久しぶりにまた近所の「ルーチェ」で軽く一杯やることにした。一応電話予約をしてから入ってみたが、結果的に我々ひと組だけの貸切状態。これを狙ってできるものならば、ウィズコロナ時代としては、申し分ないシチュエーションが得られるが、現実はなかなか難しい。料理も接客も申し分ないし値段もリーズナブルなのに何故か全く人気が無く、しかし不思議と潰れない店でもあれば別だが、そんな都合がいい店なんて有る筈も無い。
今はウィズコロナ時代、ここ「ルーチェ」もテイクアウトをやっているし、元々キッチンカーを保有している強みもあって、この頃は出張調理まで始めたようだ。店も単に来客を待つだけの時代は終わったようだ。
いつものように駆け付け生ビールに合わせるのは「真鯛のカルパッチョ」。ビールのあとは、今日は赤ワインにしてみる。店のお勧めはテッレ・カサリ(TERRE CASALI)、モンテプルチアーノ・アブルッツォのDOC。全体的に程よくまとまった感じのミディアムボディだ。
これに合わせて料理は、「こだわり卵のスクランブルエッグ赤ワインソースとサマートリュフ添え」、「千葉産いも豚のソテーバルサミコソース」、「龍泉洞黒豚とフレッシュトマトのタリアテッレ」にしてみた(豚肉がかぶってしまったが、産地の違いを堪能できた)。
この店に来ると何かの料理(たいていの場合、パスタ)に驚かされるのだが、今日はやはり「こだわり卵のスクランブルエッグ赤ワインソースとサマートリュフ添え」。黄身の色が随分赤いのでスクランブルエッグにトマトソースでも加えているのかと思ったら、そういう卵なのだという。これにたっぷり掛かっているサマートリュフがまた美味かった。

DSC_0400

DSC_0401

DSC_0403

DSC_0404(1)

DSC_0405

DSC_0406