いつもの月いち居酒屋ツアーなのだが、都合が付かない方が多く、集まったのは二人だけ。今日は新橋にある「わっつり」という居酒屋にしてみた。新橋には有りがちな、ずいぶんと狭い店。間口は一間強しかない。代わりに奥はかなり長いようだ。そもそも、この雑居ビル自体が幅二間程度なのに4階建て、薄く切った羊羹を立てたような感じである。
店は1階だけでなく地下もあるらしいが、下りるための階段は店の外に付いているので、 店員は出来上がった料理を持ったまま、引き戸を開けてまるで出前のごとく通りへ出て行く。雨の日などはいちいち大変だろう。
この店は、かなり人気店らしい。それが証拠に、後から後から客がやって来るが、予約無しの客は皆、断られている。ここ「わっつり」は、八戸情緒を味わえるのがウリとのこと。「わっつり」とは、八戸弁で「たくさん」とか「思いっ切り」という意味らしい。
ちなみに、いわゆる青森弁というものは無いそうで、青森県は大まかに南部弁、津軽弁、下北弁の3つに分けられ、この南部弁がさらに上北方言、三八方言、八戸方言から成っているというから、意外に複雑だ。昔は地域間で、人の行き来が少なかったことを想像させる。
先ずは生ビール(サントリー プレミアムモルツ 中ジョッキ、430円税別、以下同様)で喉を潤した後、日本酒。陸奥八仙(400円)にしてみる。
突き出しは、タラの切り身まるごと素揚げし、みぞれ和えしたもの。凄いボリューム。これだけで何杯も酒が呑めそうだ。青森味・貝焼き味噌(550円)も酒にぴったり。自家製ポテトサラダ(350円)は、ハムの細切れとあさつきが、ポテトの上に散らしてある。これは斬新。八戸流なのか。味はまあ、見掛け通り。マグロ酒盗&クリームチーズ(480円)は、他の居酒屋でもこの頃ときどき見掛けるスタイル。でも美味い。まだまだ八戸的料理はあるようだが、今日はここまで。次回が楽しみだ。
店は1階だけでなく地下もあるらしいが、下りるための階段は店の外に付いているので、 店員は出来上がった料理を持ったまま、引き戸を開けてまるで出前のごとく通りへ出て行く。雨の日などはいちいち大変だろう。
この店は、かなり人気店らしい。それが証拠に、後から後から客がやって来るが、予約無しの客は皆、断られている。ここ「わっつり」は、八戸情緒を味わえるのがウリとのこと。「わっつり」とは、八戸弁で「たくさん」とか「思いっ切り」という意味らしい。
ちなみに、いわゆる青森弁というものは無いそうで、青森県は大まかに南部弁、津軽弁、下北弁の3つに分けられ、この南部弁がさらに上北方言、三八方言、八戸方言から成っているというから、意外に複雑だ。昔は地域間で、人の行き来が少なかったことを想像させる。
先ずは生ビール(サントリー プレミアムモルツ 中ジョッキ、430円税別、以下同様)で喉を潤した後、日本酒。陸奥八仙(400円)にしてみる。
突き出しは、タラの切り身まるごと素揚げし、みぞれ和えしたもの。凄いボリューム。これだけで何杯も酒が呑めそうだ。青森味・貝焼き味噌(550円)も酒にぴったり。自家製ポテトサラダ(350円)は、ハムの細切れとあさつきが、ポテトの上に散らしてある。これは斬新。八戸流なのか。味はまあ、見掛け通り。マグロ酒盗&クリームチーズ(480円)は、他の居酒屋でもこの頃ときどき見掛けるスタイル。でも美味い。まだまだ八戸的料理はあるようだが、今日はここまで。次回が楽しみだ。