徳澤園で生ビールの看板を見てもぐっと我慢し、山菜うどんを喰ってから上高地へと歩みを進める。目指すは「小梨の湯」、あと2時間の辛抱。雨は小降りながら降ったり止んだりの状態。道に雪は殆ど無く、水溜りや泥濘んだ場所が時々現れる状況。
その中をちらほら観光客も我々とすれ違うが、スパッツ(何故か昨今はゲイターという云い方が主流になりつつある)等を着けたような気の利いた姿は少なく、綺麗なズボンに泥撥ねを上げている者が目立つ。明神を過ぎると観光客はさらに増える。最早ここは下界。
明神岳から延びる尾根の南端を廻り込めば、もう其処が小梨平。小梨平キャンプ場はテント場だけでなく、キャビンやバーベキュー場、食堂、売店、土産物屋、立ち寄り湯まで揃った一大レジャーランドだ。キャビンには、寝具や食器はもちろん備え付けがあるし(貸しテントの場合でもシュラフの貸し出しあり)、売店で食材や調味料まで手に入れられるので、それこそ身一つで泊まれることが出来る。空きさえあれば、突然思いついても宿泊、食事が可能という、まことに使い勝手が良いキャンプ場、曲りなりにも山の中であることをまったく感じさせない。
我々は、キャンプ場の受付で600円を支払ってから立ち寄り湯「小梨の湯」に入る。先客は数名程度で、とっても広々している。風呂から上がったら、丁度、女子連が到着。ひと足先に「小梨平食堂」に行っていると告げる。
店内は、それなりに広いが、丁度12時を過ぎたところなので、既に半分以上のテーブルは埋まっている。ここは券売機で食券を買う仕組み。さっそく生ビールをゲットしたら、ひとりでグビっとやっていい気持ちに浸る。今日は天気に恵まれなかったが、雪の涸沢の余韻を存分に楽しんだ。

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