思い立って、伊香保温泉へ行ってみることにした。忍び寄る新型コロナが気になりだしたものの、車の移動ならば多少はリスクが少ないだろうと、カミさんの車に乗って出かける。車移動ならば早出が原則かも知れないが、今日は3連休の最終日、高速道路の混み具合も大したことは無いだろうとゆっくり出る。
駒寄ICを出たところで既に11時半を回っていて、先ず何処でランチにしようかと考え始める。そして、ここまで来たのだから水沢うどんでも手繰ろうかということになり、下道を北西へ。途中、「船尾瀧」を醸す柴崎酒造があるが、今日のところは取り敢えずスルーして先を急ぐ。その先には「命と性ミュージアム」だとか、「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」や「珍宝館」など、怪しい施設が並んでいる。
水沢に近づき両側にうどん屋が見えて来ると、何処の駐車場にも車がいっぱいで、店の前には入れない客が群がっている。(自分達のことはさておき)新型コロナ自粛なんて皆、頭に無いのか。これはしまった、ちょっと読みが外れた、やはり三連休のせいかと思いながらも、比較的空いていそうな「田丸屋」に入ってみることにした。
入口を入ると、待合スペースには人が溢れていて「2密」ぐらいな状況に見える。受付で順番待ちするための紙に名前を書くと、ざっと20組が待ちの状態と判る。やれやれと思いつつ、外や店内の空いたスペースなどへ移動しながら待てば、およそ20分後に呼び出される。1分でひと組とは、意外に回転が速い。ここは座席数が200もあるというから、テーブル数がその4分の1の50あると仮定すれば、客の平均滞在時間は50分。そんなものか。
店内のテーブル席へ案内されると、中は結構、ゆったりとした造りだ。カミさんに失礼して、群馬のクラフトビール、KAWABA IPA(900円税別、以下同様)をいただく。つまみには、こんにゃく玉(500円)、青菜のお浸し(500円)、かき揚盛り合わせ(600円)を注文。そして締めは、もりうどん・二色つゆ(1,000円)にした。総じて高めな観光地料金設定だが、うどんはコシがあって喉越しも良く、なかなか美味かった。隣の「始祖・清水屋」と同様、客が集まるだけのことはある。ちなみに、水沢で最も手広くやっているのは「大澤屋」だ。次はその繁盛の理由を探ってみるのも一興かも知れない。

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