今シーズンの鮎を堪能したあと、もう主目的は果たしたの直帰してもいい。が、せっかくここまで来たのだからと、暑いさなかをちょっとだけ観光。柿田川でも眺めれば、多少は涼しくなるだろうと行ってみる。
柿田川は全長1.2kmしかない(直ぐに狩野川へと合流する)日本一短い一級河川とのことで、それだけでも十分珍しいが、水量のほぼ全てが湧水で、しかも湧水群が町の真ん中(国道1号線の直ぐ脇)にあるという、世にも稀な川である。実際に行ってみれば、湧き出ている場所からすぐ先でもう、滔々と流れる川幅が20~30mぐらいありそう、その豊富な湧水量にとにかく吃驚する。
水の流れを眺めつつ遊歩道をぶらぶら歩いてちょっぴりだけ涼しさを味わった後は、三島駅に戻ってまた喉を潤すことにした。場所は駅のまん前にある「源氏」という食事処。前回、三島に来たとき(沼津アルプスに登った帰り)にうなぎを喰おうと来てみたら、何故か閉まっていたので、その時は代わりに「すみの坊」に入ったのだった。
今回はちゃんと開いていた。さっそく入ると、左はテーブル席で右側が小上がり。昼さがりの割りに結構な賑わいだが、どちらも空いていたのでテーブル席に着く。先ずはビール。店のメインディッシュはうなぎ、しかし流石に鰻重は喰えそうにないので他を頼もうとメニューを開く。見れば、ここは昼間からやっている居酒屋という感じで、料理と酒が多彩だ。
頼んだのは、みしまコロッケ(1個200円)とうなぎコロッケ(1個250円)と生桜海老(720円)。この頃は、生桜海老は旬に限らず年中、喰えるようになったらしい。みしまコロッケとはどういう定義かと調べてみれば、箱根西麓でとれた三島馬鈴薯(メークイン)だけで作ったコロッケということで、特に見かけや味付けが変わっているという訳ではなかった。これで「三島名物」となるだろうか。
一方のうなぎコロッケ。こちらはこの店オリジナルのようで、確かにうなぎが入っている。コロッケ自体はそれなりに美味いが、その量は僅かなのでうなぎを喰っている実感はいまひとつ。250円じゃ仕方が無いが、ちょっと残念。

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