山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2016年11月

山形駅で、東京へ帰る和尚を見送った後、銀山温泉への移動の前に、アユラシ推奨の「紅の蔵」へ寄ってみることにした。メインの建物は白壁の蔵造り。かつての紅花商人の蔵だったとのことである。
ここも飲食店だけでなく、土産物屋や農産物直売所、展示施設もある、いわゆる複合施設。規模は違うが、昨日行った「ぐっと山形」と同じような施設だが、食事処が2つある(「紅山水」という蕎麦処と、「990」というカフェダイニング)ので、そちらに力点が置かれている感じである。蕎麦処には関心があるが、我々には宿の夕食が控えているので、今どきに、ここで喰う訳にはいかない。そこで、アユラシの事前調査結果に基づき、日本酒の試飲をしようかとやってきた次第である。
試飲が出来るのは、「あがらっしゃい」という名のお土産処。こちらも土蔵そのもの。中に入ると、小間物のお土産類が並んでいるが、右奥には日本酒を売っていて、その一角には見るからに、利き酒の自動販売機的なマシンが鎮座していた。
マシンの中には、いわゆるリボルバー式にタップが6つ並んでおり、それぞれに一升瓶がセットされている。100円コインを投入し、好みのボタンを押すと、リボルバーが回転し、選んだ日本酒のタップが真正面で停止し、下にセットしたカップ(猪口)に注がれると云う流れ。単純な仕組みだが、見ているだけでも面白い。このマシンは特注なのか、カタログ品なのかは判らないが、こんなシロモノを見たのは初めてだ。
「朝霧の里・純米・美山錦」にしてみた。「全麹酛づくり」という製法だそうだ。普通、麹米で発酵を始めた後、後から米を継ぎ足すのが、この場合だと全て麹米だけで発酵させると云うもの。それによって、どうなるのかはよく分からないけど。
店内はちょっと暑いので、赤い毛氈が敷かれた外の縁台へ。呑んだ感じは、かなりすっきり辛口。この頃、あまりこの手の日本酒は呑まなくなった。いわゆる食中酒というカテゴリーと思われる。
「おいしさ直売所」は、観光客よりも近所のおばちゃん連中が、晩御飯の食材を仕入れにやってくるといった感じ。それなりに安いと云うことなのだろう、かなり賑わっている。菊の花を買ってみたい気もしたが、どのくらい日持ちがするのか気になったので、見送った。もうひとつ、アスパラ菜という、これも初めて聞いた野菜があって、気になった。これはもしかすると、マレーシアでよく食べた、カイランという野菜に良く似ている。確かめてみたいが、わざわざ山形で菜っ葉を買って帰るのも気が引けたので止めにした。

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紅の蔵のHP: こちら 

山形ツアー2日目は船形山登山。急きょ、家の都合で今日中に帰らなければならなくなった和尚とは別行動で、アユラシ号に乗って午前6時、4人で登山口へと向かう。窓の外はやや小雨模様で、今日も天気が思わしくないな、と思っているうちに、山に近付くにつれて、雲行きはさらに悪くなり、登山口の手前ですっかり雪。すでに積もり始めている。登山口まで車で行けないかも知れないし、さらには、このまま降り続けると登頂どころか、ちゃんと帰ってこられるかどうかも怪しい。仕方ない、今日も敗退だ。
結局、登山口近くまで約2時間のドライブだけで、山に踏み入れることもなく終わった。そうなるともう、観光ぐらいしか、やることがない。仕事に向かうアユラシを見送った後は、さて、既に観光モードの和尚が山寺に行くと云うし、残留組でも山寺に行っていない者がいるので、付き合わせて貰うこととなった。ちなみに小生はこれでいつのまにか4回目(前回はこちら)。すっかり山寺通(つう)になってしまった。いっそ、観光ガイドボランティアでも目指そうか。
前回は5月、若葉の季節だったが、今回は紅葉真っ盛り。五大堂からの眺めも、だいぶ趣きが異なる。そういう意味では、春夏秋冬、いつ来てみても良い処だ。次回は雪の頃に来るとしよう。奥の院まで上がったら、あとは下るだけ。門前の蕎麦屋でも寄ろうか、となれば下る脚も自ずから速くなる。
和尚が、登る前に気になっていたと云う店「信敬坊」に入ってみる。気になっていたのは「いも煮そば」という看板。まだ、山形名物「いも煮」を喰っていない和尚としては、千載一遇のチャンス。これを逃すと、何年先になるのか判らないので、妥当な選択。
店に入ると、昼時なのに客はひとりもいない。団体客はこのような店には入らないのだろうか、それともこの店は評判が悪いのだろうか、とちょっと心配になる。とにかく、先ずビール。そのあと、和尚が食べたいと、こんにゃく玉と、いも煮そばを注文。さてこっちは何を頼もうか、ここには板そばがある。まだ、山寺から下りて来ていない女子連に、蕎麦を喰う気があるかとラインすると「ある!」との返事。ならば、板そばにしよう。
女子連と板そばは相前後して到着。さっそく手繰ってみると、やや太打ちの田舎そば的だが、喉越しも悪くないし、歯応えは強烈。門前の蕎麦は期待できないことが多いイメージだが、この店は真っ当な蕎麦を喰わせてくれる。店のおばちゃんの接客も申し分ないし、何故客が入らないのか、とても不思議だ。
ちなみに、ざるそばが750円で、1.5人前の量と云う板そばが1,650円とは、平仄が合わない気もするが、つけ汁に、なめこおろしや月見とろろが付いていたので、まあ納得。店のサービスで、あけびの煮物が出て来た。こりゃ、珍味だ!

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山形の夜は、街中へ繰り出し、アユラシご推薦の店へ入ることになった。個人的に、山形市内に泊まったことはこれまで一度も無かったので(観光地以外で泊まったことがあるのは、鶴岡と酒田のビジネスホテルのみ)、市内の居酒屋も初体験、興味津々である。
連れて行かれた店は「伝七」という居酒屋。駅から歩いても5分掛からないくらい近い。地元の人が通う店で、観光客相手のタイプではないとのこと。勿論、願ったり叶ったりである。雑居ビルの地下にあり、靴を脱いで上がるしくみ。
店内には、板の間とカウンター席がある。板の間のテーブルは、既に粗方埋まっている。テーブルの上には、既に料理が用意されている。アユラシ曰く、「晩酌コース」(2,200円)を予約済みとのこと。いつもは、次々に出てくるそうであるが、今夜は全てテーブルに並んだ状態。居酒屋にしてはなかなか壮観、まさしく宴会の雰囲気だ。この店には、単品のメニューは無いらしく、あとは「おまかせコース」(3,700円)のみ。きっと、それこそ毎日のように料理が入れ替わるのだろうと想像する。
日本酒はかなり充実しているが、吟醸系が多い。山形の酒が多いが、他の有名どころも揃っている。しかし、せっかくだから山形の酒を呑もう。呑んだことも聞いたことも無い、「桜川・純米吟醸」をいただく。小国町の野澤酒造が造る酒。小国町と云えば、飯豊と朝日に挟まれた豪雪地帯。何れ、行くこともあるはず。酒は、至って上品な吟醸香がする。その後は、「十四代・中どり純米無濾過」もいただく。流石は十四代、純米酒であってもフルーティーな香りとジューシーな旨さ。
料理は、タコのやわらか煮、菊とキクラゲとホタテの炊き合わせ、キノコの煮物、牛肉と鮭の陶板焼き、そしてマグロとイカの刺身。菊の花はやっぱり山形ならでは。まったくクセが無いので、どんな料理にも使えそう。キクラゲは乾燥させたものしか食べ慣れていないので、生キクラゲの見た目と食感がとても新鮮である。
刺身に付いて来たのは、普通のわさびとはちょっと違ったもの。店員に尋ねると、いわゆる根の部分だけでなく、茎葉も一緒になっているとのこと。そのせいか、ちょっと、とろっとしているし、単に辛いだけではない。これは有りそうで無い。
なんだか、いちいち珍しく、大満足。また、違った季節の料理を食べてみたいが、遥かに離れた店なので、行きたいときに行けないのがもどかしい。

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昼飯をまだまともに喰っていない(和尚は、山形新幹線車内で買い、蔵王山の吹雪の中を旅してきた「牛肉どまん中」弁当(1,250円税込)を食べていない状態だった)ので、何処かに連れて行っておくれよ、とツアコン・アユラシにおねだりすると、大露天風呂の次に案内されたのは、「ぐっと山形」と云うところ(男子が先発隊、女子が後発隊で、アユラシ号がせっせと輸送)。
ここは、かつては山形県観光物産会館と云う、全く芸のない名前の施設だったようだが、最近、「ぐっと山形」という名前に変わったらしい。そのせいかどうか判らないが、かなり賑わっているのは確かである。買い物が出来て、呑み喰いが出来る施設となると、いわゆるショッピングモールのようなものがイメージされるが、ここは一応、観光物産がウリなので、様々な山形県特産の土産物を売っている巨大スペースがある。どちらかというと大規模な道の駅といった構成である(残念ながら立ち寄り湯は無い)。もちろん、農産物の直売所もある。今が旬はラ・フランス。このちゃんは、なんと8個も買っていた。ここから家まで持って帰ると思うと気絶しそうだ。
我々は、 先ずフードコート内のテーブルを陣取り、その後、飲み物と喰い物を物色。テラス席もあったのだがさすがにちょっと寒い。喰い物のブースに行くが、がっつり喰うもの(≒炭水化物系)ばかりで、ちょっと手が出ない。それではと、入口で目にした「肉の中村」に戻ってみると、牛すじの煮込み(600円税込、以下同様)が美味そうだったので購入。ライス付きだと750円。単品でも買えるのがうれしい。ついでに、豚角煮(500円)もゲット。角煮は塊のまま売っているが、ここで食べると云うと、店の女の子がわざわざ細かく切り刻んで呉れた。
次は酒。ついでに店の子に尋ねると、生ビールだったらあの店、日本酒だったら奥の土産物コーナーにあります、と親切に教えてくれた。ビールはもう一杯やっているので、日本酒を探しにいくと、あるわあるわ、当然ながら山形の地酒がずらり。どれでもここで(もちろん、土産物売り場ではない)呑めるとは、ありがたい。流石に一升瓶を買う勇気は無いので、羽陽一献・純米スパークリング(330ml、値段失念、500円ぐらいだったような・・・)を買ってみる。テーブルに戻って、和尚と乾杯。スパークリング酒は喉越しもすっきり爽やか。すいすい呑めてしまう、危ない酒だ。それこそあっというまに無くなったので、次は上喜元の涼夏(330ml、これも値段失念だが、たぶん同じくらい)。これもスパークリングで、もっと軽快。何れにしても、どちらも日本酒の新たな地平という感じだ。やるなあ、山形。

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強風のため熊野岳登頂を断念し、昼ごろ敗退が決まったので、その後は全て観光モードに切り替え。そうなると山形在住のアユラシだけが頼りである。さっそく、このちゃんを連れて観光中のアユラシに電話を入れ、仲間に入れてくれと連絡。
ロープウェイ駅に戻って、生ビールを呑んだら、次は風呂で温まりたい。もちろん、蔵王は温泉の宝庫なので選り取り見取りだが、アユラシお薦めの温泉は、その名も「蔵王温泉大露天風呂」という立ち寄り湯。温泉街よりだいぶ上にあるので、ちょっぴりでもビールを呑んだらもう無理。アユラシはアッシー君となり、我々を2回に分けてピストン輸送。かなりの勾配で判り難い山道を登ると、広々とした駐車場があり、その奥が入口。ここからは沢へ向かって少々下り階段。あたりは丁度、紅葉真っ只中だ。
建物はかなり鄙びた造りで、湯治場そのものの雰囲気。屋根らしきものはあるが、大きなあずまやの様に、扉が一切ないので、外気と一体になっている。夏ならば良さそうだが、11月ともなると快適とは云えない。470円を支払って脱衣所へ向かう。仕切りはあるが、やはり外と変わらないので、服を脱ぐのにちょっぴり勇気が必要だ。
風呂はまさに野趣溢れる雰囲気。その名の通り大露天風呂。ここは沢そのものが温泉、湯船は自然石を利用した造りとなっており、流れに沿って上下2段に分かれている。上段の湯加減は丁度良いが、下段はぬるめ。ぬる好きの小生でも、上段がいい。
湯船に浸かってまわりの紅葉を眺めるのは良い気分。この温泉のPhは何と1.4とのこと、胃液並みの超酸性である。長湯すると消化されそうである(嘘)が、温泉成分にたんぱく質分解酵素は含まれていないので大丈夫である。入るときと同様、出るのにも勇気がいるが、湯あたりが怖いので適当なところで意を決して上がる。
休憩所にいくと、玉こんにゃくや飲み物も売っているが、その中に缶ビールがあるのを発見。アユラシには悪いが呑ませていただく。しかし、休憩所も屋根があるだけで外と同じ。湯上りのビールを呑むにはやや気温が低過ぎたようで、美味さはいまいちだったのは残念。

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蔵王温泉大露天風呂HP: こちら 

山形ツアー初日は、蔵王山登山。2本のロープウェイを乗り継げば1,660mまで行けるので、楽チンだなんて甘く見ていたら、結局1,736mの地蔵岳まで登るのが精一杯で、熊野岳、刈田岳まで到底辿り着けずに敗退した。
行きのロープウェイ(2本目)に乗っていた時、偶々乗り合わせたロープウェイ会社の社員が「風速25m/sまでは蔵王ロープウェイは止まらない。それ以上でも安全性には問題ないが、乗っている人間が酔ってしまうので止める」と胸を叩いていたので、其処まででは無かったのかも知れないが(樹林帯の上の吹きっ晒しは、もっと強そうだったが)、とにかく上は吹雪状態で、風が強かった。
雪(霰?雹?)がビシビシ顔に当たって痛いのもさることながら、強風で真っ直ぐ歩けず、険しい場所だったら誰かしら転げ落ちる恐れもあったので、早々にやめてロープウェイ駅に戻った(山の記録はこちら)。そうなれば目指すは「レストラン山頂」。店内は閑散としていて、客は数人程度。店の従業員数と大差ない。我々5人は貴重な客である。
それにしても、外にいた時間はせいぜい1時間だったが、ジャケットもパンツも八甲田山的バリバリ状態。それが、暖かい店内に入ると一気に融けてずぶ濡れとなった。テーブルの周りは水浸し状態となり、店員の目も気になるところだが致し方ない。
罪滅ぼしにさっそく生ビール(中700円税込、以下同様)を呑むとしよう。ビールのお供は、米沢牛コロッケ(300円)にした。山形だったら玉コンニャク(1串100円)じゃないのか、と云われそうだが、まだその美味さに開眼しておらず、ビールの肴にはなりそうにないので見送った。
ビールを呑んで、ようやくひと心地ついた。まだ、昼時だがもうひと仕事終わった。もうちょっと粘れたかも知れないが、どうせ熊野岳までは行けなかった(たぶん山頂直下はそれなりに斜度がある)と考えれば結果は同じ。甘く見ていた分、あっさり撥ねつけられ、ぎゃふんと云ったところだが、吹雪の中の彷徨はそれなりに堪能した。窓の外は樹氷と吹雪、氷の世界なのに、こちらはぬくぬくと暖かいところでビールをいただく。極楽、極楽。 

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月いち居酒屋ツアー。今宵は新橋で、この頃売り出し中(?)の「清水HANARE」という店にしてみた。蕎麦好きおやじさんは別件のため不参加。だからという訳ではないが、偶々ここは、蕎麦好きおやじさんが苦手なもつ焼きがメインの店。1号店が「HONTEN」と「NIKAI」、3号店が「KAKUREGA」ということで、ここ「HANARE」は2号店とのことである。3店舗とも隣り合ったビルにある。
今日は珍しく早く帰社出来たため、18時のスタートでも店に一番乗り。店の中は安普請(それをあえてウリにしている模様)だが、中身で勝負というつもりのようである。ここはもつの種類がとても豊富。もつ好きは素通り出来そうにない。この店は、少なくともテーブル席は皆、予約で埋まっている様子で、19時にはほぼ満席。かなりの人気ぶり。
一杯目のビールはなんと280円(税込、以下同様)というので(2杯目以降は550円)、当然それでスタート。料理は、モツ煮(450円)は外さないとして、後は串焼き(140円~210円/本)。ハツ、チレ、カシラ、シロ、テッポウ、ナンコツ、レバ、ハラミなどをもらう。チレなんて珍しい。どれも新鮮さは感じるし、なかなかだと思うが、もつ焼き鑑定士ではないので、評価は保留。何れ、隊長を連れて来る必要がある。
ポテトサラダ(350円)は、マヨネーズかなり少なめのあっさりタイプ。ハラミポン酢(大850円)は焼き加減が丁度良く、おろしポンズとのマリッジは思った以上に美味い。塩モツ鍋(1,480円)は、何と云っても出汁が美味かった。
飲み物は、ビールの後はワイン。カヴァッリーナ・ロッソ(3,000円)とビアンコ(3,000円)も注文。シチリア産ワインらしく、赤はネロ・ダヴォラというシチリア産品種がベースとなっている。それ程の凝縮感は感じられないが、CPとしてはまずまずと思える。白もバランスが良い感じで、呑みやすいタイプ。
それにしてもこのモツ焼き屋は何故か、ワインはイタリアン。しかもシチリア系。もしかするとこの店のオーナーは、モツ焼きとシチリアワインとの相性について、一家言を持っているのかも知れない。次回、忘れなければ聞いてみたい。

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久しぶりに仕事を早めに切り上げて、東京へ移動するため京葉線快速電車に乗車。いつものようにタブレット端末を取り出し、電子書籍を読み始める。基本的に読書は、朝、トイレの中、電車の中、寝る前の布団の中と、3パターンで読むことにしているが、布団の中の場合は、だいたい5分以内に眠くなってしまうし、トイレも長居は無用なのであまり効果的ではない。
30分足らずの電車通勤の時間も、この頃は必ず座ることができるため、ついウトウト寝てしまうことが多い。ギリギリになって寝ると、目が覚めたらいつのまにか終点で、車内には誰もいない、なんて恥ずかしいことになりかねない。今日もタブレットを取り出したはいいが、暑くも無く寒くも無い車内で、適度な振動があると忽ち睡魔が襲ってくるので、結局せいぜい2ページぐらいしか読めず、いつのまにやら爆睡。総じてこの頃、読書量が確実に減って来ているように思う。
そんなことはさておき、東京へ着いたらまだ少々呑み会まで時間があるので、なんとなく丸の内を散策。久しぶりに丸ビルの中に入ってウィンドウショッピング。途中、「クラチカヨシダ丸の内」にあった(ここは吉田カバンの店なのだが、何故か)GORE-TEX®レインコートに少々心が揺さぶられたが、あまりに高価なので怖れをなして退散。だいたい丸ビルは敷居が高い。
今度はKITTEへ移動。こちらは比較的庶民的。「スノーピーク丸の内」を物色するが特に心動かず。次に「オーバーライド」で帽子をチェック。なかなか良さげなモノもあったが、結局、琴線には触れず。それでもまだ時間があったので、ならばと1階のビアバー「BEER&SPICE SUPER“DRY”」へ入ることにした。いわゆるアサヒビールの直営店らしい。キリンだったら「キリンシティ」、サッポロだったら「ライオン」のような店か。場所柄、店内にはOLが目立つ。まだ5時半前だが、もう既にグビグビやっている。
アサヒビールの直営店と云えば、嘗ての吾妻橋のビアホールが思い出されるが今は昔、随分ハイカラな店に変わってしまったが、この店も同様にいま風である。ひと通りメニューを眺めた後、隅田川ヴァイツェン(680円税別)を注文。いわゆる上面発酵の白ビール。思った通りというか、フルーティーで苦味控えめ。アサヒビールらしくないと云えばらしくない。 
この店のキャッチコピーには「五感を刺激するスパイス料理」との謳い文句が踊っている。視覚、嗅覚、聴覚、味覚は判るとして、触覚を刺激する料理とは、スパイスの舌触りということか。ちょっと興味が湧いたが、今日は我慢して次回としよう。

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ダリ展を見に行った。ダリの作品を見たのは、モンマルトルにあったダリ美術館以来、随分久しぶりだ。ダリというと、柔らかい時計や宇宙象の印象が強いが、今回の展覧会ではそのような作品は少なかった。如何にして、あのようなダリの世界が出来上がったのか、というところに主眼が置かれていたようだ。
ダリ展のあと、昼時は六本木へ。折角だからと小洒落た店に入るのも良いが、ちょっと気になっていたビリヤニの店があったので其処にしてみた。マレーシアでビリヤニの美味さに目覚めた小生としては、この頃、インド・パキスタン料理店があれば、カレーは二の次にして、ビリヤニを試してみたくなる。ここ六本木にある「サヒファ・ケバブ・ビリヤニ」も、店名にビリヤニが入っているくらいだから、素通りは出来ない。
場所は東京ミッドタウンから六本木交差点へ向かってすぐの左側。小さな雑居ビル1階の奥にあり、表に看板が出ていなければ素通りしそうな程、目立たない店。店内は照明がやや抑えめで、ランチ時とは思えない雰囲気。先客は一組のみ。日本語が達者なインド人ウェイターが二人、奥の厨房にいるのもインド人だろう、早口のヒンドゥー語(?)らしき会話が聞こえて来る。勿論、BGMもインド音楽だが、店内に飾られている絵画は現代アート。
ランチメニューを暫し睨む。ビリヤニにはラム、チキンとベジタブルの3種類があるようだ。少々迷ったが、注文したのは、ラムビリヤニ(1,855円税込、以下同様)ライタ付きと、タンドリーチキン 1P(810円)。豆のカレーもおまけで出して呉れた。それとやっぱり生ビール。カミさんは、アプサナランチ(1,080円)でカレー3種類(シーフード、野菜、豆をチョイス)とナン、サラダのランチセット。
カレーセットはともかく、タンドリーチキンとビリヤニはちょっと高めか。六本木価格なのかも知れぬ、と思ったが、出て来たタンドリーチキンを見ると、かなりのボリューム。独りだったら、持て余す大きさだ。齧ってみると、んまいっ。味付けもしっかりしていてとてもスパイシー。そんじょそこらのタンドリーチキンとはちょっと違う。
ビリヤニも、ボリュームたっぷり。大ぶりのラム肉が中に隠れている。様々なスパイスがふんだんに使われているが、ハーモニーと云うか、バランスが実にいい。こりゃ、レベルが高い。きっとディナーだったら様々な料理が楽しめるだろうが、ビリヤニを喰う以上は、余りよそ見はできない。次回はやっぱりランチどきに、ベジタリアンのビリヤニにトライしてみたい。 

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シャトー・ルミエール新酒祭りの帰りは、浜っ子Woodyさんもいるからと、八王子で途中下車し「多摩一」へ行くことにした。前回は、午後5時半に来ても満席で入れなかったので、今回は念のため、予約の電話を入れての来店。ところが5時前の入店のせいか、我々7人以外、客はおらず。この時間に来れば、予約は不要だったようだ。
この店は、昭和24年創業とのこと。昔は地下ではなく、1階にあったように記憶しているが、あまり自信が無い。何れにしても、子供の頃からこの店があったことは覚えている。勿論、その頃は入った訳ではなく、単に通り過ぎただけ。子供の頃は、その直ぐ近くにある「都まんじゅう」の製造マシンを見る方が興味があった。
「多摩一」に入るようになったのは、大学に入ったあと(当たり前だ)。中学時代の友人と何回か入ったことがあった筈だが、その後は八王子から離れて生活するようになったこともあって、とんとご無沙汰。おそらく30年ぶりぐらいの入店であるため、店内の様子はちっとも記憶が無い。
我々の席は厨房から見て反対側の隅っこ。無垢の板や柱が店内の装飾や、テーブルに使われていて重厚な感じ。味噌樽らしきものがテーブルになっている。モダンな内装からは、ちょっと浮いた感じがしないでもない。また、何故だか油絵も何枚か飾られていて、普通の居酒屋に無い、不思議な雰囲気を醸している。奥には座敷もあるようだ。
我々の後から、三々五々、客が増えて来る。熟年夫婦連れをはじめ、中高年の割合がとても高いが、若いサラリーマンや学生もちらほら。独り呑みも結構いる。
やっぱり、スタートは生ビール。山から下りてもう6時間以上経つが、漸くビールにありつくことができた訳だ。メニューを見ると、料理の数が半端ない。ざっと100種類余り。この居酒屋の歴史が現れているようだ。何でもある感じだが、特に豆腐料理の数が多く、メニューでは独立した分類になっているところが、他ではあまり例を見ない。
鳥皮せんべい、ハムカツ、鳥皮ポンズ、ポテトサラダ、ほうれんそう炒め、サンマ塩焼き、ホルモン焼き、ちくわ磯辺揚げなど、どどっと注文。
其々それなりにイケるが、なかでも鳥皮せんべいは、いわゆる唐揚げだがパリッとしていて予想以上に美味い。ビールの伴によく合う。ポテトサラダは残念ながら凡庸。まだまだ料理は山ほどあるので、当分、「多摩一」通いができそうである。

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今年もシャトールミエールの「新酒まつり」にやってきた。個人的には4年連続と云うことになり、もはや常連と云っていいかも知れない。1年目の時は、台風直撃で1日目が中止、2日目は神社の境内の整備が間に合わず、工場内のスペースに簡易テーブルと椅子を急拵えされたところにやってきた。工場内は冷え冷えしていて寒く、バーベキューの煙が籠って目に染みたが、客が溢れんばかりにやってきていて、この日を楽しみにしていた客がこんなにもいるのかと驚いたものだ。
2年目と3年目は、うって変わって好天に恵まれ、日差しが強くて余りに暑いので、ワインじゃなくてビールが欲しいと思った。しかし、ワインの新酒まつりに、ビールなんて有るはずも無し。早いところ切り上げて、日帰り温泉に行って湯上りのビールが呑みたいと真剣に思った。
今回はその反省を踏まえて、予め日帰り温泉に寄り、しっかりビールを呑んでおこうと思ったのだが、商売気のない岩下温泉で当てが外れて、結局、喉の渇きを癒せぬまま新酒まつりの会場にやってきた。しかし今年は偶々、曇天で風が強いおかげで、いつのまにかビールのことはすっかり忘れてしまった。
入口で2,000円を支払い、グラスとチケット5枚(1,000円分)を手に入れたら、先ずは席探し。山には登らず、シャトールミエールに直行したこのちゃん、くまちゃん、凸さんは良い調子になっている様子。さて、我々も追い駆けよう。スパークリングワイン(チケット3枚)でスタート。その後はやはり、シャトールミエール赤(チケット4枚)にしようと、追加チケットを購入。
つまみも欲しいね、とチーズ盛り合わせ(チケット5枚)を購入。またすぐにチケットが無くなってしまう。チケットの追加購入はどうしても頻繁になる。ちょっと、腹に溜まるものも欲しいので、ピザにしようと屋台へ。「ROCKiN' PIZZA」というピザ屋が出店していた。軽トラックの荷台がそのまま厨房になっているが、なんとその中には本格的な石窯が設置されていた。店の女性曰く、今日はまだましだが、夏だったら倒れそうになるほど暑いとのこと。いくつかあるメニューから、ロマーナ(トマトソース/ モッツァレラ/ アンチョビ/ブラックオリーブ/ニンニクスライス)(600円)を注文。待っている間に手早く焼いてくれるので、アツアツをいただけるし、なかなか美味い。それにしても今日は、いくら呑んでも酔えないほど涼しい、というか寒い。早々に引き揚げた。なかなか陽気は難しいものだ。

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今日はシャトールミエールの新酒まつり当日。このような時には、午前中にサクッとひと山登って、午後は会場に向かうと云うのが基本。さて、今年は何処の山に登ろうかと、いつものように考えあぐねた結果が兜山だった。これも一応、山梨百名山。春日居駅の裏山的存在だが、駅から歩くと後のスケジュールに影響が出るので、ここは大人のタクシー。
兜山から下山する場合も、目当ての岩下温泉までは1時間以上かかるため、やはりタクシーを呼んだ(山の記録はこちら)。到着した岩下温泉旅館は、新館と旧館が離れていて、日帰り温泉をやっているのは旧館だ。タクシーから降りると、作務衣姿の女性(どうやら女将らしい)が案内してくれる。
旧館は外も中も実にレトロ、明治の頃の建物だということだが、それも頷ける。鬼瓦には「湯」と「温泉」の文字が刻まれている。こんな瓦は初めて見た。玄関を入ると帳場と休憩室(Café)になっている(2階にも座敷の休憩室がある)。後でここでビールが呑めるゾ、よしよし、と確認。
帳場で500円を支払ったら風呂場へ移動。女将さんから、猫の漫画を見ながら入って下さいとレクチャーを受ける。風呂場には我々以外、誰もいない。確かに、壁には猫のキャラクター(小生にはどうも、かわうそに見えてしょうがない)が、描かれている。
多少、熱い湯に長く浸かった後としても、源泉(27℃とのこと)の湯船は冷たくて、ちょっと入り難い。夏場に来ることがあったらチャレンジしてもても良さそうだが、今日はやめておこう。廊下の向い側にも源泉の大きな湯船(霊湯と呼んでいる)があるが、見学だけに止めた。
風呂から上がったらさっきのCaféに戻るが、女将さんが見当たらない。ならばと、呼び鈴を鳴らしても現れない。何度鳴らしても同じ。これでどうだと電話をかけるが、奥の方で虚しく鳴るだけで誰も出ない。念のため、本館の方へ足を運んでも人影なし。どうなってんの?せっかく湯上りビールを呑んで、この宿の売り上げに貢献するつもりになっていたが、万策尽き、とうとう女将は現れず。すっかり項垂れて、タクシーを呼ぶことにした。すると何故か、タクシーの到着と共に女将さんも現れたが、既に手遅れ。
女将さん、今日は確実に3,600円(=ビール600円×6)の売り上げをフイにしましたよ。

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岩下温泉旅館のHP: こちら 

国師ヶ岳&石楠花新道から下りたあとの帰り路は、久しぶりに立川で途中下車。女子連のご要望にお応えして、「ずくなし」へ行くこととなり、念のため予約まで入れて5人で入店。今回で3回目(前回のレポはこちら)。この店は、ひと手間かけた料理も勿論それなりに美味いのだが、モノトーンな店内の雰囲気が和める感じがウケるのだろうし、更に店主の物腰の柔らかさも、この店の味であることは間違いない。
店の入口は、茶室の躙口ほどではないが、十分屈まないと入れないほど鴨居が低い(敷居も低い)ので、リュックサックを背負ったままだと尚更入り難い。何故か、前回訪問時からこの入口に変わったのだが、このせいで、隠れ家度がさらに向上したのは確かだと思う。
そう云えば、穂高駅近くのうどん屋(店名は失念)で、この店以上に鴨居が低い店があって、実際に頭をぶつけたことがある。するとその店の偏屈親父から、頭(ず)が高いと世の中は渡れないゾ、などと講釈を受けた記憶がある。あの店は今どうなっただろうか。話が逸れた。
我々5人の予約席は、前々回(その時のレポはこちら)と同じ、小上がりの板の間。先客はカウンター席に数人と、小上がりに一組。予約していなかったら入れなかったかも知れない。この頃、繁盛しているようである。若い女性店員は、前回は見掛けなかったので新人か。店主が色々教えている様子。
ふとテーブルの上を見ると、箸置きが今日はネコジャラシ(エノコログサ(狗尾草)、花言葉は「愛嬌」)ではなく、ランの花(デンファレ、花言葉は「わがままな美人」)だった。飲み物は、もう日本酒にしようと、ゆきつばき(680円税別、以下同様)。料理はここの定番、クリームチーズの味噌漬け(580円)、チーズのポテトサラダ(450円)、肉豆腐鍋(480円)、地鶏のたたき(680円)、さんま刺し(680円)、やげん軟骨炭火焼(680円)、豚バラの薫製(580円)、エイヒレ(480円)、炙りしめサバ(680円)と、流石に5人もいると色々注文。締めにうどんを喰いたい!という声も出たので、釜玉うどん(450円)と明太子うどん(580円)も注文。皆さん、食欲旺盛である。料理は其々美味かったが、今日は客が沢山押し寄せたせいか、いくつか地酒を切らしていたようだ。普段は、日本酒を呑む客が少ない?ので、我々の様な日本酒党がやってくると忽ち在庫が無くなるのかも知れない。
ここ「ずくなし」は、呑み放題コースも始めたようなので、そのうち宴会にでも来ることになりそうだ。凸さん来るよね?

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塩山タクシーのお陰で、良いタイミングで塩山駅17時05分発の「ホリデー快速ビューやまなし号」をキャッチできた。「秋の日は釣瓶落とし」とはよく云ったもので、もうすっかり日暮れ時、まわりの山々も見難くなっているが、いちおう2階席を確保。その後も、停車する度に乗客は増え、立川に着く頃にはほぼ満席状態となった。
席に着いたら、速やかに酒ボトルとコップを取り出す。今日の酒は、秀鳳・純米大吟醸・山田錦47・生原酒27BY。精米歩合47%の大吟醸だが、ごく普通の純米吟醸並みの値段(3,000円/1.8L)で買える。4合瓶だったら1,200円相当する訳だから、テーブルワイン並みの価格。香りも程良く芳醇、旨味と酸味のバランスもいい加減であるなのでCPは申し分ない。この頃、秀鳳を呑む機会が増えて来たように思う。
今日のつまみは、くまちゃん持参の「じゃがポックル」となおちゃん持参の「ふんわり削りいか」。前者はカルビーが販売しているものだが、北海道限定なので、お土産として人気商品になっているとの由。塩味は控えめで、素朴な味わいが受けているようだ。「ふんわり削りいか」は、最初食べたときのインパクトはなかなかだった。いかの乾き物は数多あるが、ここまで薄く削ったシロモノは無かった。これならば多少歯の弱い者でも、問題なく齧れるし、そのまま、お好み焼きの具になりそうである。
毎度のことながら甲斐大和に停車すると、窓の外の登山客を気の毒に思いながらも、自分じゃなくて良かったと、僅かな罪悪感と安堵感との間で揺れるひと時を過ごす。それも、10分近くも停まっているのだから、いたたまれない。
その後は、大月を出れば相模湖まで停まらない。まこと、この電車は郡内の山に登った人には不親切である。逆に云えば、この電車を上手く使うととても効率よく、国中の山から帰ってくることが出来る、という訳だ。今回はその最たる事例と云える。
相模湖駅を出た「ホリデー快速ビューやまなし号」は、その先、高尾、八王子、立川と、さすがにターミナル駅には停まる。今日はこのあと、立川で途中下車することになったので、多摩川鉄橋を渡ったらコップとボトルを片付けるとするか。

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先日、東御殿の帰りに寄った「花かげの湯」に、今年2回目の訪問(前回のレポはこちら)。今回は柳平からの路線バスの途中下車。このあとは、塩山へ向かって「ホリデー快速ビューやまなし」に乗るつもりなので、滞在時間は40分余りと、慌ただしい。風呂から出たら、直ぐにタクシーを呼ぶ必要がある。
券売機で410円の入浴券を購入し(Web限定クーポン利用)、フロントに渡したら風呂場へ直行。もちろん、待ち合わせ場所は言わずもがなの休憩室である。
山梨市は、2006年に牧丘町と三富村と合併したため、「花かげの湯」だけでなく、「鼓川温泉」と「みとみ笛吹きの湯」も含め、3つの日帰り温泉施設を保有している。民営の「はやぶさ温泉」、「ほったらかし温泉」、「正徳寺温泉」まで含めると、6ヶ所。汗を流すには事欠かないところだが、利便性から云えば「花かげの湯」と「はやぶさ温泉」は良い勝負だろう。
前回は1月だったせいか、風呂場は閑散としていたが、今日はそれなりに客が入っている。地元の客が多そうだが、ブドウ農園関係者なのだろうか。洗い場でさっぱりしたら、今日は内湯だけちょっと浸かり、さっさと出る。素早く休憩室へ移動したら、食事処「はくさい」と繋がったカウンターでビールを注文。ちなみに「はくさい」の名物料理は富士山丼(3,776円)。もし今度、大人数で来ることがあったら試してみるか。
今日も休憩室の利用客は少ない。皆さん、風呂から上がったらさっさと帰るようである。前後して現れたなおちゃんにタクシー手配をお願いすると、最寄りの牧丘タクシーは出払っていて、直ぐには来られないとのこと。2台しかいないので、そういうこともあるだろうが残念。ならばと次は塩山のタクシー会社に電話すると、10分でやってくるとのこと。なんとかなりそう。
さっさとビールを呷って外で待っていると、なかなか現れず気が揉める。やがて遅れて現れたタクシーの運転手曰く、途中渋滞しているとのこと。それでも「何とか間に合わせます」、との言葉通り、5分前に駅に着いた。さすがだ。

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今回は、大弛峠から国師ヶ岳、北奥千丈岳を経て、石楠花新道をひたすら南下し、柳平まで下ることにした。大弛峠から柳平まで、バスだったら僅か30分の距離だが、山道&林道を辿ると約5時間の道程。それでも殆どが下りなので、それほどのアルバイトではない。鬱蒼としたシラビソの森。倒木を潜ったり跨いだりの繰り返しは、ヒトが未だ森と共に生きていた時代を彷彿させてくれる。
白檜平からの約2時間の林道歩きは退屈と思ったが、程良く紅葉した眺めもあって、飽きることは無かった。今年は紅葉の色付きが悪いとの評価が一般的だし、奥鬼怒も期待外れだったが、それに較べるとここ、奥秩父の紅葉はそれほど悪いことは無かったように思う。
林道を無心にへこへこ下ると、やがて柳平に到着(山の記録はこちら)。ほぼ予定通りの時刻、「金峰山荘」でビールを飲むぐらいの時間は十分確保できた。「ビール冷えてます」の幟旗がうれしい。
ここ、柳平の「金峰山荘」は初めての訪問である。大弛峠から塩山までのバス&乗合タクシーを利用するとなると、柳平でのんびりする時間が無いので、自ずから「金峰山荘」に立ち寄る機会も得られなかった。今回のコースは、そのために捻り出した、我乍ら会心のプランである。
信州側の小川山の麓にも「金峰山荘」と云う小屋があり、やや紛らわしい(但し、信州側の発音は「きんぽう」とのこと)。
ここを山小屋と呼んでいいのか微妙だが、造りは至って素朴だ。高床式になった食堂へ入ると、誰もおらず、照明も落とした状態なので、不安な気持ちになってきたが、そのうち若旦那(主人)が現れ、丁重に応対してくれる。とにかくビール(中瓶600円)を注文。生ビールはやっていないようだ。
ここは、カレーとバーベキューがメイン。何かつまみになるようなものはありますか、と若旦那に訊くと漬物を出して呉れた(サービス)。くまちゃんは、天然きのこ入り豚汁(200円)を注文。なかなか美味そうだった。
「金峰山荘」の宿泊は、1泊2食付きで6,000円と、超格安。ここをベースキャンプに、周辺の山を登るのもありそうなので、また次のプランを捻ってみたい。

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たらふく「もんじゃ」を喰った後、ついでに、かみさんが行きたいと云っていた聖路加タワーの「レストラン・ルーク」へハシゴ。直線距離はたいしたことはないが、歩くにはちょっと離れているので、徒歩とバスで移動する。途中、堀の向こう側に、白く輝く晴海トリトンスクエアが望め、昔ながらの月島と近未来都市が同居している今を感じる。
聖路加タワーに入るのは初めて。仕事で築地に通っていた時代もあったが、こんなところまで足を延ばすことは無いまま、もう20数年が経過した。もちろん、会社帰りに一杯やるには少々、敷居が高過ぎる。
レストランへ向かうためには、何処にエレベータがあるのかと建物内をまごまごする。46階まで共用エレベータで上がり、そこから47階まで何故か1階分だけの専用エレベータがある。どうしてここだけ切り離されているのかが不明。エントランスは重厚な雰囲気だが、なんとなく無駄なスペースが多いと感じてしまう。やたらと派手で無駄に広い、クアラルンプールやジャカルタのオフィスビルを彷彿させる。
レストランに着くと、テーブル席へ案内される。天井が高く開放感があるし、外の眺めも抜群だ。とても山から下りて、リュックサックを背負って入る店ではない(笑)。店内は100人ぐらい入れそうなほど広いが、半分も埋まっていない。今日は金曜日なのにこんなものか。ここはアクセスの点で今一つかも知れない。ダイニング以外にラウンジや個室もあるようだ。
メニューを眺めてみる。ここはフレンチが基本かも知れないが、色々な料理を取り入れたインターナショナルキュイジーヌとのこと。さっきの「岸田屋」と「もへじ」で、もう腹一杯だが、アペタイザーぐらいならばなんとかなりそう。ビール(プレモル小、800円税別、以下同様)と共に、魚介サラダ(失念???円)と生ハム(1,200円)を注文。どちらもイタリアンな盛り付けで出て来る。
偶には、こんなところで優雅に呑むのも悪くない。

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小学生低学年の頃から、「もんじゃ」は駄菓子屋の片隅の焼き台(鉄板が埋め込まれたテーブル)で喰っていたので、それなりに食べ慣れた喰い物だった。ちなみに、生まれも育ちも八王子だが、八王子では「もんじゃ」のことを「おべった」と呼んでいた(聞くところによると、川崎や横浜でもそう呼ぶ処があったようだ)。「おべった」と「もんじゃ」が同類(具の量が、「おべった」<「もんじゃ」)であることを知ったのは、かなり後になってからだ。
「もんじゃ」と云えば、月島が有名だが、実はこれまで、「もんじゃ」を総本山たる月島で喰ったことが無かった。今回、いつもの定期検診のあと、満を持して月島にやってきた。
予約した店は「海鮮もんじゃ もへじ」と云って、「岸田屋」の直ぐ傍。老舗らしいが、かなり和モダンな店内。テーブルに着き、メニューを見る。さっき「岸田屋」で、想定外に喰ってしまったので、なかなか大変なことになりそうだが、先ずは、超強力炭酸角ハイボール(550円)でスタート(「超強力」かどうかが良く判らなかった)。この店は一品料理が豊富のようだが、脇目は振らずもんじゃに集中しよう。明太子シソもんじゃ(1,480円)にしてみた。
やがて、小鉢に入ってきたもんじゃは、崩れ落ちそうなほどうず高くキャベツの千切りが積まれていて、その上にどさっと明太子とシソ。しかし、いくら明太子がたっぷり乗っているとは云え、殆どはキャベツなので、これで1,480円はCP的に如何なものか。これが通り相場なのだろうか。さらに突っ込んで云えば、単なる「もんじゃ」は680円なので、明太子とシソだけで800円することになる。余程高級な明太子なのかも知れない。
ま、とりあえず喰ってみよう。ここでは調理もしてくれるみたいだが、やはりもんじゃは自らが作らないと気分が出ない。それにしてもこうも山盛りなキャベツは調理が大変。この頃、もんじゃを食べていなかったので、通常のキャベツの量がどんなものか忘れてしまったが、少なくとも覚えている限り、ここは最大だと思う。
ちょっと明太子とシソは除けておいて、キャベツを鉄板に落として土手造り。しかし、小麦粉の汁の量は相対的に少ないので、そのまま一気に混ぜても問題なかったかも知れない。汁を真ん中に流したところで、明太子とシソを戻し、程々の粘度になったのを見計らったら全体を混ぜ、そのあとは暫し、ハイボールを呑みながら待つ。
頃合い良しと見て、ヘラを構えて戦闘開始。キャベツと小麦粉のバランスが違うせいで、上手くヘラにくっ付かないが、まあいいだろう。さっぱりした味で、申し分ない。なかなかイケるなと思っているうちに、いつのまにかすっかり食べてしまった。なんだ、じゃあもうひとつ頼もう。

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東京三大煮込み、というものがある。居酒屋探訪家の太田和彦氏が、その著書「居酒屋大全」(講談社刊)の中で提唱したもので、北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」がその3軒。もはや「深田百名山」並みに知れ渡っていると思う。別にそのような流行りに同調するつもりもないが、これまで一応、「大はし」と「山利喜」の煮込みは喰ったことがあるので、ついでに「岸田屋」の煮込みはどんなシロモノなのか、興味はあった。個人的に、「大はし」の煮込みは小生の琴線に触れなかった(ちょっと甘い感じだ)が、「山利喜」のその独特な濃厚さは美味いと思った。果たして「岸田屋」はどうだろう。
そもそも今回、月島にやって来たのはもんじゃが目的。そのついでに、せっかくなので岸田屋も覗いてみようか、と思い、カミさんと開店時間の17時より早めにやってきた。もつ嫌いなカミさんには、「岸田屋」の名物がもつ煮込みだとは明かしていなかった。
メトロ月島駅から歩いて、16時45分に到着。それでも既に、10人ほどが列をなしている。常連らしき客もいる。暫し待って、17時と同時に入店。コの字のカウンターテーブルと、壁に付いたカウンター。合計で20数席程度か。我々は、「コの字」の2時の方向に着席。店内はしっかり燻された壁、天井、お品書き短冊に囲まれ、なかなか良い居心地である。
注文も先着順に訊かれる。たいていの客は、煮込みを頼むが、それと同時に焼はまぐり(700円)、肉豆腐(680円)を注文する客もかなりいる。我々は先ず瓶ビール(650円税込、以下同様)、そのあとは、日本酒(菊正宗、420円)を燗してもらう。料理は、目当ての煮込み(500円)と、ベンチマークとして外せないポテトサラダ(300円)だけにした。ポテトサラダはそれなりに安いけど、あとは高めだなと感じたが、次々に出て来る皿を見て、それは間違いだと気付いた。
煮込みもポテトサラダも、えっ、と思う程、どっさり出て来る。これじゃ、この後にもんじゃを喰うどころじゃなさそう、2品注文したことを後悔するほどだ。もし独りだったら、この2品で完全ギブアップ。ところが、他の客のオーダーに傍耳を立て聞いていると、「煮込みをハーフで」とか「ポテトサラダをハーフで」などと云っている。そんな手があったんだ!一見客の悲哀を味わう。
気を取り直して、箸をつけてみると、煮込みはじっくり煮込まれているものの、あっさり味で優しい。たしかにこれは、かなりポイント高い。カミさんも、恐る恐るながら箸は付けている。ポテトサラダは、やや濃いめの味付けながらとても美味い。きゅうりやにんじん、玉子が入った正統派で、じゃがいもも程良い大きさで形が残っていて食べ易い。はっきり云って、これで300円は安過ぎる。
さすがに噂だけのことはある。この次は、煮込みもポテトサラダもハーフにして、その他の料理も味わってみたい。

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「だいこく屋」で和尚が不完全燃焼だったので、生憎(と云うか運良く)、ハシゴすることとなった。図らずも、再び居酒屋街をウロウロ。色々な店はあるが、やはり焼鳥、焼とん系が多い。もちろん、そんな店もいいが、料理のバリエーションが豊富な店の方が、より良いだろう。
それを踏まえた上で、がっつり喰える店にしようかと、手近な「シチュー屋」へ入ることにした。ここも3、4年は来て無かったはず。名前は「シチュー屋」だが、れっきとした居酒屋であり、メニューにシチューは載っていない。この居酒屋のウリは魚介系。特に、鍋のボリュームが凄いので、和尚の希望にも適う筈。この店は年中、鍋をやっている訳ではない(夏場は無し)のだが、考えてみると、この店で鍋を喰った記憶しかないので、個人的に夏に来たことが無いということだ。
暖簾を潜ると、もうかなり賑わっている。カウンター席も右奥のテーブル席もいっぱいだが、うまい具合に左手奥に4人掛けのテーブル席がひとつ空いていた。店内にはさらりーまんも、学生もいる。年齢層は、北千住にしては低めである。我々は、平均年齢をやや押し上げたようだ。
さて、飲み物はハイボール(角ダブル530円税別、以下同様)にして、北千住2次会スタート。料理は、肉豆腐(530円)、オムレツ(550円)、カキフライ(650円)と、もつ鍋(1,230円×2人前)にした。ここは、鍋は色々あって迷うが、和尚の好みに任せて、もつ鍋にした。この店のもつ鍋は、世間一般的な豚もつではなく、鶏もつである。
肉豆腐はしっかり煮込んであって、パッと見、デミグラソース煮込みかと誤解しそうだが、味はもちろん和であり、なかなか美味い。オムレツは、玉ねぎやひき肉が入った洋食風で、とろとろ、ふわふわ。カキフライは結構大ぶりなものが5個。かなり食べ応えがある。
そして鍋、登場。これで2人前?と思う程、山盛りで出て来る。汁はやや濃いめなので、飲み物は日本酒よりは炭酸系の方が合っている感じ。しかし何れにせよ、もう、酒はそっちのけで、喰うのに精一杯。さすがに締めのうどんまでは辿り着けなかった。馬齢を重ねるにつれて、鍋の旨さが判るようになってきたと自負しているが、ここの鍋は量だけでなく味でも充分、満足できる。この次は1軒目から来て、よせ鍋でも突くとするか。

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