のブナ」の周りには、なんと林野庁による柵が設えてあって近づけない。今日は風が吹かないとジリジリ暑いので、ブナの下の日陰で休んでみたいと思っていたが叶わず。尾根の名前にもなっている中倉山で最後の眺望を楽しんだ後は、樹林帯を急下降。林道に出ても暫くは木々に覆われているが、そのうち炎天下を歩く羽目になる。
ほぼ1時間後、へろへろになりながらなんとか赤倉BSに到着。事前にストリートビューで確認した範囲では、近所には食堂はもちろん、酒屋も見当たらなかったが、どうやらBSの手前にある建物は店のようだ。見上げると遠慮がちに「池口商店」と薄っすら書いてある。
いわゆるよろずやかなと思ったら、店内に酒樽が置いてあるのを発見。おっ、酒屋なんだと思ったら、なおちゃんが「開いているよ」と云いつつ、横倒しになった網戸(店の方曰く、サル除けなのだそうな)をずらして中へ入り、次いで「ビールあるよ!」との報告。やったー!
ストリートビューでは、廃墟にしか見えなかったのかも知れぬ(失礼!)。ともあれ、思いがけずビールにありつくことが出来た。これぞまさに「地獄に仏」。日頃の行いの善さを自ら誉めつつ、缶ビールをグビっとやった。

DSC08573

DSC08594

DSC08604

DSC08610

DSCF3888

DSC08628

DSC08649

DSC08650

DSC08651

DSC08652

DSCF3902

DSCF3908

DSC08653

DSC08655

DSC08656

北アルプスなどの雪と岩、沢に熱中している時期には、樹木や草花に目が向かないと同様に、栃木や群馬など地方の寂峰なぞには見向きもしないものだが、他の者達と較べると小生は10代の頃からそのような中高年的嗜好に合う山にも関心があった。庚申山もそんな山のひとつ。
庚申山は皇海山の前衛峰でもあるので、皇海山をアタックするときに是非まとめて登りたいと思っていた。ところが昨今、不動沢を詰めて皇海山をアタックする安直なルートが開拓されたため、庚申山を経由して登るルートは篤志家の世界になりつつある。百名山を制覇するがために、安直なルートを登って満足するような輩に同調するつもりは無いものの、庚申山からアタックする場合は庚申山荘に2泊する必要があり、この40年間ずっとなかなか同行者が現れず二の足を踏み続けていた。
最近になって、とりあえず1泊で庚申山だけでも登っておこうかと考えていたところ、この頃庚申山の東側に延びる中倉尾根が俄然注目されている。なんでも「孤高のブナ」なる木があるらしい。興味が沸いたので、それを組み合わせることで行ってみようと計画したのが今回の山行だった(山の記録はこちら)。
そのために先ずは庚申山荘に泊まる。事前情報どおり、随分立派な小屋である。避難小屋としては最大級だろう。トイレは外だが、発電機付きのバイオトイレなので問題なし。寝具としては、多少湿っている感じはするが、布団もふんだんにある。
入って左側はテーブルがあるのでダイニングルームのような感じだが、祭壇もあるので祈祷室のようなところでもある。その奥の部屋を寝床と決め、女子連はお山巡り。小生はWOODYさんと共に、ダイニングテーブルで一杯やり始める。女子連が帰ってきたら早速すきやき。山で喰うすきやきは美味い。ふと外を見たらシカが草を食んでいた。我々の後から宿泊者がどんどん増え、結局今日は40人ぐらいが泊まったものと思われる。
この次にここへ来るのは勿論、庚申山から鋸山を経て皇海山をアタックするときだ。

DSC08510

DSC08516

DSC08517

DSC08518

DSC08519

DSC08520

DSC08521

DSC08529

「快速・青梅奥多摩新緑号」は終点の立川駅に18時55分到着。八王子組男三人とは既に拝島で別れ、菊丸とは立川でお別れ。ガラガラで企画倒れだったのかも知れないが、それに懲りずにまた来期も是非走らせて欲しい。駅を出ても、まだ辺りは黄昏時で明るい。それにしても「新緑号」は快適だった。
実は今朝、和尚が瑞牆山の帰りに立川で合流したいとのメールが来たので(この頃、SNSじゃない連絡をする者はかなり希であるが、和尚はまだその一人)、和尚が入ったことが無いはずの「だるま」を覗いてみることにした。和尚はこの頃、メジャーな山に走っている様子。それとも、もしかしてひとり静かな山を登る方がいい、と気が付いたか。
暖簾を潜ってみると、上手い具合にテーブル席が空いていた。この店の雰囲気は、まったく感心するほど変わっていない。店員は多少入れ替わっているが、いつもちょっと愛想が良いあんちゃんは相変わらずだ。ただいま、って感じ。以前、倉戸山で敗退して以来の「だるま」入店となった(そのときのレポはこちら)。
居場所が決まったら、ビールはもういい感じなので角ハイボール(400円税別、以下同様)で乾杯。頼んだ牛すじ煮(480円)は、食べたことがあったかどうか思い出せないが、さっぱりした塩味で美味い。テッポウ(1本160円)とかしら(1本160円)はいつもの美味さ。
そうこうしているうちに、そろそろ和尚が乗った特急あずさが到着する時刻。改札口まで迎えにいって首尾よくピックアップ。「だるま」に戻ったら、瑞牆山の報告を聞きながら、また呑み直し。山談義に花を咲かせた。

DSC08476

DSC08478

DSC08479

DSC08480

DSC08481

DSC08482

DSC08483

DSC08484

DSC08486

DSC08487

DSC08488

奥多摩駅前の「天益」でいい気持ちになったあとは、今日も先週に引き続き「快速・青梅奥多摩新緑号」に乗ることになっている。なにしろ2週間のうち土日だけ、あわせて4往復しか走らないのだ。例年だったらこの時期、上州や野州の山にシロヤシオを愛でに行く計画を入れるのだが、今回はそんな場合ではない、すべて後回しにして奥多摩の山を計画したのだった。
「天益」の女将も心配していたが、今日は「おくたマルシェ」も開催しているし、指定席券(1車両のみ、520円)を持っていないヒトは、早めに駅へ行って並ぶ必要があるのでは?と。今回は指定席を4人分確保していたのだが、我々は全員で7名。できれば纏まって座りたいので、自由席が気になる。そこで、女将さんの助言に従い、少々早めに駅へ向かうことにした。
ホームまで階段を上がると、先週と同様、すでにE257系は入線済みで、ドアも開いていた。南無三、窓から車内を覗けば、まだ客は殆ど居ない。よかったよかったと、通路を挟んで両側の向かい合わせシートを7席分、問題なく確保できた。との~が気を利かせてくださり、缶ビールを買ってきてくれた。
発射時刻になっても、結局乗客は殆ど増えない。発射時刻が17時38分と、山から下りてそのまま乗るにはやや遅いので客が残っていないのかも知れないが、それはそれ、このゆとりを楽しもう。
途中の御嶽駅、青梅駅からもちっとも乗ってこない。立川方面に向かうらしい客がホームに居るのにもかかわらず、である。ずうずうしそうなおばさんの団体もしかり。見掛けが特急車両だから、特急料金が必要だと条件反射してしまう乗客が多いのかも知れない。
これじゃあはっきり云ってこの増発列車は企画倒れで、企画した若手社員(勝手な想像)は、評価されないのでは、と心配になった。評価されなかったかどうかは、来年の増発列車のお知らせを見れば判る。評価されたのであれば、秋の増発列車のお知らせで「快速・青梅奥多摩紅葉号」が発表されるはずだ。

DSC08468

DSC08469

DSC08475

DSC08471

DSC08472

DSC08473

DSC08474

「おくたマルシェ」で「ビヤ・カフェ・バテレ」のクラフトビールをグビっとやったあとは、風呂あがり後の待ち合わせ場所の「天益」へ移動。ところが予約した時間より少し早かったので、先客はまだ居て入れず。そのため暫し、駅前広場で「おくたマルシェ」の後片付けをぼんやり眺めながら待つ。見上げれば、奥多摩駅舎の右上に屏風岩が望める。あそこへ通ったのは、もう30年近く前になるか。光陰、矢の如し。
やがて何気なく振り向くと、先客が帰ったのか女将さんが店の中から手招き。では参ろう。約2年半ぶりに「天益」へやってきた(タワ尾根から下りてきて入った前回はこちら)。前回と同様、なおちゃんが予約を入れた時点で、残念ながら今日も鹿肉は切らしているとのこと。需要と供給のバランスがズレてしまっているのは相変わらずの様子。
とはいえ、先ずは生ビール(500円)だし、ビールには「天益」の餃子(400円)だ。今日もカウンター席に着くや否や、女将さんは「何枚焼きますか?」と聞いてくるので、すかさず「人数分お願いします」と答える。そうこうしているうちに全員が着席。
我々だけで、カウンター席を完全占拠してしまった(奥の座敷には別の団体が入っている)ため、山から下りたハイカーが次々とやってくるが、その都度女将さんが「ごめんね~」と謝っている。それでも常連客なのか、店のすぐ脇(通常は、リュックサック置き場)に座り込んで、ビールと餃子を注文する猛者もいる。
我々は、餃子の後は冷奴(300円)にキャベツのごま油和え(300円)、いかげそ揚げ(???円)も注文。そうなるとビールだけでは足りないので、日本酒(澤乃井の大徳利(650円))もいただく。そうこうしているうちに、目の前の大鍋から、いかにも美味そうな鶏だいこん煮が出現。奥の座敷用に特別に作っていたようだが、目にしてしまうと喰いたくなるのが人情。「こっちにもちょうだい」と声が掛かったのは云うまでもない。

DSC08460

DSC08461

DSC08462

DSC08463

DSC08464

DSC08465

DSC08466

DSC08467

「玉翠荘」で奥多摩・鶴の湯に浸かってさっぱりした後、ほぼ同時にロビーに戻ってきたなおちゃん等と共に、次の目当ての「天益」に向かうことになっているのだが、道々、さっき奥多摩駅前の広場でチラ見した「おくたマルシェ」がまだやっていれば、ちょっと寄り道してみたいと思っていた。
「おくたマルシェ」は、昨年の秋に始まったイベントで今回が2回目のようである。行ってみると、果たしてもう後片付けが始まっている状況。むむ、遅かったか~。しかしよく見れば、「ビヤ・カフェ・バテレ」の出店があってまだ営業中、こちらはさいわい片付けがまだ始まっていなかった。やったーと思い、さっそく個人的に風呂上りビールはここにしようと、ライトゴールデン(500円)を注文。
目の前の簡易テーブルに付いて、グビっとやる。とても呑みやすいタイプ、甘い香りも程よい。この広場でビールを呑む機会があるとは思っていなかった。なんとなく得した気分だ。周りを見渡すと後片付けが進んで、ちょっとさびしくなりつつあるが、他に目を向ければ木製カヌーが展示してあったり、鏝絵の実演もやっていたりと、なんとか「マルシェ」の雰囲気に浸ることができる。他の皆も三々五々、風呂から上がってやってきた。
風呂の前にちょびっとだけ、ゴスペルを聴くことが出来たが、出来れば来年の「マルシェ」は、我々のような者が山から下りてひと風呂浴びた後でも楽しめるよう、もうちょっと長い時間やって欲しいものである。

DSC08453

DSC08455

DSC08456

DSC08457

DSC08458

DSC08459

今回は、奥多摩の北の外れ、都県境尾根上にある三ツドッケを、秩父側からアタックする山行。登路に使ったシャクナン尾根は、山頂の手前に二つの顕著な突起(細かく云えばもう二つあるが、そのうち一番手前にあるピークは林道で巻いてしまうし、もう一つは登りはそれなりだが、下りは殆ど無い)があり、これを越えるのがこのルートの醍醐味。
実際に登ってみると、アップダウンの激しさとシロヤシオの群生は、奥多摩ではなかなか経験ができないと思うので、極めて充実度は高い。シロヤシオは、それ程期待していたわけではないので望外だった。あとは横篶尾根を下るだけ。毎度のことながら、バリエーションのあと一般道を歩くのは大変楽ちんに感じる。(山の記録はこちら)
奥多摩駅まで戻ってきたら、何やら駅前広場は賑わっている。人だかりの奥から何故か、ゴスペルの合唱が聞こえてくる。たまたま今日は、「おくたマルシェ」というイベントをやっているのだった。奥多摩駅界隈もだいぶ垢抜けた街になってきたようだ。
「おくたマルシェ」には時間があれば後に寄るとして、とりあえずは汗を流したい。ということで、先週に引き続き再び「玉翠荘」へ向かう。でもその前に、風呂から出たら何処へ行こうかと相談。先週は「バテレ」だったので、今日は「天益」でビールと餃子にしようかということで決まり。さっそくなおちゃんに予約を入れてもらった。
フロントで、今週もまた来ましたとご主人にご挨拶して、750円を支払う。今日はいつも通り、男性風呂は地下1階だが、結構混んでいるようで入口で少々待たされる。出てきたのは若者の集団、きっとキャンプ場にやってきたのだろう。「もえぎの湯」が混雑しているのでこちらに流れてきたのだろうか。入れ替わりにさっと入ってさっと出る。さて、ビールが待っているところへ向かおう。

DSC08454

山ノ神尾根から六ツ石山に登った帰り、奥多摩駅から立川駅まで、2週間限定しかも土日だけのE257系「快速・青梅奥多摩新緑号」を満喫した。事前予想に反して結局、ガラガラ状態のまま、終点の立川駅に到着。この列車はあと3日間走ることになるが、今日と同じ状態が続くとなると、このある意味大胆な臨時列車を企画したJRの担当者はきっとガッカリするだろうし、周りの者は、それ見たことかと冷ややかな批評、評価を下すかと想像される。宣伝が足りなかったのだろうか。
季節限定どころか、毎週末走らせてほしいと思っている小生にとっても、極めて残念なことだ。皆、こぞって乗りに来て満員で座れなくなるのも困りものだが、ガラガラでは次の「新緑号」だって、もしかすると「紅葉号」の可能性も潰えることは間違いないだろう。何とかあと3日のうちに人気を挽回してもらいたい。
ともあれ、立川で途中下車。禁酒中で、普段はノンアルビールを呑んでいるくまちゃんは、今日はノンアルビールを置いていない店に入ったおかげで不完全燃焼状態。それならば、とビールの種類ではほかに引けを取らない(もちろん、ノンアルビールもちゃんとある)「諸国のみくい My TaBReW」に行ってみることにした。
およそ2年ぶりの入店。まずはやっぱり生ビール。サントリープレミアムモルツ(580円)からいただく。そのあとは「Double Hop Monster IPA」(970円)を試してみる。アルコール度数7.2%とやや高め。IBUは65。かなりガツンと来るが、甘い香りも秀逸。これはかなりイケている。
ここはビールの種類も特徴あるが、料理のバリエーションもなかなかである。和洋も悪くないけど、ウリはエスニック系だろうか。頼んだもののうち、春菊を炒めたもの(料理名も値段も???)が特に美味かった。今日はクラフトビールで始まり、クラフトビールで締めくくった山行だった。

DSC08387

DSC08388

DSC08389

DSC08390

DSC08391

DSC08392

DSC08393

この頃、季節毎のJR増発列車(臨時列車)の発表が気になる。きっかけは山梨の桃源郷を往復するお座敷列車「お座敷桃源郷パノラマ号」の案内で、偶々目にして直ぐさま予約を入れたのだった。例えば、春の増発列車の場合には1月下旬頃、夏の増発列車であれば5月下旬頃、各々JR東日本から発表される。
よく利用する「ホリデー快速ビューやまなし号」や「ホリデー快速富士山号」等であっても、いつから運行を開始するかは、山行プランを立てる上で気になるところ。この頃は、JRの発表に合わせてプランを考えることが多くなってきた。
今回、1月19日にJR東日本八王子支社が発表した「春の増発列車のお知らせ」を見て驚いた。いつもの「ホリデー快速おくたま・あきがわ号」ではなく、2週分の土日限定で「青梅 奥多摩 新緑号」なる快速を走らせるとのこと。それが、通勤電車でロングシートのE233系だったらまったく食指は動かないが、E257系500番台だと。つまり特急かいじと同系車両なのだ(500番台は房総特急仕様)。
常日頃、事ある毎に云っているが(JRの企画係は無視し続けていたが)、小生は非日常を体感するために山に登っているのであり、往路の電車はその余韻に浸ったまま帰りたい。従って、日常をどっぷり体現する通勤電車(E233系)なんて、まったく興醒めなのだ。E257系こそ、復路に相応しい。しかも、これは快速電車なので特急券は不要となれば、乗らない理由なんて無い。
待ちに待った出来事、事件と云っていい。これを見過ごすと一生後悔する。ということで、忽ちこれに相応しい山行プランを捻り出し、今日を迎えた次第だった。奥多摩駅前の「寿々㐂家」を出たあと、嬉々として駅に向かう。ホームへ駈け上がれば、既にE257系が停まっていた。
さっそく乗り込んでみると、客は誰もいない。発車しても状況は変わらず。途中、御嶽駅や青梅駅からも、ほとんど乗ってこない。事前情報を得ていない者は、快速電車とは思わず、余計な料金を払うのが嫌だと勘違いしているのだろうか。只でさえ価値ある臨時列車が、超レアな列車となってしまったようだ。この列車を企画したJR担当者は、とてもエライと思うが、こんな状況を想定していただろうか。

DSC08376

DSC08377

DSC08378

DSC08379

DSC08384

DSC08380

DSC08381

DSC08383

DSC08385

DSC08386

「バテレ」を出たあと、いつもだったらそのまま駅に向かい、ホリデー快速にでも乗って立川へ繰り出すところだが、今日は帰りの電車を「予約」しているため、まだ時間がある。でも、もうビールはいい感じ。ということで、もう一軒、ハシゴすることになった(家で愛犬が待つのんちゃん達とはここでお別れ)。奥多摩駅前でハシゴするなんて、今まであっただろうか。
先ずは、柳小路を南に向かい、これまで入ったことが無かった「おく」という蕎麦屋を覗いてみたが、残念ながら入れず。さらばと次に向かったのは、表通りにある「寿々㐂家」という、これも蕎麦屋だが、こちらの方は老舗。かつて奥多摩駅前と云えば、今は無き食堂「丸花」(と云っても、建物自体はまだ残っている)か、ここ「寿々㐂家」ぐらいしか店がなかった。
暖簾を潜ると、先客は二組だけ。こんな時間帯(午後五時前)だからなのだろう、もっと早い時間だったら混んでいて入れないこともあるはず。個人的には、ここに入るのは少なくても20年ぶりぐらいだろうと思う。腹を空かせた20から30代の頃は、時々寄らせてもらっていた。昨今、喰い気よりも呑み気になったせいか、とんと足が遠のいていた。
偶々、長テーブルが塞がっていたが、先客が気をまわして下さって空けてもらい、運よくまとまって着席。もうビールの気分ではないので、澤乃井冷酒(300ml瓶900円税込、以下同様)をもらう。つまみはギョーザ(450円)、もつ煮込み(450円)、肉じゃが(450円)を注文した。もつ煮込みも肉じゃがも、よく味が染みている。ギョーザは普通に美味い。ここにはやまめスモークがあったはずだが、メニューに見当たらない、季節じゃないのか。
腹が減ったWoodyさんは蕎麦を所望。我々残りも同調してもりそばを注文。この頃、つるつるしこしこの喉越しに拘った蕎麦ばかり手繰っているせいか、ここのもりは些か物足りない。でも昔ながらの蕎麦って、こんなもんだったのだろうかと、ふと30年ぐらい前を思い出そうとしてみた。

DSC08373

DSC08369

DSC08370

DSC08371

DSC08372

DSC08374

DSC08375

↑このページのトップヘ