「パノラマの湯」で折角さっぱりしても、ビールを呑んだせいか、茹だるような外に出ると忽ち汗が出て、熱中症で死にそうになる。甲斐大泉駅のホームで列車を待つ間も汗は止まらないが、やってきたディーゼルカーの中は涼しいのでまた生き返る。この時期、死んだり生き返ったりが忙しい。
小淵沢駅に着いて先ずは帰路の「あずさ」の指定席を確保したら、ちょっと遅めのランチタイム。小淵沢駅から歩ける範囲内の店となると、相変わらずあまり思いつく店が無いので、馴染みの蕎麦屋「雅」を覗いてみることにした。
駅から一歩出ると再び炎天下、また死ぬほど暑い。そういえばここを歩く時はいつも暑いなと思い出すと、まさに前回「雅」へ来たのは3年前のツルネ東稜敗退以来だと気が付く。無意識のうちに、暑かったら「雅」へ行こうか、となるのかも知れない。
暖簾を潜ると、ご主人に「蕎麦」はもう売り切れたので「うどん」しかない、それでもいいかといきなり問われる。女将にも念をおされる。が、このまま再び灼熱地獄に戻る気にはならない、上がらせてもらう。女将さんにとっては「蕎麦」は自慢のようだが、「うどん」はそうでもないらしい。
この店にはエアコンは無いが、耐えられないことは無い。風が一寸でも吹けばいいのだが、まだ昼下がり、そよとも吹かない。だったらビール(中瓶500円)を呑むしかない。
つまみには、板わさ(500円)、こんにゃく煮(500円)、玉子焼き(400円)、山菜天ぷら(1,200円)など、如何にも蕎麦屋らしいものを注文した。日本酒は、谷桜(1合500円)にした。冷した酒を竹徳利と竹猪口でいただくのが「雅」流。美味いものを呑んで喰っていると、暑さを忘れさせてくれる。
締めは蕎麦ではなく、うどん。この辺りでは「おざら」と呼ばれる、もりうどんが定番。手繰ってみるとつるつるでしこしこ、喉越しが申し分ない。これならば蕎麦が無くても不満はない。女将も、もっと自慢して良さそうだ。

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