山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2017年06月

2日目は米沢市街に出て完全観光モード。ちょっと調べた範囲では、街なかでは意外に観光名所は少なく、主だった所は米沢城址にある上杉神社ぐらいか。そこで、いちおう上杉神社へ行くついでに、「東光の酒蔵」という小嶋総本店の展示館へも寄ってみることにした。
駅前でリュックサックをコインロッカーへ預け、左回り循環バスに乗る。バスの外装には、ますむらひろし氏(米沢市出身とは初めて知った)が描く「アタゴオル」と云う漫画のカット絵がラッピングされていた(こちらをご覧あれ)。こんなところで「ヒデヨシ」に出会うとは思わなかった。
大門一丁目BSで下車すると、酒蔵の煙突が見える。入口で、310円支払って入館。売店(含、試飲コーナー)に直行するのであれば、別に入館料は不要なのだが、折角なので見学。なんだかんだ、この手の施設は結構見学しているが、ここは展示が大規模だ。もちろん、かつて使っていた設備を展示しているだけなのだが、かつて職人が働いていた頃の雰囲気が伝わってくる感じ。
この酒蔵は、慶長2年(1597年)創業と云うからかなりの老舗。関ヶ原の戦いは慶長5年、上杉家の米沢移封は慶長6年なので、それ以前からあることになる。
展示もなかなか見応えがあったが、試飲コーナーがとても充実しているのが特徴。高級な酒は200~300円と有料なのだが、それでも純米吟醸なども含め、ざっと10種類ぐらいは無料で試飲が出来る。全種類を呑むとそれだけでかなり酔える。ついでに云えば、漬物など、つまみになるものも試食が出来るのでとても有り難い。ここは呑ん兵衛にとってはパラダイス、これだけで入館料の元は取れる。ありがたや、ありがたや。

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西吾妻山で自然の力に阻まれ無残に敗退しても、宿に戻ればもうすっかり山のことは忘れて湯治客気分。今宵の宿は白布温泉「中屋別館不動閣」。白布温泉は、開湯から今年で706年とのこと。かつて中屋には、ちょっと離れたところに藁葺屋根の本館があったのだが、2000年に隣りの東屋と共に焼失してしまったため、現在は別館のみの営業となっている。ここのご主人はかなり話し好きで、我々をなかなか開放して呉れない。
我々の部屋は、黎明館というコンクリート造りの建物の2階。女子部屋は「柊」で、男子部屋は「楸」と書いてあった(この宿ではこれで「あき」と読ませるらしいが、実際になんて読むのか判らなかったので、調べてみると「ひさぎ」。木の名前で、アカメガシワの古名)。
デポした荷物を回収した後、「楸」の部屋に入り、長押に掛けたハンガーに濡れたウェアを干したら、先ず風呂だ。内風呂は、無闇矢鱈に細長い。オリンピック風呂と名が付いているのが頷ける。源泉は56.8℃もある正真正銘の温泉だが、湯船は丁度良い湯加減。冷え切った身体が、しゅわしゅわと融けていくようだ。
風呂上がりは部屋でビール。持ち寄ったつまみも広げて、皆で暫し敗退山談義。そうこうしているうちに夕食の時間になり、食事処「あづま」へ移動。我々の「楸」があるフロアが2階だとすると、食事処は地下1階に相当する。堀り炬燵式テーブルはずらり10数卓並んでいるので、結構、宿泊客がいるのだと判る。
最初の呑みものはやはりビールだが、予め地酒の利き酒セットも頼んでおいた。出て来た「羽陽富久鶴」も「東光」も、米沢の酒。「羽陽富久鶴」は初めて呑むが、蔵元は「雅山流」も醸す進藤酒造店。「「雅山流」」はフルーティで今どきの味だが、「羽陽富久鶴」は骨太な昔風の味わいだ。
料理は、食べ切るのがやっとのボリュームでどれも美味い。米沢牛かどうかは判らないが、ちゃんと牛肉の陶板焼きもある。派手さが無いのがかえって好ましい。給仕して呉れる女性も、如何にも山形の人情に溢れている感じで良い。これで1泊2食付9,000円は、はっきり云ってお値打ちだと思う。また、西吾妻山へリベンジしに来る際はここに泊まりたい。

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今回の山は西吾妻山。残雪の頃に一度登ってみたいものだと思いつつ、なかなか機会が無かった山で、今回漸く計画してみた。天気予報を見る限りまずまずだったし、米沢駅から乗ったタクシーの中からも、天元台スキー場が良く見えた。
白布温泉に着いて、余分な荷物を宿にデポしてから、宿の車でロープウェイの山麓駅へ送ってもらう。ここからロープウェイと3つのリフトを乗り継ぐことになる。第二リフトを乗っている頃から雪がちらつき出し、第三リフトから先は吹雪状態。
それでも行ける所まで行こうと登るが、中大巓を登っている頃には猛吹雪で、自らの踏み跡をロストする恐れもあったため、さっさと敗退を決定。結局、今日のアルバイトは1時間で終わった。 (山行記録はこちら)
退却が決まったらさっさと下るだけ。じっとして乗っているだけのリフトは、とにかく凍える。第三リフトに乗っているうちに、一番下の第一リフトは強風のため停まっているとの放送が耳に入る。第二リフト付近からは雪では無く、霙から雨。第二リフトから降りると、係員が申し訳なさそうに、この先はゲレンデを歩いて下って下さいと云う。堂々とゲレンデを下れる機会なんて滅多にない。ついでにシリセードまでやった。流石にゲレンデは良く滑る。雨の中だが爽快だ。あっというまに麓のアルブ天元台まで下った。
その足でレストラン白樺へ。中はぽかぽか。ずぶ濡れの雨具とスパッツと手袋を外したら、とにかく生ビール(670円税込、以下同様)だ。グビッとやってひと息つく。アニーとトノ~はと見ると、スキー場だったらやっぱりカレーでしょ、とお疲れさんカレーライス(870円)を喰っていた。いずれにしても西吾妻山は、またリベンジに来なくてはならない。山形の山はリベンジだらけになりそうだ。

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北千住からの帰りが比較的近い者同士5人(小生は2番目に遠い)が集まって、北千住で一杯やることになった。成り行き上、小生が幹事を仰せつかったので、店は昨年末に入ってまた行ってみたかった「秋田料理 まさき」にしてみた(前回はこちら)。念のため、席のみ予約しての入店。
到着は18時30分頃。海浜幕張からだと八丁堀を経由しても、新松戸を経由しても大して変わらない。つまり、都合が良い経路が無いということ。この時間になると、もう既に盛り上がっているテーブルもある。席は最も道路側の一角。テーブルの上には始めからコンロが設置されている。鍋を喰ってね、という明確なメッセージを感じる。
とりあえず生ビール(サッポロ黒生中ジョッキ600円税込、以下同様)で喉を潤していると、お通し(300円)が出て来る。一人に3つの小鉢が出て来るので、これだけでもビール1杯ぐらいは呑める。その後、日本酒にしようと、高清水辛口生貯300ml(750円)を呑む。料理は、皆さん思い思いの料理を注文。ホタテと千寿ねぎかき揚げ(700円)、山菜天盛り合わせ(860円)、ポテトサラダ(480円)、刺身中皿盛り合わせ(3,500円)、いぶりがっこチーズ(480円)、はたはた生干焼(580円)、ぬた盛り合わせ(680円)、なた割り漬(500円)と、豪勢に頼んだ。どれも在り来たりの居酒屋には無い料理で、美味しくいただいた。残念ながら、姫筍(ネマガリタケ)は未だ旬ではないようだった。
そして締めは、やや鍋の季節は過ぎたが(この店では4月いっぱいまで)、折角秋田料理の店なので「きりたんぽ鍋」(1,800円✕3人前)を喰わないわけにはいかない。東北らしく、やや汁味が濃い感じがしたが、やはりスーパーで売っているような汁とはひと味違って美味い。もちろん、味が良く染みたきりたんぽも、鶏肉も申し分ない。
今日は珍しく、呑みよりも喰いの方が優先した飲み会となった。

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普段、昼食は会社で450円也の「玉子屋」の仕出し弁当を喰うので、外へ出て何処かの店でランチすることは滅多にない。「玉子屋」弁当は食べ飽きた感もあるけど、不思議と長続きしている。大抵の皆さんもそうだろう。安いせいもあるが、配達数60,000食以上、廃棄率0.1%という驚異的な数字をたたき出すだけの理由が、それなりにあるような気がする。
今回は偶々、「外で肉を喰おう」と声が掛かったので、そんな「玉子屋」弁当を今日ばかりはキャンセルして、久しぶりに外食ランチ。行ったのは、アウトレットパーク幕張の3階にある「ザ ミート ロッカー ステーキ アンド カフェ」というステーキハウス。アウトレットパーク幕張には時々入りこむことがあるが、大抵はザ・ノース・フェイスやコロンビア、モンベルぐらいで、こんな店があるとは知らなかった。
かなり広いこのアウトレットで、3階まであるのはこの一角だけ。テラス席(ここは犬連れでもOK)もあって、明るいステーキハウスという雰囲気。少々フライングして出て来たのだが、もう既に結構入っている。ショッピングや観光で来たらしい客もいるし、場所柄、さらりーまんやOLもそれなりに多い。
この店のウリは、アンガス牛のステーキ。柔らかい赤身肉が特徴なので、この頃の赤身肉ブームに乗って売れているらしい。メニューを眺めると、最もスタンダードなサーロインステーキ200gで1,900円(ドリンク付き)。これにスープ、サラダ、ライス又はパンを付けると2,200円、結構な値段になるが偶にはいいか。
小生は、オーストラリア産ミックスカットステーキ+日本産ハンバーグのセット(1,600円+300円)にしてみた。ステーキは勿論ミディアムレアで。ハンバーグもそれなりにボリュームがあって食べ応えがある。ステーキははまずまずの柔らかさ。思ったよりもイケる。これで、ビールを呑めないのがかなり残念だ。

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ザ・ミート・ロッカー・ステーキ・アンド・カフェのHP: こちら

「お座敷桃源郷パノラマ号」に乗った余韻醒めぬまま、西国分寺の「潮」にやってきた。いつ以来だか思い出せない(単に呆けただけかも知れぬ)くらいに来ていない。
今日は久しぶりに、ヤマショウビン氏夫妻もやってきて、都合6人で宴。いつもヤマショウビン氏には、山行の途中で聞いた野鳥の鳴き声の正体を教えて貰っているが、今日も「ウソ」と「ゴジュウカラ」を鑑定してもらったものの、忽ちどっちがどっちだったか判らなくなる始末。なかなか教科書通りには鳴いて呉れないのが素人泣かせ、と言い訳したくなる。今後も頼りにさせてもらうしかなく、一向に上達しない不肖の生徒と我慢していただきたい。
「潮」は、出される料理を見れば、蕎麦屋というよりも蕎麦会席料理店という感じだが、店の雰囲気は全く蕎麦屋然としている。敷居が高い蕎麦屋と見るか、肩の凝らない蕎麦会席料理店と見るかは、その客次第かも知れない。
我々は4,300円のコースを予約していたのだが、もちろんコースでは無く、単品で注文することも可能。昨今はそういう客は少ないのかも知れないが以前、隊長とタマちゃんと3人で来た時は、たしか単品注文だったような気がする。
コースの料理では、繊細な胡麻豆腐や、蛤の茶碗蒸しなど、なかなか蕎麦屋ではお目にかかれないシロモノが出て来るが、一番びっくりしたのは蕎麦がき。プルンプルンで蕩けるような食感と蕎麦の香り。通常の蕎麦がきの概念が崩れる一品。締めの蕎麦も申し分なし。また近いうちに是非来たいが、次回、ヤマショウビン氏を招くときは、また別の店を探すこととしてみたい。

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