今日も江戸川堤防の散歩。江戸川は河川敷がそれなりに広いせいもあって、サッカーコートや野球場が何面もあったり、ちょっとした森が広がっているところもあってなかなか多様である。江戸川を下ると左は船橋、右は市川。船があれば、河口まで1時間ぐらいで行ける筈。出来たら水上バスでも走らせてくれないかなと思う。
堤防を歩いていると、長閑な気分になってくるが、行き交う人はだいたいマスクをしているので、やはり以前とは違う日常なのだと気が付く。
コロナ禍で世界は一変したが、考えてみれば有名なペスト禍は、14世紀に全世界で死者約1億人、中国の元の人口が半減したというから、今のコロナ禍の比ではない。一方、コレラ禍は日本だけでも江戸から明治時代にかけて数10万人が亡くなったらしいし、スペイン風邪も明治時代に日本だけで約40万人、世界ではmin1,700万人、max1億人が亡くなったということだから、人類はこれまで何度も感染症の大波を受けてきた訳だ。しかもこれらはメディアが殆ど無いか不十分な時代なので、一般民衆の閉塞感は想像を絶するわけで、それらに較べればいまの我々の状況はかわいいものだと思い付いた。
三郷放水路(中川から江戸川への放水路)と合流する地点で散歩を終了し、ランチを食べに最寄りの「大膳」に入る。先客は誰もいない。先ずは生ビールと焼き餃子を注文。今日は陽気が良いのでビールが一段と美味い。ここの餃子は大振りなので、ひとり2個で十分。他にエビチリ、青椒肉絲、八宝菜など定番料理を頼む。
ビールばかりでは腹が膨れるので、冷えた白ワインも注文。料理はどれもこれも、この辺りの町中華とは全然違う。まだもうちょっと食べられそうだったので、チャーシューを注文すると、お洒落な盛り付けで出てきた。味はやや甘め、シンガポールやクアラルンプールのチャイナタウンで食べた、ポークジャーキーを思い出した。

DSC_0278

DSC_0270

DSC_0268

DSC_0271(1)

DSC_0272(1)

DSC_0273(1)

DSC_0275(1)

DSC_0276(1)

DSC_0277(1)