「ペンションすずらん」に泊まった翌日は、予報通りに朝から本降りの雨。梅雨の最中なので元より覚悟の上だ。今日行く日川尾根は晴れても降っても余り変わらないので(雨でもそれなりに楽しめるし、天気に関係なく行き来するハイカーは少ないので)、朝食をしっかり摂ってから8時半に出かける。
下日川峠まで上がる林道が地味にキツイだけで、後はアップダウンが程よく繰り返される。イスカが集まるというアカマツ林は、今は季節ではないのでイスカもそれを狙うカメラマンも皆無。富士山が目の前に見えるポイントは、すっかりガスっていて直ぐにそことは気付かない。
「かくれっ窪」を探してみたが見つからず、また次回の宿題となる(たぶん、もうちょっと林道を西に進んでみるべきだった)。境沢ノ頭は晴れていると遮るものが無くて暑いが、今日は梅雨寒むで逆にのんびり出来ない。今日もネジキの花が咲いていた。しかしこの時期、花と云えばヤマボウシだ。噎せ返るような緑の中に、ぽっかりと白い花が浮いて見える。
時々目の前を横切ったり、警戒鳴きが聞こえたりと鹿が目立つ。久しく人がいなかったせいだろうか?三角コンバまで来たら、後は勝手知ったる尾根径を境沢橋まで下るだけだが、トラバースする箇所が意外と荒れている。地形の記憶を頼りに進むと果たして道標があり、そこで折り返せばやがて林道に降り立つ。ここから「やまと天目山温泉」まで単調な車道歩きなので、途中、天目山栖雲寺に寄り道してみる。武田氏終焉の地として有名だが、自然そのままの石庭が見応えあってちょっと驚いた。
「やまと天目山温泉」は調べてみれば2014年6月以来、いつの間にかもう6年前だ。さっぱりしてから食事処へ行ってみると、テーブル間隔が随分広がっていてソーシャルディスタンスがたっぷり。これじゃ従業員の給料だって出そうにない。大丈夫か。

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