山から下りたらこんな店 - 副隊長の自己満足

山から下りて、ひと風呂浴びてから一杯やるのは醍醐味の一つ。しかし、最近はどっちが主なのか、判らなくなってきた・・・。

2015年09月

夏山合宿の締めくくりは、立川で途中下車。候補はいくつかあったのだが、豪勢に「うなぎを喰おう」ということでまとまり、それならば、と立川にある「しら澤」へ6名予約の電話を入れると、上手い具合にOKとのこと。駅から10分ぐらいかかるが、行ってみる。ネットによれば、立川では一番美味くて、しかもCPも高いとの評判である。立川では以前、「高砂湯」で汗を流した後、「たけ田」に2度ほど入ったことがあるが、それ以来だ。
青梅線と中央線の間に挟まれた住宅街は、「しら澤」がここに無ければ先ず、通ることは無い。街をぶらぶら歩いていたら、偶々うなぎ屋があったので入った、なんてことは、この場所では絶対にありそうにない。小生も15歳の頃から立川に通っているが、この地区に入ったのは初めての経験。逆に云えば、「しら澤」は何故こんな袋小路のような住宅街の真ん中にあるのだろうか。
うなぎ好きが高じて脱サラして自宅を改装、うなぎ屋を始めた、なんて話は、蕎麦屋じゃあるまいし聞いたことが無い。うなぎは「 串打ち三年、割き八年、焼き一生」と云われるくらいだから、年季がいる。蕎麦の様には行かないはずだ。ま、我々にとっては、安くて美味いうなぎが喰えさえすれば、どんな袋小路だろうが、全くの個人の家だろうが関係ない。
「しら澤」は、外観は必ずしも民家という訳でもないが、中に入ると三和土で靴を脱ぐスタイルなので、やっぱり民家風。応接間のような座敷に座り込む。ビールで乾杯した後は、さっそく注文。うなぎの注文は隊長が仕切り、きも焼き、う巻き玉子、白焼き、そして最後はもちろん、うな重。ふっくら感と香ばしさは申し分ない。さらっとしたタレも良い感じ。ここが人気な店であることは頷ける。きっとそのうち又、来ることになるだろう。
ところで、帰る途中、「四つ角飯店」の前には10人以上の行列が出来ていた。そう云えば今日は「5」の付く日、すなわち「焼き餃子が半額の日」だった。その手前、「北京飯荘」も気になる店、今度行かねばならぬ。

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「和利館」で夏山合宿の打ち上げをした後、松本13時47分発のあずさ20号に乗る。
信濃大町駅で座席指定券を買った時点(発車のほぼ2時間前)では、残り29席に対して我々が10名予約と、かなり際どい状況だったが、その割には、結果的にそれほどバラケないで済んだ。お盆のシーズンにも拘らずラッキーだったと云えるだろう。座席に着いたら、仕入れた飲み物とつまみを広げ、ちびりちびりとやる。稜線では随分と降られたが、山から下りたら良い天気だ。それでも、八ヶ岳や南アルプス北部の山々はややガスが掛かった状態で、それほどクリアに見えない。
ところで、「あずさ」や「かいじ」に使われている、このE257系普通車のシートピッチは、「スーパーあずさ」のE351系の970mmよりも僅かに短い、960mmであるが、まったく違和感は感じない。かつてのJR特急車両は910mmが主流だったから、だいぶゆとりができた。日本人の足の長さも伸びた、ということかも知れぬ。腰を浅めに下ろし、足を組んでも問題ない。ちなみに小田急VSE50000系ロマンスカーの場合は1,050mm、西武10000系レッドアローで1,070mm、東武100系スペーシアでは1,100mmと、実にゆったりしている。まだまだJRも頑張りが必要である。
しかし、飛行機の場合はさらに状況は厳しい。JALエコノミークラスで790mm、LCCの場合は710~740mmだと云うから狭い。エキストラチャージが必要なJALの「クラスJ」や、ANAの「プレミアムエコノミー」で960~970mmと、ようやくJR特急車両並みになる。JR特急車両の場合、通路側の人が動かなくても、窓側の人は通路に出られるが、飛行機のエコノミー席やLCCでは絶対無理。こんなシートに、よくもでっかい欧米人が座れるものだとつくづく感心してしまう。
飛行機に較べれば、JRの特急列車でも充分快適だ。16時11分立川着。ここで下車してちょっと寄って行こう、ということになった。さて何処へ行ったのかは、次回のお楽しみ。

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信濃大町から移動して丁度昼時。と云うか、昼飯を食う(+一杯やる)には、やはり松本だろうな、と云う判断。信濃大町から松本の間にも、なかなか魅力的な処があるにはあったけど。例えば、穂高駅前に「田舎家」と云う、うどん屋があって、何回か行ったことがある。
入口には、頭が高いと打たれます、と張り紙があり、実際、腰を屈めて入らないといけないほど、引き戸が低かった。ここの名物は味噌煮込みうどんで、結構美味かった。ところが、店の親爺が強面と云うか偏屈と云うか、気に入らなければ客だって叱りつけるので、店に入る時には緊張したものである。今はすっかり代変わりしたようで、接客もだいぶ変わったようだ。話が逸れた。
松本駅近くで、10名で入れる蕎麦屋を色々探してみたものの、電話を入れてみると昼は予約を出来ないという店ばかり。流石に10名は厳しいか、やむを得ず、当ての無いまま街に繰り出すと、すぐに「そば」の看板が目に入り、ダメ元で入ってみると、なんとOKとのこと。そこが「郷土居酒屋・和利館」という名の蕎麦居酒屋だった。入ってみると、小上がりと云えないくらい、かなり座敷が広い。それでも10名分がよくも空いていたものである。
壁に張られたメニューを見ると、色々あって嬉しくなるのだが、訊けばやはりランチタイムは、夜メニューとは異なるとのこと。う~、残念。でも、馬刺しや天麩羅など、(松本の)普通の蕎麦屋にある一品料理は、昼のメニューには載っているので安心。 信州大豆の生湯葉刺し、なす焼き、馬刺し、きのこおろし、稚鮎天麩羅、野沢菜漬け、冷やしトマトを注文。「郷土居酒屋」という名前を冠しているだけあって、どの料理も如何にも信州の味、という雰囲気でいい。
飲み物は、ビールの後、地酒。ここは、地酒の種類も豊富。っていうか、敢えて地酒に拘っているようだ。山清やアルプス正宗などをいただく。
締めはやはり、ざるで。これを手繰ると、そうか、やっぱりここは蕎麦屋なんだと気付く。それにしてもこの店、夜のメニューはなかなか魅力的である。いつか、ここへ夜やってくる機会があるだろうか。 

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種池山荘に泊まった翌日は、恨めしい程の良い天気。柏原新道の下りでは、針ノ木岳や蓮華岳は、ずうっと目の前に良く見えていた。信濃大町行きのバスに乗るには、登山口から扇沢BT(バスターミナル)まで車道を登らなくてはいけないのが鬱陶しいので、奮発して大人のタクシーを呼ぶ。尤も、9人で2台に分乗すれば、料金は気にならない。でも、バスを待つ時間、一足早く扇沢BTの2階でビールを呑むことも可能なので、個人的にはやや悩ましいところ。
それはさておき、タクシーが来たら「薬師の湯」へ直行だ。ここは入浴料は通常700円だが、割引券があれば500円とお得。信濃大町温泉郷にある「薬師の湯」にやってきたのも、前回、針ノ木岳に登って以来。まだ午前9時前だが、ここはなんと7時からやっている。風呂場は新館「アルプス自然浴の館」と旧館「体験風呂の館」があり、未だこの時間は新館のみ。そう云えば前回は旧館だった。
新館はとても開放的な感じ。気持ちが良い。源泉は62.8℃とのこと。もちろん湯船には冷まして使っているだろうが、やっぱりお湯はやや熱めなので(ところが、みんなは「ぬるい」と云う。おかしいな)、さっと出て露天風呂に行ってみる。こちらは丁度良い感じだが、ぶんぶん、蜂が飛んでいるので落ち着かない。やっぱりさっと出る。食堂は11時開店ということなので、大広間へ。客は数人が隅っこに居る程度。こんな時間でもあるので、誰もビールなど呑んではいないが、気にせず、我々は缶ビールで乾杯。つまみ持ち込み不可とは書いてないので、堂々と広げる。窓の外は田園風景。日差しが強そうだ。農耕用トラクターが、ポツンと置りざりになっている。なんとも長閑だ。

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薬師の湯のHP: こちら 

針ノ木小屋を出た後、結局一日中雨に降られ、ぐっしょり濡れネズミ状態で、種池山荘によたよた到着(山の記録はこちら)。朝から展望は全くなかったが、種池山荘に着く頃にはガスが切れ始め、爺ヶ岳も見え出した。今日は散々だったが(途中でねん挫した、くまちゃんがひときわ散々)、天候回復の兆しが見えたのは嬉しい。できればもう半日早くなって欲しかったところだが、まあ、それも皆(含、小生)のこの頃の行いが、いまひとつだったせいだろうか。さすがに北アルプスの稜線は、雨が降っても楽しめるとは俄かに言い難い。
ここ、種池山荘は昨年も泊まった。これでここ5年間で3回目になる。我々の部屋は3階東側の大部屋。それでも布団は1枚に1人ずつなので助かる。雨具を乾燥室に吊るし、着替えも済ませさっぱりしたところでも、時間はまだ2時前。さて一杯やるかー、と喫茶室へ。ここの喫茶室はなかなか良い雰囲気。天気さえよければ窓から蓮華岳、針ノ木岳が良く見える。
まずはビールを呑まないと、何も始まらない。ここも生ビールは1杯1,000円だが、全く躊躇せずにオーダー。受付の若い女性従業員にお金を渡すと、その引き換えに「この札を外の者に渡して下さい」と云われる(毎度そうなので、疑問は持たない)。サンダルを履いて、小屋の外からアクセスする窓口に行き、札を渡して、ジョッキにビールが注がれるのをじっと待つ。若い男性従業員から「お待たせしました!」とジョッキを渡され、それを握ったまま喫茶室に戻り、グビッとやる。ふー。一方、のんちゃん、なおちゃんの場合は、若い男性が喫茶室までビールを出前してくれた。何故、扱いが違うのかね?
この小屋の顧客満足度としては、北アルプスでも上位にランクされるとは思うが、あえて、難を云えば、トイレが全て和式であること。膝を痛めた者には苦行を強いられる。何とか改善をお願いしたい。出来れば、バイオトイレにしてくれるともっと有難い。とは云うものの、この次ここへ来るのはどんな機会だろうか。

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今年の夏山合宿は、5年ぶりの針ノ木小屋。前回は小屋から針ノ木大雪渓を下ったのだが、今回は登り。生憎のガスで、視界は数十メートル程度。下りてくる登山者が、雨交じりのガスの中から忽然と現れる。大変涼しくて良いが、眺望が一切無く、気分を癒してくれる高山植物も見えないので、只、黙々と登るしかなかったのはやや残念。
なんとか針ノ木小屋に辿り着き、そのままの勢いで蓮華岳を往復して、また小屋に戻ってきたのが午後4時。我々の部屋は個室ではないが、9人で実質的に貸切状態。これで心おきなく酒が呑めると云うもの。この小屋は大部屋スタイルではないので、パーティの人数に応じて部屋割してくれる。それができるのも、宿泊者が意外に少ないと云うことか。実際、我々の部屋の西側(部屋と云うよりは、広い通路と云う感じ)と、北側の小部屋には誰もやってこない。隊長が小屋番に聞いたところによれば、昨今、お盆の頃はこんなものらしい。
濡れたものを乾燥室に入れ、落ち着いたら、先ずビール。フロントで小屋番に注文すると、ジョッキに注がれたエビス生ビールを渡される。1,000円と高額ではあるが、背に腹は代えられない。歩いた後にビールを呑むことは、小生とって業と云っても良い。部屋に戻り、乾杯。生憎の陽気なので部屋呑みだが、晴れていれば窓から外の景色も見えるはず。
まあそんなことはともかく、宴会開始。今日はワイン4本と日本酒1本が勢揃い。つまみはちょっと食べ切れないほどが並んだ。ここは標高2,536mある。一般に、標高が高いと酔うのが早いと云うが、本当にそうなのかは良く判っていないようである。少なくとも学術的根拠は見つかっていないらしい。酒に酔うのはエチルアルコールの血中濃度に左右されるが、標高が高くて酔ったような気分(酒酔いとは別)になるのは、血中酸素濃度の低下によるもの。つまり全く別物なのだが、両方に敏感な人は、なんとなく相乗効果か何かで酒酔いが早くなったように感じる(あるいは錯覚する)らしい。小生は、どうも両方に鈍感の様なので、気にせず、がぶがぶやる。
夜半から強くなった雨の音に何度か目を覚ます。出発時にこの調子だったら明日は停滞かな、と思いつつ、うとうと。果たして、出発時間になっても雨は止まなかったが、小降りになった頃合いを見計らい意を決して出発、結局、降ったり止んだりの一日だった。

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針ノ木小屋のHP: こちら 

先日の「カラチの空」に続いて、ヤシオスタン訪問第2弾。店の扉を開けると、かなり照明が暗くDeep感が漂う。でも良く見ると、かつてはスナックだった店舗を居抜きで、パキスタンインドレストランにしたような風にも見える。調度品はすべてパキスタンかインドのもののようなので、もはや、勿論スナックの雰囲気とは違う。先客は2組、3人のみ。うち、2人は日本人だったようだ。我々も含めると、客全体の80%が日本人と云うことになる(母集団が少ないので統計的な評価は難しいけど)。先日の「カラチの空」に較べると、少々違う傾向の様だ。
小生はスペシャルランチ(マトンビリヤニ、ヨーグルト、ドリンクで978円税込)、カミさんはCランチ(カレー2種類、ナン及びライス、シーカバブ、チキンティッカ、サラダ、ドリンクで1,081円税込)を注文。ただし、Cセットはナンだけで、ライスは断った(両方付いていること自体、凄い)。ここにはビールが置いてあった。ハラルフードの店にしては有難い。ここだけは、インドスタイルということか。有難く、しかし(カミさんの手前)遠慮がちに注文。
スペシャルランチとは、日曜日だけの限定メニュー。何故それがビリヤニなのか、それは作るのが面倒で、一度にまとめて作る必要があるから、であろう。普通、日本にあるインド料理店で、恒常的にビリヤニを出す処はまず見ない。元々インド料理ではないという点もあるだろうが、やっぱり作るのが面倒なのだろうと思う。では、何故、ヤシオスタンのパキスタン料理店には普通にあるのか。これは全く推測だが、それに見合った需要がある(≒パキスタン人が多く住んでいる)と云うことではなかろうか。
マトンビリヤニは、とっても食べきれない量、出てきたが(残りを持ち帰りたいと申し出ると、快くパックに取り分けてくれた)、ひと口頬張ってみると、びっくりするほど美味い!米はパラパラにできていて、さすがプロは上手だと感心。とてもスパイシーで美味い。以前、インドのムンバイで喰って、感動したビリヤニを思い出した。
ヨーグルトがついてきたが、きゅうりとかが入っていて少々塩味がする。これは「ライタ」というシロモノで、ビリヤニに掛けて食べるものらしい。スパイシーさを、ヨーグルトで和らげたい方はどうぞと云うものだろう(ビリヤニそのものにも、ヨーグルトはふんだんに使われている)。
正直云って、インド料理とパキスタン料理の違いは良く判らないが、一説によると、ビリヤニだけでなく、キーマカレー、タンドリーチキンは元々パキスタン料理らしい。が、我々には全く判らない。インド人は態度が大きいから、パキスタン料理をインド料理に取り込んで、何食わぬ顔をしているだけかも知れぬ(ごく個人的見解です)。
ウェイター(ナンも焼いていたので、もしかして店主か? )だけでなく、わざわざシェフも、今日の料理はどうだったか訊きに来た。なかなか商売熱心だ。ビリヤニが喰いたくなったら、是非、またここへ来たい。

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シャージレストランのブログ: こちら 

八王子ロマン地下を堪能した後、再び中央線に乗り、アヒルちゃん、アユラシと合流するため立川へ移動。なかなか総勢6人で入れる店が見つからなかったが、何軒目かに「丸山ぎょうざ会館」なる居酒屋に訊いてみると「入れますよ」とのこと、ありがたい。名前からして、ウリは餃子であると判る。この頃、立川では餃子づいている。これで立て続けに4軒目だ。
この店は、駅からやってくると迷路の先のような場所にある。ナビでもないと辿り着けないだろう。地図が読めない人(特に女性)には敷居が高いと思われる。それでも結構混んでいるのは、リピーターが多いと云うことだろうか。入って左側が厨房、それを囲むL字型のカウンター席、右手は小上がりで、我々もこちら。 
早速ビールと共に、焼き餃子を注文。併せて、冷やしトマトともろきゅう、枝豆、つくねも頼む。乾杯の後(今日は何度めだろうか)、やがて、「餃子はこれでおしまい~!」と云う(危ないところだった)、店主の宣言と共に、焼き餃子が出てきた。大きさは普通だが、良く見れば、ひだ無し、両面焼き、という珍しいスタイルである。
さっそく頬張ってみると、歯触りは、とにかくもっちり&カリカリ、皮はしっかり目である。やっぱり皮が美味いのは良い。中身もかなりジューシーなのだが、野菜はキャベツや白菜が感じられない。ひょっとするとタマネギですかね。それでも奇抜さは一切感じない。これまでに食べたことの無い餃子だが、こういう餃子があってもいい気がする。
それにしても、こんな迷路の先にこんな餃子を出す店が隠れているとは、餃子の世界も奥が深いが、立川の夜と云う迷宮もなかなか奥が深い。なかなか馴染みの店の馴染みの味に戻れないのが、悩みになりつつある。

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未だ「馬豚31」で呑んでいる頃、のんちゃんが「面白そう」と見つけてきた店へ梯子することになり、入ったのがここ「燻製バル68(ろっぱち)」。「馬豚31」からも見える位置にある。何が面白いかと云えば、ここは店の名前になっているように、燻製料理がセールスポイント。燻製と云っても肉系だけではなく、魚系も豊富である。先日入った軽井沢の「煙事」に較べると、この店の雰囲気は遥かにカジュアルだが、日本酒を呷りながら、いぶりがっこやえいひれなどを齧るのは、こういう店の方がいい。
メニューを見ると、燻製枝豆やら、燻製スパム、燻製えいひれ、燻製大根漬け(いぶりがっこよりはジューシーだそうである)、燻製ミックスナッツなど、様々なモノを燻製している。なかには、燻製醤油や燻製塩を使った料理があるようだ。
こりゃーやっぱり日本酒しかない。ここに置いてある日本酒の種類も豊富だ。其々、「上喜元・からくち」や「雪の茅舎・山廃純米」、「久礼・純米」、「田酒・純米」をオーダー。その後、「積善・純米吟醸」を初めて呑んでみたが、実に爽やかで、キレがある。調べてみると、月下美人の花の蜜から採取された花酵母を使っているとのこと。そんな日本酒もあるのか。
この店には、日本酒以外にも、様々な酒を置いてある。ビールだけでも、キリン一番搾り以外に、ハートランド、ギネス(しかもサージャー処理!)、コエドビール、横浜ビール、新潟ビールと、品揃えに拘りを感じる。この店の主は相当、酒好きとみた。
つまみには、枝豆の燻製(380円)、さんまの燻製(580円)、燻製たらこ(680円)、黄金燻製炙りサバ(600円)、燻製ポテトサラダ(580円)を注文。なかでも枝豆の燻製には驚く。どうやら燻製醤油が掛かっているようだ。燻された香りが枝豆と良く合う。感心した。まだまだ燻製メニューは他にもあるので、当分は楽しめそうである。これで、八王子に途中下車する機会が増えそうだ。

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燻製バル68のHP: こちら 

「稲荷湯」でさっぱりした後、かねてより狙いを付けていた「八王子ロマン地下」に行ってみた。ここは昭和30年代の横丁を再現した、云わば酒呑み親爺のテーマパーク。10数軒の居酒屋や喰いもの屋がごちゃごちゃと並んでいて、眺めているうちに自然とわくわくしてくる。
土曜日とは云えまだ真昼間なので、開いている店はそれほど多くは無い。その中から、馬豚31(バートンサンイチ)という店に入ることにした。この店は、テーブルと椅子が店内だけでなく、通路にもはみ出しているが、向かい側の店からも、同様にはみ出しているので、どこまでがどの店なのか(一見の客には)判然としない。
先ずはビールで乾杯。
店の名前のイメージから肉系かと思ったが、突き出しはなんと干物。アジの開きとキンメの開きが出てきた。ステンレスの食器にのって出てくるところも、そこはかとなく昭和ノスタルジーを感じさせてくれる。メニューを見ると、他にも結構、海鮮系の料理が並んでいて、バリエーションに富んでいる。
我が女子連は、メニューにないのに図々しく、「ポテトサラダありますか?」とか「ハムカツありますか?」等と訊くと、ポテトサラダは無かったが(急に作るのは難しい)、ハムカツは「ないけどあります」との回答。図々しく訊くだけのことはあった。出てきたハムカツ(480円)は、ふっくらしていて美味かった。ハムカツ以外にも、ナス揚げ浸し(380円)、じゃがバターアンチョビ添え(680円)などをオーダー。それぞれビールに合って美味い。
ここ八王子ロマン地下は、8(八王子のハチか)の付く日はイベントがあるとのこと、まして今日は8月8日と云うことで(意外にこう云うタイミングに当たることが多い)、年一回の特別イベントがあるらしいが、それが何かよく判らず仕舞に終わった(後で調べれば、富くじ抽選会だったらしい)。
呑んで喰っていい調子になってきた頃、トイレから帰ってきたのんちゃんが、「面白い店あるよ!」と報告。じゃあ、行ってみようかと云うことになり、ここは締めることに。思わぬところで梯子だ。 

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裏高尾の小下沢で沢歩きして涼んだ後、中央線に乗り八王子で下車。考えてみれば、八王子駅で途中下車するのは、随分と久しぶり、いつ以来だかもう思い出せないくらい昔のことだ。今日は偶々八王子まつりらしく、浴衣を着た女性がそぞろ歩き(なんだか我々は、よくイベント当日に当たる)。もう20年以上行ったことがないが、この頃の賑わいはどうなのだろう。
今日の目当ての風呂は、南口から徒歩5分の処にある銭湯、「稲荷湯」である。入口は、ビジネスホテルを思わせるほど、すっきりしていて銭湯のイメージではない。券売機で入浴券を買って、フロント(決して、番台と云う雰囲気ではない)へ渡す仕組み。マンションの1,2階部分が銭湯になっていて、日替わりで男女入れ替わるようであり、今日は1階は女湯、2階が男湯。2階に上がってみると、客は10人程度いるものの、かなり広々としているので、むしろ閑散としているように感じる。湯船も大きい。「南欧リゾート風」とのことだが、南欧リゾートのイメージがいまいち掴めないので良く判らない。白と薄ピンク色が基調。
460円ながら、ボディソープ、シャンプーは備え付け、それに一応、露天風呂もある(空が見える、という程度だが)。サウナ(ただし別料金200円)もあるし、この頃の銭湯は凄い。源泉かけ流しの(加熱する必要が無い)日帰り温泉で1,000円以上とる処があるが、ここを見習えばもっともっと努力代がありそうである。
何時もの様に烏の行水だが、着替えが終わっても汗が止まらない。早いところ、ビールが必要だ。ここには銭湯としては珍しく、缶ビールを置いてあるし、スナック菓子だってあるとのこと。
ビールは、入浴券と同じく自動券売機で売っていた。券をフロントの人に渡すと、代わりに缶ビールを渡して呉れる仕組み。1階には、テレビの前のソファーが1組しかないのが少々残念。そう云えば、2階に休憩スペースがあったような・・・。テレビでは、夏の高校野球を中継中。休日は、甲子園の高校野球を観戦しながら、ビールを呑むのが夏の風物詩のひとつ、ここではそんな味わい方も可能。また来年も沢の帰りにここへ寄ってみたい。 

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本来、月いち格安居酒屋ツアーなのだが、たまには格安に拘らず、毛色が変わった店に行こうと云う要望もあり、洋食系に行くことになった。見つけ出したのは「三笠バル・イル・コーボ」と云う名のイタリアンバール。新橋は親爺達の街という印象が強いが、イタリアンバールだったらさぞや趣も異なるだろうと、期待していた。
住所だけを頼りに行ってみると、なかなか店が見つからない。細い路地に入ると、古びた雑居ビルの入口に、控えめな「三笠バル」の看板が見つかった。よくよく見れば、先日入ろうとして一杯だった、「浅草弥太郎 新橋店」の並びだった(「浅草弥太郎 新橋店」は、あれっと思う程、空いていた)。ということは、「くら島」も目と鼻の先ということだ。
3階まで階段を上がると、やや枯れた感じのバールだ。店は新しい筈なので、あえてそのような雰囲気にしているのだろう。バールらしく、立ち呑みカウンターもあるが、客は全てカウンター席かテーブル席に付いている。実際、イタリアにあるバールでは、立ち呑みしている客が多く、テーブル席は閑散としている。その理由は、テーブル席の場合はチャージをとるかららしい。ここはどうなのか。
我々も予約を入れたのでテーブル席へ。小生以外の3人は既にだいぶ先行している。先ずはビールで追撃開始。料理は、本日のイタリア産ハム盛り合わせ(1,280円)、じゃがいものニョッキ(880円)、リコッタチーズのペーストを詰めたイタリア風水餃子ポルチーニ茸のソース(980円)、インサラータ・ルッサ(480円)、海老とじゃがいもの熱々オイル煮(980円)を注文。他に、パプリカのマリネやチーズ、ジャガイモソテー等も頼んで腹はパンパンになった。
インサラータ・ルッサはイタリア風ポテトサラダのこと(但し、直訳すると「ロシア風サラダ」と云うことになるらしい。何故「ロシア風」なのか不明)。ツナに加え、アンチョビとケッパーが入っているところがイタリア風だろうか。マヨネーズも、少なくともジャパニーズブランドとは違う味のようだ。小生には好みの味。
ここは、トリッパといんげん豆のトマト煮込みがタダ(正確には、テーブルチャージ500円に入っていると云うこと)で食べ放題。これが好物な者には安上がりに済ませられそうだ。我々は、格安(2,500円以下)という訳にはいかなかったが、これでひとり約4,000円ならば、まずまずではなかろうか。バールとは云いながら、結構、本格的な料理が出てくる。酒だけではなく、料理も楽しみなバールである。

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立山・室堂からの帰り道、やっぱり立川で途中下車、久しぶりに北口へ行ってみる。弁慶、玉河を横に見て、「餃子のニューヨーク」という名の居酒屋に入った。入口にミニチュアの自由の女神像が置いてあるが、だからと云って、何処が「ニューヨーク」なのかは良く判らない。
今日は月曜日で、しかも未だ5時過ぎのせいか、店内に客は少ない。テーブル席もあるが、我々はカウンター席へ。落ち着いたらば、ここは餃子がウリのようなので当然、頼むとして、餃子とくればビールしかないので先ず注文。メニューには、有名どころの日本酒もある。
つまみのメニューを見ると、なるほど餃子居酒屋と云うだけあって、様々な餃子がある。しそ、チーズ、パクチー、海老、生姜、ニンニクにら、明太チーズ、四川タレ麻辣餃子、激辛。手羽先餃子も、名物と書いてある。大人数で来て、1個ずつ喰うのも良さそうだ。でも、基本は普通の焼き餃子。今日は初来店なので、これは外さないでおこう。他にも色々な料理があるが、中華系が多い感じ。中華料理屋が居酒屋をやっているような気がする。
やがて、焼き餃子がやってきた。浜松餃子のもやしのように、ここではザーサイが上に乗っているのは面白い。ぱっと見、餃子一つの大きさは、かなりのボリュームだ。それに応じて、値段も1個当たり100円近い(3個290円)が、CPとしては悪くない感じ。でも少量ずつ多くの種類を食べてみたいという向きの人びと(含、小生)には、やや荷が重いかも知れない。
頬張ってみると、皮はかなりもっちりしている。一方、パリパリ感はいまいちかな。大ぶりなだけあって、具がたっぷり入っている。好みが分かれるところかもしれないが、肉はたっぷり入っているのに、ジューシーさがやや足りない感じ。ニラが多いのかな。でも、これはこれで好きな人もいるだろう。なかなか餃子にもいろいろあると感じ入る。今度来たら、変わり餃子にもチャレンジしてみるか。 

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立山からの帰り道。いつも感じることだが、信濃大町から松本への移動は、大糸線が全線単線区間のせいで、意外に時間が掛かるし、往々にして電車はいつも混んでいる。主に学生の地元客と、登山客を含めた行楽客とが半々ぐらいだろうか。大糸線で使われている127系の普通列車は、東側がロングシート、西側(北アルプス側)がセミクロスシートになっている。如何にも折衷案という感じだが、なかなか面白い工夫だと思う。
普段、乗り慣れている通勤・通学客ばかりであれば、ロングシートの方が能率的だろうが、行楽客はやっぱりクロスシートに座りたい。後立山連峰を眺めることができる、この大糸線沿線の眺望は日本有数だろうと思われる。望むらくは、ビールを呑みながらこの景色を眺めることができれば最高だ。けれど、クロスシート側で一杯やっていると、ロングシート側に座っている方々からの蔑んだ(又は羨望の)目線が気になる点では、全面ロングシートと大差ないかも知れない。
松本で蕎麦を手繰ったあとは、14時49分発のスーパーあずさ22号に乗る。立川駅到着は16時57分。2時間余で着いてしまうのだから、なかなか速い。普通どんな路線であっても、酒を呑まずに2時間ぐらいの乗車だったら何とかなる(例えば、出張の往路だったら我慢するしかない)。もちろん、酒さえあれば短いくらいだけど。知る人ぞ知るが、中央線を走る電車の車窓からの景色は、山好きには堪えられないので、酒だっていらない(小生はいる)。
山村正光著『車窓の山旅・中央線から見える山』(実業之日本社刊)という本があったが、これによれば、名だたる3,000m峰は、新宿~松本間の何れかの位置で見えるそうである。小淵沢~長坂間では、第1位富士山、第2位北岳、第3位奥穂高岳がほぼ同時に見えるそうで、この辺りに差し掛かるともう、おしゃべりしている場合でも、ノンビリ酒を呑んでいる場合でも無い、大変忙しいのだ。一番見え難い3,000m峰は南アルプスの仙丈ケ岳、なんと松本駅に近い、村井駅周辺からしか見えないそうだ。山好きにとっては、スーパーあずさに乗っている2時間は大変忙しく、立川に着く頃にはへとへとになってしまうのである。

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女鳥羽そばを出た後、折角なので松本城を外から観光(≒入場料払わず)。ゆっくり駅に戻ったが、まだ列車の発車時刻まで少々時間がある。そのため、昨年の焼岳の帰りと同様、松本駅前ビルの4階にある「いいだや」という蕎麦屋に入って、しばし時間を潰す(≒呑む)ことにした。とにかく暑いので、冷たい物(≒ビール)が必要。まだ、腹は十分な状態なので、つまみは野沢菜と花山葵にした。どちらも地元感があって宜しい。
多くの場合、午後2時から5時又は6時までの間は、たいていの店は休んで夜のための仕込みに入る。それは蕎麦屋とて例外ではない。蕎麦を挽いたり打ったりするため、店にとっては必要な手段(時間)なのかも知れないが、我々にとっては、山から下りる時間帯が昼にも夜にもかからない場合は間々あるので、通しで営業している店はとても有り難い。ここに、ニッチなビジネスチャンスがあると思うのだが。つまり「山から下りた処にある店は、中休みをしない方が儲かる」、かな?
その点、ここ「いいだや」は我々のニーズに適っているので、とても便利である。それに駅に至近なので、列車待ちに持ってこいである。この駅ビルには、他にもいくつか店があるが、何れも午後の中休みは無さそうである。考えてみると、駅ビルやデパートのレストラン街は、基本的に中休みはとることはない。それは、昼夜に関係なく客が集まってくるからだろう。しかし、どんな店でもいいということは無い。先ず、ビールがあること、ビールだけではなく醸造酒(地酒か地ワイン)も置いてあること、つまみも複数(できれば5、6種類)あること、が必要条件だろうか。もちろん蕎麦もあって、それが美味しければ申し分ない。
ともかく、ここ「いいだや」はどの条件もクリアしているので、我々には十分な価値がある。また松本に着く時間が中途半端であれば、きっとここに来るに違いない。

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この頃、山から下りて松本と云えば蕎麦屋、ということになっている。それはひとえに真昼間に大っぴらに呑める店が、蕎麦屋だということに尽きる。松本にも、浅草のホッピー通りや、上野のガード下にあるような居酒屋が1,2軒あると助かるんだけどな。
それはそれとして、以前、Woodyさんから、松本在住のご友人と行く蕎麦屋があると聞いていたので、今回、立山(龍王岳、浄土山)と奥大日岳を登った帰りに行ってみた。駅から歩くと15分くらいの、女鳥羽川沿いにある店で、愛嬌のある看板が目印なので判り易い。
入口を入ると左手に小上がり、右手にテーブル席があり、折角なので靴を脱いで寛ぐことにした。丁度昼時、我々の後から次々に客が入って来て、忽ちほぼ満席となる。良いタイミングだった。今日は平日(月曜日)にもかかわらず、客は近所のさらりーまんやOLではなく、観光客かご近所の家族連れという感じ。きっとここは、観光ガイドブックやネット記事にも紹介されているのに違いない。
建物の影を拾いながらも、炎天下の中を歩いてきたので、ともかくビール(エビスビール、650円)。ふ~、生き返る。流石に下界は暑い。ついさっきまで居た、室堂や黒四ダムの涼しさがもう懐かしい。つまみは、馬刺し(1,295円)、鴨ロース(975円)、とうふ(460円)、天麩羅(1,510円)にした。そうなると日本酒だ。ここの酒は「岩波」だそうだ。松本の地酒である。
馬刺しは、松本の蕎麦屋では定番と云っても良さそうだ。肉は柔らかくて申し分ない。そう云えば、この頃たいていの店に入っても、馬刺しが筋っぽくてなかなか呑み込めない、ということは無くなった。この頃は農耕馬の最終処分、なんてことはないのだろう。熊本だって長野だって、名物と云いながら、恐らくは全部アメリカなどからの輸入品なのだろう。
締めは、ざるそば1,280円と、量的にはたっぷりだがちょっと高めの価格設定。蕎麦2枚でお猪口3つというと、追加料金が必要との仰せ。つゆ一つをとっても忽せにはしない、という職人のプライドの様なものを感じた。もちろん、つゆの出汁加減も蕎麦のコシも忽せにはしていない、全く申し分なかった。

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女鳥羽そばのHP: こちら 

室堂を朝一番、7時45分発のトロリーバスに乗り、ロープウェイ、ケーブルカーに乗り替えながら、大観峰、黒部平を経て黒四ダムに到着。女子連の希望により、ここで暫し時間をとる。今日も良い天気。ダム湖の上流には赤牛岳、下流には大タテガビンが良く見えている。
女子連がダム観光に精を出している間、もう何回か来ているため、さして観光には関心を示さない小生は、2階のレストハウスでビールを呑もうかと階段を上がろうとすると、「準備中」の看板が見えた。開店は9時からとのことである。只今、8時45分。むぅ~、残念。客がやってくる時間に合わせて開店してくれないものかね、と小言を云いたくなるのをぐっと呑み込んで、次善策として1階の売店でビールを物色。「黒部の月」なる地ビールがあった。これで何とかなりそうだ。
売店の前に並んでいるベンチのひとつを確保する。ベンチは、ダムと立山の方に向かって置かれている。立山を見上げながら、グビッと一杯やる。こりゃ、いい。目の前を、扇沢からやってきた観光客と、室堂側から下りて来た登山客が交差する。どちらも、ベンチでちょっとひと休み。でも、どちらもビールなんか呑んだりしない。
ふと見ると、「カメラのシャッター押します」と云いながら、観光客のカメラを受け取り、シャッターを押している商売人(プロのカメラマン)がいる。もちろん、シャッターを押すだけで商売になる筈が無い。何か細工があるのだろうと思っているうちに、いつのまにか我が女子連も、シャッターを押して貰っていた。さっそくカモになったようだ。
あとで訊けば、個人用カメラのシャッターを押すのと引き換えに、商売人のカメラでも撮らせてくれと云うそうだ。そしていつの間にか、近くにあるプリンターから商売人の写真が印刷されて出て来ていて、如何でしょうか、○○○円ですが、となるそうだ。そうなるとつい買ってしまい、いつのまにか商売人のペースに嵌っているという仕掛け。この手の商売に引っかかるのはたいてい女。それも、判っていて引っかかるのだから、男には到底理解できない。 

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剱御前小舎から雷鳥沢を一気に下り、沢の出合から一転、みくりが池温泉までひと汗、ふた汗かいて登り返した後、漸く宿の前にあるテラスのテーブル席に着くと、取るもの取り敢えず、先ず真っ先に生ビール(700円)を調達。まだ12時過ぎ、今日も一日良い天気だ。ここのテラスはとても気持ちいいが、日差しが強いのでジリジリ焼けそうだ。ひと息ついたあと、まだ時間が早いので、チェックインして汗を流したら、昼寝でもして午後4時にまたテラスに集合と云うことで一旦解散。
ここ「みくりが池温泉」は、畳敷きの和室と、ドミトリー式の2段ベッドが並んだ相部屋がある。前者は浴衣も付いているので完全に温泉旅館と云っていいが、後者はちょっと気の利いた山小屋という感じ。我々は2段ベッド。荷物を部屋に置いたら温泉へ。
ここは正真正銘の日本一標高が高い温泉。そのせいか、風呂場は激込み状態。特に、脱衣所が狭いので、これから入る人は着替えを持ったまま、風呂から上がった人はタオルを腰に巻いた状態で辛抱強く待っている。小生も行き掛かり上、その群れに入ってしまったので気長に待つ。
何とか風呂に入ってさっぱりした後は、レストランで白海老の唐揚げと生ビールを注文。白海老なんてあるのは、流石ここも富山県ということか。この宿は、風呂場に行く途中にレストランがあるので、風呂上がりには、自然とここでビールを呑むことになる。実に憎い配置である。なおちゃん、のんちゃんも同様に引っかかってまた乾杯。
風呂上がりの一杯をエンジョイした後は、部屋に戻ってしばし昼寝。ほろ酔い加減で熟睡できた。
4時になったので外のテラス席へ。まだカンカン照りで、日焼け止めが必要な状況。持参したワイン、日本酒、つまみで暫し、この雲上の楽園を楽しむ。聞くところによると、モンベルカードがあれば、ソフトクリームがタダとのこと。へ~、タダだったら喰ってみるかと、ん十年ぶり(?)に喰ってみた。もちろん、酒の肴にはならないが、今日の陽気には悪くなかった。

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北陸新幹線で富山に入り、電車、ケーブルカー、バスを乗り継いで室堂に入ったのは11時過ぎ。やはり信濃大町側から入るのに比べればだいぶ早い。今日は雷鳥沢ヒュッテ泊まりなので、室堂界隈でのんびりしているだけでも良いのだが、せっかく抜群の天気なので、滅多に行くことが無い(小生も今回が初めて)龍王岳に登ってみた。薬師岳へとつながるダイヤモンドコースの縦走路から、ちょっとだけ外れているため、思いの外、静かな山を楽しめる。
かなり満足したあと、浄土山経由で室堂に戻る。もう今日は終わったような気になったので、自動販売機からゲットした缶ビールで喉を潤す。ところが記憶はいい加減なもので、今宵の宿、雷鳥沢ヒュッテまでは基本的に下るだけ、と思っていたら、意外に登りがあることに気が付いた。たった1杯の缶ビールでも、結構足に来る。せっかく呑んだビールが全て汗となって抜けた頃、雷鳥沢ヒュッテに到着。
山小屋にしては斬新的な建物、厚切りの板わさのような形のヒュッテも、近づいてみると老朽化が目立つ。長年、冬季の10mを超える積雪と季節風に耐えてきたことを如実に物語っている。右に回り込んで入口へ入る。テラスでは、ビールを呑んで良い調子の方々がいる。テラス席をもっと広げれば、スイス・ツェルマットのCaféもかくや(行ったことないけど、妄想)という感じになるのに勿体ない。我々もチェックインを済ませたら、負けじと生ビール(700円)を注文、ロビーのソファーでお疲れさん乾杯。ふ~生き返るね。
我々の居所は大部屋だが、堂々と一人で布団に寝られる待遇。窓の外には立山連峰が、傾きかけた陽に照らされて輝いて見える。全く問題ない、豪勢なものだ。風呂はかなり混んでいるとの情報だったが、行ってみると洗い場が塞がっているだけだったので、なんとか湯船の湯を使って汗を流す。
風呂から上がったら、酒とつまみを取り出して暫し宴会。未だ陽が残っていて、窓の外の景色を見とれながらちびちびやる。酒を呑みながらの眺めで、これほどの景観には先ずお目にかかれない。今日は、一点の曇りもない一日だった。

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どうやらだいたい半年ぐらい経つと皆さん、焼肉を喰いたくなるようで(小生はそれ程でもない)、またこの夏も昌月苑に詣でることになった。この暑い夏を乗り切るには焼肉が必要だ、ということらしい。今日は食べ放題は止めて、半額狙いでいこうと決まった。今日も、店は予約でいっぱいだ。
月、火、土、日は、ハラミ、厚切り塩ハラミ、和牛カルビ、骨付きカルビ、牛タン塩の4種類が、半額(1,300円→650円)になる。半額サービスと食べ放題は、両立できない。5,000円食べ放題の場合と較べれば、もはやそれに見合う程喰うのが、難しくなってきたという認識の表れかも知れぬ。 一人前650円の肉を8皿以上喰わないと、5,000円食べ放題では損をするという勘定だ。勿論、5,000円食べ放題には他にも色々な種類のものがついているが、ここで我々は豚肉や鶏肉を喰うことは無い。カルビかハラミばかり喰っているので基本、そう云うことだ。
今回、結果的に8皿は喰わなかった(喰えなかった)。選択は正しかった。
それにしてもこの店は、美味くてCPも高い。なかでもやっぱり和牛カルビは美味いと思うが、脂がのっているためどうしても食べ飽きてくる。その点、ハラミはいい。欧米人は牛ステーキを1ポンド、2ポンドの単位で喰うらしいが、それは脂肪の無い赤身肉だから喰えるのだろう。和牛霜降り肉を1ポンドも喰ったら身体に悪そうだ(財布も腹を下しそうだ)。 

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