昨日は朝から雨だったので、予定を変更して月夜見山に登ったのだったが、今朝は一転していい天気。今日は日帰りで長野に行ってから新潟へ向かう予定。ほぼ、ずっと列車移動することになるので(何故そんなに移動ばかりするのかは、追って明らかになります)、乗り鉄や呑み鉄じゃないとやってられないが、カミさんにもつきあってもらった。
先ずは大宮駅8時18分発の北陸新幹線「はくたか553号」に乗車。乗り換え予定の上越妙高駅到着は9時54分なので、1時間半強の新幹線旅となる。まだ朝とは云え、シラフで乗っているだけでは詰まらない(でも車内は景気良く一杯やっている輩はおらず、思った以上に静か)、ビールやら酒やら調達したいところだが、この先も長いので自重して缶ビール1本だけにした。
昨今、駅ナカのコンビニであっても様々なビールが置いてあるので目移りするが、今回は「復刻特製エビス」にしてみた。正直云って、普段流通している「エビス」とどう違うのか良く判らない。1時間半強を缶ビール1本で凌ぐため、ちびちび呑む。
天気は良くても、北陸新幹線はトンネルが多いので、車窓の眺めはいまいち冴えない。こういう時こそ読書の出番。いつも何冊かの本を平行して読んでいるが(たぶん、一冊の本を読み続ける根気が無いせいだろう)、いま興味深く読んでいるのは倉本一弘著、講談社現代新書刊「内戦の日本古代史」。
この本の主題は、世界の国々と比べると、日本は対外的な戦争は少なかったし、天下分け目の戦いのような内戦も殆ど無かったという、ちょっと興味深いテーマ。明治維新以前は、対外的に仕掛けた戦争はかの「白村江(我々は教科書で「はくすきえ」と習った覚えがあるが、今は「はくそんこう」と称するらしい)の戦い」ぐらいだという(有名な「蒙古襲来」は戦いを仕掛けられた方なので、対象外)。
内乱も殆ど無いというのは、天皇家を中心とする王権体制に歯向かった戦は殆ど無かったということで、明智光秀と豊臣秀吉との「山崎・天王山の戦い」や、東軍対西軍の「関が原の戦い」は王権を覆すものではなかったので、内戦には当たらないという主張。
なるほど、そう云われればそうだ、では何故、明治以降は対外的に喧嘩を売るようになったのか、はこれからのお楽しみである。そんなことをつらつら考えながら読んでいると、気が付けば上越妙高駅はもう間もなく。缶ビールも未だ飲み干していなかったので少し吃驚した。

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