「山のひだや」に泊まった翌日は、朝からシトシト雨。まだ梅雨なので仕方が無い、昨日、一昨日と降られなかっただけでも全くラッキーだった。もう上高地BTまで1時間の距離なので合羽は不要、スパッツと傘だけでのんびりと歩く。
雨に煙る梓川もなかなか乙だ。このような風光を、高村光太郎や芥川龍之介のように芸術作品へ昇華できない小生は、せいぜい下手くそな写真に撮るぐらいしか能が無い。
ちなみに、高村光太郎は上高地の清水屋に2ヶ月も滞在している(うち約1ヶ月は智恵子と滞在)ので、掛かりも馬鹿にならなかったはず。今の清水屋(上高地ルミエスタホテルは1泊2食付で3万円する)に泊まれば、約200万円も払うのかと下種な思いをしてしまう。尤も、雇われの身では2ヶ月も隠遁生活すること自体不可能。金銭的にも時間的にも(そしてもちろん才能的にも)、凡人には文人墨客の真似は出来ない。閑話休題。
今日は日曜日なので、生憎の天候でも行き交う観光客も多い。ガスが掛かって明神岳は見えないのだが、それでもここは緑は瑞々しく滔々と流れる水はあくまでも清らか、単に歩いているだけでもいい気分に成れるから不思議だ。
明神岳から連なる急峻な尾根を回り込めば、もうそこは上高地。河童橋には大勢の観光客が群がっているが、穂高岳はガスの中。我々は一瞥したらバスターミナルへ向かい、バスチケットと整理券をゲット。丁度待ち時間があるのでビールを一杯呑もうと、つい2ヶ月余前に寄ったばかりの「上高地食堂」にまた入った。今回選んだのは、穂高ビール・アルト(720円)、苦味とキレが程よく、かなり美味かった。

DSCF9213

DSCF9214

DSCF9215

DSCF9223

DSC02063

DSC02064

DSC_1134

DSC02065