出来るだけ早く出発しようと未だ真っ暗ななか、白根御池小屋に余計な荷物をデポして3時40分に出発。歩き始めてすぐ、思いもかけず残雪が現れたので慌ててチェーンスパイクを履いたが、ほんの100m程度だったのでほっと胸を撫で下ろしてまた、つぼ足に切り替える。
草すべりは一直線に登る、名うての急斜面なれど、上手い具合九十九折となっているので歩き易い。いつの間にか、お花畑に到着、昨年と比べると明らかに花が少ない。季節の移ろいは、年によってかなり違うことを改めて実感する。
稜線に出たら、小太郎山を目指して北上する。登山者が意外に多いし、小太郎山まで意外に遠い。結局、分岐から小太郎山までの往復に、休憩時間を入れて3時間38分も掛かった(コースタイムは往復2時間50分)。
小太郎山の眺めはそれこそ360度、そのなかで一番目立つのはやっぱり北岳、その次は仙丈ヶ岳。近々歩こうと思っている仙塩尾根が、やけに長く見える。一方、千両役者の甲斐駒ヶ岳は栗沢山、アサヨ峰に遮られてたいしてカッコ良く見えない。ともあれ、なんとかリベンジが出来たので、後ろ髪を引かれながらも白根御池小屋を経由して広河原まで戻る。雨には降られず、天気はこの時期にしては上出来だ。
稜線はそれなりに涼しかったが、下るにつれて気温が上がり、広河原山荘が見える頃にはだいぶのどが渇いた。さっそく、小屋の脇にある自動販売機で缶ビールをゲット、グビっとやった。今日は充実した山行だったので、この瞬間が堪らなくイイ。
この小屋は老朽化で、対岸のバス停脇に移転、建て替えが決まっている。ここでこうやってビールが呑めるのは、これで最後だろうと思うと感慨深い。

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