山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2018年05月

つくばエクスプレスが開業してかれこれ13年、ようやく三郷中央駅界隈にもポツリポツリと飲食店が増えて来たが、ここ「スターク・プレイス(STARK PLACE)」はちょっと異色で、三郷ではあまり見掛けないほど洒落ている。
小生は知らなかったのだが、地元にコネクションを持っているカミさんに連れられて、夕刻訪問。入ってみると、大人の雰囲気ではあるが、店内装飾のコンセプトに何となく一貫性が無いようでもあり、それが逆にイマ風なのかも知れない(小生には、やや落ち着きが足りないような感じにさせる)。
スターク(STARK)と聞いて、小生は全然「何のこと?」って感じだったが(だって直訳すればSTARK PLACE=殺伐とした場所、ってことになる)、マーベル系オタクだったら、直ちにピンとくる、らしい(小生はこない)。「マイケル=スターク」と聞けば、オタクでなくても映画を見たことがあれば、アイアンマンに変身する主人公だっけ?と判るかも知れない。
店の正面は大きく窓が設えられていて(観音開き的に開けられる構造)、正面は公園なのでちょうど咲き始めたソメイヨシノがよく見える。先客は2組。何処でもどうぞと案内され、適当なところに座る。外にもテーブルがあるが少々冷えるので遠慮。それでも後からやってきた若者二人組は、外のテーブルに座った。テーブルや椅子などの調度品はアールデコ風。メニューを覗くと、店内の照明がかなり抑えめであるため、良く見えない。眼鏡を外してなんとか読める。
とりあえず生ビール(Mサイズ700円税別、以下同様)を呑んだあとは赤ワインにしようと、ロンズデイル・リッジ・シラーズ(ボトル3400円)をもらった。意外に結構、スパイシーなフルボディ。
料理メニューをざっと見ると、イタリア系のようでもあり、TEX-MEX系のようでもあり、これもこの店の特徴なのだろう。少々考えた挙句、料理は、ナチョス(600円)、ソーセージのグリル盛り合わせ(1,100円)、丸ごとアボカドのグラタン(750円)、芽キャベツを添えた彩りペペロンチーノ(980円)を注文した。
ナチョスというので、チーズソースが懸かっているのかと思いきや、トルティーヤチップスにサルサソースだけ。テキサスで喰ったナチョスと随分違った。「チーズソースお忘れですか?」とも聞き難いのでそのままいただいた。他の料理は普通に美味い。ワインもイケる。日曜日の昼下がりに桜や新緑を眺めながら一杯やるにはいい感じ。三郷中央にも、こんな個性的な店がもうちょっと増えたら良いと思う。

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今日は我々の山の会で、記念すべき第500回登山(欠番があるので実際には499回目)の節目。塵も積もれば、のことわざの如く、およそ15年も登っていればこんなことにもなる。ともあれ折角なので、新宿で祝宴会をやろうとやってきたのは新宿西口にある「美祿亭」。このブログでは初登場だが、かつては新宿で打ち上げとなると、たいていこの店ばかりだったので、感慨深い。
6人でどやどやと入ると、店内は相変わらずオールドファッションな居酒屋。やや控えめな白熱電球の灯りが、居心地良さを演出。ぐるっと見渡せば結構、客が入っている。以前よりもだいぶ繁盛しているように見える。予約しておいて正解だ。夜の部のみ参加のアユラシは、ジムでひと汗流した後、やや遅れての到着。
ここへ来たのは2013年5月以来だから、いつの間にかもう5年ぶりだ。思えばその時に山北駅前の「ポッポ駅前屋」に入らず、その結果ビールにはありつけずに新宿まで悶々と立ったまま移動し、ようやくここ「美祿亭」に入って溜飲を下げたのだった。
我々の席は囲炉裏の周り。早速、生ビール(エクストラコールド、540円税別、以下同様)で乾杯し、宴会開始。生ビールの後は、新潟は長岡の酒、柏露純米(四合瓶2,500円)の冷酒を頼んだ。淡麗辛口ながら、旨味も感じる。すいすい呑める酒だ。
料理は、おでん(700円)、油揚げ(580円)、厚焼き卵(530円)、おひたし(420円)、いいだこ桜煮(580円)、こまい(600円)、キムチ鍋(980円)、なす浅漬け(500円)、鶏味噌焼き(650円)、水菜サラダ(550円)、くんせい盛り(800円)、揚げ餃子(400円)、アボガドサラダ(580円)と怒涛の注文。大いに呑んで喰って盛り上がった。

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小田急の東北沢から和泉多摩川までの複々線化が完了したのに伴い、この3月17日から列車ダイヤは大幅に改正された。我々は通勤に使っている訳ではないので、平日ダイヤには興味が無い。箱根湯本行「ロマンスカー」は、最速で59分と、1時間を切ることになったようだ。これも嬉しいようで、特段そうでもない。基本的に「ロマンスカー」は単なる移動手段ではなく、乗っていることそのものが大きな目的なので、多少スピードが速くなったとしても大した影響は無い。むしろ、呑み鉄としては呑む時間が減ったので、ちょっぴりだが味気無くなったとも云える。
それよりもなによりも、最大の関心事は特急「あさぎり」が特急「ふじさん」に変わってどうなったのか、ということ。時刻表を見ると、いつもお世話になっていたJR松田駅18時23分発「あさぎり6号」は、19時14分発「ふじさん6号」と、約50分遅くなっていた。車両は全く同じMSE60000形。
呑む時間が増えること自体、まったく文句は無いが、新宿到着が20時26分と、その後もし2次会をやるには少々遅い時間になってしまう。その場合、もう1本早い「ふじさん12号」に乗れば、松田駅発車が17時14分、新宿駅到着18時27分で、まずまずと云える。問題は何処かで汗を流して、風呂上がりビール呑んでから松田駅に17時14分までに着けるかどうか、だ。
「さくらの湯」と「ポッポ駅前屋」の組み合わせの場合、西丹沢ビジターセンター14時40分発のバスに乗り山北駅15時34分着、そして山北駅16時45分発の普通電車に乗ることが必須。実際のところ、14時40分発のバスに間に合うように山から下りて来るのは、今回の屏風岩山のような、低山を登る場合に限られるかも知れない。これでも「ポッポ駅前屋」滞在時間は30分強というところなので、なかなか悩ましい(今回は、「ぶなの湯」に立ち寄ったため、1時間強だった)。今回の小田急ダイヤ改正は、今後の山行計画に微妙に影響することになるだろう。
ともあれ、今回は17時14分発「ふじさん12号」に乗車。「あさぎり」が「ふじさん」と名前を変えてから初めての乗車である。なにも変わってはいないが、むしろそれが確認出来て安心できた。これからも「ふじさん」とは暫くお付き合いできそうだ。

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「ぶなの湯」でちょっとのんびりしたら、中川バス停まで徒歩移動。毎度感じることだが、ちょっとビールが入っただけでも、この坂を上がるのは結構骨が折れる。路線バスが「ぶなの湯」まで寄り道してくれると、とても助かるんだが。是非、山北町の町議会かなんかで取り上げてくれないものか。
中川バス停には既に数人が並んでいたが、ふと眼をやると空のバスがバス停のすぐ手前で待機していた。ということは、ここ始発の臨時が出るということのようだ。目論見通り、定時よりもちょっと早めにバスに乗車した。
この先、途中のバス停からは、ミツバ岳に登ったであろうハイカー達が次々に乗って来て、車内は忽ち満員御礼状態になる。我々はすでに汗を流してさっぱりしていて、かつビールも呑んでまったりできていて、しかも座って移動できるのに対して、皆さんはたっぷりミツマタを楽しんだだろうが、風呂もビールもお預け状態で、暫くは立ったまま押しくらまんじゅうをしなければならない。お気の毒にと思いつつ、我がプランが如何に的を射ていたかとちょっぴり自画自賛。
山北駅で下車。そのまま「ポッポ駅前屋」になだれ込む。これでたぶん、10回目の訪問。4年間で10回とはなかなかの頻度、もう常連と呼ばれても良さそうだ。別に飽きた訳でもないが、今日は谷峨駅前の「一休食堂」か、松田駅前の「若松食堂」にでも入ろうかと思っていた。しかし、今回が初めてだという参加者が二人いたので、やっぱり「ポッポ駅前屋」となった次第。
いつもの通りこの店の定番、天ぷらなどを頼んだが、今日は天然(野生ってことか?)のシイタケがありますとのことだったので、頼んでみた。栽培したものとの違いはいまいちよく判らないものの、何となく得した気分。この店は、時々思いもかけない料理が出て来ることがある。勿論、また次回も楽しみだ。

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ほぼ1年ぶりに西丹沢へやってきた。今回の山の目的は毎度おなじみ、ミツマタ鑑賞。ミツマタを求めて丹沢にやってくるのは、いつのまにかもう9年目だ(個人的には途中、3回は海外出張のため不参加)。そういえば、この頃はもっぱら西丹沢ばかり。東丹沢はやはり人が多い(ついでにヤマビルも多い)せいで、冬季以外はどうも食指が動かない。
今回は屏風岩山の東尾根を登り、南東尾根を下ることにした。どちらも所謂バリエーション。初めて登るバリエーションの尾根は、尾根に上がるまではそれなりに快い緊張感がある。尾根に上がれば、もうあとは黙々と登り、自然に身を委ねるだけ。一方、バリエーションの尾根を下るのは、車道に出るまで緊張感が持続する。自然に身を委ねるというより、自然に対峙する感じか。歩いている最中は、誰かが滑っただの転んだだの、与太話なんぞ雑音でしか無い。
今回も、首尾良く満開のミツマタに出会うことが出来た(山とミツマタの記録はこちら)。しかも、我々だけが独占する花園(ってか、この頃はほぼ毎年そんな状態である)。ミツバ岳自体悪くは無いが、この頃は中高年ハイカーが大挙して押し寄せているようで(往路の満員のバスは、ミツバ岳最寄りの浅瀬入口BSで、我々を除いて殆ど下車)、とてもじゃないが、そんなところへ割り込む気にならない。
南東尾根を下りると、中川BSが丁度、目の前。「ぶなの湯」も、橅ノ平から下りて来た1年前以来(前回はこちら)。この時も山から下りてきたらそのまま「ぶなの湯」、水平移動が殆ど無いのは極めて気持ちがイイ。
まだ2時前のせいかも知れないが、風呂場はかなり空いている。露天風呂も空いているが、窓が大きいので内湯でもそれなりに開放感はある。さっぱりしたら、缶ビールを買って2階の休憩室へ。休憩室の方が人が多いくらいだが、それでもゆったり。ミツバ岳目当てのバス利用登山客は、こちらまでやって来ないだろう。ちょっとだけ得した気分。来年も、ミツマタの咲く頃に来ることになるかも知れない。そのためにはまた、人知れず咲くミツマタの群生地を探しておかねばなるまい。
17 ミツマタその6。

18 奥の山は箒沢権現山。

48 またまたミツマタ群生。

64 ミツマタその24。

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水澤観音前「清水屋」でうどんを手繰った後、店でタクシーを呼んでもらい、渋川駅に向かう。やってきた電車は高崎駅止まり。ここから新幹線という手もあるが、まだ時間は早いし、車内で呑むことはオヤジ五人衆の目的でもあるので、在来線の選択に誰も異存は無い。こういう話は実に早い。
丁度良いタイミングで、14時14分高崎駅始発の小田原行き湘南新宿ラインがある。これだと大宮着は15時26分。1時間強は、呑み鉄には物足りないぐらいである。
乗り鉄でもある蕎麦好きおやじさんは、ここでグリーン車に乗ることを主張。グリーン券をホームの券売機で買うと、51km以上は(高崎~大宮間は74.7km)、平日だったら980円するが、休日は780円と、200円もお得だ、と仰る(うっかり車内で買うと、休日でも1,040円する)。
さすがは乗り鉄、JRの料金体系を良くご存じだ。つまり、このままもし終点の小田原まで乗っても、グリーン料金は780円のままという訳だ。折角だからこのまま小田原まで行って、ついでに熱海でもう一泊するか、などという軽口も出る。
もう一つ、蕎麦好きおやじさんが主張するのは、2階席は混むので酔っ払いは白い目で見られる、1階と2階に分かれていない部分(平屋階)の席が狙い目だ、と。さもありなん、とこれも意見が一致。目論見通りの席を確保し、残っていた酒やつまみを取り出す。
ふと、ホームの反対側を見ると、なにやら電車に撮り鉄が群がっている。よくよく見れば、今日は奇しくも115系のさよなら運転の日で、その車両が今まさに発車しようとしているところだった(例えば、日経の記事はこちら)。

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伊香保温泉2日目は、宿を出る頃から雪がちらつき出し、石段街の一番下まで降りる頃には本降りの雪。概ね天気予報通りになってきた。とりあえず今日は、水澤観音に行くことにして、石段街口からバスに乗り込む。1時間に1本しかないバス、乗れば僅か数分の距離だが、少なくともこの天気で歩くには途方も無い距離。
以前、ここには車で来た覚えがあるが、その頃にはまだ釈迦堂なる宝物館的建物なんか無かったような気がする。目の前には売店があって、地物野菜やらキノコなどが売っている。ちょっと食指が動いたものの、お土産はまた何処かで買えるだろうと、とりあえず見送り。
とりあえず参拝も済ませたら、門前のうどん屋に行こうと歩き出す。雪を突いて坂を下ると、両側に十軒ほどのうどん屋が並んでいる。何故、ここにうどん屋が軒を連ねているのか判らないが、何れかの店が参拝客相手にうどんを売り始め、それが評判になって店が増えていったのだろう。店の名前に「元祖」とか「始祖」とか「本舗」とか書いてあって、どこが先駆けの店なのかは判らないが、いちおう評判の「手打ちうどん始祖 清水屋」に入ることにした。個人的には2回目の入店である。
先客はゼロ。早速ここの店主が現れ、うちの店だけが「手打ち」ですと強調、よくしゃべる店主である。早速、日本酒を熱燗で注文した。店主がこれはどうだ、それもおすすめ、とか勧めるので、サンショウ味噌と酒粕の天ぷらをいただく。本当に酒粕だけの天ぷらだった。これは珍味、まさしく酒の肴。他の天ぷらも含め、衣が極めて薄化粧なのが良い。
もちろん仕上げは、もりうどん。つるつるしこしこの、実に喉ごしが気持ちいいうどんだ。他の店のうどんは知らないが、流石、水澤のうどんを名物にしただけのことはあると思う。しかし、次回、水澤に来る機会があれば、「清水屋」以外のうどんも試食しておきたいものだ。

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今回、幹事を仰せつかって、伊香保温泉の宿を予約することになったのだが、宿を決めるための判定基準があるようなないようなで、これが難しい。各人の希望は微妙に(部分的には大きく)異なり、これらを満足する最大公約数的な宿は、有るようでなかなか無い。
当然、安いのに越したことは無いが、「大江戸温泉物語グループ」や「おおるりグループ」、「伊藤園ホテルズ」等の格安ホテルチェーンの宿にするのも気が進まない。ビュッフェスタイルで、カニとかローストビーフとか人気メニューに大勢群がっているところへ、割って入るほどの気概(≒アドレナリン分泌)は持ち合わせていない。できれば、もうちょっと優雅に夕食を取りたい。
とりあえずつらつら探すと、伊香保には「おおるりグループ」の宿は無いと判り、ひと安心。「伊藤園ホテルズ」は「金太夫」に泊まったことがあるので、ここは外すこととして、それ以外で何処か無いか、予約サイトを検索してみた。すると目に留まったのは、「古久家」のひとり一万円ぽっきり(税別)の期間限定格安プラン。通常期の価格は一万五千円とのこと。これならば苦情も出ないだろうと即、予約した。
ちなみに、途中で宿泊人数変更があったのだが、予約サイトで人数変更する場合、一旦、予約をキャンセルし、新規に予約し直す必要があり、随分厄介だ。しかも、一旦キャンセルした直後に、誰かに割り込まれる可能性だって無きにしも非ず。
「古久家」からは、以前泊まったことがある「金大夫」が目の前だ。反対側(客室)からは、赤城山が良く見える。夕食は食事処「湯山亭」へ。料理は先付からデザートまで全10品。しかし、量は程々だったので、ご飯(釜飯)を含めてもなんとか食べ切れる、基礎代謝が少なくなってきた者に良い具合だ。皆さんにも満足してもらえたと思う。肝心の温泉も、最上階(6階)にあるので眺めは申し分なし。もちろん、湯も如何にも伊香保らしい(尻が真っ赤になる)、いい湯だった。

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特急「草津」の車内で呑んだくれ、かなり良い気持ちになったところで渋川駅下車。我々以外の乗客はあまり降りない。ということは、殆どの若人は、草津か万座かで弾けるつもりか。もう昼どき。とりあえず駅を出て、蕎麦好きオヤジさんご推奨の蕎麦屋に行こうとしたが、いつの間にか雨は降ってくるが濡れるのは嫌だし、蕎麦屋までは徒歩15分ぐらい(酔っ払いはそれ以上)かかるが歩くのはかったるいし、有名なのに予約が出来ない店なので待たされる恐れが高い、待つなんて嫌だ等々の理由をこじつけて、もうバスに乗って伊香保温泉まで行ってしまおう、ということで全員の意見が一致した。行き当たりばったりのオヤジ5人旅、オヤジ達の判断は、常に易き方へ流れる。
伊香保バスターミナルに着いた後、先ずは荷物をホテルに預けたら、伊香保だったらやはり石段街だろうとふらふら移動。ちょっとの坂でも酔っ払いには堪える。石段街に出たところで、目の前にあった「睦庵(ぼくあん)」という店に入ってみる。
何故か1階は「処々や(ここや)」という、伊香保焼(たこ焼き的なもの)の店頭販売をしている店になっていて、我々は靴を脱いで2階へ上がる。そこが「睦庵」だった。店内は畳敷き。客はほぼ若者で女性率が極めて高い。オヤジ5人はかなり目立つが、酔っ払っているのでへっちゃらである。それにしても石段街が真正面なので、すこぶる眺めが良い。天気が悪いのが残念。
ググってみると、ここはかつては「叶屋旅館」という宿だったららしい。それが証拠に、ここには温泉があって、蕎麦を注文した客は無料で風呂にも入れたらしい(入浴のみの場合は500円だそうな)。
生ビールと天ざるを注文。手繰ってみると、つるつる、しこしこ。予想以上の香りが高く、エッジが利いた蕎麦だった。観光地の蕎麦屋を馬鹿にしてはいけない。

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「かのうや」のブログ: こちら

年次休暇を取った2日目は、蕎麦好きおやじさんを含めた「オヤジ5人伊香保温泉ツアー」に参加することになっていた(なにせ、幹事を仰せつかっている)。往路は、ゆったりと特急「草津」で行くことになっているので、JR大宮駅で待ち合わせ。当然、車内用の呑みものとつまみが必要、大宮駅ナカ「ecute」でしっかり仕入れた。
買うものは買って、ホームに上がって列車を待っていると、全員分の指定券を携えた御仁が(シラフな筈なのに)、何故か大宮を通り過ぎて東大宮まで乗り過ごしたと連絡が入り、「草津」発車時間に間に合うのかかなり気を揉んだが、辛うじて無事合流でき、5人揃って乗車となった。
車内は、意外にもほぼ満席状態。さらに意外や意外、その客は若者ばかり。オバサンなんて見当たらない。我々が断トツ最高齢グループ。皆さん、何処へ行くのだろうか。草津か、万座か、それとも我々と同じ伊香保だろうか。温泉街なんて暇なオヤジ、オバサンの世界だったが、この頃は違うのか。若者が来ると、自ずと温泉街も変わるだろう。
ともあれ、着席したら我々も負けてはならじと宴会開始。皆、思い思いに持ち寄った酒とつまみを出す。651系は以前、「スーパーひたち」に使われていた車両。常磐線時代は交直両用だったが、現在は直流専用に改造されている。座席を向かい合わせにすると、呑みものや喰い物の置き場に困るのは、以前と変わらない。温泉旅行客専用と云っていい特急「草津」なのだから、東武特急を見習って大型テーブルを付けてもらいたいものだ。
小生は、先ず缶ビールだが、他の方々は最初から日本酒。つまみに手羽先の唐揚げやシュウマイを提供。他にも乾き物など、所狭しと出て来る。車内はほぼ居酒屋状態、天下御免の朝酒三昧。車窓からの眺めなどそっちのけ、渋川まで、あっという間に着いた。

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ヒューストン出張から帰ってきて、そう云えば纏まった休みは取っておらず、それに年次休暇も売る程余っているし、ついでに云えばその余った年次休暇は今月末でどうせ棄てることになる、3月後半の月曜日、火曜日と休みを取って春分の日と繋げ、エイヤッと5連休にしてみた。昨年は夏休みを取り損ねたので、このくらい休んでみても、バチは当たらないだろう。
その月曜日、いつもよりちょっと寝坊だが、それでもネコが餌を強請るため、5時過ぎには起床。特段用事があるわけでも無かったので、カミさんの買い物に付き合って、そのついでに近所でランチすることにした。色々迷った挙句に入った店は、新三郷の巨大団地内にある、知る人ぞ知る「そば酒房はなわ」。何年か前にも入ったことはあった。その名が示す通り、つまりここは蕎麦屋であり、かつ居酒屋だ。
もちろん、ランチなので蕎麦を手繰る訳だが、カミさんの了承を得て生ビールだけいただく。突き出しとして、肉豆腐。さすが「酒房」。ビールだけでなく、日本酒も欲しくなる。蕎麦は、天ざるセットにするが、天ぷらはサクラエビのかき揚げ。齧るとサックサク。春を感じるメニューだ。あー、ビールだけで止めるのは残念だ。蕎麦はつるつる、喉ごししっかり。居酒屋がついでにやっている、なんちゃって蕎麦ではない。至極まっとうな蕎麦である。
徐に周りを見渡すと、店内はほぼ満席状態で、奥では(と云ってもそんなに広い店では無い)おばさん達の女子会をやっているらしく、ケタケタ大きな声の馬鹿笑いが響いてくる。今日は平日なので、他は大抵が仕事姿の男性客。能天気な女子会との対比が残酷である。
ここの居酒屋メニューは並みでは無い。是非一度、夜に来てみたいが、適当なバス路線が無いし、かといって歩く距離ではないし、自転車でも遠すぎるし(帰りが酔っ払い運転になるのも問題だし)、タクシーでは大袈裟なので、どうすべきか悩み続けている状態である。

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今回も、1年前の残雪期越後山旅の帰り道と同様、大宮で下車。勝手知ったる東口へ向かい、そしてやっぱり勝手知ったる「いづみや第二支店」へ入店。実際には、この店は10ヶ月ぶり、前回は守門岳の帰りに寄ったのだった(その時のレポはこちら)。
今日は2人だけなので、「本店」よりも「第二支店」の方がしっくりくるはず。暖簾を潜るといつも通りの客の入り。2人ぐらいだったら何処にでも座れそうなのだが、おばちゃん店員たちは、忙しそうに見て見ぬふりをして素通り。なかなか案内してくれない。実際、受けた注文で頭がいっぱいいっぱいで、気が回らないのだろうと思う。
それでもリュックサックを背負ったまま辛抱強く待つと、漸く、見て見ぬふりが出来なくなった(というか、通路に立ったままで邪魔な我々を何とかするしかないと覚悟した)おばちゃん店員のひとりが、一番奥のカウンター(≒壁から突き出た片持ちテーブル)を案内してくれ、着席。リュックサックの置き場がないので、無理矢理足元に押し込める。この頃の「第二支店」には「本店」と違い、差配するボス店員がいないのかしらん。
今日も陽気が良いので、やっぱりホッピー(セット400円)にしよう。ホッピーを呑むと何となく、下界というか、娑婆に戻ってきた感じがする。ホッピーは、オフではあるものの、日常生活の延長上にある呑みもの。いったい、越後湯沢にホッピーはあるのだろうか? つまみはマカロニサラダ(300円)に、肉豆腐(250円)、ホルモン炒め(330円)を注文してみた。どれも普通に美味い。この普通さが、店内の雰囲気も含め、我々に安心を与えてくれるのだ。それでついつい、たとえおばちゃん店員に煙たがられても(?)、また足を運んでしまうのだと思う。

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越後湯沢からの帰り。前回は2階席だったが、今日は意外にスキー客が多かったせいか、一階席だった。車窓からの眺めは諦めて、カップ酒(今回は鶴亀)をなめるとしよう。つらつら考えるに、今回のように、新潟の残雪の山には、闇雲に片っ端から登ってみたい。しかし、とは思いつつも、色々と条件があるので、行先は自ずと絞られる。それが少々辛い。
一番の制約は、公共交通機関利用であること。東京を出るのはどんなに早くてもせいぜい午前6時。新幹線で越後湯沢か浦佐に着き、実際に山に登り始めるのは9時より早くなることは無いだろう。一方、自家用車ならば前夜から家を出ることも可能なので、日の出から登り始めることが可能。その時間ならば、まだ雪も締まっていて、アイゼンで快調に登れるだろう。この差は大きい。
公共交通機関利用の場合、余計な荷物(≒着替え、酒&肴、等)のデポがなかなか難しいことも制約になる。駅のコインロッカーか、宿ということになるが、後者の場合は、登る前に宿へ行かなくてはならないので、宿へのアクセス性が重要だ。
もうひとつの大きな制約は、登るためにスノーシューやピッケルが必要かどうか、という問題。スノーシューの場合、レンタルできる店が近くに無いと大変面倒。昨今、スノーシューは主なスキー場だったら借りられるようになったが、その場合も、山はスキー場から登れることが条件。もうひとつ、ピッケル無しに登れる山かどうかは大きな制約である。勿論、その前にいくらピッケルを持っていても、使いこなせなくては話にならないけど、我々なんちゃって山岳会メンバーではちょっと無理な相談。而して、ストックで登れる山しか選択できない。南北中央アルプスや八ヶ岳は、夢のまた夢。
そうやって行先を考えていくと、今回のように越後湯沢+平標茶屋(又はホテル・エフ)+日白山(又は平標山)という組み合わせは、かなりグッドチョイスと自画自賛してみたくなる。しかしそれももう、踏破してしまった。また次のグッドチョイスを模索しなくては。

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ぽんしゅ館で試飲をしてほろ酔いになった後、まだランチタイムまで少々時間があるので、「平標茶屋」の方に教えてもらった共同浴場の「山の湯」へ向かうことにした。その後、「しんばし」で一杯やろうという寸法である。しかし道中、「しんばし」に寄った前回には11時10分ぐらいに到着したのに(開店時間は11時)、30分余り待たされてことが頭をよぎったので、小生だけは「山の湯」へは寄らず、踵を返して「しんばし」へ直行することにした。
而して開店の約30分前に到着。さすがに誰も並んでいなかったが、間もなく何処からともなく人が集まり出し、開店直前には少なくても20人ぐらいは並んだ状態。開店と共に案内され、蕎麦打ち部屋の脇の席を陣取る。どやどやと客が入ると、忽ち満席だ。目の前で若旦那(?)がせっせと蕎麦を打ち、大女将(?)がせっせと天ぷらを揚げるが、我々が席を立つまで手を休めることは無かった。大した繁盛ぶりである。
さて、今日は陽気が良いのでビールを外す訳にはいかない、早速、生ビール(600円)で乾杯。その後の日本酒は、さっき「ぽんしゅ館」で利き酒した、高千代の「うまい助」純米生原酒(1,100円/300ml)があったのでそれをもらうことにした。
料理は、身欠にしん煮付け(850円)、天ぷら盛り合わせ(1,900円)、蕎麦屋の味玉(500円)、魚沼美雪ます風干し(1,000円)をいただく。前回、前々回と似てしまうが、其々美味いので致し方ない。天ぷらは、さっくさく、である。味付け玉子は酒の肴にぴったり、蕎麦屋では珍しいと思う。魚沼美雪ますは、最早、淡水魚を超越している。
肴に舌鼓を打ち、酒に酔ったらそろそろ締めますか。やはり、せいろにしよう(800円✕2)。コシがあって喉ごしは抜群だ。今回も雪山といい、温泉といい、酒と肴といい、蕎麦といい申し分なし、満足、満足。

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日白山にガッツリ登った翌日は、また別の山に登ろうという意見は特に出ないため、然らばちょっと観光してランチをして帰るということになる。朝一番の路線バスに乗り、終点の越後湯沢駅で下車。とりあえず荷物をコインロッカーに預けて、帰りの指定券も取ってからさて、何処へ行こうか。
・・・というほど話し合うこともなく、手近な「ぽんしゅ館」に寄ることとなった。もうやっているのかと少々危ぶんだものの、ここの開店時間は午前9時、杞憂に終わった。それでも中に入ると、客は殆どいない。ほぼ我々4人の貸切状態、こんなにも空いているぽんしゅ館は初めてだ。さすがに9時から呑もうという輩は少ないということか。でも我々は、こんなにも広々としたところで、心置きなく酒を選べる幸せを味わう。これからは、ここへ来るのは朝に限る!と理解した。
ほぼ1年ぶりに来たせいか、呑んだことがない日本酒ばかりズラリと並んでいるような気がする。ともかく、500円を支払ってコイン5個を手に入れたら、どれにしようかとあれこれ悩む。先ず目に付いたのは、高千代の「うまい助」純米生原酒。春限定で、越後湯沢限定販売酒とのこと、こういうセリフに弱い。呑んでみると、もちろんフレッシュ感もあるが、高千代らしくなくマイルド、そして純米原酒らしく、結構深い。気に入った。
次に選んだのは高の井の「田友」特別純米酒。燗酒が美味い、と書いてある。見渡すと、セルフ燗付け器があった。湯豆腐を掬い上げるような道具に猪口を乗せ、燗をつける仕組み。2分ぐらい待つと、40℃になるようになっている。いい感じになったところでグイっとやってみる。ちょうどいい感じ。あー、炙ったスルメイカが欲しい。

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日白山に首尾良く登頂を果たし、宿場の湯で温まった後は、路線バスに乗って元橋バス停下車、平標茶屋に移動する。バスには、意外に多くのスキーヤーが乗っている。いまどき、自家用車でやってくるのが普通だろうと思っていたが、聞くところによれば苗場スキー場からかぐらスキー場まで、スキーとゴンドラで移動し、またバスで戻るという客がいるらしい。
昨年、平標山に登った際、平標茶屋に泊まる予定だったのだが、宿泊客が我々だけだったため、同じ系列のホテル・エフに泊まって下さいと宿にお願いされ、宿泊が叶わなかったのだが、今回もしつこく予約を入れたせいで、やはり今年も我々だけだったが、上手い具合に泊まることができた。
1階に薪ストーブの土間と、一段上がったところに食堂、2階に客室という配置。以前は外国人が別荘として所有していたそうである。洋風の飲食店だったこともあるようで、それが証拠に、食堂にはいまでもスポットライトやミラーボール等が設えられているのだが、全体的には落ち着いたログハウス調である。
到着して荷物を整理したら、薪ストーブの周りに集まって夕食前に一杯やることにした。ビールが呑みたいと所望すると、「(ホテル・エフへ)取りに行ってきます」と云って車に乗って走っていった。ここで待たされるとは思わなかったが、まあいいか。薪の火を眺めているとそれだけで和める。外は寒風吹きすさぶ三国街道。
ビールがやってきて、改めて登頂を祝し乾杯。いい気分になっていると、すぐに夕食の準備ができたとのことで、食堂へ移動。今日のディナーはトンカツだった。そう云えば、昨年、ホテル・エフのディナーはカツカレーだった。やはりここは若者向けメニューである。ここ、平標茶屋にはスキー合宿の学生などは来ないだろうと思っていたら、将棋や囲碁サークルの学生がやって来るそうだ。学生のときからこんな宿に来られるとは羨ましい限りだ。

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丁度一年前に続き、また今年もスノーシューイングで、越後の残雪の山を楽しもうというプラン。今回の山は日白山という、平標山の北、タカマタギの西に位置する山。ひと昔前まではその存在すら知らなかったが、昨今、人気が出て来たようで、ネットには毎年、何人ものレポートが出て来る。
余計な荷物(≒着替えと酒と肴)を宿にデポして、二居集落から歩き始め、東谷山を越えて日白山を目指す。登り始めこそややガスが懸かっていたものの、やがてスッキリと晴れ渡り、いわゆるピーカンの日和。霧氷が、晴天に浮かび上がって見える。
こんな天気は年に何度も無いだろう。昨年の平標山だって、それなりには良い天気だったが、風があって山頂には長居できなかった。今日はほぼ無風。山に囲まれていなければ、地平線まで見えそうだ。こちらから見る谷川岳は、意外としょぼい。偶々、山頂でお会いした単独行氏は、タカマタギを経由してやってきたとのこと、健脚だ。帰りは長釣尾根を下ると仰っていた。我々にはちょっとマネが出来ない(その方のヤマレコはこちら。写真74/89は小生がシャッターを押した)。
暫くぼーっと景色を楽しんだ後は、我々は同じルートを辿って下山。途中、踏み抜きしないよう(ガボらないよう)、スノーシューを付ける。下りは早い。忽ち、眼下に三国街道が見えるようになり、これから入る予定の日帰り温泉施設「宿場の湯」も視認できるようになる。(山の記録はこちら)
「宿場の湯」はかぐらスキー場に近いせいか、殆どはスキー客。洗い場や風呂場はゆったりとしていて、湯もいい感じだ。湯上りは休憩室へ。事前にHPを確認して、食事処が閉鎖していることは知っていたが、もしかするとビールの自動販売機ぐらい置いてあるのでは、と思ってみたもののそれは淡い期待だった。仕方がないので、清涼飲料水で我慢する。こんなことは、山の駅以来だ。食事処の再開は後回しでも構わないから、とにかくビールを置いて呉れないと「宿場の湯」にはもう来たく無い。頼みますよ、ほんと。

035 まだまだ余裕。

036 先達者が見えたような?

058 霧氷の世界その12。

069 霧氷と皆さんと苗場山。

071 霧氷が青空に映える。

077 霧氷の世界その22。

082 東谷山に到着。

098 東谷山がもう小さくなった。

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104 日白山山頂にて。小生の右肩の上が谷川岳。

121 ルンルンだ。

141 宿場の湯が見えた。

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今日は病院通いのため、会社は休み。会社の健保は、定期検診で便に潜血が見つかると、「要精密検診」の引導を渡すだけでなく、主治医宛のレターを託される。レターに何が書いてあったのかは定かではないが、主治医曰く、精密検査(=内視鏡検査)の結果を所見と共に返信するように要請されてあった、とのこと。その所見を聞かされ、返信レターを会社の健保に送れば終了。ヒューストンに長期出張していたため、定期検診から10ヶ月経って漸く一件落着した次第。次はピロリ菌の除菌が待っている。最初から話が逸れた。
一応、検査が完了すると、何となく呑みたい感じが湧いていくるので、その日の夜は近所の「ビストロ マルシェ」に行くことにした。ここも偶々、約10ヶ月ぶりの訪問となった(前回はこちら)。行く前にとりあえず電話を入れるのだが、開店時間(17時)とほぼ同じタイミングで入れば、だいたいいつも一番乗り、お好きな席へどうぞ、ということになる。
先ずは、中生ビール(アサヒスーパードライ、490円税込、以下同様)で口あけ。ビールの後は、偶にはスパークリングにしようと、ヴァロマローネ・スプマンテ・ブリュット(2,900円)を注文。やや甘口ながら、きりっとすっきり爽やか系。
料理は、牛肉のロースト・あさつきソース(820円)、鮮魚のカルパッチョ(820円)、トリッパのトマト煮・グラタン風(980円)、ガレット(???円)、小海老のペンネグラタン(980円)を注文。どの料理も、美味いしかつコスパがあって申し分ない。個人的にはトリッパのトマト煮が気に入っている。臓物嫌いのカミさんも、トマト煮込みだったら大丈夫。ガレットは、今までメニューに入っていなかったと思う。
この店はいわゆるビストロ(フランス風居酒屋)、その名の通り、まったく気取ることなく呑んで喰えるところが一番の魅力だと思う。

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「伊勢藤」で、煩いと叱られたせいか、何となく落ち着かなくなり、暗黙の了解で「・・・河岸を変えようか」という話になった。外に出ると、まだ午後9時前だったがもう入口の灯りは消えていた。終了時間は9時半だったはずなので、客を入れないのには早いような気がする。はしごの2軒目に「伊勢藤」にやってくるかも知れない客(≒いい調子になっていて煩い可能性大)をやんわり断るためだろうか。気になるが、店主にはちょっと聞き難い。
さて2軒目、神楽坂には入ってみたい店が多い。しかしこの時間、サクッと呑んでサクッと帰りたいところなので(小生は普段、午後10時には寝ることになっている)、あそこが良かろうと「竹子」に行ってみることにした。早い時間は間違いなく空いているが、この時間ではどうか心配しつつ店に入ると、そこそこ空いていた。
久しぶりの「竹子」。ここは、例の謎の激安居酒屋チェーン店のひとつ。これまで新宿「やまと」、六本木「小松」、神田「すすむ」には入った。まだまだ他にもいっぱいあるので、何かの機会に覗いてみたいと思っている。
ここ「竹子」は2回目だが(前回はこちら)、相変わらず入り難い雰囲気の高級料亭的エントランスである。事前リサーチ無しに飛び込みで入る客を、あえて排除しているのでは、と穿った見方をしてしまう。生ビール180円という激安価格は健在。ハイボールもダブルで250円は至極お得。一方、料理は高からず安からず。前回は喰えなかった巻き寿司(1,000円/細巻4本)を頼んでみた。このメニューがこのチェーンの特徴かも知れない。「伊勢藤」で余り喰えなかったので丁度良かった。
注文の仕方は、各テーブルに配置されたタブレット端末入力で店員の省力化を図っていた。意外に先進的である。ついでに云うと、入口にはPEPPERが居て、名前を登録して呉れとせがんでいる。高級料亭的エントランスとの対比が実に妙だ。

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以前、老舗居酒屋ばかりを巡っていたことがある。神田「大越」(残念ながら廃業)を皮切りに、淡路町「みますや」、根津「甚八」、銀座「酒蔵秩父錦」、鶯谷「鍵屋」、秋葉原「赤津加」、日本橋「ふくべ」、北千住「大はし」、大門「秋田屋」、月島「岸田屋」、浅草「赤垣」などには入ったが、その後はヒューストン出張などが入ったせいもあり、とんとご無沙汰だ。勿論、いくら老舗だからと云って、ピカピカの建物ではいけない。それなりの外観、内装の風情も必要。そして、酒と肴も当然重要だ。
などと考えているうちに、そういえば未だ神楽坂の「伊勢藤」に入ってないじゃないか、と思い立ち、アユラシ、和尚、なおちゃんを誘ってみた。基本的に予約は受け付けないようであるが、18時30分に入りたいと電話を入れれば、その30分ぐらい前から、それまで居た客が帰って席が空いても、新しい客は座らせないよう、配慮して呉れるらしい。
店は、以前入ったことがある、ガレットで有名な「ル・ブルターニュ」の前だ。ここも「鍵屋」と同様、女ひとりでは入れないという、昔乍らの頑固な店。昨今、女子禁制だとすぐ話題になるが、男子禁制の店の場合は、世の中、山ほどあるのでニュースにはならない。「鍵屋」や「伊勢藤」は、オヤジにとっては最後の聖地と云えるかも知れない。
入ってみると、先客はカウンターのみ。我々は座敷に通される。実に静かである。客のしわぶきが響き渡るくらいだ。カウンター席で呑んでいる客も皆、ひとり客らしく黙々と呑んでいる。後から座敷に上がった客の中にもひとり女性がいたが、それだけ。女性率10%ぐらい。どちらもオヤジ慣れしているせいか、泰然自若としている。立場が逆だったらさぞ落ち着かないことだろう。
最初は小生となおちゃんだけだったが、やがて和尚が現れ、少々話が盛り上がったら声もやや大きくなったらしく、店主に「何方とは申し上げませんが、もう少しお静かに願います!」と、びしっと注意を受けた。どうも俺たちは声のトーンが高いようだ。今日は女性1、男性3の割合だったが、これが逆だったら、店主は発狂するに違いなく、我々は「伊勢藤」所払い(出禁)になるだろう。とりあえず次回は、ひとりで来てみよう。

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