山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2017年03月

いつもの月いち居酒屋ツアーなのだが、都合が付かない方が多く、集まったのは二人だけ。今日は新橋にある「わっつり」という居酒屋にしてみた。新橋には有りがちな、ずいぶんと狭い店。間口は一間強しかない。代わりに奥はかなり長いようだ。そもそも、この雑居ビル自体が幅二間程度なのに4階建て、薄く切った羊羹を立てたような感じである。
店は1階だけでなく地下もあるらしいが、下りるための階段は店の外に付いているので、 店員は出来上がった料理を持ったまま、引き戸を開けてまるで出前のごとく通りへ出て行く。雨の日などはいちいち大変だろう。
この店は、かなり人気店らしい。それが証拠に、後から後から客がやって来るが、予約無しの客は皆、断られている。ここ「わっつり」は、八戸情緒を味わえるのがウリとのこと。「わっつり」とは、八戸弁で「たくさん」とか「思いっ切り」という意味らしい。
ちなみに、いわゆる青森弁というものは無いそうで、青森県は大まかに南部弁、津軽弁、下北弁の3つに分けられ、この南部弁がさらに上北方言、三八方言、八戸方言から成っているというから、意外に複雑だ。昔は地域間で、人の行き来が少なかったことを想像させる。
先ずは生ビール(サントリー プレミアムモルツ 中ジョッキ、430円税別、以下同様)で喉を潤した後、日本酒。陸奥八仙(400円)にしてみる。
突き出しは、タラの切り身まるごと素揚げし、みぞれ和えしたもの。凄いボリューム。これだけで何杯も酒が呑めそうだ。青森味・貝焼き味噌(550円)も酒にぴったり。自家製ポテトサラダ(350円)は、ハムの細切れとあさつきが、ポテトの上に散らしてある。これは斬新。八戸流なのか。味はまあ、見掛け通り。マグロ酒盗&クリームチーズ(480円)は、他の居酒屋でもこの頃ときどき見掛けるスタイル。でも美味い。まだまだ八戸的料理はあるようだが、今日はここまで。次回が楽しみだ。

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米国出張帰りの翌日、偶々誘われたので呑みに行くことになった。この一両日、殆ど時差ボケを感じない。やはり米国滞在日数が短かったせいで、米国の生活リズムに慣れないうちに、日本に帰って来たからだろうか。実際、ベイタウン滞在中は、昼食後がやたらに眠かった。昼食に睡眠薬が入っていたのではと疑う位、猛烈な睡魔が襲って来て暫く仕事にならなかった。
ちなみにベイタウンでの昼食は、日中の滞在場所には食べるところがない(コーヒーサーバーぐらいしか無いが、このコーヒーが想像を絶する不味さ。これはコーヒーではない、と思えば何とか飲める)せいで、全て持参。1回だけ、スーパーで買ったサンドウィッチ(ハムが何枚も挟んであって、とても重い)を持って行ったが、後はホテルのビュッフェでパクッたパンとハムとチーズとバターで、手製サンドウィッチを作って持参した。食べられない味では無かった。話が逸れた。
今宵の目当ての店は、いつもの「鳥の一」。海浜幕張駅界隈だと、もう行く店はだいたい決まって来る。ここの女性店員はテキパキ小気味が良いが、中年男性店員(もしかして料理長?)の方はどよ~んと顔が暗く、こんな仕事は嫌いです、できれば注文取りなんてやりたくないです、あまり注文しないでください、はやく辞めたいと思っています、だから笑顔で仕事なんかできません感が滲みでている。何とか捉まえて注文を伝えるが、考えて3秒でも隙を与えると、逃げるように行ってしまう。だから、結果的に女性店員に注文することが多くなる。
生ビール(サントリーモルツ、518円税込、以下同様)で乾杯した後、七冠馬(486円/グラス)という島根の酒を呑む。辛からず甘からず、旨味も程々で呑み易い。他の人は、七笑(810円)、出羽の雪(777円)、銀盤(410円)などを呑んでいた。つまみは、おつまみキャベツ(378円)、枝豆と鶏唐揚げ(同行者がDYNACカードを持っていたので、ポイント還元で無料となったらしい)、焼き鳥5本盛合わせ(853円)、菜の花辛し和え(464円)、とり塩鍋(993円)、お新香(378円)、鳥天(518円)を注文。とり塩鍋と、鳥天はなかなか美味かった。やっぱり、日本の喰い物の方が美味いと、つくづく思う。アメリカに長期滞在している人は気の毒だ。できれば出張は国内の方が良い。

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ヒューストンから成田まで、およそ14時間の長旅だが、日本の航空会社のフライトだと、搭乗しただけでちょっとホッとする。アナザースカイ(by葉加瀬太郎)を聞くと、ちょっと胸が熱くなる。機材はボーイング777。CAのサービスは、明らかにUAと違う。座席は一番後ろにした(プレミアムエコノミーも空いていたが、真ん中の席なのでやめた)。これで、小生の座席を後ろから蹴るやつはいない。
離陸してまもなく(アメリカ時間で)昼食。注文を取りに来た時に、洋食(ビーフ)は人気が高いので、和食(鰆)にしてもらえると助かります、と云われ、了解。その代わりに、到着前の食事(これも日本時間としては昼食)は優先的に選択できますとのこと(ラザニアにした)。
その間の食事(ヒューストンから見れば夕食の様な、成田側からすれば朝食の様な)は、サンドウィッチ。3回の食事では、其々ビールと白ワインと赤ワインをいただいた。眠くなるまで映画を見ることにした。見たのは・・・
・「聖の青春」:ちょっと退屈なシーンではうっかり寝てしまったが、はたと気が付いたところで巻き戻して、漏らさず鑑賞。マツケンの迫真の演技ではあるが、ストーリー的には盛り上がらない。
・「ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち」:これぞティム・バートンの世界。「アリス・イン・ワンダーランド」よりも破天荒。主演の(もしかすると主演はエイサ・バターフィールドかも知れないが)エヴァ・グリーン、ずいぶん目力が強いな。ティム・バートンが好みそうなキャラクターと感じる。
・「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」:ヒュー・グラントがずいぶん老けた感じを出していたが、きっとメイクのせいだろう。メリル・ストリープのオンチぶりは、聞いていて本当に気分が悪くなる。
・「オデッセイ」:孤高の主人公が良く似合うマット・デイモン主演。リドリー・スコットの映画は何となく結構見ているけど、これは見過ごしていたので丁度良かった。「アポロ13」の火星版、という感じがしないでもない。
・「ザ・コンサルタント」:ベン・アフレック、渋い。これが今回、一番面白かった。如何にも、続編がありそうな終わり方。シリーズ化に期待してみたい。
結局、まともに眠ることなく、成田への着陸態勢に入る直前まで、映画を見続けた。日本に戻ってきたら、もう春になっているかなと淡い期待をしたが、相変わらず日本は寒かった。 

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ANAの成田行きフライトは、ヒューストン・エアポート(ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・エアポート)を定刻10時15分の予定。何故かこの空港は「インターナショナル」エアポートではなく、「インターコンチネンタル」エアポートという名前になっている。こんな名称を使っている空港は初めて聞いた。だれがそう決めたのだろうか(ブッシュ本人か?)。どうでもいいことだが。
だいぶ早めに到着したので、ラウンジでゆっくりする時間はある。チェックインカウンターでラウンジの在処を訊いた。ヒューストンは、ユナイテッド航空のハブ空港の一つでもあるので、さすがにユナイテッドのラウンジは5つもあるが、何故かANA便が出るターミナルDには無く(ターミナルCに2つある)、片道10分以上をかけてターミナルCのラウンジまで歩いて行く必要がある。
やっと辿り着いたラウンジは、そういう時間帯なのか、かなり混んでいる。見るからにイスラム系の客も多い。ソファーは8割方埋まっているだろうか。なんとか座るところを確保し、呑み物と喰い物を物色しにラウンジ内を探索。まだ朝だが、もう今日は移動するだけだし、復路はひとりなので気兼ねもいらない。ビールを呑もう。
生ビールのサーバーがないかと探したがどうも見当たらない。あるのはコーヒーやソフトドリンク以外にはワインがあるだけ。やはりビールの方がいい。バーカウンターに行ってビールは無いか、とバーテンダーに聞くと、xxxとzzzとバドライトのどれが良いんだ?と云われるので(xxxとzzzは何だか聴き取れなかったが、ビールだったら何でもいいやと)、バドライトをくれと返答。 すると瓶ビールがどんと出て来た。グラスは何処かを探せばあるのかも知れないが、面倒なのでそのままラッパ呑み。
何故か喰い物は、甘い物しか置いていない。こんなシロモノでビールなんか呑めるか、と云いたいところだが、考えてみればまだ朝なのだ。やむを得ず、甘いスコーンとフルーツヨーグルトを喰らう。
窓の外を見ると、飛行機が入れ替わり立ち替わり。なかなか飽きない。電子書籍を取り出してみたものの、本を読むよりネットサーフィンをするより、ぼーっと外を眺めている方が良さそうだ。

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ホテルのチェックイン時にドリンクのタダ券をもらっていたので、最後の晩(金曜日の晩)に同行者とホテルラウンジでビールを呑むことにした。「A2Z」、すなわち「すべて」という名前の店。ラウンジと云っても外を眺められるような窓はない(それに、眺めるに値するような景色も無い)。ドアも含め、全面ガラス張りになっているので、通路から先客がひと組(2人)だけあることが良く判る。カウンター内には、立派な体格(≒断面積が大きい)をした黒人おねえちゃんがひとり、座り込んでスマホに熱中している。
ここは月曜日から木曜日までコックがいて食事が摂れるのだが、金曜日は単に呑むだけの場所になるとのこと。先客もちびちびビールを呑んでいるご様子。どうやらアメリカ人では無さそう。
おねえちゃんにタダ券を差し出すと、銘柄は何が欲しいのか、と訊いてきた(らしい)。何があるのか尋ねると、4種類ぐらいをべらべらっと並べたが、とにかく早口だししかも訛っていて殆ど聞き取れない(どう訛っているのか、曰く云い難いが、とにかく判り難い)。結局、彼女の後ろに並んでいるビールサーバーに描かれた文字とシンボルマークを読み解き、「バドライト」を注文。同行者は、既にお馴染「シャイナーボック」を注文。
ここでもやっぱり、ビールは、全然、泡を立てないで、グラスの縁近くまで注がれた状態で出て来る。おやおや、と思ってしまうが、考えてみると、泡のキャップを作って出すやり方は、確かに世界共通ではない。日本でこの状態で出て来ると、泡が無いじゃないかと怒るか、すりきりまでビールが入っているので喜ぶかビミョーだが、たぶん前者の反応を示すのが一般的。なんとなく、美味そうに見えない。泡に対する日本のこだわりは、やはりドイツの影響が強いように思われる。
「バドライト」はアメリカのスタンダードビールだが、他のクラフトビールと較べると余りに没個性的と感じてしまう。不味くはないんだけど・・・。

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まだまだテキサス話。3日目の夜は、イタリアンレストラン。3人で「Antonio's Italian Grill & Seafood」という店に入った。実はホテル内にあるダイニングで軽く済まそうかという話が出ていたのだが、何故か金曜日はドリンクオーダーのみであることが判明。食事は一切なし。花金だから(アメリカ風では、TGIFだから)、コックは何処かに呑みに行ってしまうようだ。
ならば、その代わりにホテルのすぐ隣(せいぜい100m先)にあるハンバーガーショップへ、歩いて行こうかという話にもなったのだが、こちらに長期滞在中の人曰く「徒歩は危険、特に夜は。」とのこと。確かに、こちらに来て3日間、道を歩いている人を見掛けたことがない。車道わきにはちゃんと歩道はあるし、交差点には歩行者用の信号もあるのだが、長く滞在している人でも、歩行者を見ることはまず無いとのこと(実は昨日、自転車に乗った人を見掛けたが、これは歩行者以上に珍しいとのことで、大いに盛り上がった)。車の移動の方が便利と云うだけでなく、安全上の理由で歩けないとは、なんだか歪んだ社会を感じる。
「Antonio's」の店内の雰囲気は、くすんだ白壁と赤レンガ、イタリアンと云うよりも、やや古びた「サイゼリア」風と云った方がしっくりくる。客はそれなりに入っているが、静か。昨日のステーキ屋や一昨日のメキシコ料理屋に較べると、客層が大人しいし、入口で順番待ちと云うこともない。
直ちにテーブルへ通され、先ずビールを注文。銘柄はここでもやっぱり「Shiner Bock」。その後、赤ワインをデカンタで注文。辺りを見ると、他のテーブルではソフトドリンクを飲んでいる客が大部分。ビールはチラホラいる程度で、ワインを飲んでいる輩は皆無。車でやって来ているせいもあるだろうが、アメリカ人は呑み気よりも喰い気なのか。コーラでパスタを喰う奴の気が知れない。
アンティパスト、ピザ、パスタ、シーフードを各々1品ずつ注文してシェアする。ピザは普通に美味い。パスタはトマト味。ボリュームは十分すぎるが、全然、アルデンテではない。日本の洋食屋でハンバーグの付け合わせに出て来るやつ(≒イタリア料理とは別物)と同程度。アルデンテに拘るのは、イタリア人と日本人くらいのものらしい。
でも、しめてひとり20ドル程度で、味的にはまずまず、量的には十分すぎるくらいで、まあ満足できた。メキシコ料理店よりも、ステーキハウスよりも劣る理由は見つからないが、何故かアメリカ人には受けないようだ。

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2日目の夜は、ステーキハウスに連れて行ってもらう。テキサスに限らず、アメリカと云えばビーフステーキ、1回位は洗礼を受けなくてはならない。6人で入った店は、「Texas Roadhouse」というステーキハウスチェーン店。比較的安くて美味い、との評判。ここも昨日のメキシコ料理店以上に混んでいて、入口付近は大混雑。巨体アメリカ人に囲まれて息苦しい。
その一角に、樽に入った殻付きピーナッツが大量に置いてある。どうやらこれもご自由にどうぞということらしい。紙の袋まで置いてあって、なかには袋一杯のピーナッツを持っていく奴もいる。アメリカでは太りたければ簡単だ。
やはり30分以上待たされてテーブルへ。みんな、思い思いに肉を注文。小生は8オンス(約230g)のサーロインステーキとエビのコンボ(US$17.49税込、サービス料別)にした。日本人だったら12オンス(約340g)ぐらいがいいところだが、アメリカ人は20オンスぐらい平気で喰っている。
Blue Moonという名のビールを呑む。Hoegaardenに近い、いわゆるホワイトビール。クラフトビールとしては(つまり、ミラーとかバドワイザーは別にして)全米No.1だそうな。ビール自体、それなりに冷えているのだが、そのせいではなく、泡を立てないように気遣って注がれている。
ステーキの前に、CACTUS BLOSSOM®という名(サボテンの花という意味)のフライド・オニオン、RATTLESNAKE BITES(直訳するとガラガラヘビの咬傷!意味不明だが、病みつきになるほど毒があると云いたいのか!?)と云う名のチーズボール、TATER SKINS(ジャガイモの皮)と云う名の、ジャガイモにチーズとベーコンとサワークリームが掛かったものが出て来た。どれもまずまず美味いが、見るからに高カロリー。味見だけで止めておく。それにしても、喰い物の色が総じてブラウン系だ。これがテキサスらしさか?
やがて、ステーキが続々到着。ミディアム・レアを頼んだ筈だが、ほぼウェルダンで出て来た。他の人のはちゃんとミディアム・レアなので、焼き方を失敗したのか、オーダーを勘違いしたかどちらかだろう。ま、いいか、とパクつくが、赤身肉をウェルダンにすると、残念ながらパサパサ感が否めない。
隣りのテーブルでは、誕生日だという女の子を、店員が祝福するパフォーマンス。何故か女の子はロデオ練習台のような鞍の上で座らされている。テキサスで晴れの舞台と云えば、馬上ということなのかも知れぬ。周りの客もそれなりに祝福。テキサスの文化を垣間見た感じがした。

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ベイタウン初日の夕食は、日本人11人でメキシコ料理屋に行くことになった。右も左もわからないし、足も無い小生は只、付いて行くだけ。着いたところは「El Toroto」という巨大メキシコ料理店で、駐車場だって日本の一般的スーパーマーケットよりはるかに広い。客は、家族連れが多いようだ。男女を問わず、揃いも揃って横幅が大きい(≒太い)。日本人のメタボなんて、可愛いもんだ。
カウンターで受付すると、大きさはCD保管ケースぐらいのプラスチック・ボックスを渡される。これは現在、満席のため、席が空いたら音と光で通知する、いわゆるポケベルらしい。大方の客は、ロビーではなく、車の中で待っている模様。ロビーの椅子は、我々日本人だけが占拠した状態。
辺りを見渡すと、ロビーの一角にはソフトアイスクリームの機械が置いてあって、みんな勝手にコーンに取って、もりもり喰っている。どうやらタダらしい。アイスクリーム好きには天国だろう。だからと云って、そんなに喰ったら夕食に差支えるのでは、と思うのは基礎代謝が落ちた(あるいは元々少ない)日本人だけのようである(日本人でも喰っている奴がいたが)。
やがてポケベルが鳴り、席へ通される。大人数だったせいか結局、30分近く待たされた。席に着いてメニューを眺めると、英語とスペイン語の表記。使用食材名は書いてあるが、絵や写真は無いので、料理のイメージがし難い。何度も来ている方にお任せして適当に注文。ファジータ(スペイン語読みではファヒータ)に、チキンやビーフ、シュリンプを付けたものを頼んだようだ。
その前に、先ずはビール。全員揃って「シャイナーボック(Shiner Bock)」を注文。シャイナー(Shiner)とはテキサス州にある小さな町で、このビールを醸造する会社「スペッツル・ブルーワリー」の所在地。ボック(Bock)は、ラガーと同じく下面発酵によるビールの一種を意味するが、あまり日本では聞かないタイプ。「シャイナーボック」は、テキサスでは有名なビールの様である。瓶のままラッパ飲み。それ程ライトではなく、割と普通に美味い。
やがてファジータが出て来る。グリルしたチキン、ビーフ、シュリンプ以外に、トルティーヤとフライドライス、スープ、サラダが付いてくる。トルティーヤにチキンやサラダやサルサソース等を挟んで喰らう。味はまずまずだった。トルティーヤは一人分6枚あったが、半分喰うのが精一杯。フライドライスにはまったく手が付かなかった。
注文し過ぎであることは間違いないが、このくらいは、他の現地人は普通に喰っている。まったく恐れ入る。あれだけ大きいからそれだけ喰えあるのか、そんなに喰うからあんなに大きくなるのか、良く判らない。たぶん、両方だろう。彼らのバリバリ喰う姿を見えていると、何となく食欲が萎えてくる。「千と千尋の神隠し」の冒頭のシーンを思い出した。

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ベイタウンでの宿は、「スプリングヒル・スイーツ」と云う名の、マリオット系列のホテルチェーン。いわゆる3ツ星クラス。料金は1泊朝食付きで150ドル程度、この辺りでは標準的らしいが、日本人の感覚からすると、この部屋の半分の大きさで良いからもうちょっと安く出来ないか、とついつい意地汚いことを考えてしまう。
初日は昼間の気温が30℃くらいまで上がったとのことだが、部屋はエアコンがガンガン効いていて寒いくらい。日本のようにインバータ付き省エネタイプではなく、オンオフ制御なのでオンの時は喧しい。日本のエアコンもかつてはこうだった。トランプじゃなくても、アメリカは地球温暖化なんてくそ喰らえ、って感じだ。
2日目の晩、近所のスーパーマーケットへ連れて行ってもらったので、ついでにビールも買い込んだ。ビールの種類はかなり豊富。聞いたことが無い銘柄ばかり。どれにしようかあれこれ迷った挙句、KARBACHという醸造会社の"Rodeo Clown Double IPA‏"を買ってみた。ちなみにKARBACHとは、ヒューストンにある通りの名前だそうである。呑んでみると、甘い香りと苦みがかなりガツンとくる。アルコール度数も高そうだが、缶の表面を確認した限り、度数表示が見当たらなかった(あとでググってみると9.5%もある。グビグビ呑むと危ない)。
朝食は、6時から(パンとコーヒーだけだったら、5時45分くらいから)カフェテリアで食べられる。パンケーキやワッフルを、自分で焼くための調理用具も置いてある。ミルクも砂糖もジャムもヨーグルトも、カロリーオフのものがいろいろ並んでいる。しかし大方のアメリカ人体型を見る限り、そんなものを使ってダイエットを実践しているようにはとても思えない。
チェックアウトは土曜日。朝のカフェテリアには、ダンスの衣装を身にまとった小学生くらいの女の子達と、その保護者と思しき者達が大勢屯していて、ワイワイ云いながら朝食をパクついていた。ホテルでダンスの発表会でもあるのだろうか。ちっちゃい女の子は皆、スリムなのに・・・。
ひとつ気になることがあった。チェックアウトするときに、明細を見てからカードを渡そうとすると、気さくな黒人女性のフロント係曰く、もうカードは不要です、とのこと(チェックイン時に一度渡した)。つまり、既に支払は終わっていた。領収書にサイン、なんてのも省略。もし、明細に間違いがあってクレームした場合には、いったいどうするつもりだったのか。こんなことはアメリカに限らず初めて。何だか危うい感じがしたが、この頃はこれが普通?

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久しぶりで海外出張。行先は米国テキサス州ベイタウン。テキサス州は全く初めて。同行者の都合で、ヒューストンへの往路はユナイテッド航空でのフライトとなった。成田出発は17時で、ヒューストン到着は同じ日の13時45分。気長に行くしかない。
これまでの僅かな体験から云うと、アメリカの航空会社のCAは、日本人に対して(というかアジア人に対して)扱いが粗略な印象があるが、今回は、それほど横柄ではなかった(勿論、愛想が良いということもない)。これまで無かったCA教育プログラム費用を、何処からか捻出したのだろうか(勝手な妄想です、無視して下さい)。
出発は、ユナイテッドがスターアライアンスなので、第1ターミナル南ウィング。成田発だから、日本人が多いのは当然だが、中国系も随分乗っている感じ。中国系旅行者は、世界のあらゆる場所を席巻している。
ベルト着用ランプが消えると、夕食タイム。鶏のから揚げのようなものがメインディッシュ。お世辞にも美味いとは云えないが、まあ何とか喰うことは出来る程度だった。
隣りの席が空いていたのでゆったりできて良かったのだが、すぐ後ろが中国系家族で、小さい子供が、前半ははしゃいでバタバタ動き回ったり、小生の座席を後ろから蹴ったり、後半は大音声でぐずって、ちっとも泣き止まず、煩くてちっとも寝られない。結局、ヒューストンまで11時間45分、うとうとぐらいしか出来なかった。まったく泣きたいのはこっちの方だ。もう途中からは、寝ることはすっかり諦めて、読書と映画鑑賞することにした。
映画は「マグニフィセント・セブン」を観た。いわゆる「荒野の七人」のリメイク。主演はデンゼル・ワシントンだった。これまで、デンゼル・ワシントンのカウボーイ姿なんて見たことが無かったが、意外に西部劇が似合っていると感じた。ヒロインは、ヘイリー・ベネットという、この頃売り出し中らしい若手女優。初めて見たような気がする。特に可も無く不可も無し、今後に期待しよう。 

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まだちょっと時間が早かったので、もうお腹は十分だが、もう一杯位は呑めそうと、武蔵野線乗り換え組も3人で、新秋津駅前の店に入ることにした。西武池袋線の秋津駅からJR新秋津駅までは700mほど離れていて、朝夕はぞろぞろと乗り換え客が行き交う。週末はやはりリュックサックを背負った者が多い。
その途中には、居酒屋もそれなりにあって、なんだかんだ「立ち飲みスタジアムなべちゃん」や「一心水産」、「いなほ」などに入ったことがある。早い時間だと「ロートンヌ」という人気ケーキ屋に寄ることもある(勿論、小生がケーキを喰う訳ではない)。今回は、新秋津駅に近いところで、何処か空いていないかと店を物色。
偶々空いていた店は「にしだ屋」という居酒屋。ここも大した賑わいだったが、丁度、客の入れ替わりのタイミングで入ることが出来た。ここは焼き鳥がメイン。秋津界隈は総じて焼き鳥屋、焼きトン屋が多い印象で、何処もオヤジ達が群がっているが、ここは客層が少々違っている感じ。今どき流行りの店なのだろう。
メニューを見ると、おや、シャリ金があるじゃないですか。しかし、あるのはシャリ金生レモン、シャリ金生グレープとシャリ金トマトで、シャリ金のホッピーセットは無かった(ホッピーセットは普通の焼酎のようだ)。試しに店の女の子に訊いてみると、「大丈夫です」との返事。でも、いくらなのか聞かなかった。シャリ金ホッピーは、本厚木の「肉の佐藤」以来。そう云えば「肉の佐藤」は一時期、固め打ちしたけど、この頃とんとご無沙汰だ。また行くか。
ところで、「にしだ屋」で喰ったポテトサラダ(280円税別)は、玉子入りなのだがやや淡白過ぎ。もうちょっと頑張ってほしい。次回は焼き鳥各種を試してみよう。

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秩父からの帰り道、これまで飯能で途中下車したことはなかったので、今回、寄り道してみることにした。ググってみると、駅周辺には色々と良さげな店がありそうである。なかでも気になったのは、「ひもの屋」という名の居酒屋。その名の通り、干物がウリのようで楽しみだ。
「ひもの屋」は、飯能駅から歩いてすぐ。我々は2階へ通される。階段の登り口には予約の札が掲げられていて、予約だけでも30数人がやってくるらしい。なかなか賑わっている店の様である。店員の接客も申し分なさそうだ。
建物は古民家そのものではないが、それ風にアレンジした内装となっていて、セピア色的雰囲気。テーブルは掘り炬燵式。隣りとの仕切りには、御簾が下がるようになっていて、お洒落。浅草のすしや通りにも「ひもの屋」という名前の居酒屋があり、一度覗いたことがあるが、雰囲気が似てなくもない。もしかすると姉妹店だろうか。
料理は、蒸し鶏と大根のごまだれサラダ(590円税別、以下同様)、出し巻き玉子(490円)、冷やしとまと(390円)、生ベーコンの吊るし焼き(590円)、レンコンの炭火炙り(390円)、漬物の盛合せ(490円)、梅水晶(490円)と、勿論、ひもの屋おすすめ盛り4~6人前(2,490円)を注文(中身が何か聞いたが、直ぐ忘れた(T_T))。
やっぱり看板メニューだけあって、干物の盛り合わせはなかなか圧巻。干物は何れも脂が乗っていて美味い。近所のスーパーで買って来るものとはちょっと違う。こりゃ、酒が進む。この店にはまた来たいが、まだまだ飯能には覗いてみたい店がある。嬉しい悩みだ。

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ひもの屋のHP: こちら
 

「梵の湯」でまったりしたあと(今日は美の山公園でも、1時間もまったりランチしたので、とてもゆるい一日だ)、タクシーで皆野駅に出て、御花畑駅で下車。
西武秩父駅へ行くための近道は、日帰り温泉施設工事中のため通れず、車道沿いに廻り道。西武秩父駅前に建設中の日帰り温泉施設「祭の湯」は、だいぶ外観が出来上がって来た様子(4月24日開業予定とのこと)。何だかパッと見は、高尾山温泉に似た感じがする。
高尾山口駅と同様、駅前にあって便利なので、開業した暁にはさぞや混むことだろう。話の種に、少なくとも一度は覗いてみる必要はあるが、秩父は春夏秋冬を問わずシーズンオフは無いので(冬でも祭やら、霊場巡礼などがあるので)、そのタイミングは難しい。何れにせよ、開業して暫くは静観していた方が無難だろう。
周りの温泉施設や飲食店は、多かれ少なかれ客を取られるだろうから、むしろそっちが狙い目。暫くご無沙汰の「駅前」は、そろそろほとぼりも冷めただろうから(何故、冷却期間が必要だったかは、こちらをご覧いただきたい)、そろそろ覗いてみるか。
15時25分発の特急ちちぶ32号に乗車。つい3週間前(そのときのレポはこちら)にも乗車したばかり。今宵は飯能に引っ掛かっていこうと云う魂胆なので、特急料金は400円で、乗車時間は40分。このちゃんが持参してくれたアヒージョを突きつつ、日本酒をちびちびやれば、飯能なんてあっという間だ。

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美の山公園で、うどんランチを楽しんだ後は(山の記録はこちら) 、以前から覗いてみたいと思っていた「梵の湯」へ向かう。皆野にあるため、なかなか山の帰りに寄り難いが、今日は絶好のチャンス。
看板には「関東屈指の重曹泉」という謳い文句がある。そもそも重曹泉なんてあまり聞いたことが無かった。後でググってみると、関東の場合、黒湯系(コーラ色系)の温泉はだいたい重曹泉である場合が多いようである。これまで何処かで入ったような気がするが、思い出せない。
利用料880円(3時間未満)を支払って、休憩所を横目に見ながら(集合場所はここだよと云いながら)風呂場へ。カランの数は十分の様子。窓が床から天井まで取られているので、内湯は明るくて気持ちが良いが、露店風呂の開放感は、内湯と較べて窓ガラスが嵌っているかいないかの違いぐらいしか無いので、いま一つ。湯も少々ぬるい。重曹泉らしさは良く判らないが、アルカリ系のように少々ぬるぬる感がある。
さっぱりしたら、休憩室に移動。生ビール(中570円税込、以下同様)と、焼き餃子(400円)の食券を買って、厨房に券を渡す。ビールの場合はそのままお待ち下さいと云われるが、料理は出来たら放送で呼び出すとのこと。
餃子を齧りながらビールを呑んでいるうちに、皆も集まって来て、冷奴(350円)、枝豆(350円)、タコ唐揚げ(520円)も並ぶ。このちゃん特製のアヒージョも現れる(原則持ち込み禁止なので、こそっと味見)。
最初、他に誰もいなかったが、そのうち湯上り客がちらほら。甚平のようなものを着ているので、一日料金(1,050円)を払っているのかも知れぬ。窓からは、荒川の流れが見える。川面を見下ろすことができる日帰り温泉は、有りそうで意外と少ない。ましてや、この荒川の滔々とした流れは、景色として新鮮(奥多摩辺りの渓谷とは全く違う)。陽気が良ければ、夕涼みに外のテラスでビールを飲むのも悪くなさそうだ。

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基本的に、我々の登り方はなるべく速やかに登って速やかに下りて、「山から下りたら」を重視する傾向にあるが、そうすると自ずから、纏まった時間をかけてランチをとるということはなくなる。勿論、山から速やかに下りることは、登山のイロハのイでもあるのだが、昨今は山メシが流行り。それこそ山頂に1時間以上もいて、しっかり調理してしっかり喰うというスタイルで、山の楽しみ方もより多様化しているということだろう。
人里離れた山の上で、呑気にうだうだしている感覚に同調するつもりは全くないが、偶にはゆっくり山メシを楽しんでみるのも悪くない。なれば、下界から大して離れていないところだったら宜しかろうと、今回、秩父の蓑山(美の山)でうどんパーティをやることにした。空っ風が吹き荒ぶようなところだったら困るな、と案じていたが、当日はまったく風も無くぽかぽか、赤城山や日光連山も良く見え、絶好の「うどん日和」となった。ちなみに、秩父地方では、釜揚げうどんのことを「ずりあげうどん」と呼ぶそうで、我々もそれに肖ってみた。
美の山は本来、桜やつつじの名所として有名だが、公園の入口に少しだけあった蝋梅が丁度見頃だった。見晴らしが良いところまで上がってみると、観光客はほんの数名程度。我々のようにベンチを陣取る者は見当たらない。
「ずりあげうどん」の喰い方はいろいろありそうだが、ずりあげたうどんに、つゆと薬味と温泉たまご(アニーが持って来た温泉たまごは生に近かったが、むしろずりあげうどんには合うかも知れない)をぶっかけて喰うのが一番美味そうだ。うどんは忽ち喰い尽したが、喰うのに夢中でうどんの写真を撮り忘れた。山の上で喰うランチは、なんでこんなに美味いのだろうか。(山行記録はこちら)

13 この上が美の山公園。

16 ここで、ずりあげうどんランチ。

18 風もなく良い日和。

19 こんなにゆっくりなランチも珍しい。

20 しまった、肝心のうどんを撮り損ねた!

21 残りは鶏団子のみ。
 

ほぼ2年ぶり(前回はこちら)の、通人の酒席「ふくべ」。前回の入店は18時30分頃だったせいもあって、かなり賑わった状態だったが、今回は16時30分の開店直後。余裕の入店。もしかすると一番乗りか、とも思ったが、縄暖簾を潜ってみると、目の前のカウンター席には、既に常連と思しき方々が数名、お銚子を傾けていた。お見逸れしました。
我々はテーブル席のスペースへ。こちらは誰もいない。選り取り見取りだが、ちょっと遠慮がちに二人掛けのテーブル席へ着地。壁には、有名どころの日本酒の札がずらり。昨今の流行りの酒を置いていないところが、むしろ如何にも老舗の居酒屋っぽくて好ましい。当然、最初から日本酒で行こう。この頃、あまり呑むことが無い福岡の銘酒、西の関にしてみた。
お通しは定番のこんぶ佃煮と、何故か茹でたジャガイモ。どちらも(たぶん)何の変哲もないシロモノなのだが、こういう雰囲気の店で喰うと何故だか美味い。あっという間に食べ尽くした。在り来たりのチェーン店で同じものが出て来たら、箸もつけないような気がする。これが古典酒場の貫録というものかも知れない。
他にも何か喰おうと、メニューを暫し眺め、先ずしめ鯖(600円)を注文。酢の加減は程良い。その後、月曜の定番という、焼き油揚げ(500円)をいただく。水菜と白ねぎが乗って、ポン酢つゆが掛かっただけのとてもシンプルな一品だが、これが酒にぴったりくる。もうひとつ、たたみ鰯も頼んだ。醤油だれが掛かったたたみ鰯、ただそれだけだが、これも日本酒以外に合うものは考えられない。
「ふくべ」のつまみは、どれをとってみても、日本酒好きには堪えられないものが出て来る。この店にいると、雰囲気に酔えて、酒に酔えて、つまみにも酔える。今度はいつ来ることが出来るだろうか。その時はやはり、開店直後を狙いたい。

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アユラシが山形から週末帰ってくるという情報をキャッチし、月曜のできるだけ早い時間に会うことにしたが(アユラシは午前中に用事が終わると云うので)、そういう時に限って仕事はすんなり終わらないもの。それでも何とか、午後3時前には会社を出ることができた。
待ち合わせは東京駅「銀の鈴」。昔はそれこそ、その下に待っている人々の中から目当ての人間を探し出すのが一苦労ぐらい、混み合っていたが、昨今は待ち合わせ場所が多様化したせいか、銀の鈴が地下に移動したせいか、探し出すということも無く、直ちに見つけることが出来る。
今夜、東京発の「つばさ」で山形へ戻るとのことなので、近場の店に入ろう、せっかくだから以前入った「ふくべ」に行こうということになったが、ググってみると「ふくべ」は16時30分オープン。ならば、それまで何処かで時間調整しようと、八重洲地下街へ。
ここでどうだろう、となったのは「イタリアンバール オット」。なかなか小洒落た外観。この時間でもビールが呑めるのであれば、なにも文句はない。「オット」はイタリア語で数字の「8」だから、「八重洲」の「八」に掛けているのだろう。ティータイムの様な時間だが、この店はさすが、バールを標榜しているだけあって、何時でもディナーメニューを注文できるとのこと。ここの開店は朝8時。ってことは、朝からビールが呑めるってことかな?
ここのスタンダードビールは、何故かハイネケン。あんまりイタリアでビールのイメージが少ないせいか。ともかく、ハイネケンエクストラコールド生(中640円税別、以下同様)を頼む。ビールだけだと少々さびしいので、本日のアンティパスト盛り合わせ 3種(710円)も注文。メニューを見る限り、それぞれちょっと高めかもしれないが(しかしハウスワインは結構リーズナブルとみた)、これですっかり気分はバール。16時20分頃まで暫し憩い、店を出た。バールで、軽く一杯だけで(しかもたいていは立呑みで)すっと出るのがイタリア的でもある。

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イタリアンバール・オットのHP: こちら
 

「あさぎり」で新宿到着後、やはりせっかくなので、新宿のネオンに誘われてちょっと寄り道。かねてより名前が気になっていた店があったので、行ってみることにした。「居酒屋かあさん」という店は、新宿だけでも3店舗(東京全体で12店舗)あるが、今回、入ってみたのは新宿駅前店。
道路に面した看板に従い、階段を降り、地下の廊下にあった行燈型の看板通りに進むと店。これでは迷いようが無い。外の看板には「うまい安心!かあさんの煮物」と書かれていて、一見客でも、故郷が恋しいオヤジさらりーまんだったら、その文句に釣られてついふらふらと入ってしまいそうだ。
店内に入ると、意外に広い。一方、先客は2組だけで、ガランとしている。注文を取りに来たのは、中国系の若い子。接客はこの子ひとりだけらしい。残念ながら「かあさん」はいないようだ。
とりあえず先ず呑もう。ハイボール(420円税別、以下同様)で乾杯。
つまみには、カマンベールフライ(580円)、ハムカツ(620円)、牛すじ煮込み(580円)をチョイス。味はまずまずだが、酒もつまみも、全般的にやや高めな印象。手作り感を前面に出してその分、手間がかかっているので若干高めの価格設定、という戦略は感じるが、その肝心な「かあさんの手作り」感がやや薄いので、割高感は拭えない。少々残念。
これで中国系の店員を使い、客がバンバン入ってきたら、店としてはウハウハだが、土曜日の夜にしてこの客の入りでは、戦略の見直しが必要ではないか。やはり「かあさん」感が物足りないせいだと思うが如何。いっそ、「いづみや」のごとく、正真正銘の「かあさん」を接客係に採用したらどうだろう。地方の訛りがあれば、尚いい。外国人観光客もやってくるかも知れない。ときどき、聞いた注文を忘れることがあるかも知れないが、それこそが「かあさん」の味だと思う。

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「若松食堂」で良い気持ちになった後、今宵も「あさぎり」で新宿(アニーは町田で下車)へ帰るため、とっぷりと暮れた夜道をとぼとぼとJR松田駅北口へ向かう。もうすっかり勝手が判っているので、特急指定券の購入を駅員に告げた後、徐にSUICA・PASMOカードを提示。それにしても硬券が気になる。
首尾良く入場を済ませた後、「あさぎり」専用ホームで待っていると、やがて闇の中からMSE60000形の車体が浮かび上がってくる。今日も乗車は6号車。松田駅で買うと、そうなるのだろうか。今日は比較的、乗車率が高いように感じるが、それでも50%にはなっていないだろう。
指定席に座り、日本酒ボトルとカップを取り出す。今日持参した酒は、「るみ子の酒」という三重県伊賀市にある森喜酒造場の酒。漫画家の尾瀬あきらが書いたラベルが特徴(こちらをご覧あれ)。ちなみに「るみ子」とは、まさしく杜氏の名前なのだ。味はすっきりしているが、米の旨みも感じる。呑み飽きない酒である。
MSE60000形の特徴的な車体の色は、小田急のHPによれば「フェルメール・ブルー」とのこと。フェルメールの絵画に使われているブルーと云えば、ラピラズリを原料としたウルトラマリンブルー。ラピスラズリのブルーは、イメージ的にはかなり深いブルーという感じがするが、MSE60000形のブルーはもうちょっとくすんだように見えるが気のせいか(汚れているだけか?)。
フェルメールのブルーと聞くと、先ず「真珠の耳飾りの少女」のターバンの色を思い浮かべる。たしか以前は「青いターバンを巻いた少女」なんていう題名だった。それほどターバンのブルーが印象的と云うことだが、実際に絵を見てみると、ターバンよりも、真珠よりも、少女の瞳が印象的だ。けっして細密描写ではないのに、実に瑞々しく描かれていて、見る者を惹きつけてやまない。
瞳と云えば、ちょうどニュースで、「被害者のスマホ写真、瞳に容疑者の姿 鑑識係長が解析」なんてやっていた。少女の瞳にもフェルメールが写っているのでは、と思わせるような輝きだ。

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松田界隈は、ここ3年半ほど我々にとって鬼門(そのきっかけはこちら)。つい先月も、なんとか「信玄」(そのときのレポはこちら)に救われたものの、やはり「若松食堂」には入れなかった(他の店も悉く断られた)。よほどこの食堂は人気と見えたので、今回は始めから「若松食堂」に狙いを絞り、事前になおちゃんが予約を入れてくれた上での入店となった。勿論、これに山行計画も風呂も合わせる格好。
ところが、満を持してやって来たにもかかわらず、数人の団体は居たものの、我々とほぼすれ違いで帰ってしまい、奥のカウンター席に3人が静かに呑んでいただけ。我々の後も、殆ど客は来なかった。藤野駅前の「風里」と同様、山とゴルフがシーズンオフのせいなのだろうか。何だか少し拍子抜けだが、ともかく溜飲を下げることは出来た。店構えはかなり渋めで昭和枯れすすき的だが、店内はこざっぱりとした典型的駅前食堂の雰囲気、居心地は良さそうである。
先ずは、「健楽の湯」から持ち越しした風呂上がりビールを呷り、ひとごこちついた後、メニューを眺める。かなり種類が豊富だし、どれもリーズナブルな値段。やきのりは、50円(税込、以下同様)。ご飯とみそ汁とやきのり、という注文もできるわけだ。
我々は、冷奴(300円)、ポテトサラダ(300円)、野菜炒め(600円)、たまご焼き(200円)、アコウダイの粕漬け焼き(???円)、さつま揚げ(300円)、厚揚げ(300円)を注文。お腹が空いたWoodyさんは、アジフライ定食(???円)を注文。どれもシンプルな味付け。薄味好みのアニーには丁度良かった様子。たまご焼きは、まるで母親が弁当に入れそうなシロモノ。ただし、この店のたまご焼きはかなり甘いので、残念だけど小生の口には合わない。
日本酒(地元、中澤酒造の松美酉)に切り替え、ちびちびやる。ここにいると時間が経つのを忘れそうになるが、まだ松田駅の北口に行って「あさぎり」の切符を買わなくてはならない。仕方が無い、そろそろ重くなった腰を上げるとしよう。次回はもっと陽気が良くなってからだとすれば、やっぱり予約してから来るべきか。

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