大峰奥駈3日目、「小仲坊」がある「前鬼」はまだ俗界ではないので、俗界の出口にある前鬼口バス停まで2時間半の道程を歩かなくてはならない。バスの時間は7時31分だから5時頃には宿を出なくてはならないな、などと話をしていると、それを聞いていた五鬼助さんから「今日は振替休日なのでそのバスは無いですよ」と聞いて吃驚!迂闊!
さらに、あるのは15時22分発なので(1日1本だけ!!)、それまで日帰り温泉でゆっくりしていけばとアドバイスを受ける。が、どうあっても今日中に帰らなくてはならない。さてどうするかとあたふたしていると五鬼助さん、タクシーがあると仰るが、こんな山の中に来るのかと半信半疑。
正確にはタクシーではなく、NPO法人による「過疎地有償運送」というもので、公共交通機関が不十分な地域での足を提供しているとてもありがたい存在。藁にもすがる思いで五鬼助さんに電話をお願いし(電話が繋がるのでやはりここは俗界か)、事なきを得た。
近鉄・大和上市駅までの運賃(ではなく過疎地有償運送事業会員登録料+有償運送利用料)は1台17,000円。うち登録料(5,000円)は年度毎なので、もし来年以降に来る時にはまた登録する必要があるが、それでも5人で割れば3,400円(ちなみにバス代は2,200円)、しかも「小仲坊」まで来てくれるので、一歩も歩かずに済んでかえって楽チンになってしまった。災い転じて福となる。禍福は糾える縄の如し。
大和上市駅に着いたら、阿部野橋行の特急までちょうどいい時間。駅前に土産物屋があったので覗いて見ると、美味そうな地酒があったのでゲット。ついでになんと缶ビールも売っていたので(ここは土産物屋兼KIOSKのようだ)勿論ゲット。特急に乗ったらさっそく、ありがたくプシュッとやった。

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