「座禅温泉」に入っていっぷくしているうちに、「ペンションてんとう虫」のご主人がマイクロバスで迎えに来てくれる。片品村のペンション村からここまでは小一時間かかるので大変だろうが、割とこのペンション主(小生よりもひと回り以上ご年配)は運転好きで、しかも話好きのようである。Woodyさんが助手席に乗って話し相手を務めてくれる。
沼田と日光をつなぐ国道120号線は、以前から日光や尾瀬の山へ通う際にはよく利用している。「日本ロマンチック街道」とも呼ばれているこの街道沿いには、いつもりんごを初めとする果物の簡易即売所が並んでいるのを目にしていたが、今は季節ではない。
その代わりかどうか、今回は焼きトウモロコシの店がやけに目立つ。この谷沿いにある畑で果たして美味いトウモロコシが育つのか。ペンション主の曰く、売っているトウモロコシが全て地産かどうかは定かではなさそうだった。
「ペンションてんとう虫」は10軒ほどありそうなペンション村の一角にあり、占有のテニスコートもあった。上州武尊山の麓に広がる台地で、夏もそれなりに涼しそう。その頃にはテニス好きが、そして冬は冬でスキー客がやってくるのだろう。この季節は閑散期なのか、今日の泊り客は我々だけとのこと。部屋は2階、洋室(ベッド)だが結構広くて座卓もあるので、酒と肴を広げて夕食までしばし山談義。
やがて夕食の時間。今宵のメインディッシュはビーフステーキ。それ以外にも色々並ぶので、やはりご飯には手が出なかった。秋刀魚は新潟で仕入れてきたとのこと、ここまで来ると日本海の海の幸は意外に近いのだ。
明日の朝食は何時にしますか、何時でもいいですよ、と女将さんが仰るので、お言葉に甘えて5時半にしてもらった。4時半に起きるとすれば普段と変わらないのでまだ、寝るには早過ぎる。また部屋に戻ってちびちびとやった。

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073 生ビールで乾杯。

072 1日目の夕食。

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