「もえぎの湯」でさっぱりしたあと、傘を差しながらフラフラと道を戻る。たとえアルコールが入っていなくても、風呂に入って身体が弛緩するとこの距離は意外に長い。いつも目の前を通る「奥多摩ビジターセンター」には入ったことがない。なにか珍しい展示でもあればいいんだけど。興味があるのはツキノワグマ目撃情報くらいか。
HPを見る限り、夏場はほぼ毎日のようにクマ目撃情報が寄せられている。我々の目の前に出て来ないのは何故だろう、と思うくらい多い。目撃情報の数だけツキノワグマがいる訳ではないだろうが、迂闊な奴というか、うっかり何度も人間に遭遇するクマもいるはずだ。出来ればそういうこまったチャンには会いたくない。
最近出来た「氷川食堂」は、外に出ているお品書きを見る限り、ビールと日本酒を置いてあるのはいいとしても、酒の肴になるような一品料理が見当たらない。あるのは甘味か炭水化物系。焼き団子じゃあ酒は呑めないので、暖簾を潜ろうという気にはならない。以前あった蕎麦屋の「寿々㐂家」の方が良かったので残念だ。
駅前に出て、バス発着所の脇を入れば目当ての「天益」に到着。ほぼ1年ぶり。店に着いても雨は止まず。今日も一日雨だった。リュックサックは店の外に置くのがここの流儀なので、女将さんから「これを被せてね」とブルーシートを渡された。
我々は奥の座敷。着いたら間髪を容れず、生ビールと餃子を注文。餃子がやって来るまで、ビールが無くならないように呑むのはややもどかしい。もっと呑んでもいいのだが、今日はこれから立川の店が決まっているので、乗る電車の時間も決まっている。今回の山に参加するはずだったこのちゃん(今朝、カツサンドを齧って差し歯が取れたのでドタ不参加)が治療の後、立川までやって来ることになっているからだ。

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