初めて美ヶ原に登る。登ると云っても、最高峰・王ヶ頭の直下にある「美ヶ原自然保護センター」迄タクシーで上がれてしまうので、残り僅か20分歩くだけで到着。これは登山ではなく散歩。山頂付近には様々なテレビ局のアンテナが林立していて、甚だ景観が阻害され、かつ山頂が何処なのか分かり難い。
生憎の雨交じりの風が吹いているが、そんな天気でも意外に下界の眺めが良いし、レンゲツツジの花も多少残っているので気分は悪くない。王ヶ頭から西へ、ほぼ水平移動すると王ヶ鼻。ここは更に眺めが良さそうなところだが、今日は辛うじて松本の市街が見下ろせるだけだ。
王ヶ鼻からの下りは、ゆったり歩き易い九十九折の径。遊歩道と呼んでもいいくらい。コウリンカやバイカウツギが丁度、見頃だった。Google Mapによれば、車道に降り立ったところにキャンプ場があり、併設された店があるはず。車道に出て間もなく、果たして蕎麦屋「桜清水茶屋」がひっそりと木々に包まれて建っていた。
見掛けはかなり大きい古民家(訊けば、わざわざ移築したとのこと)。中に入ってもその通りにテーブルがいっぱい並んでいるが、客は誰も居ない。午後2時前なのでそんなものかも知れないが、それでも営業中なのがうれしい。
早速生ビールで喉の渇きを癒したら、つまみを注文しよう。この店は、一品料理が結構あるのでいくつか注文。中でも、シオデという山菜は初めて(???円)。女将さんに訊けば、わざわざ山菜の図鑑を持ってきてくれた。味は、見かけのようにアスパラガスに近い。さして腹も空いていないが、やはり締めにはもりそば(600円)を注文。細打ちでコシと喉越しはばっちりだ。
先ほどのキャンプ場だけでなく、立ち寄り湯も経営しているらしいが、どう見ても蕎麦屋が本業で、キャンプ場と温泉は副業に感じてしまう。こんなに良い蕎麦屋が、こんな山の中にあるのは驚き。この車道は冬は閉鎖してしまうので、自動的にこの店も休業。実に勿体無い。ここ「桜清水茶屋」は隠れた名店と云っていいと思う。

DSC_1091

DSCF8997

DSC_1092

DSC_1093

DSC_1094

DSC_1096

DSC01898

DSCPDC_0001_BURST20190711135049047_COVER

DSC_1097

DSC_1098

DSC01891

DSC01888

DSC01887

DSC01889

DSC01890

DSC01892

DSC01893

DSC01894

DSC01895

DSCF9002