居酒屋「風林火山」でしっかり呑んでしっかり喰って満足したが、まだ時間は早い。折角なのでもうちょっとだけ松本の夜を楽しもうと、ハシゴすることにした。ビールと日本酒はもう十分なので、ウィスキーにしてみるか。だったらここはどうだろうと入ったのが「シャンティ」というバー。
地方都市や田舎街でバーというと、何かと女性が傍につく店を想像するが、ここは真っ当なオーセンティックバーである。外装は白を基調としているので、バーというよりも小洒落たカフェという感じ。扉を開けると、中も白ではないが意外に明るい壁の色、淡いモスグリーンか。何れにしても、小生にとってのオーセンティックバーのイメージとはちょっと離れている感じ。
客は誰も居らず、カウンター内にバーテンダーのみ。我々が居るあいだに客は入って来なかった。まだ時間が早いせいだろうか。バーテンダーの後ろにはバーらしく様々な酒瓶が並んでいるが、イチローズ・モルトやジャパニーズ・ジンがいくつか置いてある。何れもこの頃の流行り。バーに入るのは久しぶりなので、どれも呑んだことが無い。
でも今日はウィスキーにしよう。思いつくのはアイラ・モルト。ボウモアにしようか、ラフロイグにしようか一寸だけ迷って、ラフロイグにしてみた。アードベッグ程でなくても、このヨード臭さを偶には嗅いでみたくなるのは何故だろう。
カウンターの中にいるバーテンダーは、飲み物を作る以外はじっとしていて、こちらから訊かれない限り寡黙である(巷には水を向けると途端に話が止まらなくなる輩も居るので、根っから寡黙かどうかは判らないけど)。小生にとっては饒舌なバーテンダーよりも遥かにマシ、むしろバーテンダーの鑑のようである。この店では、ウィスキーとじっくり対話が出来る。

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