今日の山行には不参加で「一福食堂に行けなくて残念」と云っていたWoodyさんから、演奏会で中野まで来ていて、終わったら立川までやってくると連絡が入ったので、然らばと我々も「一福食堂」を後にして上野原駅に向かう。
既に薄暮も過ぎたようだが、それでも空には微かに明るさが残っていて、鶴島御前山のシルエットが浮かび上がって見える。こんな時間帯が、上野原駅のプラットホームに相応しい感じがして好きである。突然、眩しいヘッドライトを放ちながらE353系が通過していった。
高尾駅で乗り換えて、立川駅で下車。改札口で首尾よくWoodyさんをピックアップ。さて何処へ行きますか、偶には「弁慶」だっていいと思うけれど、Woodyさんは「もう飽きた」と仰るので南口へ向かう。行き当たりばったりでいこうと、先ずは手近な「だるま」を覗いてみると、空いているというので入ることにした。
ここは、いつ来ても変わらぬ雰囲気で、なんとなくホッと出来る。リュックサックを入口付近に山積みしたら、もう競馬中継の時間ではないのでギャンブラーはおらず、一番奥のテーブルへ案内される。駆け付けビール(サッポロ黒ラベル大瓶630円税別、以下同様)で再会を祝して乾杯。
つまみは各自が好きなものを注文。だいぶお腹がいい具合の小生は、鯨ベーコン(580円)にした。でも腹を空かせたWoodyさんの為に、アジフライ(420円)も頼んだ。他にはカツオたたき(???円)、厚揚げ(330円)など。料理はどれも昭和な味。昭和といえば、神田の「大越」も、稲田堤の「たぬきや」も、高尾の「あさかわ食堂」も(最近で云えば所沢「百味」も)無くなってしまった。ここ「だるま」はいつまで残っていてくれるだろうか。

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