今週の山行は、久しぶりに箱根の山。個人的に箱根の主だった山は登り尽くしているので、これから行くとすれば、未踏の尾根のトレースを目的としたプランがメインとなる。ということで、今回は箱根外輪山の西側北半分、湖尻から乙女峠までを辿ることにした。最高峰は標高1,156mの丸岳である。
湖尻というと、箱根登山鉄道とケーブルカーとロープウェイを乗り継いで行くところ、という感じの場所だが、台風19号の影響で登山鉄道は長期運休中だし、小田原から仙石原へ抜ける道も閉鎖したまま。すると自ずから御殿場側からアプローチすることになるが、ならばいっそ高速で行ってしまおうとバスタ新宿発の高速バスを予約した。多少時間がかかる感じがあるものの、乗り換え無しで湖尻まで行けるのはやっぱり楽ちんだ。また次回もこの手を使ってみたい。
歩き出すと、予想はしていたが外輪山からは遮るものがない富士山が見えるのは、やはりここの一番のウリ。それともうひとつ感じることは、外輪山の内と外で随分景色が違うということ。外を見ると、箱根の山もかなり裾野が広いと判るが、内はまさにジオラマ、箱庭のよう。それを一遍に味わえるのは外輪山ならではだ。
乙女峠まで漫歩を楽しんだ後は、車道に絡みながら一気に下ると程なく御殿場温泉会館に到着。ぱっと見も中身もかなり素朴で昭和の香りがする。訊けば、3月末でいったん閉館するが(設備の老朽化が理由)、再開は未定とのこと(その後、HPを見れば令和4年10月頃に再開する見込みとのこと)で、今回はこの雰囲気を味わえる最後のチャンスか。
風呂場からは、銭湯の壁絵ならぬ、富士山のリアル壁絵が眺められ、さすが御殿場だと感じ入った。休憩所にも結構人が屯していて、昔のヘルスセンター(たぶん、死語)の雰囲気を彷彿させてくれた。出来ることならば、この雰囲気を保ったまま再開して欲しいがどうだろう。

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