「富士見パノラマリゾート」のゴンドラに乗って、山麓駅に下りる。今日が日曜のせいだろうか、上りのゴンドラを待つ長い行列が出来ている。昨日と較べてスキー&スノーボード客が格段に多い。こんな早い時間に、しかもゴンドラで下りてきた我々を、手持無沙汰な皆が、珍しそうに眺める。
さてそれはともかく、この後は温泉だ。最寄りは前回と同様、「ゆ~とろん 水神の湯」なのだが、まだ時間は午前10時前。「ゆ~とろん」の営業開始は10時30分。30分も待つのは敵わない(前回はテクテク歩いて行ったので、10時30分で丁度良かったのだが、今日はもう歩きたくないノダ)。
かといって、次に近い「白州塩沢温泉フォッサ・マグナの湯」も午前11時から。そもそも日帰り温泉の営業開始時間が遅いということもあるけれど、こんな時間から入ろうとする我々が珍しいということだろうか(でも盛岡の「開運の湯」は、午前6時30分からやっていたけどなあ)。
3番目に近い日帰り温泉は、「道の駅/信州蔦木宿」にある「つたの湯」。ここは午前9時から開いているので問題ない。ということで、「つたの湯」までタクシーで行くことにした。ここは以前、雨乞岳の帰りに寄ったことがあった。それにしても日帰り温泉の営業開始時間って、施設によって意外にまちまちだ。何を基準にしているのか、気になる。
甲州街道を南下。この辺りは八ヶ岳の溶岩台地の末端が釜無川に削られているところなので、段丘の高度差がとても大きく、車窓からの眺めもなかなか壮大である。
フロントで金を払おうとすると、午前割引というのがあって、なんと200円引きの500円だった。サッと風呂に浸かってさっぱりしたら、やっぱり湯上りビール。ところが館内の食事処はまだ営業前だった。考えてみれば、前回は営業終了時間の15時半を過ぎていたので入れなかった。ここの食事処に入るのは意外と難しい。

079 つたの湯でひと風呂。