山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2017年11月

宏池荘でさっぱりした後、塩山駅へ向かいながら何処かに入ろうと店を物色しているうちに、結局、駅まで着いてしまった。駅の直ぐ手前に「塩山館食堂」なる中華料理屋があったので、それじゃあビールと餃子を楽しもうかと思って覗いてみたら、驚きの満席状態。かなりの人気店とお見受けした。また懲りずに覗いてみよう。
駅前まで来たら、食堂「菊よし」は、なんと外に順番待ちの列が出来ていた。これはもしかすると「かつぬまぶどうまつり」の影響か? それならばと、駅前からちょっと離れた蕎麦屋「七福」を覗いてみれば、あれあれ拍子抜けの先客ゼロ。店の方が手持ち無沙汰の様子。
何故こんなに差があるのか。個人的には「七福」の方が「菊よし」よりも美味いと思う。「七福」は、駅の階段下からは直接見ることが出来ないせいで、やや不遇をかこっているのかも知れないが、我々にとっては好都合。ここも2年ぶりの入店だ。
さっそく着席したら生ビールを注文する。ここはハートランドビールを置いている稀有な店。それだけでもこの店の価値は高い。出てきたジョッキグラスには霜が着いた状態で、キンキンに冷えている。今日のような陽気の中を歩いてきた我々にとっては、このサービスがなんとも嬉しい。
我々の後から、ようやく他のお客が入店。厨房とフロアの両方を一人でこなす女性店員が、漸く忙しくなってきたようだ。我々は、このあとに「かつぬまぶどうまつり」が控えているので、ほどほどにしなくてはならないが、それでも1杯では少々足りず、二人ともお代わりを注文。つまみは、馬刺しに、キノコおろしにした。どちらも美味。ここでも日本の味を再発見した。

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一時帰国中の2回目の土曜日。今日は偶々、「かつぬまぶどうまつり」の当日。丁度、今回の一時帰国にマッチしたワイン祭りが見つかったので、そのついでに山へ登ることにした。毎度、この手の山を探すのは少々苦労する。できれば、昼食は山から下りて食べるぐらい、お手軽な山が良いのだが、なかなかそんな簡単な山は無い。塩山駅の直ぐ北にある塩ノ山だったら目的に適うが、余りにも安直過ぎる。
あれこれ悩んだ結果、塩山駅の北側にある扇山、別名恵林寺山へ登ることにした。ガイドブックなどはないし、ヤマレコでも記録が無いが、なんとかなるだろう。塩山駅から玉宮地区にある高森院というお寺の先までタクシーに乗り、そこから舗装された仕事道を辿る。今日は久しぶりに兄とふたり登山。一昨年のトムラウシ以来か。
かなりの高さまで、葡萄畑が延々と広がっている。舗装道の行き止まりには軽トラが止まっていて、その先に草刈作業中の地元の方がいた。その方は、この道をやってくる登山客を見たのは久しぶりだ、と嬉しそうに仰る。逆に我々としては、やはりここを辿って登る人もいるのだ、と得心。でも、この先を登って辿り着く、峠の名前が何かを聞き逃した。地元の、しかも長老のような方だったので、きっと知っていたはず、残念。
草刈の直ぐ先に、フェンスと扉。扉を潜ると植林帯。右側の小尾根に上がるのも一策だろうが、ついさっきまでの雨で足元が緩そう。谷筋を忠実に辿ることにする。一頻り登ると峠に到着、で一服。ここから尾根筋を南下するが、先ず1,004m峰まで、急勾配の防火帯を直登すれば、あとは扇山まで概ねなだらか。扇山山頂は眺めは全く無い。あとは下るだけだが、最も下りが短い尾根を行けば、結局、タクシーを降りた場所まで戻ることになった。またタクシーを呼んでもよかったが、まだ昼前、そのまま塩山温泉まで歩いてしまった。
ここにはいくつかお湯に入れる宿があるが、先ず廣友館に入り、呼んではみたが誰も出てこなかったので、スルー。井筒屋旅館は玄関が閉まっていてカーテンが掛かっていた。とうとう廃業したのか。結局、いつもの宏池荘の銭湯部へ、2年ぶりにやってきた。テレビを見ていた大将に訪いを入れ、400円を支払って男湯へ。いつも思うが、ここは入口はしょぼいが、風呂は立派。時間が早いせいか、我々の貸切状態。泉質のせいで床はつるつる、滑り易いので注意が必要。湯温はかなり高めの43℃。さっと入ってさっと出た。おかげで、さっぱりした。さて、何処かでビールを呑まねば・・・

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