「沖正宗ブティック」でワイン醸造所の見学と、日本酒及びワインの試飲をしたあとは、そろそろランチタイム。またタクシーを呼んで向かった先は「上杉伯爵邸」。それこそ3年前に西吾妻山を敗退した際、「上杉伯爵邸」に予約無しでは入れないとフラれたことがあったし、アユラシからも「上杉伯爵邸の献膳料理はお勧め」だと聞いていたなおちゃんが、今日の登山中止に伴い早速電話を入れてくれてたので、西吾妻山よりこちらの方が先にリベンジとなった。
着いてみると、玉砂利に導かれて古式ゆかしい建物へと案内される。なかなか立派で、ここを料亭にしたのはいい考えだ。庭木には(上杉鷹山公の胸像ですら)全て雪囲いがなされているが、肝心の雪は欠片もない。決して雪の季節が終わったわけではなく、タクシーの運転手曰く、今年は異常に雪が少なかったのだそうだ。
部屋に通されると、畳敷なのだがテーブルに座るスタイル。それにしても部屋がやけに広いのに、いるのは我々だけという状態(後からひと組やってきた)。今日の天気がいまいちのせいなのか。
8人揃って、献膳料理(2,000円税別、以下同様)を注文。でもその前にビール(中瓶750円)で喉を湿らせる。今日は朝から出端を挫かれ、一滴の汗も掻いていないのでビールの美味さはいまいち。ついでに日本酒(上杉伯爵邸オリジナル吟醸「殿様の酒」300ml、1,200円)も頼んでやけ酒らしく呑む。
目当ての献膳料理はご当地料理が並んでいて、見る目にも味わう舌にも楽しめる。中でも一番気になるのは「うこぎご飯」。うこぎは上杉鷹山が栽培を奨励したという植物で、これも3年前に米沢に来て知った。今でも、旧家の生垣や通り街路樹として植わっているのを見ることが出来る。食べられるとは聞いていたが、実際に食べるのは初めて。口に入れてみると山菜のような、仄かに苦みを感じた。


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