「おぎのや」ですっかりいい気分になったせいで、高崎からはやはり在来線はやめて、新幹線に乗り込む。でもその前にやはりコンビニに寄り、PETボトルが特徴の「月夜野ビール」を仕入れることにした。今日は上越線ビールシリーズの「C61 20」でも「D51 498」でもなく、オリジナルラベルの「ロマンの里のヴァイツェン」500mlペットボトルにしてみた。
高崎駅19時44分発の「たにがわ414号」に乗車。この列車は越後湯沢駅始発なのだがガラガラ。この時期、越後湯沢辺りへ行く観光客は少ないということか。高い山でなけりゃ紅葉はまだ残っているはずだろうに。
今年に限らず、紅葉の色付きは年々悪くなっているような気がするものの、今日はいい天気だったせいもあり、先週の浅間隠山&高ジョッキに引き続き、まずまず上出来の紅葉を鑑賞した気がする。近くで紅葉した木を見上げるのも悪くはないが、ちょっと遠くの、しかし木々の葉の色は見分けられる程近い山肌が、様々な彩りで埋め尽くされているのを見るのはいい気分になる。
それも黄や赤の紅葉一辺倒ではなく、マツやカシ類など常緑樹が程々に点在している方が遥かに風情があるように思える。今回は、荒山から鍋割山に掛けてと、銚子の伽藍から下流、両側の渓谷沿いが良かった。赤城山は意外と植林が少ないので、紅葉狩りには向いている山のような気がしている。
大宮駅には20時15分に到着。ここまでわずか約30分。ちょっと物思いに耽ったりしていると、ビールを飲み干し切れないまま着いてしまう感じだ。一方、在来線だと約80分。ビール1本だけでは時間を持て余すのは間違いない。

DSC09900
88 車中はやっぱり月夜野ビール。