白駒池から下りて、八千穂で時間を潰したあと、11時30分発の気動車に乗る。まだ汗を流していないので、何処か立ち寄り湯に入りたい。何度も調べていることながら、佐久界隈ではいくつかの選択肢がある。手っ取り早いのは佐久平駅に近い「佐久平プラザ21」の中にある健康ランド。ここは4年前に入ったことがある。交通の便も良いのだが、まさに健康ランドなので田舎の情緒が無い。
他に佐久平には、車が無いと行けない「みはらしの湯」とか「あさしな温泉 穂の香乃湯」とかある。何方にしようかと考えていたが、その後のことも考えれば小諸界隈にした方が良さそうだと思い立ち、だったら一度泊まってみたかった「中棚温泉」に寄ることにしてみた。ここは島崎藤村ゆかりの宿として有名である。
小諸駅からタクシーで行ってみると、建物は千曲川の河岸段丘の縁に建っているように見える。玄関に入って立ち寄り湯を所望すると、丁度先客が入っていて混んでいるとのこと。だったらラウンジでビールでも呑んで待つかと、荷物を預かってもらったりビールを注文したりするうちに、女湯がOKとなり、それから暫くして男湯もOKとなったので、結局ビールは後回しにして風呂場へ向かう。
風呂場は離れにあって、しかもちょっと登ったところにある。千曲川でも見下ろせるのかと思ったが、どうやら見えそうにない。湯屋に入ってみると、脱衣所の隣に洗い場と湯舟が見える。つまり仕切りが無い。これは葭之池温泉と同じで珍しい造りだ。
しかもここの脱衣所は畳敷きと珍しい。濡れた足では憚れるが大丈夫なのだろうか。さらに扉の奥に露天風呂もあった。こちらはややこじんまりしている。何方かと云えば、内湯の方が良い感じ。汗を流し、さっと入ったつもりだが、後から後からなかなか汗が止まらない。
ラウンジに戻り、お預けとなっていたビールを呑んで、漸くひと心地ついた。それにしてもいい雰囲気の宿で接客も申し分ない。是非、次は泊りで来たい。

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