立山・室堂までやってきた。そもそもの計画では剣岳を登るつもりだったのだが、天気予報を見てさっさと諦め、その代わりに立山でも登るかと考えていたのに(山の記録はこちら)、バスターミナルの建物を出ると叩き付けるような土砂降り。これではせいぜい剣御前小舎の往復ぐらいが関の山、と諦め歩き出す。小舎までは3時間足らずの我慢だ。
幸い風はそれほど強くはない(≒飛ばされそうになるほどではない)が、豪雨で登山道は川のようになっている。雨具を叩き付ける雨音が煩い。ところが、「クライマーズ・ハイ」じゃないけど苛酷な環境になればなるほどアドレナリンかエンドルフィンがそれなりに分泌されるようで、大してめげることなくむしろこの状況を楽しみながら、思った以上に早く剣御前小舎に到着。
扉を開けて入ると中は静寂、ほっこり暖かい別世界。こういうときの小屋は心強い。登山客は見かけず、従業員も手持ち無沙汰な様子。荷物を整理し、濡れたものをさっさと乾燥室内にぶら下げたら、売店でビールをゲット、食堂で乾杯、グビっとやってまったりする。とても外が嵐とは思えない。
あとは酒をちびちびやりつつ、談話室で高校野球の決勝をのんびり見る。談話室は独占状態で、テレビもストーブも占有だ。明日は明日の風が吹くとばかり、今を楽しむ。甲子園の熱気と、外の嵐と、談話室ののんびりさとの対比が面白い。
やがて夕食の知らせ。結局、我々以外に9名がやってきたようだ。従業員数と大して変わらない。この天気にしては意外に多いというか、この時期にこれしか泊り客がいないというか。何れにしても、困難を乗り越えた先には恩恵が待っている。

008 室堂到着。土砂降り。

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024 ここまででずぶ濡れ。

025 でもこれがあればチャラ。

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032 夕食の時間。

033 今日の宿泊者は我々を含め12名。

039 【第2日目】朝食は5人だけ。

040 雨は止んだが風は強い。

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