今回の「オヤジばっかり月いち居酒屋ツアー」は、偶には和食でも洋食でもない、エスニックなものにしてみようかと、インド料理をチョイス。東京にインド料理店は数多あり、その中からリピーターになりたいほど通った店も無いが、今回入った「ダクシン」は馴染みの店候補にしても良さそうなほど気に入った。
ここは本格的な南インド料理店とのこと。しかし、ひとくちに南インドと云っても日本人にはピンと来ない。大雑把に云って、キーワードは「肉」より「野菜」中心、「スパイシー」、「米」文化という感じだろうか。カレーとなると「ナン」を連想するが、「ナン」は「小麦」文化圏の北インドでポピュラー(とはいえ、ここ「ダクシン」のメニューにはちゃんと載っている)。サンスクリット語で「ダクシン」とはまさに「南」という意味らしい。ここは「ハラル」の店でもあるので、モスリムを招待するにも都合が良い。
呑みものは最初、生ビール(アサヒスーパードライ550円税別、以下同様)のあとはシャルドネ(ボトル3,800円)とダクシンハイボール(インド産ウィスキー540円)にした。インドのウィスキーも悪くない感じ。
料理は、玉ねぎと茹でたインド豆のサラダ(660円)、ラム・チュッカ(ラムと玉ねぎの炒め物、1,200円)、チキン・ティッカ(4個、1,000円)、インド風チキンから揚げ(900円)、ギラフィ・カバブ(チキンカバブ、950円)、ハイデラーバード・チャパ・ヴェプド(ハイデラーバード風魚フライ、1,000円)、マサラ・ドーサ(インド風じゃがいものクレープ、1,400円)、チキン・ビリヤニ(1,500円)、チェテナード・チキンカリー(1,400円)、キーライ・コットゥ(タミル風ほうれん草カレー、1,250円)、ナン(400円)と、4人でこんなに喰えるのかと思うほど注文(でもちゃんと喰い切った)。
それにしても、どれも大変美味。特に個人的にはチキン・ビリヤニは美味かった。ややコスパが悪い感じなので普段使いはしにくいとはいえ、僅かな経験しかないものの今までで一番美味かった店(除、インド本土)だと思う。また是非、大人数で来てみたい。

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