「中屋別館不動閣」で西吾妻山登頂の祝杯を挙げたあと、宿のマイクロバスで米沢駅まで送って貰う。みどりの窓口では、丁度やってくる米沢駅16時38分発の山形新幹線つばさ150号の切符を購入でき、しかも上手い具合にボックス2つ並べて席が取れた。さっそくKIOSKで呑み物、土産物などを買い込んで乗車。との~から地ビール「山形ビール」をふるまっていただき、また祝杯。
ところで毎度感じていたことだが、JRの特急列車の座席を廻して向かい合わせにすると、東武特急や小田急ロマンスカーの場合と違って背凭れに付いたテーブルが使えなくなり、辛うじて窓の下の張り出しだけがテーブル代わり。
でもこの大きさでは酒やつまみを並べるには甚だ不便だし、汁が滴るつまみだと置くこと自体も不安定で気になる。このような厄介さは我々だけが感じている訳ではないのは確かだし、きっとそのうち誰か気が利いた奴が、JRのどの車両にも合うような携帯式テーブルを開発して売りに出さないか(或いは貸し出さないか)とずっと妄想し続けていた。
そこで話はちょっと遡り先日、雪の蔵王を登りに行って敗退したときのこと、こんなことがあった。東京駅6時12分発山形新幹線つばさ121号新庄行に、大宮から乗り込んでみると、向かい合わせの4人が通路の両側で2組、都合8人が、まさに妄想していたようなテーブルを夫々持ち込んで朝から宴会の真っ最中。チラッと見ただけでも、テーブルの上には酒、乾き物だけでなく刺身盛り合わせまで並んでいる。
その後、彼らが赤湯駅で降りたので見ていると、どうやらキャンプ用の可搬式テーブルを持参してきたようだった。自家用車による移動ならばどうと云うことも無いが、あれを電車に持ち込むとはかなりヤル。相当の吞兵衛集団だとお見受けした次第。しかし、我々山登り集団があのようなテーブルを担いでくる訳にはいかない、彼らを見送った我々の眼差しはきっと羨ましげだったに違いない。

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