伊豆の山旅&海の幸忘年ツアーは、三島駅前の食堂「源氏」で締めくくり。「源氏」に入る前、「極楽湯」で湯上りビールをやりながら帰りの足を調べてみた。帰りは往路と同様、新幹線「こだま」に乗ってさっと移動するのが普通だろう。
この時間であれば、三島14時54分発の「こだま724号」がちょうど良いか。東京駅着は15時48分で所要時間は54分。帰るには早過ぎるきらいもあるが、まあこれで行こうか、と思った一方、在来線の特急「踊り子」だったらどうだろうと調べてみると、14時46分発の「踊り子110号」があり、東京には16時32分に着く。こちらは所要時間1時間46分とほぼ2倍かかる。
でもこれだったらWoodyさんは横浜駅で降りればいいし、のりちゃんも川崎駅が都合が良いはず。料金は320円しか違わない(「こだま」利用で4,800円、「踊り子号」が4,480円)が、急ぐ旅でもないし、在来線をトコトコ帰るのも乙かも知れない。皆に諮れば全員一致でOKとなった。
念のため、「源氏」で呑んでいる最中に目の前の三島駅みどりの窓口へ行き、切符を購入。自由席にする手もあったが、「踊り子号」は修善寺始発なのでそれなりに客が乗っている可能性も考えられたので、指定席を購入した。
「源氏」で腹一杯になったあと、時間になったので三島駅へ。ホームで待っていると、伊豆箱根鉄道駿豆線から乗り入れ線を辿ってJR185系がやってきた。もうこの型式は定期運行していないと思っていたが、まだ現役だった。いまどき希少価値がある、「窓が開く特急車両」である(今は冬なので開ける気はしないが)。ホームにはそれなりに乗客がいたが、乗ろうとしている輩はほぼいない。乗ってみると、我々の指定席車両には誰もおらず、途中の駅からも誰一人乗ってこなかった。修善寺発の「踊り子号」って、これが普通の状態?

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