自宅PCで利用中の「カシミール3D」の地図を、20万分の一ぐらいの縮尺で俯瞰すると、関東平野の西側、即ち丹沢山塊、道志山塊、中央線沿線、大菩薩連嶺、奥多摩、奥秩父、奥武蔵には、踏破済みトレースが網の目状に引かれている一方、疎らな山岳地帯や全くトレースが無いエリアも数多く点在する。自ずと行動パターンは偏っている訳だ。
全くトレースが無いエリアの多くは、公共交通機関によるアプローチが難しいところで、中でも諏訪湖の北から松本市街の東側へ広がる地域は、総じて標高は2,000mぐらいある割に著名な山が無いせいか、霧ヶ峰や鉢伏山を除けば踏み入れたことが無い。そこで今回はそのほぼ中央に位置する三峰山に登り、鷲ヶ峰までトレースしてみることにした(山行記録はこちら)。
「三峰茶屋」でタクシーを降り、登り始めて直ぐ気が付くことだが、三峰山には見事に立木が生えていない。シュールレアリスムの絵に出てきそうな、現実さに乏しい山だ。天気さえ良ければ素晴らしい景色が広がっているだろうと想像できるが、今日は生憎の空模様。またの機会に期待したい。
この後は、笹原だけでなく北八ヶ岳や奥秩父を彷彿させるシラビソの林や、奥多摩のような広葉樹林など、変化に富んでいて、天気がいまいちでも飽きさせない。我々以外、ハイカーはあまり見かけない。僅かに出会うのは、恐らくは何処からか駐車場からの往復パーティーばかりで、縦走する輩はいないようである。花の季節でも紅葉の季節でもないので、ハイカーが少ないのは当然かも知れないが、それでもここは穴場と云えるかも知れない。大いに気に入った。
鷲ヶ峰から下り始めると、ガスに包まれた八島湿原の方からなにやら放送が聞こえてくる。そこだけはしっかり観光地で、サンダル履きの若者連れや家族連れがマイカーでやって来ていた。そんな喧騒を避ける様に、「八島山荘」内の誰もいない食堂に入り、生ビールを呷った。タクシーが登ってくるまで時間があるので、ついでに売店で「麗人」を買ってちびちびやった。

16 あそこが山頂か。

20 飛んでいるのはアキアカネとツバメ。

32 左手は落葉松林。

34 すっかり見通しが得られ無くなった。

53 何だか奥秩父?

59 真っ白な鷲ヶ峰。

61 晴れていれば、八島湿原が見えている?

64 八島湿原。

68 何となく入り難いので・・・

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