秋田駅には定刻通り11時25分到着。すでに3時間以上飲み続けているというのに、とりあえず昼飯を喰おうという気になるから不思議だ。秋田となれば、たとえ昼だろうと夜だろうと、夏だろうと冬だろうと、きりたんぽ鍋かしょっつる鍋を喰うのが正しい旅行者の姿のはずだ。
一応、幹事を仰せつかっている身として事前リサーチしたところ、駅から徒歩圏内にその手の店がいくつもあると判った。その中に、以前、東京・丸の内の支店に入ったことがある(そのときのレポはこちら)「本家あべや」があったので行ってみることにした。ここは確か、比内地鶏生産者の直営店とのことだった。丸の内の店とどう違うのかを確認してみたいというのもちょっとあった。
場所は、「エリアなかいち」という名の複合施設の一角。ここには飲食店を含む商業施設以外に県立美術館もある。何処もピカピカなので、秋田にやってきた雰囲気がしない。やはりもうちょっと頑張って歩いて(酔っ払いオヤジを宥め賺しながら歩かせる必要があるが)繁華街の「川反」辺りの店にすれば、それなりに風情があったかも知れないと少々反省。幹事の悩みは尽きない。
結構、客が入っていたが、上手い具合に5人座れる席は空いていた。メニューを確認し、流石に一人一人前は難儀だろうと、比内地鶏きりたんぽ鍋(一人前2,340円税別)を三人前頼むことにした。しかし出てきた鍋を量見る限りそれ程ではない。やはり比内地鶏はブランド品なのだ。そう云えば、丸の内支店で喰ったときにもそんな感じだった。すっかり忘れていた。
量はともかく、味はと云えば出汁が良く出ていて濃厚だ。この出汁だけで酒が呑めそうである。どうやら味も本店と支店とでは違いは無さそうだ。でもやはり、本場で喰うきりたんぽ鍋は、会社帰りに東京で喰うのと違って、美味さはひと味違うと知った。

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