ウィズ新型コロナ山行第2弾且つ奥多摩の重箱の隅を穿る山行第2弾は、奥多摩の三ノ木戸山。はっきり云ってこんな山、今まで地図上でも気にしたことが無い。改めて地図を見る限り、石尾根縦走路から僅かに外れているので、きっと登ったことはないのだろう。石尾根を末端の奥多摩駅から登るのは、恐らく高校1年生の夏山トレーニング以来のはず。つまり45年ぶりということになる。そのときもたぶん、三ノ木戸山はスルーしたはずだ。
何故この山かと云えば、先週(頭窓山~三ノ戸山)と同様、東京都、埼玉県及び神奈川県内で(基本、県外移動が自粛されているため)バスを使わず駅から登れる山で、余り人に踏まれていない山は無いか、と地図を舐めるように俯瞰した次第。出来れば、個人的に初登頂であればなお良い。
三ノ木戸山は何れの条件にも合致した山で、人気の石尾根上にある点はややマイナスながら、石尾根を上り下りするハイカーはあっても、昼頃に三ノ木戸山あたりを彷徨くような輩は少ないだろうとの読みも働いた。結果的に、山中で出会ったのは単独行1名、トレランのグループ1つと、法面工事現場での警備員1名だけで、ほぼ読み通り。
三ノ木戸山は縦走路から僅かに外れているだけなのに、果たしてひっそりと静かなる山だった(山行記録はこちら)。昼寝でもするのに良さそうである。このコースを歩いたことも、鷹ノ巣避難小屋に泊まって以来16年ぶり(その時は逆コース)、唯々懐かしい。
時間が早かったので、もうちょっと石尾根を登ってから引き返す。防火帯は解放感が気持ちイイ。帰路は十二天尾根を林道まで下りたら、あとは不老林道を辿るだけ。法面工事現場に戻り、急階段を下りて日原街道に出れば、いつもの日帰り入浴「玉翠荘」には14時過ぎに到着。
若旦那に訊けば、2週間前から再開したとのこと。入浴料はタオル付800円になっていた。男風呂は先客1名、あとから2名組。脱衣所で、これから風呂に入るのであれば洗い流せば済む感じだが、風呂から上がって着替えている際に「密」になるのはやや気がかりだ。

01 石尾根の登山口がここ。

03 奥多摩駅前のシンボル、愛宕山。

05 振り返るとゴンザス尾根。

08 羽黒三田神社。

20 ここにも神社。

24 癒しの緑。

30 本来の道は抉られて赤土が露出しているので迂回。

34 三ノ木戸山はここを左に上がる。

35 三ノ木戸山に到着。

39 まだ時間が早いのでもうちょっと先へ行ってみる。

41 気持ちが良いところ。

43 左端に踏み跡。

55 大岳山に向かって下る。

64 この辺りがちょっと急降下。