カミさんが上野公園の入場予約券を手に入れたから一緒に行かないか、というので付き合うことになった。もちろん、カミさんの狙いはパンダのシャンシャンである(2020年12月31日までに中国に返還することになっていたが、その後、返還期限が2021年5月31日まで延期され、更に2021年末延期されるらしい)。
動物園の正門へ行くと、結構な行列が出来ている。15分単位で予約時間が分けられているのだから、並ぶ必要が無いかと思っていたのに皆、ちゃんと並んでいる。しかも随分長い。とても一番後ろに並ぶ気も起らないので、列が動き出してから後ろに付く。恐らく、この行列のほぼ全てがパンダ目当てだろう。皆さん、一刻も早くパンダを見たいらしい。
ウィズコロナ時代で予約制になっても、パンダ(特にシャンシャン)舎に集まる人の数はビフォーコロナとちっとも変っていないようだ。シャンシャンがいるパンダ舎には2つの列が出来ている。一つ目は正門を潜ったそのままの列で、もう一つは2回目も見たい人の列。前者は立ち止まってはいけないルールになっていて、後者はその制約が無い。当然ながら、後者は超長い列になっている。
偶々かも知れないというか、往々にしてあることだが、1回目の時はシャンシャンは木の上で器用に寝ていてピクリともしない。2回目の列は、そのまま並ぶ気も起らない程長いので、リーリーとシンシンがいる、西園に新たに出来たパンダ舎に行ってみる。同じように考える人が結構いるので、シンシンにも人が群がっていた(リーリーは昼寝中だった)。西園を出てから正門に戻る途中、パンダ舎を横目に見たが、2回目の行列は益々長くなっているようで、またにしようと門を出る。
ちょっと遅くなった昼食を喰いに池之端へ行く。入った店は、眞巴石(しんばせい)という中国火鍋料理の店。60席もある大きな店だが、先客も後からやって来た客も無く、我々二人だけの完全貸切状態。中国系店員3人が暇そうにしてた。具材を適当に注文したら物凄い量。でも薬膳と四川の2種類のスープのせいか、意外にペロリと全部食べられた。すっかり温まった。

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