東武日光から乗車した「特急きりふり284号」は、北千住駅に15時52分着。まだ時間が早いので、ちょっと寄り道しようと駅を出て旭町商店街(今は大学通り、だっけ?)を東へ。いくつか目当てを考えていて、その中で入ったことが無い「さかづきBrewing」というクラフトビールブリュワリー兼ビアバー(いわゆるブリューパブ)の店に行ってみた。
場所は商店街を右に入ったところ。細い路地を一寸入っただけで、途端に静かな住宅街になる。そんな場所にあるので、やや判り難い。店に入ると、まだこんな時間だというのにほぼ一杯。特に若者率高い。オジサン、オバサンはいない。で、ちょっとだけ狼狽えたが、何とかひとつと空いていたテーブルに収まった。
昨今、またクラフトビールの波がやってきているようで(何らかの規制緩和があったのか?)、思ってもみなかった場所にブリューパブが出来ていたりして吃驚する。ビールの9割以上は水だから、美味しい水が得られる場所じゃないとブリュワリーは無理なのかと思っていたが、都内でも雨後の筍の如く(比喩が古いね)出来ていて、ここ北千住の「さかづきBrewing」もその一つだった。しかし考えるに、マスプロ的大手ビールメーカーと違って、クラフトビールメーカーは製造原価に占める水の価格は相対的に低いので、元が水道水だったとしても、浄化に多少金を掛けても構わないのかも知れない。尤も、昨今の水道水はオゾン殺菌とか高度な浄化をしているので、ビールの味にさして悪影響は無いのではなかろうか。閑話休題。
ビールの種類が結構豊富で迷ったが、先ず「いぶき」(650円税込、以下同様)を呑んでみる。かなりガツンと来る香りと味。トラピストビールのようだ。2杯目は「初心不忘ヴァイツェン」(650円)。これもスモーキーな感じで個性的。つまみはソーセージ盛り合わせ(1,300円)と千住ねぎホイル焼き(780円)。ビールに良く合う。他にも色々あるが、とても食べ切れないので残念。次は絶対、腹ペコでやって来たい。(この店は現在、北千住駅の西側へ移転している)

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