「西ノ河原露天風呂・ビジターセンター」でまったりしているうちにもう12時。昼飯時だ。湯畑へ行ってみると見渡す限り人、ひと、ヒト。しかもみんな若い。オジサン、オバサンは少数派。卒業旅行で草津に来る学生も多いと聞く。今はそんな時代なのか。そのおかげで、ランチは草津でしようといくつか事前に調べておいたのだったが、行ってみると悉く行列が出来ていて、並ぶ気も起らない。
でもそんなことを云っていると喰いっぱぐれる、最も行列が少なそうな「銀の鈴」という蕎麦屋に入ることにした。「6人で」と云うと、先ずは2テーブルに分かれて席に着いた後で調整してくれると女性店員。でもその後で、並んでいたテーブル席が空いたので、3人がそちらに移ろうとすると、年長女性店員が「伝票が変わるのでそんなは対応できない」とけんもほろろ。面倒なことはお断り、それがいやなら出て行ってもらっても結構と云わんばかりの物云いで、結局、3人ずつで2つのテーブルのままとなった。人気観光地の飲食店はとかく強気だ(ウィズコロナの時代でもその強気のままなのか興味がある)。
ともかくも生ビールで乾杯。つまみには牡蠣のオイル漬け、もつ煮込み、おでんなどを注文。牡蠣はぷりぷりで美味かった。扉付近には入店待ち客が溢れそうになっていて、何となく落ち着かない。締めの蕎麦は、機械打ちのごく普通なのど越しでちょっと残念。
我々は大抵の場合、山の帰りには人出が少ない場所を選んで出かけていることが多いので、このようなマスプロ的な飲食店がこの世の中にも残っていたのかと、ある意味、新鮮な体験だった。これと同じような状況は草津だけでなく、伊香保とか熱海、箱根でも見られるのかも知れない。これからの山行計画は、より一層慎重にしたい。

DSC_1806

DSC_2808

DSC_2809

DSC_2813

DSC04274

DSCPDC_0001_BURST20200223124552506_COVER

DSC_1804

DSC04276

DSC04277

DSC04275

DSC04279

DSC04278

DSC04281