「天空の湯」のラウンジは、コロナ対策のせいかその前からなのか分からないが、畳敷き&座卓のスペースがなくなり、全てテーブル席になっていた。これは、この頃の日帰り温泉業界全般的な傾向。おばさん、おじさんが、大広間でトドのように寝っ転がっている姿はもうすっかり絶滅危惧種である。
各テーブル席の前後左右は×点マークが貼られているので、4人掛けのテーブルだったら2人までがOK、我々は7人だったので、6人掛けテーブルでも3つ必要な状況。そこまでしてここでゆっくりしたいという輩はいないのか、ほぼ我々だけの独占状態。おかげで自ずから「密集」状態にはならず、のんびりできた。
このまま帰るという菊丸、との~、のんちゃんが乗る電車の時間に合わせ、残り4人もとりあえず出る。「何処かでワインを呑もう」という話になり、3人が乗ったタクシーを見送ったあと、我々が向かった先はぶどうの丘のてっぺんにある「展望ワインレストラン」だ。前回は、シャトー・ルミエールのワインまつりのあと寄って以来だから、いつの間にかもう6年ぶりになる(前回はこちら)。
もう午後3時を過ぎていたが、4時半まではティータイムとして営業中。ティータイムでも、ワインやら料理やらを頼めるところがこの店のいいところ。尤も、ここでワインが呑めないなんて、あってはならないことだ。店内はそれなりに広いが、先客は若いカップルひと組だけ。ここも「密集」とは全く無縁だ。
先ずワインリストを頼むと、流石にここはズラリと勝沼のワインが並んでいる。その中から、個人的には呑んだことが無い「マルサン葡萄酒」のメルロー・プチベルド(2,970円税込、以下同様)をチョイス。勝沼でプチベルド種に出会うことは珍しい気がする(しかも自社畑産らしい)。思いの外フルボディで、コスパは申し分ない。つまみは、ソーセージ盛り合わせ(1,485円)、チーズ盛り合わせ(1,210円)、サラダ(990円)、ビーフシチュー(2,750円)。ライスが食べたいWoodyさんはカレーランチ(1,650円)。偶にはリッチにやるのも悪くない。

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