今日のランチは虎ノ門側へ行ってみる。さして目的は設けず、行き当たりばったりで店に入ってみようという気分。こちらは比較的人出が多いので、決め打ちしていた店が混んでいる場合が多いので、臨機応変の対応が必要である。
虎ノ門ヒルズ辺りの店を覗くと、混んでいて並ばないといけない店か、入れそうだが女子ばかりで肩身の狭い思いをしたり、お喋りの煩さにうんざりしそうな店が目立つ。それを想像すると、何となく入り難い雰囲気なので、その周辺もうろうろするがこれといった店が無い。
出足を挫かれたまま新虎通りを渡り、人が少ない西新橋3丁目方面へ流れる。もうかれこれ15分ぐらい彷徨っているのでそろそろ入りたい。ということで、ここにするか、と決めたのが「炭火串焼き ぐう。。」という店。多分、夜は焼鳥屋なのだろう。読点が2つ付いている理由は分からない。
地下階の居酒屋っぽく、店内の照明は暗め。カウンター席とテーブル席があるので、カウンター席に座り、ランチメニューリストを眺める。やはり鶏料理が多い。一番上に「焼き鳥丼」(680円)があったので、それにしようかと一瞬思ったものの、やはり焼鳥にはご飯ではなく酒だろうと思い、それは止める。
次に気になったのは「焼き鳥ひつまぶし」(820円)。これは「焼き鳥丼」とどう違うのか想像し、結局、鶏がら出汁が付いてくるだけだろうと結論付け、であれば「焼き鳥丼」と同じ部類なのでこれも止め、結局、無難に「親子丼」(820円)にしてみた。辺りを見回すと、他の客(主に若者男子)はチキン南蛮丼を喰っているのが目立つ。
待つことほんの数分で「親子丼」が出て来た。何がシンプルな見掛けだなと思ったが、とりあえずパクつく。ご飯は適量で、かえしの塩味は意外に控えめ、ちょっと遅れて気付いたのは、これはもも肉ではなく、むね肉だけを使っているということ。むね肉だけの親子丼なんて多分初めてだ。驚いた!これもありか?!

DSC_2664~2