将監小屋テント泊山行2日目は、結局ほぼずっと雨。やっぱり梅雨入りしただけのことはある。歩いているうちはそうでもないが、じっとしていると結構冷えてくる。まさしく梅雨寒。出来れば最寄の「のめこい湯」に入って温まりたいところだが、もう直ぐやってくる13時30分発のバスを逃すと、次は15時47分発まで無い。2時間以上先となると流石に時間を持て余しそうなので、やむなくそのまま丹波山温泉BSからバスに乗り、奥多摩駅まで移動することにした。
時間も早いし天気が天気だけに、途中から乗ってくる登山客も殆ど居らず、まるで平日のような乗車率のまま奥多摩駅に到着。こんな状況であれば「もえぎの湯」だって空いていそうだが、そこまで行くのが億劫なので、手近ないつもの「玉翠荘」に入ることにした。
勝手知ったるところなので、フロントでご主人へ750円を支払ったら、リュックサックを洗面所脇の長椅子に置き(特段、脱衣所が狭いこともないが、わざわざリュックサックを背負って階段を上下することもないだろうという、宿のサービスと理解)、着替えだけを持って地下1階へ降りる。女子風呂は地下4階なので少々お気の毒。まだ午後2時半なので誰も居ないだろうと思っていたら、先客が御一人いた。
湯船に浸かっていると、やはり寒さで多少強張っていたのだろう、じんわりと身体が解れていくのが分かる。ここの湯は40℃に設定されているので(温度計が設置されている)、小生には具合が良い。それでも2、3分浸かっていればもう十分、さっと出る。
このあと、湯上りビールを何処でヤルか決めていなかったので、フロントで全員が揃うのを待つ。待っている間ここでビールを頼んでしまおうか、猛烈に悩んだがなんとか我慢した。

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